2018.11.07

【ボリビア】

■野党、隔たりの中の連携 Página Sieteの記事
野党は、考え方の差異の中、連携を図ろうとしている。来年行なわれる大統領選に向けた、右派野党の候補一本化の具体的協議が始まったものだ。すでに出馬表明しているカルロス・メサ氏を軸に、複数の野党が集まる可能性が高まっている。しかし政策面などでは隔たりも見え、連携の脆さを露呈する懸念もある。

■下院議長、説明を求める La Razónの記事
ガブリエラ・モンタニョ下院議長は、次期大統領選に出馬表明した元大統領、カルロス・メサ氏に説明を求めた。同氏に対する、ブラジルの建設会社にからむ汚職疑惑が持ち上がり、この件については議会が不問とすることを決議している。しかし同議長は、次期選挙出馬の前に、この件について明確に説明する責任があると断じた。

■メサ氏、現政権への捜査も求める Página Sieteの記事
元大統領のカルロス・メサ氏は、エボ・モラレス現政権に対する捜査も求めた。同氏に対する汚職疑惑から、議会は特別捜査チームを立ち上げている。メサ氏はこのチームに対し、エボ・モラレス政権に対する汚職の捜査を行なうよう要求した。同氏は汚職への関与を否定し続けている。

■弁護士、汚い戦争に懸念 Correo del Surの記事
次期選挙出馬表明したカルロス・メサ氏の後ろ盾の政党、FRIのカルロス・アラルコン弁護士が「汚い戦争」への懸念を表明した。同氏の出馬表明以降、同氏に対する汚職疑惑の噂などが噴出する事態となったが、これが選挙戦における「汚い戦争」に発展することを懸念した。今後事態が悪化すれば、フェイクニュースが蔓延しかねないと警告した。

■コカ葉とコカインを混同と指摘 La Razónの記事
外務省は、米国政府がコカ葉とコカインを混同していると指摘した。アンデス原産のハーブであるコカ葉は、コカインの原料になる。このことから米国は、ボリビアの合法コカイン生産にも注文をつけているが、外務省は国内生産コカ葉の多くはハーブとして使用され、コカインに直結するものではないと反論した。

■アリカ港、非を認める La Razónの記事
チリ北端のアリカ港は、非を認めた。内陸国のボリビアはこの港湾を外港として利用してきたが、近年港湾がボリビア貨物の手続きを遅らせていることが指摘されている。同港湾はこの指摘を認めて謝罪するとともに、今後このような事態は起こさないとした。政府は関係悪化などから外港機能を、ペルー南部のイロに移す方針だ。

■ロシア、情報提供求める El Díaの記事
ロシア政府はボリビアに対し、鉄道計画についての情報提供を求めた。政府は国内鉄道網を活用し、ブラジルのサントス港とペルーのイロ港を結ぶ大陸横断鉄道の計画を進めている。ロシアはこの計画への参画を検討しており、この件についての情報提供を求めた。一方、ブラジルの新政権がこの計画関与を破棄する可能性が生じている。

■中国、インディヘナ人権侵害 Página Sieteの記事
国連機関が、中国企業がボリビアのインディヘナ(先住民)の権利侵害を行なおうとしていると警告した。CICDHAがタカナでの開発契約を国との間で結んだが、この地で伝統的な生活を踏襲するインディヘナコミュニティの生活を根本から破壊しかねない内容が含まれているという。国連機関に対し、インディヘナ側から申し立てがあった。

■ウルウル湖も禁漁 La Razónの記事
オルーロ県のウルウル湖でも、禁漁措置がとられる。この湖の近隣のポオポ湖では、異常渇水などにより一時水が干上がった影響で魚資源が減り、緊急の禁漁措置がとられた。このウルウル湖も同様の状況になりうるとの指摘があることから、禁漁期間が置かれることとなった。

■国産食肉、香港にも El Díaの記事
ボリビア産の牛肉、豚肉、鶏肉の輸出が、香港に対しても行なわれる見通しだ。農業食料局があきらかにしたものだ。今年ボリビア政府と中国の間で輸出合意がなされ、新たに輸出が始まった。さらにベトナムとも輸出に向けた覚書が交わされたばかりだ。政府はさらに、香港市場への輸出を図るため協議を続けているという。


【ペルー】

■事故、スピード超過が原因か Perú21の記事
プーノ県で起きた交通事故の原因について、コンビ(ミニバス)側のスピード超過が原因との見方を警察が示した。4日20時頃、デサグアデーロとイロを結ぶ道路でユングーヨ社のバスとコンビが正面衝突し、20人が死亡、39人が負傷したものだ。コンビ側が対向車線にはみ出し、事故に至ったとの見方を警察が示した。

■交通事故死者、750人に El Comercioの記事
今年、国内で発生した交通事故による死者は、750人に達したという。プーノ県で4日夜に起きた事故で20人もの人が亡くなり、この数がさらに跳ね上がったものだ。警察によると、国内で発生する事故の最大の原因はスピードの出しすぎで、このプーノの件もこの疑いが強い状態となっている。

■海岸、高波への注意 El Comerciの記事
国内の太平洋岸に、高波への注意が呼びかけられた。これから8日の朝頃にかけ、通常よりも高い波が押し寄せる予報だという。各地の港湾に対し注意が促されただけでなく、一般市民に対しても、不用意に海岸に近づかないよう呼びかけられた。カジャオ、チンボテ、イロなどの主要港の運用に影響が生じる可能性もある。。


【チリ】

■外国人医師、3542人受験 BioBio Chileの記事
国内で医師営業するための試験に、外国人医師3542人が受験するという。受験者総数は5368人で、およそ3分の2を占めることになる。試験の主催側によると、実際に国外に診療、手術などを経験した医師が少なくない。受験者国籍などは明らかにしていないが、多くの難民が発生中のベネズエラの医師らが多く含まれるとみられる。

■銅線窃盗の多発に懸念 BioBio Chileの記事
第8(ビオビオ)州では、銅線窃盗の多発に対する懸念が示された。同州では送電線などが盗まれる事件がとくに農村部で頻発し、各地で停電も相次いでいる。人口粗放地域でのこうした事件を完全に防ぐことはきわめて難しいが、州側は警察に協力やパトロールの徹底などを求めた。

■タルカワノ、油流出 BioBio Chileの記事
第8(ビオビオ)州のタルカワノで、油の流出が新たに発生したとみられる。エル・モーロの海岸で、油が浮いていると漁業者らが報告したものだ。アブラが漏れた経緯やその量などは明らかになっていないが、漁業者らはこの海域での漁に甚大な影響が生じると警告している。


【アルゼンチン】

■マクリ、再選に意欲 Infobaeの記事
マウリシオ・マクリ大統領は、自身の再選に意欲を示した。憲法の多選規定で、2期までは認められているため、1期めの同大統領の次期選挙出馬は可能だ。メディアの質問に対し、マクリ大統領は「再選に向けた準備は整っている」と述べ、再選出馬に強い意欲を示した。国内では来年末、選挙が行われる予定だ。

■デモの嵐、首都圏を襲うか AIMの記事
ブエノスアイレス首都圏をこの月末、デモの嵐が襲うかもしれない。30日、G20のサミットが開催予定となっている。グローバリズムへの反対などから、過去のG20のサミット開催地では大規模デモが繰り返され、昨年のドイツ、ハンブルクもこのような状況となった。ブエノスアイレスではこのデモ対策が必要となるとの指摘がなされた。

■工業、11.5%減 La Nacionの記事
国内工業はこの9月、11.5%ものマイナスとなった。国の統計機関Indecが明らかにしたものだ。この7月、トルコの通貨安をきっかけに通貨ペソも対米ドルで大幅下落した。この影響で、国内の産業にさまざまな影響が生じている。この月、建設業も4.2%のマイナスを記録した。

■カタマルカに日本庭園 Télamの記事
カタマルカに、新たに日本庭園が整備される。国内日系人などの団体が明らかにしたものだ。市内のアダン・キロガ公園内に、新たに日本庭園を整備するという。国内ではブエノスアイレスのパレルモに日本庭園があり、2個所めの整備となる。ミゲル・ミヤシロ会長は、カタマルカの人々に日本文化に接してほしいと語った。


【エクアドル】

■アタカメス、津波訓練 El Comercioの記事
エスメラルダス県のアタカメスでは7日、津波発生を想定した大規模訓練が行われる。朝10時、この地の行政や国の防災委員会、学校などが参加し、訓練を行なうものだ。この実施には日本の防災機関が全面協力する。この地では2016年4月、マグニチュード7.8の地震が発生し、大きな被害が生じた。

■グアヤキル、タクシーの抵抗 El Comercioの記事
グアヤキル中心部の街路が、黄色いタクシー車輛に埋め尽くされた。市側が新たな交通システムの導入を検討していることや、新たな管理手法をとることに反対の声を上げるため、市内で営業する7千台のタクシーが街路に集結し道路を塞いだものだ。市内で営業するタクシーの車輛数は1万2千台と推定されている。


【コロンビア】

■人口、4550万人 Caracol Radioの記事
コロンビアの総人口は、4550万人となったという。国の統計機関Daneが、速報値を示したものだ。同機関の分析では市民として届け出が出されている国民が4420万人に、未登録者が130万人と推定されるという。県別でもっとも移民を多く受け入れるのはボゴタを含むクンディナマルカ県で、バジェ・デル・カウカ、アンティオキアが次ぐ。

■トランスミレニオ、電力化求める Caracol Radioの記事
ボゴタの市営BRT、トランスミレニオについて、電気自動車化が求められた。リカルド・ロサノ環境相が語ったものだ。現在同システムで使用される車輛はすべてガソリン車だが、これを電気自動車化することで、排出二酸化炭素の大幅な削減が図られると同大臣は断じた。


【ベネズエラ】

■コロンビアに対応求める Caracol Radioの記事
政府はコロンビア政府に対し、対応を求めた。アマソナス州で国軍とコロンビアの過激派民族解放軍(ELN)との戦闘があり、兵3人が死亡、10人が負傷する事態が生じた。政府はコロンビアに対し、ELNの越境などを防ぐための方策を求めた。また国境警備の双方での強化などをも提案している。

■EU、制裁を延長 Caracol Radioの記事
欧州連合(EU)は、ベネズエラに対する制裁を延長した。ニコラス・マドゥロ政権が独裁色を強めているとして、EUは経済制裁などを科している。同機関はベネズエラの政治、社会的状況に大きな変化はないとして、この措置を来年の11月14日まで、延長することを決議した。

■1ドル、300Bs突破 Venezuela al Díaの記事
平行(闇)市場では、1ドルは300ボリバール・ソベルノを突破した。市中での準公的なレートでは、1ドルは90ボリバール前後だが、6日には「ドラール・ネグロ」(黒いドル)は305ボリバールに達した。政府は8月20日に実質デノミを実施したが、通貨下落の抑止には至っていない。

■パスポート、今も通貨払い可 Analiticaの記事
国内でパスポートを取得する場合、今も通貨ボリバールで費用を支払うことが可能だ。政府はこの11月から、新たに導入した国営仮想通貨、ペトロのみで支払えるようになると発表している。しかし今もなおこの措置はとられず、ボリバール・ソベルノで支払うことが一般的なままだ。

■レケセンス氏、入院は嘘 Runrunの記事
拘束された野党議員、フアン・レケセンス氏の軍病院への入院発表は嘘だという。同氏の父親が明らかにしたものだ。同氏は8月に起きたとされるテロ未遂への関与を一方的に問われ、拘束された。健康状態が悪化したことから同病院に入院したとされるが、父親はこの事実は確認できず、入院は嘘と断じた。

■ガス欠、調理はまき Venezuela al Díaの記事
家庭用ガスの供給が途絶え、国内の多くの世帯では調理をまきに頼っているという。産油国のベネズエラだが、生産体制の陳腐化などから、ガソリン不足が蔓延していることが伝えられる。同時に、家庭用ガスの供給も広範囲で止まっており、多くの世帯は庭や路上などでまきを燃やし、調理しているという。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ボウソナロ氏、ベネズエラ放擲 El Paísの記事
ブラジルの次期大統領、ジャイル・ボウソナロ氏は、経済ブロック「メルコスル」からベネズエラを放擲すると断じた。対ベネズエラで厳しい発言が相次ぐ同氏だが、同国はメルコスルの枠組みにいるべきではないと断じた。また同氏は、この4月から収監されている元大統領、ルラ氏の解放にも否定的な考えを示した。

■マナグア、人権活動家デモ La Vanguardiaの記事
ニカラグアの首都マナグアでは、人権活動家らがデモを行なった。国内では4月から反政府行動が続き、ダニエル・オルテガ政権はこうしたデモを「テロ」と位置づけ、弾圧を加えている。活動家らは同性の姿勢が人権を脅かしていると断じて、政治犯の即時解放などを求める声を上げた。

■次はニカラグア難民 La Prensaの記事
米州機構(OEA)と米国、カナダは、ニカラグア難民が発生する可能性を示した。現在、経済失政による生活困窮からベネズエラ国民が国外に流出し、各国で難民化している。ニカラグアではこの4月から反政府行動が続き、混乱により経済がマイナス成長となっている。この事態で、ベネズエラに続き今度はニカラグアからの難民が周辺に押し寄せると警告した。

■キャラバンで2か国会談 El Universoの記事
北米への移民キャラバンの大移動を受け、ホンジュラスとグアテマラの首脳が会談を行なった。ジミー・モラレス大統領がテグシガルパを訪れ、フアン・オルランド・エルナンデス大統領と会談したものだ。この会談ではキャラバンの阻止だけでなく、移民希望者に対する仕事の創出などについて意見が交わされた。

■パラグアイ川、依然上昇 ABC Colorの記事
パラグアイ川の水位は、依然として上昇を続けている。流域一帯で降った雨の影響で、この大河の水位は一貫して増え続け、首都アスンシオンでは水が溢れ、住宅地などが浸水している。市側によると今も4千世帯が、市側が用意した避難所などに身を寄せている状況にある。

■ボラリス、21.5%の成長 El Financieroの記事
メキシコのLCC、ボラリスはこの10月、21.5%もの成長を示したという。この月の同社便の利用者は160万人と、130万人だった前年同月から30万人も増加した。国内線の増加が22.5%、国際線については16.5%となっている。同社はこの月、ティファナやバハ・カリフォルニア、ゲレロなどへの新路線を投入した。



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