2018.11.08

【ボリビア】

■メサ氏、政府の対応に重大な懸念 Página Sieteの記事
次期大統領選出馬を表明したカルロス・メサ氏が、現政権の対応に重大な懸念を示した。与党MASは、メサ氏が大統領時代に関わったとされる汚職疑惑を「蒸し返そう」としている。この件に、公権力が対立候補者を排除するためにその力を使用しようとしていると断じ、こうした対応には重大な疑問があると表明した。

■Sol.bo、MASとの連携はない El Díaの記事
野党Sol.boは、政府与党MASとの連携はないと断じた。サンタクルス県組織代表のフアン・パブロ・フローレス氏が断じたものだ。同党が次期大統領選、県知事選などでMASと連携するのではないかとの情報が、SNSなどで拡散していることについて同氏は「事実無根」と否定し、MASとの連携は断じてないと語った。

■パラグアイと急接近 La Razónの記事
ボリビア、パラグアイ政府は両国を直接結ぶ、ガスパイプライン網の整備に合意した。エネルギー担当のルイス・アルベルト・サンチェス大臣と、パラグアイのアルノルド・ウィエンス・ドゥエルクセン公共事業相が会談したものだ。両国はとくにエネルギー分野での関係を近年、急速に強めている。

■ベニ、架空工事を告発 Correo del Surの記事
ベニ県のアレクス・フェリエル知事は、エルネスト・スアレス元知事時代の架空工事を検察に告発した。同知事によると、県都トリニダでのスポーツ施設整備事業に50万ボリビアーノが投じられたが、この事実が存在せず、架空工事だったと指摘した。汚職の疑いがあるとして、告発に踏み切った。

■アリカ港は「破綻」 Los Tiemposの記事
トラック輸送業者の団体は、チリ北部のアリカ港が「破綻した」と断じた。内陸国のボリビアはこの港湾を主要な外港と位置づけてきた。しかし近年、ボリビア貨物が同港湾で扱いを不当に遅らされることが続出し、問題化している。業者は、同港湾にはボリビア貨物をどう扱うかのガバナンスが欠如していると断じた。

■不明者捜索に140人 Los Tiemposの記事
コチャバンバ県の熱帯地方を流れるイチロ川では、不明者捜索に140人が投入された。コチャバンバとサンタクルスを結ぶ旧道のこの川にかかる橋が崩落し、トラックが巻き込まれた。これまでに5人が死亡しているが、34歳の男性が依然として不明となっている。この崩落は地盤沈下によるもので、旧道は長期間、不通となる見通しだ。

■ポオポ湖保全求める La Patríaの記事
環境行政に対し、オルーロ県のポオポ湖の保全政策が求められた。この湖は異常渇水の影響で2015年に干上がり、地域行政が一時消滅を宣言した。今は水は戻っているが、治水などの政策を誤れば再び同じ事態が起きかねないとの指摘がある。環境行政に対し、この事態を防ぐための方策を流域一帯の自治会が求めた。

■ブエノスアイレスに「リトル・ボリビア」 El Díaの記事
アルゼンチン、ブエノスアイレスにボリビア国民の居住地区を作る計画があるという。地域のテレビメディアが伝えたものだ。ボリビア出身の27世帯が、新たな街区を設けようと奮闘しているという。この街区はメンバーしか入れず、安全上の配慮を最大限に考えるものだ。

■ベニ、水害懸念 El Díaの記事
ベニ県では複数の河川に、氾濫の懸念があるという。同県を含む国内の広い範囲は現在、雨季から乾季に至る時期だが、すでに各地で大雨の被害が生じている。こうした中、同県を流れる複数の河川が増水し、今後大規模氾濫に至るおそれがあると気象機関が警報を出した。

■本日8日は「ニャティタス」 La Razónの記事
ラパスでは8日、奇祭ニャティタスが祝われる。この祭は、花やコカ葉、タバコなどで先祖の頭蓋骨を飾るもので、これを中央墓所に持ち合い、並べるものだ。ボリビア国内でもラパスだけでみられる習慣となっている。在来のラパス市民の間でも、この祭を嫌う人は少なくなく、祝う人とそうでない人に完全に分かれる。


【ペルー】

■ケイコ氏の夫にも容疑 El Diarioの記事
検察は、予備拘束されている元大統領候補、ケイコ・フヒモリ氏の夫についても、捜査対象とした。ケイコ氏は2011年の選挙にからみマネーロンダリングをした容疑がかけられているが、この件に夫のマーク・ビト氏も関わった可能性が高いと警察は見ている。ビト氏は米国出身で、現在はペルー国籍を得ている。

■クスコ、貨車が脱線 El Comercioの記事
クスコ近郊のワイラクプンコで7日朝、貨物列車の貨車が脱線する事故が起きた。ペルーレイルが運行していたこの便は、オリャンタイタンボに向かうところだった。脱線したのは一輛だけで、横転はせず、また人的被害もなかったという。この貨車は、マチュピチュへの旅行者の荷物などを輸送していた。

■インテルジェット、リマ線増便 Transponder1200の記事
メキシコのLCC、インテルジェットは、メキシコシティとリマを結ぶ路線の増便を明らかにした。同社は現在、一日1往復の体制でこの路線を運航しているが、利用が好調なことからダブルデイリー化を図る方針だという。使用機材は引き続き、エアバスA320型機を継続する。

■プーノ事故、殺人罪適用も Correo Perúの記事
プーノ県で起きた交通事故で、双方の運転手に殺人罪が適用される可能性がある。4日20時、ボリビア国境のデサグアデーロと、モケグア県のイロを結ぶ道路で、ユングーヨ社のバスとコンビ(ミニバス)が正面衝突し、20人が死亡、39人が負傷した。警察は事態が重大であるとして、バス運転手を予備拘束している。

■メトロポリターノ・ブス、値上げ La Repúblicaの記事
リマの市営BRT、メトロポリターノ・ブスの運賃が7日、引き上げられた。市側が突然通告し、実施されたものだ。維持費用の上昇などにともなう措置として、通常の利用運賃は2.85ソルとなった。このBRTのサービスは2010年から開始され、その後路線網などを広げてきた。


【チリ】

■サンティアゴで停電 BioBio Chileの記事
サンティアゴで7日午後、停電が発生した。中心部やサンミゲル、インデペンデンシア、キンタ・ノルマルなど広い範囲で電力が使用できなくなり、合わせて380個所で信号機が停止した。またメトロ(地下鉄)1号では乗客らが歩いて、最寄駅に避難する事態も生じた。電力会社は、送電のシステムトラブルと発表している。

■バルパライソ、狂犬病に注意 BioBio Chileの記事
第5(バルパライソ)州の保健局は、狂犬病に対する注意を呼びかけた。保健省によると州内で、死んだコウモリから狂犬病ウイルスが検出されたという。このウイルスはすべての哺乳類がかかるおそれがあり、人が直接、または犬などのペットを通じて感染する可能性がある。この感染症は感染後、発症すると致死率はほぼ100%だ。

■チリは肥満大国 BioBio Chileの記事
チリは依然として、ラテンアメリカ有数の肥満国だという。国連食糧農業計画が明らかにしたものだ。チリでは18歳以上の女性の実に31%が肥満となっており、ラテンアメリカ各国の中でもっとも高い。また男性についても18歳以上の29.4%が肥満で、ラテンアメリカでは2位だ。


【アルゼンチン】

■再生可能エネルギー、20%へ Télamの記事
マウリシオ・マクリ大統領は7日、2025年に国内で消費される電力の20%を、再生可能エネルギーでまかなう目標を示した。風力や太陽光発電を今後積極展開し、この数字を達成したいとしたものだ。この上でこの政策が、再選に意欲を見せる次期大統領選での公約、テーマになるとの見方も示している。

■潜水艦不明から間もなく1年 Télamの記事
海軍の潜水艦ARAサンフアンが消息を絶ち、この15日で1年となる。この潜水艦はチュブ州沖を航行中に連絡がとれなくなったもので、捜索が続くものの未だに行方の手がかりも発見されていない。海軍トップはこの件について、航行ルートの一部の解明にとどまっていることを認めた。この捜索は、フットボール競技場にある画鋲一個を探すようなもの、と例えられている。

■ロンドン-イグアス線検討か Noticiero12の記事
LCCのノルウェージャンエアが、英国のロンドンとプエルト・イグアスを結ぶ直行便の運航を検討している。同社が明らかにしたものだ。同社はロンドンとブエノスアイレスを結ぶ路線を運航し、先月16日からは国内線にも参入している。イグアスへはスペインのエア・ヨーロッパが、マドリードとの路線を来年就航予定だ。

■LCC、搭乗率では苦戦 Cronistaの記事
国内への参入が相次ぐLCCだが、搭乗率では苦戦している。民間航空局がデータを示したものだ。フライボンディの今年の便の平均搭乗率は64%、ノルウェージャン・エアは56%となっている。LATAMの89%、アルゼンチン航空の79%、アンデス航空の74%に比して見劣りのする数字だ。シェアではアルゼンチン航空が66%と、依然ガリバー状態だ。

■フライエストが就航 Aviacionlineの記事
スペイン資本の新航空会社フライエストが7日、国内線に就航した。第一便となったのは、サンタ・フェの空港を発ち、ブエノスアイレスのホルヘ・ニューベリー空港(アエロパルケ)に向かう便だ。同社は運航停止したソル航空の一部残存資産を活用し、また一部の元職員を再雇用している。

■博物館の夜、車庫公開 En el Subteの記事
この10日にブエノスアイレスで行われる「博物館の夜」で、スブテ(地下鉄)や鉄道の車庫が公開される。市内の博物館、美術館、文化施設などが夜に無料開放されるものだが、通常公開されていない施設の特別公開も企画されている。普段、一般の人の立ち入りが規制されている車庫がこれに合わせ公開されることが発表された。


【エクアドル】

■エスメラルダス土砂災害 El Comercioの記事
エスメラルダス川の侵食による土砂災害が発生した。6日午後、河岸の土砂が突然崩れたもので、この場にいたこども4人が巻き込まれ川に転落した。このうち1人は救助され病院に搬送され手当てを受けているが、残る3人はいずれも遺体で発見されている。


【コロンビア】

■密輸のカエルを押収 Caracol Radioの記事
ボゴタのエルドラード空港では、密輸のカエルが押収された。衣類の貨物の中にまぎれ、国内のアマゾンに棲息するカエル216人が、密輸されそうになったという。これらのカエルはいずれも珍しいもので、ドイツに向けられ運ばれるところだった。国内からの野生動物の密輸の取り締まりが強化されている。


【ベネズエラ】

■原油輸出、停止のおそれ 24Horasの記事
国の基幹産業である原油生産だが、来年にも輸出停止に陥るおそれがあるという。経済アナリストのグループが指摘したものだ。経済失政による生産体制の陳腐化と職員の士気低下で、現時点の生産能力は1927年の水準まで落ち込んでいる。事態がさらに悪化すれば、輸出そのものができなくなる可能性が高まっているという。

■ELNとの戦闘報道に疑義 La Opinionの記事
野党は、アマソナス州で起きたとされる国軍と民族解放軍(ELN)との戦闘報道に、疑問を呈した。政府側はこの戦闘で兵3人が死亡、10人が負傷したとした。しかし野党は、ELNが政府の「手下」として金密輸などに関わった可能性があり、戦闘そのものがあったかどうか疑問とした。コロンビアとの軋轢を装うための報道だった可能性があるとしている。

■ペトロ、ボリバールと交換可能 El Universalの記事
国営仮想通貨ペトロは年内、通貨ボリバール・ソベルノと交換が可能だという。ニコラス・マドゥロ大統領が7日、明らかにしたものだ。米国や欧州などからの経済制裁の対抗策として政府は、この仮想通貨を立ち上げた。この交換を通じ、ペトロで預金をすることが可能と同大統領は指摘し、国民の参加を呼びかけた。

■10月のインフレ、148.2% Swiss Infoの記事
この10月の月間インフレ率は148.2%だった。中央銀行が経済指標発表を見合わせる中、野党が多数を占める議会が明らかにした数字だ。国内では昨年からハイパーインフレが続いており、この月で一年この状態が続いたことになる。また1~10月のインフレ率は83万3997%となり、年間100万%の現実味が増している。

■肉価格、国営化で暴騰 El Nacionalの記事
食肉分野の流通システムの事実上の国営化で、肉価格はむしろ暴騰している。ニコラス・マドゥロ政権は食肉の価格安定を図るためこの措置をとった。しかしカラカスの精肉店やスーパーでの末端価格は、この措置により実に900%も上昇するに至ったという。食肉業界の団体は、この政府措置を批判した。

■透析患者の死が相次ぐ Efecto Cocuyoの記事
人工透析を必要とする人の死亡が今、国内で相次いでいるという。ララ州で発表された実態によると、この一年間に透析患者86人が相次いで死亡した。NGOによると、州内の透析設備は稼働しているものの、システムの衛生状態の悪化により、新たな感染症などが引き起こされている状況だという。

■プロ野球の試合中に停電 Noticia al Díaの記事
カラカスで行なわれたプロ野球の試合中に、停電が発生したという。SNSなどで動画や画像が拡散しているものだ。ウニベルシタリオ競技場で開かれたレオネスとアギラスのナイトゲームの最中に、すべての電源が落ち、暗闇に包まれた。続行不能となったが試合は8回まで進んでいたため、成立している。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■学生9人に有罪判決 Aguasの記事
ニカラグアの司法は、「テロ」の容疑で学生9人に有罪を言い渡した。同国ではこの4月以来、反政府行動が続き、ダニエル・オルテガ政権はこれらのデモを一方的にテロと認定して弾圧を加えている。マナグアの司法は、こうした反政府行動を指揮し参加した学生ら9人に対し、行為がテロであると断じた。

■記者への弾圧、420件 El Universoの記事
ニカラグアでは今年、記者に対する弾圧は420件、報告されている。国内では4月以来反政府行動が続くが、政府による弾圧を受けるのはデモ参加者だけでなく、これを伝える報道関係者もだ。記者らの団体は、現在のオルテガ政権による弾圧は1990年代のチャモロ政権下よりもひどい状態にあると断じた。

■パラグアイにLCC ABC Colorの記事
パラグアイにはこの12月17日、初めてとなるローコストキャリア(LCC)が就航する。アルゼンチンのフライボンディが、アスンシオンのシルビオ・ペティロッシ空港と、ブエノスアイレスのエル・パロマール空港を結ぶ路線の運航を開始するものだ。チケット販売も開始されており、最低運賃は18ドル相当となっている。

■カタール航空、拡大に意欲 ABC Colorの記事
中東のカタール航空は、南米路線の拡充に意欲を示しているという。在アスンシオンのカタール大使が明らかにしたものだ。同社は現在、ドーハ-サンパウロ-ブエノスアイレス線を運航し、チリのサンティアゴ線の開設の姿勢を示している。同大使は資本提携しているLATAMのネットワークを活用し、さらなる路線展開を検討中とした。

■パラグアイ川、6メートルに ABC Colorの記事
大河パラグアイ川の水位が、6メートルに迫っている。流域での大雨の影響でこの河川の増水が続いているものだ。この5日には前日から6センチ上昇し、5.93メートルとなった。すでにアスンシオンの一部では溢れた水による浸水が生じ、4千世帯が避難している。観測機関は今月半ばには6.15メートルに達すると試算した。

■フエゴ火山、また活発化 Ecuavisaの記事
グアテマラのフエゴ火山が再び、活発な状態となっている。観測機関によるとこの6日頃から活動が活発化し、火口から噴出するガスや火山灰の量が増えているという。標高3763メートルのこの火山は断続的に活発化し、この6月3日の噴火では大泥流が発生して集落を飲み込み、現時点で195人もの死者を出している。


【サイエンス・統計】

■毎年360万人が肥満に El Universoの記事
ラテンアメリカ、カリブ海地域では毎年360万人が、肥満になっているという。国連食糧農業機関(FAO)が明らかにした数字だ。この地域ではとくに、食生活、食習慣から肥満となる人が多い傾向にある。2017年時点の同地域の肥満者の数は3930万人と推定され、こどもの肥満の割合も増加傾向にある。



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