2018.11.10

【ボリビア】

■国内で米ドル不足 Correo del Surの記事
中央銀行(BCB)は、国内で米ドル紙幣の不足が起こりつつあるとした。国際為替レートの変化で米ドルを求める国民が増加し、各地の両替店では米ドルが涸渇した例も報告されている。現在、銀行や両替店の店頭で、外国人が米ドルを求めることはできなくなっているが、この措置にも関わらず事態は悪化している。

■3党、一致対応へ La Razónの記事
野党UCSのビクトル・ウゴ・カルデナス氏は、MDS、UNと来る大統領選で対応を一致させることで合意したことを明らかにした。来年末の選挙には、元大統領のカルロス・メサ氏が出馬表明しているが、3党は同氏を統一候補とすることを念頭に置いていると同氏は断じた。右派の野党候補一本化の動きが加速している。

■工員男性、「不敬罪」で逮捕 El Deberの記事
ポトシで、26歳の工員男性が、実質「不敬罪」で逮捕された。エボ・モラレス大統領の再選阻止を掲げる21F運動に参加しているこの男性は、モラレス大統領に向け「ボリビアは拘束にNoと言った」と発言し、警察が大統領に対する敬意を欠いた発言として拘束したものだ。モラレス大統領の再出馬は、オルーロで採択された現行憲法に抵触する。

■副大統領「エボは救世主」 La Razónの記事
アルバロ・ガルシア・リネーラ副大統領は、エボ・モラレス大統領はインディヘナ(先住民)の救世主、と褒めたたえた。工業大学の行事に参加し、述べたものだ。同副大統領は、モラレス大統領がインディヘナの解放と地位向上に資したと断じている。次期選挙に、同副大統領はエボ・モラレス大統領とともに再出馬することが濃厚だ。

■サンタクルスで銃撃戦 La Razónの記事
サンタクルスで銃撃戦があった。市内の動物公園近くで、警察が武器輸送などについての検問を行なっていた。この場でブラジル人の男が突然発砲し、警察官との間で銃撃の応酬となったものだ。男は拘束され、現在警察で事情を聴かれている。この事態で警察官1人が、軽傷を負っている。

■肉価格、20%上昇か Página Sieteの記事
食肉業の団体は、国内での食肉販売価格が20%ほど上昇する見込みと語った。この価格上昇は、生産コストの問題と、国の税制の問題から複合的に発生するものだという。牛肉、鶏肉、豚肉、リャマ肉、ヒツジ肉などすべての肉類で、価格が今後上昇に転じる見通しであるとした。

■こどもは生贄にされた El Díaの記事
両親が、8歳のこどもが「生贄にされた」と悲痛な声を上げた。ラパス県ムニェカス郡の金鉱山でこの9月14日から、この男児が不明となっている。この事態について、両親はこの男児が鉱山で生贄に捧げられたと訴えた。この件について、鉱山や鉱山労働者側も一応に口をつぐんでいる状況だという。

■アエロメヒコが身近に Página Sieteの記事
メキシコの大手航空会社、アエロメヒコがボリビアに身近になるという。同社はサンタクルスの大手旅行会社、トロピカル・ツアーズと提携したことを明らかにした。同社を通じて、アエロメヒコの49地点へのチケットが容易に入手できるようになるという。同社は現在、国内には乗り入れていない。


【ペルー】

■エル・ニーニョが発生か El Observadorの記事
ペルー沖の太平洋の海水温が上昇する、エル・ニーニョ現象が起きたとみられる。日本の気象機関が9日、明らかにしたものだ。この現象が起きると世界的な異常気象を招きやすく、ペルーではコスタ、シエラ(アンデス)などで豪雨や渇水など、極端な変化が生じやすい。この現象が発生したとすれば、2年ぶりだという。

■マチュピチュ入場、時間制に El Comercioの記事
国内随一の観光地、マチュピチュ遺跡公園への入場は、時間制になるという。通商観光相が9日、明らかにしたものだ。2019年1月から、すべての観光客はこの公園への入場時間を事前に指定することになるという。同大臣は、観光議会や環境省からの協力を得て、この措置を発動するとした。この指定制で入場者数の管理がよりしやすくなる。

■ベネズエラ難民、ペルーは2位 La Repúblicaの記事
ベネズエラ難民の受入数は、ペルーはコロンビアに次いで多いという。国連難民高等弁務官事務所が明らかにしたものだ。生活困窮から国外に逃れ難民化するベネズエラ国民が増加中だが、ペルーの受入数はブラジルを抜いたという。コロンビアは103万人、ペルーは60万人で、3位はエクアドルの22万人となっている。

■中国東方、貨物定期便 Gestionの記事
中国最大手の中国東方航空は、新たにリマに貨物定期便を就航させる方針だ。同社が明らかにしたもので、上海とリマを結ぶ便を、一地点を経由し運航するという。経由地は米国のマイアミとなることが有力だ。今の時点で就航に向けた手続きはとられておらず、実現は2021年頃の見通しだ。


【チリ】

■大統領府で騒動 BioBio Chileの記事
サンティアゴの大統領府、ラ・モネーダ宮殿で9日、騒動があった。乗用車がこの建物前の進入禁止エリアに乗りつけ、建物に迫った。この車を運転していた50代とみられる男が、セバスティアン・ピニェラ大統領との面会を要求する事態となったという。男は酒に酔っていたとみられ、警察が身柄を拘束している。

■カラマ、ハサミ強盗 BioBio Chileの記事
第2(アントファガスタ)州のカラマで、ハサミを使って強盗しようとした男が逮捕された。この若い男は8日午後、市内の路上で家庭などで使用されるハサミを使い通行人を脅し、金品を巻き上げようとしたという。襲われた34歳の男性は軽傷を負っている。男は通りかかった警察官に、そのまま取り押さえられた。


【アルゼンチン】

■コルドバで値上げ La Nacionの記事
コルドバでは9日、コレクティーボ(路線バス)運賃が値上げされた。市議会の同意を受け、37.6%と大幅な値上げとなり、運賃は23.7ペソとなった。この運賃は、バリロチェなどの19.0ペソを上回り、国内でもっとも高い水準となる。現政権は公共料金の見直しなどを進めており、ネウケンでもこの15日から21.50ペソに値上げが行なわれる。

■AR、正常化は11日か La Nacionの記事
アルゼンチン航空の便の正常化は、早くても11日頃となる見通しだ。同社の労働組合のストが8日に行なわれ、この日だけで合わせて258便が欠航となった。同社の便の運航体制に影響が及んでおり、今も多くの便に遅れが生じている。国内の空港では最大手の同社便の混乱で、他社便にも影響が及んだ。

■エコビシ、罰金徴収も Télamの記事
ブエノスアイレスの貸自転車、エコビシでは新たに、制裁金の徴収が始まる。運営側が明らかにしたもので、この貸自転車を返却しない事例などが報告されていることから、こうした場合には5千~1万4500ペソの罰金を科すという。このサービスは市営で開始され、現在はブラジルのTembiciが委託を受けている。

■フライボンディ便でトラブル Infobaeの記事
LCCのフライボンディ便で新たなトラブルだ。ブエノスアイレスのエル・パロマール空港を発ち、ネウケンに向かおうとした便が9日、フラップ異常でネウケンの空港に緊急着陸したものだ。管制官との間では緊迫したやりとりがあったが、機体は無事に着陸し、負傷者などは出なかった。同社便ではトラブルが続出している。

■黄熱病ワクチンが不足 Clarín.comの記事
国内では、黄熱病ワクチンが不足している。隣国ブラジル渡航者に対しこの接種が推奨され、接種を受ける人が増えたためとみられる。保健省は同国渡航10日前までに接種を受けるよう勧告しているが、ワクチンそのものの不足で受けられないケースもある。保健省は接種を受ける人に、事前に計画すよう勧めている。

■本日は「博物館の夜」 TNの記事
ブエノスアイレスでは10日、15回めとなる「博物館の夜」が実施される。博物館や美術館、公共施設などが夜間に無料開放される取り組みだ。今回参加するのは270の施設で、スブテ(地下鉄)や近郊鉄道の車庫など、通常公開されない施設も含まれる。スブテ(地下鉄)は20時以降無料となり、午前3時まで運転を延長する。


【エクアドル】

■コレア氏の送還手続き El Comercioの記事
検察は、前大統領のラファエル・コレア氏の送還の手続きを9日、とった。同氏は退任後、ベルギー国内に居住している。在任中の汚職、人権問題などから訴追を受けており、検察側が国内への身柄送還を求める手続きをとった。一方コレア氏は事件関与を否定し、ベルギーに政治亡命を申請している。

■帰化、903人 El Comercioの記事
この2年で、外国出身でエクアドル国籍を取得した人は903人だという。外務省が明らかにしたものだ。帰化には居住期間の条件などがあり、現在国内に殺到しているベネズエラ国民よりも、コロンビア、スペイン、キューバ、米国からの帰化者のほうが多いという。


【コロンビア】

■エア・パナマ、アルメニア線休止 El Tiempoの記事
パナマのエア・パナマは、パナマシティとアルメニアを結ぶ路線を休止する。同社が明らかにしたもので、この路線は来年1月いっぱいまでの運航となるという。この理由については、経営上の判断とした。パナマではコパ航空に続く存在の同社は、3年前から、この路線を運航していた。

■難民到来はチャンス Panoramaの記事
ベネズエラ難民の大量到来は、コロンビアにとってはチャンスだという。世界銀行が見方を示したものだ。生活困窮から国外に逃れるベネズエラ人が急増し、コロンビアは最大の103万人を受け入れている。同機関はこの事態で、新たな産業の勃興や雇用創出の機会が増えるプラスの側面もあると断じた。

■国産フライドポテトに警告 Caracol Radioの記事
国産フライドポテトに対し、警告が発せられた。ベルギー政府が欧州委員会に申し入れたものだ。コロンビア産フライドポテトについて、ダンピングの疑いがあるという。輸入制限、停止を含めた措置の発動を、同委員会に申し立てた。コロンビア政府側は、貿易の国際ルールにのっとっていると反論している。


【ベネズエラ】

■アルマグロ、不審死で告発 Efecto Cocuyoの記事
米州機構のルイス・アルマグロ総裁は、野党議員フェルナンド・アルバン氏の不審死について、国際捜査機関に告発することを明らかにした。先月、インテリジェンス機関に拘束されていた同氏が死亡し、政府側は自殺と発表した。しかし国内外から、同氏の死亡について不審な点が多いとして、国際捜査機関の捜査を求める声が上がっていた。

■医薬品不足は米国のせい Aporreaの記事
ニコラス・マドゥロ大統領は、国内で続く医薬品不足は、米国の経済制裁のせいと断じた。経済失政による物資不足が続き、とくに医薬品は8割以上が不足する深刻な状態だ。マドゥロ大統領はこのせきにんは米国にあると述べ、この事態のせいで多くの患者が死に瀕していると米国を批判した。

■ビットコイン利用、倍増 El Economistaの記事
ベネズエラ国民の、仮想通貨ビットコインの利用が倍増したという。通貨ボリバールは経済失政のため、2016年10月頃から暴落する状況が続いている。今年のインフレ率は100万%を超す見通しで、国民の間で資産防衛策として、この仮想通貨を利用する人が増加しているものだ。

■デノミ、無駄だった Perfilの記事
メディア、ブルームバーグは、この8月20日に実施された実質デノミが、無駄だったと結論づけた。政府は通貨を5桁切り上げる新通貨ボリバール・ソベルノをこの日に導入した。しかしこの以後も、通貨の暴落が続き、当初発行された紙幣はその価値を急速に失っている。同メディアはインフレが、まったくのコントロール不能であると伝えた。

■レケセンス氏の妻、窮状を訴える El Pitazoの記事
テロ事件への関与を一方的に指摘され拘束された野党議員、フアン・レケセンス氏の妻が口を開いた。拘束から3か月が経過したが、この妻によるとレケセンス氏が拘禁されている状況は、きわめて非人道的な環境だという。同氏の健康状態の不安が伝えられており、同氏の解放を妻は要求した。

■産業衰退、人口減の影響も Infobaeの記事
国内産業の衰退は、人口減の影響も受けているという。経済失政による混乱で、国内の多くの工業などが事業停止、廃業を余儀なくされている。単に経済の問題だけでなく、多くの国民が生活困窮から国外に逃れ、人口が急速に凋んだ影響もあるという。国連難民高等弁務官事務所によると、2015年以降、300万人が国外に流出している。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ニカラグア、新たなデモ El Diarioの記事
ニカラグアの「青と白の結合」は新たなデモの実施を国民に呼びかけた。国内では4月から反政府行動が続くが、ダニエル・オルテガ政権はデモを一方的にテロとみなして弾圧を加えている。こうした中誕生したこの組織は、政府にさらなる圧力をかけるため、また大規模デモを行なうことを国内に呼びかけた。

■スペイン、制裁を支持 El Nuevo Diarioの記事
スペイン政府は、ニカラグアに対する制裁を支持した。ホセプ・ボレル外相が9日、明らかにしたものだ。ニカラグアでは4月から続く反政府行動に対し、政府側が過度の武力を使用した弾圧を加えている。同外相は、間もなくマドリードで開催されるイベロアメリカサミットでこの件について触れることを首相に提言する姿勢を示した。

■キューバ、断水で病院が困る El Nuevo Heraldの記事
キューバ中部のシエンフエゴスでこの3日間、断水が断続的に発生し、市内の複数の病院が困っている。中心部ではすでに72時間、まったく水道が使用できない地域もある。この事態のため、多くの病院では予定されていた手術ができず、やむなく延期する措置をとっている。

■避難者、水道の支援 La Naciónの記事
パラグアイ、アスンシオンの避難所、避難場所には緊急に、水道システムが設けられた。大河パラグアイ川が増水し続け、市内の一部で氾濫し浸水が生じている。このため7個所の避難所を中心に、4千世帯が避難している状態だ。水道会社はこうした避難者支援のため、仮設の水道システムを用意した。

■ガイアナ、オーバーラン事故 El Universoの記事
ガイアナの首都ジョージタウンの空港で、旅客機がオーバーラン事故を起こした。9日、この事故を起こしたのは同空港に着陸しようとしたフライ・ジャマイカのボーイング757型機だ。トロントに向けて同空港を離陸した後、油圧異常から引き返し緊急着陸し、この事態となった。乗客ら数人が、軽傷を負っている。

■アスンシオン、バス暴走 ABC Colorの記事
パラグアイの首都アスンシオンで9日、バス車輛が暴走する事故が起きた。14時頃、中心部のサンタテレサ通りを走行していた乗り合いバスのブレーキが利かなくなり、暴走したものだ。この街路で合わせて11台の車輛に接触し、停止した。多くの車輛が損傷したが人的被害は出ていないという。


【サイエンス・統計】

■アマゾン、木々の生存競争 El Universoの記事
アマゾンでは、木々の生存競争が起きているという。世界各国の植物学の専門家100人が、現地で巡検し、分析した結果だ。地球規模の気候変動の影響で、淘汰されつつある木々の種が増えている状況だという。現在のアマゾンの植生は、1980年代とは明らかに異なった環境になりつつある。



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