2018.11.16

【ボリビア】

■外相、CIDH判断楽観視 Correo del Surの記事
外務省は、米州機構の人権機関CIDHの判断を楽観した。CIDHは、来年の大統領選にエボ・モラレス大統領が再出馬することに重大な懸念を示している。オルーロで採択された現行憲法の多選規定に抵触するためだ。しかし外務省は、懸念表明だけにとどまり、制裁などの具体的行動にはでられないと判断した。

■メサ氏、新たな連携 La Razónの記事
大統領選への出馬を表明しているカルロス・メサ氏は、新たな連携を発表した。この選挙に向け、タリハ県のアドリアン・オリバ知事からの支持を得たという。メサ氏はすでに、ラパス市のルイス・レビジャ市長が率いるSol.boからの支持も受けており、徐々に出馬に向けた足固めを整えつつある。

■カルデナス氏、出馬正式表明 La Razónの記事
ビクトル・ウゴ・カルデナス氏は14日、次期大統領選への出馬を正式に表明した。同氏は右派の野党UCSから、この選挙に出馬することを決めたという。ゴンサロ・サンチェス・デ・ロサーダ政権で副大統領を務めた同氏は、ボリビアの民主主義と政治への信頼性を回復させると、意欲を示した。

■BoA操縦士、英語聞き違える Página Sieteの記事
国営ボリビアーナ航空(BoA)の操縦士が、航空管制塔からの英語による指示を聞き違えたという。この1月、米国マイアミの空港を発とうとした同社便に対し、管制塔は右に向かうよう指示を出したが、操縦士が聞き間違え左に進んだという。この件について同社側は、操縦士の英語力に一部問題があったことを認めた。

■中国人の密入国で逮捕 El Díaの記事
警察は、中国人の密入国を組織的に行っていたとして、3人を逮捕した。未成年者を含む複数の中国国籍の男女を国内に密入国させ、ラパス県のプエルト・アコスタからペルーにつけていこうとしたという。密入国を手助けする、いわゆる「コヨーテ」を組織的に行なっていたとみられ、余罪を警察が追及している。

■エボ、グアテマラに到着 La Razónの記事
エボ・モラレス大統領は、グアテマラに到着した。首都に近い古都アンティグアでこの週末、イベロアメリカサミットが開催される。各国首脳などが一堂に会するこの会議に参加するため、同国を訪れたものだ。この訪問にはエクトル・アルセ法相が同行している。この会議では移民問題などがテーマとなる見通しだ。

■チリ国境の軍拠点、月末に La Razzónの記事
チリ国境の軍の新しい拠点が、この月末にも運用を開始する。ボリビアとチリの国境では、さまざまな物品などの密輸が問題となっている。これを抑止するため、ボリビア政府はラパス県のチリ国境に新たな拠点を設けた。この措置にチリ側からは懸念の声も上がっている。

■オルーロで地震訓練 La Patríaの記事
オルーロの学校などでは、地震訓練が実施された。オルーロなどアンデス山脈沿いでは地震の発生は多いが、深度があるため地表の揺れは小さく、人や建物に被害が及ぶケースは少ない。しかし、サンタクルス県などには活断層があることが指摘されており、不測の事態が生じる可能性もあることから、訓練が行われた。

■鉄道の有利性を強調 El Deberの記事
ボリビア政府は、国内ルートの大陸横断鉄道の有利性を強調した。国内鉄道網を活用しブラジルのサントス港とペルーのイロ港を結ぶ鉄道が計画されている。しかしブラジルの次期極右政権が、この計画合意を凍結し、パラグアイ-アルゼンチン-チリを結ぶルートに乗り換えるとの観測が浮上している。

■12月15日にパレード La Razónの記事
ラパス中心部では12月15日、クリスマスのパレードが開催される。夕方からモンテス、マリスカル・サンタクルス、カマチョ、シモン・ボリバール通りでパレードが行われるものだ。今回4回めとなるイベントで、主催側は市内の家族連れの参加などを期待している。


【ペルー】

■マチュピチュ、120万人 Portal de Turismoの記事
クスコ県のマチュピチュ遺跡公園をこの1~9月に訪れた人は、120万人となったという。中央銀行(BCR)が明らかにした数字だ。この数は、2017年同期に比して13.1%多い。ペルー国民は4.7%の増加だが、外国人は15.6%増えた。訪問外国人でもっとも多いのは米国で、以下中国、フランス、スペインが続く。

■サンマルティン県で水害 El Comercioの記事
国内北部、アマゾン地方のサンマルティン県で、水害が発生した。13日未明、トカチェ郡のパコタ山で、川が溢れたという。この事態で28世帯が避難し、このほか34世帯が被害、影響を受けている。国内アマゾンを含む広い範囲はこれから本格的雨季を迎えるが、今季はエル・ニーニョ現象の影響を受けるおそれもある。

■水痘、9300件 El Comercioの記事
今年国内では、水痘(水ぼうそう)の感染が9307件報告されている。保健省が明らかにした数字だ。水痘は感染力が強く、とくに学校などで集団感染が起きやすい。今年確認されている感染者の大半はこどもから若者にかけての世代で、14人が死亡している。今年の感染者は前の2年に比して、30%ほど多い。


【チリ】

■ゼノフォビア政策と指摘 NTN24の記事
国内の複数の団体が、セバスティアン・ピニェラ政権がゼノフォビア(外国人憎悪)政策をとっていると批判した。ピニェラ政権はベネズエラやハイチからの移民の事実上の制限策をとり、労働の機会をも奪っていると批判した。同大統領はゼノフォビアやラシスモ(民族主義)的考えが強い、と指摘している。

■マプチェの若者が死亡 Jornadaの記事
先住民のマプチェの若者の死に、国内では怒りが広がっている。マプチェの人々の社会闘争のデモに対し、放水や催涙ガス弾による鎮圧行動がとられた。この際に警察の行為で若者が死亡したことを受け、第9(ラ・アラウカニア)州の教会施設が燃やされる事態となった。

■麻疹、現時点で1件 Fayer Wayerの記事
国内での今年の麻疹(はしか)感染件数は1件ながら、保健当局は国内に注意を呼びかけている。欧州や北米などで今年この感染症が広がり、南米ではベネズエラ難民を通じた感染拡大が起きている。ブラジルでは2192件、ベネズエラは904件、コロンビアは158件などとなっており、国内への流行懸念は脱していないとした。


【アルゼンチン】

■AR、利用者に注意喚起 Télamの記事
アルゼンチン航空は利用者に対し、注意喚起を行なっている。16日朝、同社の2つの労働組合が会合を持つことが発表されている。この影響で、同社便に遅れやキャンセルが生じるおそれがあるものだ。この9日にも同様の事態が生じ、200便以上が欠航となり、同社便の正常化には数日を要した。

■レコレタ墓地で爆発 La Vozの記事
ブエノスアイレスのレコレタ墓地で14日、爆発があった。この爆発は、アナーキストのラモン・ファルコン容疑者が、手製の爆弾で起こしたとみられる。この爆発時、同容疑者は携帯で「自撮り」を行なっていたことも明らかになった。この爆発で34歳の女性が軽傷を負った。この墓所は歴代大統領などが埋葬され、観光地となっている。

■スブテ駅で不審物騒ぎ TNの記事
ブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)駅で、不審物騒ぎがあった。リネアDの7月9日駅の入り口階段付近に、不審な箱が置かれているのが発見された。レコレタ墓地での爆発直後だったため、爆弾ではないかとみられ、周囲の人が一斉に避難した。しかし調べたところ、旧型のポータブルテレビであることが分かった。

■ティグレのスーパーで火災 TNの記事
ブエノスアイレス、ティグレのスーパーで火災があった。15日午後、ミルバーグにある商業施設内のスーパーから火が出たものだ。大量の黒煙が発生し、施設内部や周辺は視界が悪くなった。火はコントロールされたが、今も周囲には強いにおいが立ち込めている。今の時点で、負傷者が出たとの報告はない。

■エル・パロマールにAWOS Aviacionlineの記事
ブエノスアイレスのエル・パロマール空港に、新たに自動気象観測システム(AWOS)が設置される。同空港は首都圏第三空港としてこの2月に運用が始まり、この12月には国際定期便も就航する。航空便運航の安全性確保などのため、この装置が新たに設営されることとなったものだ。

■サンタ・フェ-ロサリオ、一部不通 El Litoralの記事
サンタ・フェとロサリオを結ぶ道路の一部は、依然として不通だ。サンタ・フェ州は豪雨に見舞われ、各地で川の増水、氾濫や土砂災害が報告されている。州内二大都市を結ぶこの高速道の一部も、増水した川の影響で不通となっている個所がある。完全再開にはもうしばらく時間を要するという。

■小麦収穫、24%減見通し Télamの記事
今期の国内の小麦収穫量は、24%のマイナスとなる見通しだ。コルドバの穀物先物市場側が明らかにしたものだ。天候不良などの影響で今季の収穫が減る見通しは示されていたが、通常の4分の3程度まで落ち込むとの予想となった。とくに生産地で水不足、降雹、霜害が起きたことが、響いたという。

■リネアA、一部運休 Télamの記事
ブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)一部路線はこの週末、運休となる。17日から19日までの3日間、同路線のサンペドリート-ピエドラス間は運転されない。運営側によると、プラットホームの工事を行なうための措置で、20日からの完全再開を目指すという。国内では19日は休日で、連休となる。


【エクアドル】

■アンバト、壁が崩落 El Universoの記事
トゥングラワ県都アンバトの市街で、壁が崩落する事故が生じた。14日22時30分頃、サンバルトロメ・デ・ピニリョのアグアコリャス通りに面するアドベ(日干し煉瓦)製の壁が崩落した。街路に駐車していた車輛2台が巻き込まれたが、人的被害はなかった。この街路の人や車の通行に、支障が生じている。

■サンロレンソ、墓トラブル El Universoの記事
エスメラルダス県のサンロレンソでは、墓をめぐるトラブルが生じている。2015年から、市内には民間による墓所の建設が進んでいた。すでに区画の売り出しなども行なわれているが、この墓所が一向に完成しない状態となっている。


【コロンビア】

■パナマとの電力融通に意欲 El Economistaの記事
コロンビア政府は、パナマとの間の電力融通の実現に、意欲を示した。両国国境のダリエンギャップは道路すらなく、開発が閉ざされている。しかし電力融通のシステムの必要性をコロンビア政府は強く認識し、送電網を設けたいとしたものだ。パナマと具体的協議を開始したい姿勢を示した。

■カルタヘナ、自転車の検討 Caracol Radioの記事
カルタヘナ市は自転車の活用に向けた検討を重ねている。市内では交通手段として自転車を使用する人が増える一方、マナーやルールが徹底しないなどの問題も指摘される。市側はヘルメット着用義務づけや交通ルールの順守などを図る、自転車利用のマスタープランの作成を急いでいる。

■カルタヘナ、ぼったくり告発 Caracol Radioの記事
チリの観光客が、カルタヘナでのぼったくり被害を報告した。この男女はこの町で休暇を過ごしたが、ビーチでの貸椅子に10万ペソ、カクテル2杯に43万ペソもの請求がなされたという。利用したのはいずれも、非正規の営業者とみられている。観光地であるカルタヘナだが、ぼったくり被害の告発は後を絶たない。


【ベネズエラ】

■ELN、12州に出現 Caracol Radioの記事
コロンビアの左翼ゲリラ組織民族解放軍(ELN)が、国内の12の州に出現しているという。政府側が明らかにしたものだ。ELNは国内情勢の混乱から、ベネズエラに積極進出しているとみられる。今月にはアマソナス州で軍側との交戦があり、死傷者を出したばかりだ。ニコラス・マドゥロ政権はこの責任はコロンビアにあると主張している。

■疾病と栄養不足が激増 NTN24の記事
国内では疾病と栄養不足が激増していると指摘された。人権機関ヒューマンライツウォッチ(HRW)が報告したものだ。経済失政による物資不足で、とくに医薬品の不足、涸渇が国内に蔓延している。この影響で病気の治療や対症療法をとることが難しく、難病患者の多くが死に瀕していると同機関は指摘している。

■大学の闘争、力で制圧 La Repúblicaの記事
ニコラス・マドゥロ政権は、カラボボ州で起きた大学での闘争を、武力を使用し制圧したという。この大学の学生らが、自治を脅かされたと報告したものだ。大学構内での闘争に対し、マドゥロ政権が派遣した軍の一部隊が、催涙ガス弾などを使用し鎮圧行動をとつたという。

■レケセンス氏、拘束100日 El Carabobeñoの記事
野党議員、フアン・レケセンス氏は拘束から100日を迎えた。同氏は8月に起きたとされるテロ未遂への関与を一方的に指摘され、拘束されたままだ。一時は家族や弁護士とも接触できない異常事態となっていた。同氏については健康面の問題が指摘され、家族やほかの野党議員らは、即時解放を求めている。

■フォード工場でスト Efecto Cocuyoの記事
米国フォード社の国内工場で15日、ストライキが行なわれた。労働組合は、通常の仕事をし、得られる賃金では生活が成り立たないと主張している。この日、ストで工場は停止となり、労働者らは抗議の声を上げ続けた。経済失政による物資不足とインフレ、通貨暴落が続いている。

■スリア州で大規模停電 El Comercioの記事
国内の主要産油地域であるスリア州で14日、大規模停電が発生した。地域メディアによると、州都マラカイボでは370万世帯、市街地ほぼ全域で電力がしようできなくなった。発電、送電の陳腐化や職員の士気低下で、国内では停電が相次ぐ。この日、カラボボ州やアラグア州、タチラ州などでも停電が発生した。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■商業施設でデモ摘発 El Diarioの記事
ニカラグア、マナグアの商業施設で、デモが摘発された。国内では4月から反政府行動が続き、ダニエル・オルテガ政権はデモを一方的にテロとみなして弾圧を加えている。路上や広場でのデモを避け、ショッピングセンターなどでデモの動きがあることから、警察が警戒を行なっていた。この摘発でデモに参加した2人が拘束されたという。

■4月の母たち、裁判求める Contacto Hoyの記事
ニカラグアでは「4月の母たち」が、裁判による司法判断を求めた。国内では4月から反政府行動が続くが、この闘争で命を落としたり、負傷した若者らの母親たちが運動を組織化したものだ。政府側による弾圧が、人権侵害にあたると訴え、司法に対し判断を要求した。人権団体のまとめで死者は535人、拘束者は558人にのぼる。

■サミット、キャラバンの翳 El Universoの記事
グアテマラで16日に行なわれるイベロアメリカサミットでは、現在続く北米への移民キャラバンが翳を落とす。イベリア半島とラテンアメリカ各国の首脳や高官が一堂に会するこの機会だが、今回はこのテーマは重点的に語られる。またベネズエラの経済、難民問題や、ニカラグアの人権問題なども、テーマとなるとみられる。

■アルベルディでも警戒 ABC Colorの記事
パラグアイでは首都アスンシオンに続き、アルベルディでも警戒が高まっている。国内を流れる大河パラグアイ川が増水し、一部で氾濫しているものだ。6千人の避難者が出ているアスンシオンに続き、アルベルディでも顕著な増水がみられ、氾濫の危機が迫っている。すでに水位は危険水準となり、300人が自主的に避難している。

■パラグアイ、タバコ密輸規制 ABC Colorの記事
パラグアイでは、タバコ密輸規制が強化される。同国の上院議会が、この法案を僅差ながら賛成多数で可決したものだ。国内ではタバコ税の税率が周辺国よりも低く、国内から国外へのタバコの密輸が後を絶たない。この密輸の厳罰化や、摘発体制の強化を国として新たに図るものだ。この密輸はとくにブラジルの犯罪組織の資金源となっているとの指摘もある。



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