2018.11.21

【ボリビア】

■副大統領も出馬宣言 La Razónの記事
アルバロ・ガルシア・リネーラ副大統領も、来年の選挙への出馬を宣言した。大統領選とともに、副大統領選も行なわれるが、同副大統領は態度を明らかにしていなかった。エボ・モラレス大統領が再選出馬の意向を示し、同大統領を就任時から副大統領として支えた同氏も、再出馬を明らかにした。

■家族も再捜査受入れ La Razónの記事
暗殺された著述家で社会指導者、マルセロ・キロガ・サンタクルス氏の家族が、検察による再捜査の意向を受け入れた。1980年、同氏は当時のバンセル政権により暗殺されたとみられている。検察はこの状況をあらためて捜査する方針を示したが、家族は同氏の遺骨の再鑑定などにも応じることを明らかにした。

■ボリビアのガス、競争力欠ける Página Sieteの記事
ボリビア政府は、国産天然ガスに危機感を示している。ボリビアは南米ではベネズエラに次ぐ、天然ガス埋蔵量とされている。しかしアルゼンチンのバカ・ムエルタの資源開発で、ボリビアの産出国としての地位が揺らぎ始めている。政府側は国産ガスの国際競争力が弱いことを指摘し、構造転換などが必要との見方を示した。

■ボリビア音楽の日を制定 La Razónの記事
エボ・モラレス大統領は、毎年11月22日を「ボリビア音楽の日」とすることを明らかにした。国内にはフォルクローレ音楽、ダンスが各コミュニティに存在し、音楽がボリビア国民、コミュニティのアイデンティティを示す存在となっている。これに基づき制定するもので、22日にはラパスの大統領府でイベントも開催されるという。

■ポオポ湖、また水量減少 La Patríaの記事
オルーロ県のポオポ湖で、また水量減少が起きている。この湖は、エル・ニーニョ現象による異常渇水が発生した2015年12月、一時消滅した。今季、再びこの現象が起きていることが指摘される中、水位低下と魚の減少が同時に進行していることが報告された。この湖は国内では、ティティカカ湖に次ぐ2番めの面積をほこる。

■ユンガスでまた事故 Página Sieteの記事
ラパス県のユンガス地方で、また交通事故だ。ラ・アスンタ近くで、道路を走行していたトラックが谷に転落したものだ。この事故で、乗っていた3人全員が死亡している。ユンガス地方はアンデス高地とアマゾン低地にある巨大な崖の地形で、道路事情が悪く、事故が起きやすい。

■67%、判決受けず El Díaの記事
国内の刑務所などにいる受刑者のうち67%は、判決を受けていない「未決囚」だという。ホセ・ルイス・キロガ副大臣が明らかにしたものだ。未決囚の増加は、ボリビアの司法システムの欠陥、脆弱性にともなうものだ。政府内、人権団体などがこの問題点を繰り返し指摘しているが、改善傾向はみられない。

■サンフリアンでリンチ Correo del Surの記事
サンタクルス県のサンフリアンで、リンチ事件が報告された。19日夜、市民によりリンチを受けたのはブラジル人男性だ。この男性は市内にある住宅を訪れ、借金の督促を行なった。しかし住民が「泥棒だ」と叫んだことから村人らがこの男性を捉え、気に吊るすなどの事態となった。


【ペルー】

■アンカッシュ県で地震 El Comercioの記事
アンカッシュ県の太平洋岸で20日午前1時38分頃、強い地震が生じた。観測機関によると震源はカスマの南西96キロ、震源の強さはマグニチュード5.7、深さは36キロだ。同県の海岸部を中心に強い揺れが比較的長い時間続き、12人が負傷したほか、建物の被害も報告された。リマ県、ラ・リベルタ県でも揺れを感じた。

■スカイ・ペルー、低価格戦略 El Comercioの記事
来年第二四半期に国内線に参入するスカイ・ペルーは、低価格戦略をとる。チリのLCC、スカイ航空が新たに設立する同社は、リマとアレキパ、クスコ、ピウラ、タラポトを結ぶ路線などの就航を予定している。同社はこの最低運賃を59.90ペソとし、昨年5月に参入したビバ・エアと価格面での真っ向勝負に挑む。

■インカ古道、新システム La Repúblicaの記事
クスコとマチュピチュを結ぶインカ古道(カパック・ニャン)に、新たな気象観測システムが導入される。トレッキングルートとして人気の高いこの区間に、複数のモニターが置かれ、気象状況の観測をオンラインで行なうという。旅行者の安全を守るとともに、土砂災害などの予測にデータを活用する。


【チリ】

■デモ、モバイクに影響 BioBio Chileの記事
サンティアゴで行なわれたデモが、公営貸自転車モバイクに影響を及ぼした。先住民マプチェの社会闘争で、若者が死亡したことへの抗議デモが行われた。この影響で、モバイクの貸し借りを行なう「エスタシオン」があるイタリア広場、ブスタマンテ公園が使用できなくなり、多くの利用者に影響が及んだ。

■ロス・リオス、コウモリに注意 BioBio Chileの記事
第14(ロス・リオス)州では、野生のコウモリに対する注意が呼びかけられた。州内で、狂犬病を発症し死んだコウモリの事例が相次いで報告されている。こうしたコウモリから犬などを通じ人に、狂犬病ウイルスが広がるおそれがある。すべての哺乳類が感染する狂犬病は、発症すれば致死率がほぼ100%だ。

■アンクー、ビーチ閉鎖 BioBio Chileの記事
第10(ロス・ラゴス)州チロエ島のアンクーでは、ビーチが全面閉鎖された。アレナ・グルエサの浜に、俗に電気クラゲと呼ばれるカツオノエボシが見つかったためだ。このクラゲの触手に触れると、最の場合、死亡することもある。一帯の人々に対しても、このクラゲには触らないよう呼びかけられた。


【アルゼンチン】

■スブテや鉄道も休止 Télamの記事
ブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)と近郊鉄道は、この30日、12月1日の2日間、運休となる。市内ではG20サミットが行なわれるが、空港についてもアエロパルケとエル・パロマールは全面閉鎖で、エセイサ国際空港のみ運航となる。またブエノスアイレス港、市内の高速道路網の一部も使用停止となる。

■バリロチェで停電 Río Negroの記事
リオ・ネグロ州のサンカルロス・デ・バリロチェで、大規模停電が発生した。20日昼頃、市内の広い範囲で送電が途絶える事態が生じた。多くの市民が困惑したが、その20分後には全面回復したという。エネルギー行政側は、この事態は電力会社側のシステムの問題としている。

■サンマルティン線で手榴弾 El Intransigenteの記事
ブエノスアイレスの近郊鉄道、サンマルティン線の編成内で、手榴弾が発見された。ホセCパス駅でこの便は足止めされ、乗っていた乗客らが車外に避難する事態となった。この影響で後続の便にも遅れが生じている。現在警察が、なぜ手榴弾が放置されたか、調べを進めている。

■AR、376人解雇 Infobaeの記事
アルゼンチン航空は職員376人を大量解雇した。同社ではこの9日、職員らの組合が緊急集会を開いた影響で、250便以上が欠航し、運航体制に甚大な影響が生じた。同社はこの事態についての責任を明確化し、376人との雇用契約を解除したものだ。今後組合から、激しい反発が起きるおそれもある。

■犬、ヘビからこどもを守る La Vozの記事
メンドサ州で一匹の犬が、毒蛇のウルトゥーからこどもを守った。エル・カリャオの集落の住宅近くにこのヘビが出現し、遊んでいたこどもが噛まれそうになった。この家で飼われる犬が果敢に立ち向かい、自ら噛まれながらこのこどもを守り抜いたという。犬は獣医師の手当を受けているが、危険な状態を脱していない。

■フフイ、観光列車再開へ Jujuy al Díaの記事
国内北端のフフイでは来年にも、観光列車の運転が再開されるという。州観光局が明らかにしたものだ。この列車はフフイとケブラダの全長9キロを結ぶもので、現在州側が再開に向け、財政面を含めた検討を進めているという。将来的に、ボリビア国境のラ・キアカまで延伸する可能性もある。


【エクアドル】

■キトのメトロ、試運転 El Comercioの記事
建設中のキトのメトロ(地下鉄)で、全長300メートルにわたる初めての試運転が行われた。全長22キロにわたり整備されるこの本線は、今も建設が続く。管制区間の一部で、実際に使用されるスペイン製の車輛を使用し、この19日に試運転が行われたもので、運営側によると成功したという。


【コロンビア】

■刑務所で水痘流行か Caracol Radioの記事
グアビアレのサンホセ刑務所の内部で、水痘(水ぼうそう)が流行しつつあるという。同刑務所によると、受刑者7人の感染がこれまでに、明らかになった。この感染症は感染力が強く、未感染者に感染が起きやすい。現在保健省と連絡を取り、受刑者への予防接種の実施が準備されている。

■ニアミス、認識せず El Espectadorの記事
ボゴタ付近でニアミスを起こしたとみられるアビアンカ、ルフトハンザ双方の操縦士は、この事態には気づいていなかったとみられる。民間航空局がデータなどからこの事実を明らかにしたが、双方の操縦士は危険性を認識していなかったという。大事には至らなかったが、空中衝突に至っていた可能性があった。


【ベネズエラ】

■米国、テロ支援国家指定を検討 Caracol Radioの記事
米国ドナルド・トランプ政権は、ベネズエラを新たに「テロ支援国家」に指定することを検討し始めた。ワシントンポスト紙が伝えたもので「国際秩序を脅かすテロ活動を支援している」と認定する可能性を示した。現在国としては北朝鮮、シリア、スーダンがこの指定を受けている。

■野党、政権の「非合法化」へ 20 Minutosの記事
議会で圧倒的多数を占める野党は、ニコラス・マドゥロ政権の「非合法化」を進める。この5月の選挙で再選されたマドゥロ政権を、憲法規定で来年1月10日までに議会が承認する必要がある。しかし野党はこれを拒み、同政権を憲法上の効力を失う「非合法化」を図る方針で一致した。

■国内、治安がさらに悪化 El Universoの記事
国内の治安は、さらに悪化している。経済問題で人々の余裕が失われる中、犯罪が国内全土に蔓延し始めている。NGO団体のまとめでは2017年には2万6600件の殺人があり、人口10万人あたり殺人は89件と、世界平均の15倍に達した。国内では毎時3人が、殺害されている計算になる。

■民間の輸入、98%減 Efecto Cocuyoの記事
民間分野の輸入は、2012年と今年を比較すると、実に98%も減少したという。税関が明らかにした数字だ。経済失政にともない、ベネズエラ政府は債務返済を優先し、輸入の滞りを招いた。この事態のため国内では食料品や医薬品などの不足、涸渇が蔓延している状況だ。

■難民、460万人の予測 El Impulsoの記事
ベネズエラ国内から流出し、難民化する国民の数は今年末には、460万人に達する可能性があるという。コンサルタント機関が明らかにした数字で、全国民の実に18%が流出するというものだ。とくに18歳から24歳の若い世代の流出が激しく、国内の人口構成が著しく歪む可能性がある。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ニカラグア、弾圧続く El Digial de Asturiasの記事
ニカラグア、ダニエル・オルテガ政権による弾圧は続いている。国内では4月から反政府行動が続くが、同政権はデモを一方的にテロとみなして、武力による弾圧を続けている。こうした中、デモ参加者の逮捕拘束も今も続いている状態だ。国内のこの状況を悲観し、国外に逃れようとする国民が今後難民化するおそれがある。

■ハイチ、混乱続く Diario Digitalの記事
ハイチでは全土で、混乱が続いている。同国では18日から、大統領に生じた汚職疑惑を受け、多くの国民が街路で激しいデモを行なった。一部の暴徒化などが生じ、これまでに複数の死傷者、逮捕者が出ている。とくに首都ポルトー・プランスでは、デモに参加していない市民の多くも、この状況に不安を抱いている。

■アダジ氏に捜査の手 El Paísの記事
10月26日のブラジル大統領選決選で敗れた、フェルナンド・アダジ氏に対し捜査の手が伸びる。同氏がサンパウロ市長を務めていた時期に、汚職があった疑惑が高まったものだ。告発を受けたもので、2012年に同氏は260万レアルの裏金を受け取っていたという。同氏は大統領選で、汚職で国民の不信を買った労働党から支持を受けていた。

■フエゴ火山、警戒続く El Universalの記事
グアテマラの活火山、フエゴ火山に対する警戒が続いている。首都から50キロのこの火山は、今年5回めとなる活発化を迎えている。この6月3日の噴火時には大泥流が集落を飲み込み、200人近くが死亡、今も多数の不明者を出している。不測の事態が繰り返されるおそれがあるとして、火山周辺の2千人が避難している。

■エルサルバドル、大量薬物 News24の記事
エルサルバドルで、大量の薬物が摘発された。太平洋上で、同国の海軍が不審な潜水艇を発見し、調べたところ、この船の中からコカイン6.3トンが見つかったという。今年同国で一度に摘発された量としては、最大だ。この潜水艇は薬物を、コロンビアからグアテマラに輸送しようとしていたとみられる。

■クルーズ船で70万人 ABC Colorの記事
クルーズ船で今年キューバを訪れた人は、70万人に達したという。同国観光省が明らかにした数字だ。この1~10月のクルーズ船寄港による来訪観光客数は70万3519人だった。昨年の年間来訪者58万6710人をすでに上回っている。米国との関係正常化後、来訪者は増えているが、トランプ政権による政策変更の影響を、今後受ける可能性もある。



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