2018.11.27

【ボリビア】

■ユンガス、21F行進 El Deberの記事
ラパス県ユンガス地方のコカ葉農家らが、新たな「21F運動」のデモ行進を開始した。21F運動は、エボ・モラレス大統領の次期選挙出馬阻止を掲げるものだ。コチャバンバ県チャパレのコカ葉農家がモラレス政権の支持母体である一方、ユンガス地方の農家らは反エボの姿勢を強めている。

■国内でも女性の行進 La Razónの記事
対女性暴力の国際デーだった25日、国内各地で暴力抑止を訴える女性の行進が行われた。ラパスでは中心部のサンフランシスコ広場に多くの女性や、対暴力に理解を示す男性らが集まり、声を上げた。国内でも、ドメスティック・バイオレンス(DV)などが問題になり、この場合の多くは女性が被害にあっている。

■2都市で医療スト El Díaの記事
今週、ラパスとサンタクルスでは医療ストライキが行なわれるという。医科大学などの指揮によるもので、政府が来年の導入を目指す皆保険制度への反対を訴えているものだ。この制度が設けられると、医療機関を利用する人が激増し、医療現場の混乱が必至と同大学側は指摘している。

■イロ港、10万トンの扱い目指す La Razónの記事
ペルー南部のイロ港は2019年、ボリビア貨物の10万トンの扱いを目指すという。内陸国のボリビアは現在、チリ北部の港湾を外港として使用しているが、両国関係の悪化などからこの機能を、イロ港に移転させる方針だ。道路インフラの整備は計画途中だが、イロ港側は来年にはこの量の扱いを計画、模索しているという。

■対外債務、98億9600万ドル Los Tiemposの記事
ボリビアが抱える対外債務額はこの10月31日時点で、98億9600万ドルに達したという。中央銀行(BCB)が26日、明らかにした数字だ。この額は国内総生産(GDP)の24.2%に相当する。アンデス共同体(CAN)が定める上限の50%にはまだ遠いものの、額の増大は確実に進んでいる状態と同行は示した。

■ラミア事故から2年 Antena2の記事
ラミアの航空事故から28日で、2年となる。2016年のこの日、サンタクルスからコロンビアのメデジンに向かった同社のチャーター便が、コロンビア国内に墜落した。ブラジルのフットボールチーム、シャペコエンセの選手ら71人が死亡したものだ。この犠牲者家族らは、未だに保険金などを受け取れない状態だという。

■奇形の新生児、危険な状態 La Razónの記事
ベニ県グアヤラメリンで生まれた、先天奇形の女児は、きわめて危険な状態にあるという。搬送され手当てを行なっているサンタクルスの病院が明らかにした。この女児は生まれつき、心臓が胸部から飛び出した状態で生まれた。このまま放置すれば、確実に死に至ると判断され、空軍によりこの病院に搬送されたものだ。

■チャコ、ブロック封鎖 La Razónの記事
チャコ地方の道路では26日、道路封鎖が行なわれている。ヤクイバとビジャ・モンテスを結ぶ幹線道路が塞がれ、多くのトラックやバスなどが足止めされているものだ。移動中の人はこの封鎖個所を、歩いて移動している。地域の人々が、国や地域行政に対し、約束された公共事業の実施などを求めた要求行動だ。

■オルーロ、墓所増床 La Patríaの記事
オルーロの中央墓所では、新たな「増床」が行われるという。国内の墓所では壁龕(へきがん)と呼ばれる壁のくぼみに棺を埋葬することが多い。しかし古くからの墓所ではスペース不足が深刻だ。この墓所でも同様の問題が生じており、壁龕を持つ壁、パベリョンを2つ新設し、800個所の壁龕を確保するという。

■オルーロもパネトン監視 La Patríaの記事
オルーロの消費者保護行政も12月1日から、スポンジケーキ「パネトン」(パネットーネ)の監視を行なう。パネトンはクリスマス時期に国内で消費が増え、市場に商品があふれる。しかし毎年、粗悪品が問題となっており、同行政が監視しているものだ。製造元の調査を通じた、安全銘柄の発表も近く予定されているという。


【ペルー】

■ケイコ氏、退くべき73% Perú21の記事
先の大統領選で決選に進んだケイコ・フヒモリ氏について、政党FPの代表を退くべきと、国民の73%が考えている。イプソスが行なった世論調査の結果だ。ケイコ氏については、2011年選挙時にマネーロンダリングに関わった容疑で予備拘束されている。FPの代表については、弟のケンジ・フヒモリ氏が務めるべきと多くの国民が指摘した。

■アンカッシュ、土砂災害で3歳児死亡 El Comercioの記事
アンカッシュ県では大雨による土砂災害で、3歳児が死亡したという。アントニオ・ライモンディ郡のチャッチョのパニョ村で起きた事態で、土砂に住宅が飲まれ、この3歳の女児が遺体で発見された。この大雨で、同県のこの一帯では川の氾濫なども生じており、今後被害が拡大するおそれがある。


【チリ】

■バルパライソ、5千人のデモ BioBio Chileの記事
バルパライソ中心部では26日、5千人が参加してデモ行進が行われた。労働組合が、企業が馘首を行なったことに対し抗議し撤回を求めた動きだ。デモ隊は中心部のソトマヨール広場から、地域行政の庁舎に向け行なわれた。行進そのものは平穏に行われたが、市内の交通に影響が生じている。

■湖の水位低下に危機感 BioBio Chileの記事
第10(ロス・ラゴス)州リャンキウェにあるワヤモ湖の水位が、著しく下がっているという。地域住民によると、この湖の水量は日に日に減少し、26日朝の時点で1.60メートルとなっている。今の時点でこの極度の水位低下が起きている原因は特定されていない。地域住民らはこの状況を憂慮し、行政に対応を求めるデモを急遽、実施した。


【アルゼンチン】

■AR、371便欠航 Perfilの記事
アルゼンチン航空は26日、全便となる371便を欠航した。376人の大量馘首に反発した組合が24時間ストを通告し、混乱を避けるためこの措置をとったものだ。およそ4万人の乗客に影響が生じたが、欠航の発表が事前に行なわれていたこともあり、大きな混乱は避けられた。国内各地の空港はこの日、閑散とした状態となった。

■27日、都市交通のスト Clarín.comの記事
27日の朝、ブエノスアイレスでは都市交通のストが予定されている。交通分野の労働組合が緊急会合を行なうもので、この影響で朝4時から7時の時間帯、スブテ(地下鉄)や近郊鉄道、コレクティーボ(路線バス)などが運転を止める可能性がある。ストの実施は、同日午前10時まで延長される可能性もある。

■バス襲撃で局長辞任 Télamの記事
24日のバス襲撃事件を受け、ブエノスアイレスのマルティン・オカンポ安全局長が辞任した。この日、リベルタドーレス杯の決勝、リーベル-ボカ戦が予定されていた。ボカの選手を乗せたバスが襲撃され、投石で選手数人が負傷する事態となり、試合も延期された。この責任を問われていた同局長が26日、辞任した。

■ワールドカップ誘致に影響も El Nuevo Diarioの記事
バス襲撃事件は、ワールドカップ誘致に翳を落とす可能性がある。リベルタドーレス杯決勝のため移動中のボカ選手のバスが襲撃され、選手数人が負傷したものだ。アルゼンチン、ウルグアイ、パラグアイの3か国は2030年ワールドカップ誘致を図っているが、この実現に向け世界各国に「悪い印象」を残したとの指摘がある。

■イグアス、150万人突破 Télamの記事
ミシオネス州のイグアス国立公園の来訪者が、150万人を突破した。同公園側が今年の累計来場者数を明らかにしたものだ。このペースで進めば、今年の年間来訪者は過去最高となる見通しだという。ブラジル国境のこの国立公園は1934年に創設され、1984年にはユネスコ世界遺産に登録されている。

■予防接種は最終週 El Liberalの記事
保健省が10月1日から開始した予防接種運動は、今週が最終だ。今年国内では18年ぶりに、麻疹(はしか)感染者が確認されたことから、生後6か月から5歳未満の乳幼児に、麻疹と風疹の混合ワクチンの接種が義務づけられた。しかし同省によると、先週末の時点でまだ接種を受けていないこどもが数万人いるという。


【エクアドル】

■リモン・インダンサ、復旧作業本格化 El Comercioの記事
モロナ・サンティアゴ県のリモン・インダンサでは、復旧作業が本格化している。先週末、この地では局地的豪雨に触発され、ラ・フロリダ地区で大規模な土砂災害が発生した。少なくとも9人が死亡し、家屋損壊などで多くの人が避難を強いられている。現在国の交通公共事業省も、被害概要の把握の調査に着手している。

■コロンビア国境、再開 El Universoの記事
コロンビア国境のルミチャカ橋は、26日昼頃に再開された。トゥルカンでは、レニン・モレノ政権に地域の公共事業などを求める社会闘争が展開された。このためこの国境橋も封鎖されたが、警官隊による鎮静化行動などで再開にこぎつけたという。政府側は、トゥルカン側との対話を模索している。


【コロンビア】

■カルタヘナで緊急着陸 Caracol Radioの記事
カルタヘナのラファエル・ヌニェス空港に、旅客便が緊急着陸した。26日朝5時46分、同空港に降り立ったのはアビアンカ航空8461便だ。この便は同空港を発ちボゴタに向かったところだったが、引き返したという。この便の40歳の男性乗客が急性の心疾患を起こしたため、この着陸を決断したという。

■ボーイング707、展示へ Caracol Radioの記事
空軍は、長期間にわたり使用され退役したボーイング707型機を、一般向けに展示する。この機材は1983年から2015年にかけて使用され、この6月に「武装解除」した。ボゴタ近郊の空軍の博物館施設で、来年にも一般公開される予定だという。この機材は1950年代から1990年代初めにかけ、ボーイング社が製造した。


【ベネズエラ】

■1月10日、大統領不在に 2001.comの記事
野党PJは、来る1月10日でベネズエラは「大統領不在」となる、と断じた。憲法の規定で、今年再選されたニコラス・マドゥロ大統領は、この就任日までに議会承認を受ける必要がある。しかし野党が圧倒的多数を占める議会は、5月に行なわれた選挙が自由、公正なものではなかったとして承認を拒んでいる。

■カプリレス氏、予測不能 La Prensa Laraの記事
前ミランダ州知事で野党指導者のエンリケ・カプリレス氏は、1月10日以降の国内の政治状況について「予測不能」とした。議会が承認を拒んでいるため、ニコラス・マドゥロ大統領はこの日、憲法上の効力を失うことになる。同氏はこの事態が、前代未聞であり、この後にこの国に何が起きるか、予測はできないとした。

■マドゥロ、バチェレ氏を招待 Noticieroの記事
ニコラス・マドゥロ政権は、前チリ大統領のミシェル・バチェレ氏を国内に招待した。現在バチェレ氏は、国連人権高等弁務官を務めている。ベネズエラ国内の人権状況の危機が指摘され、国内の人権団体や野党は同氏に国内来訪を求めていた。マドゥロ政権は同氏の公式訪問を求める、招待状を送付したという。

■スリア州で大量コカイン Caracol Radioの記事
スリア州のコロンビア国境地域で、大量のコカインが摘発された。国軍が明らかにしたもので、国境地域に遺棄されていたとみられるこのコカインは、総量が3.2トンにのぼる。このコカインは、コロンビアから持ち込まれたものと推定されている。コロンビアは今も、世界最大のコカイン生産国だ。

■鬱や自殺が増加 La Repúblicaの記事
国内では鬱や自殺が、顕著に増加しているという。国内の精神医学の団体が指摘したものだ。とくに2013年、ニコラス・マドゥロ政権になって以降、この数字が跳ね上がっている状況だという。鬱だけでなく、情緒不安や感情障害といった症状を呈する国民も大きく増えている状況で、社会不安が大きく影響しているとみられる。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ニカラグア、メディア攻囲 El Universalの記事
ニカラグアのメディアは、同国政府が「攻囲」しようとしていると訴えた。同国では4月以来反政府行動が続き、ダニエル・オルテガ政権によるデモへの弾圧も続く。同時に、同国のメディアに対する弾圧も強まり、政府側はメディアを取り巻き、攻囲の体制に入っているとしたものだ。米州機構は同国の表現の自由の危機に憂慮を示している。

■コスタリカ、闘争12週め Prensa Latinaの記事
コスタリカの社会闘争は、開始から12週めに突入した。同国では政府による社会制度改革に、労働組合が反発しこの9月10日から社会闘争が続いている。その規模は大幅に縮小しているものの、12週に至る、異例の長期化となった。政府側はこの改革を強行の構えを見せ、一部の闘争は先鋭化している。

■テグシガルパで闘争 El Heraldoの記事
ホンジュラスの首都テグシガルパで26日、突然の社会闘争が勃発した。元大統領のマヌエル・セラヤ氏の呼びかけで行なわれたもので、小集団が幹線道路を封鎖してタイヤを燃やすなどし、大渋滞が発生した。1年前に行なわれた大統領選の不正、無効を訴えた動きだという。

■フエゴ火山、大量降灰への注意 Repúblicaの記事
グアテマラのフエゴ火山周辺には、大量降灰への注意が呼びかけられた。この火山は19日から、今年5回めとなる噴火活動に入っている。今も毎時12~15回ほどの火山性爆発が続いており、噴煙は標高5千メートルの高さに立ち上っている。194人が死亡、254人が不明となった6月の大噴火のような被害の可能性は低いとも指摘された。

■ウルグアイ「時間が必要」 La Terceraの記事
ウルグアイのタバレ・バスケス政権は、「時間が必要」とした。先週、ペルーの大統領を2度務めたアラン・ガルシア氏が、ウルグアイに亡命申請した。この件がウルグアイとペルーの間の外交問題に発展している。バスケス政権は、事態を整理し、事実を確認するまで、ある程度の時間が必要との見方を示した。

■ボラリス、爆弾騒ぎ Excélsiorの記事
メキシコのLCC、ボラリスの旅客便で、爆弾騒ぎがあった。サンアントニオ発、メキシコシティ行きの965便に爆発物を仕かけたとの通報が同社に入ったものだ。この便はメキシコシティ到着後、乗客を避難させた後に警察が捜査を行なう事態となった。しかし結局不審物は見つからず、悪質ないたずらだったとみられる。

■パナマ、5598人送還 Diario Metroの記事
パナマは今年、外国人5598人を本国に送還しているという。同国移民局が明らかにした数字だ。とくに多いのは、生活困窮から国外流出が続くベネズエラ国民で3111人と、全体の55%を占める。次ぐのはコロンビアの933人、ニカラグアの803人となっている。

■アルベルディ、一部孤立 La Naciónの記事
パラグアイのアルベルディは、一部が孤立しているという。同国を流れる大河、パラグアイ川は水位が高い状態が今月、長期にわたり続いている。この影響で、アルベルディでは浸水、冠水地域が生じ、陸路での連絡がとれない地域が発生している。この増水では、首都アスンシオンの一部でも浸水、冠水が生じた。


【国際全般】

■カタール航空、イラン線強化 Reutersの記事
カタール航空は、イラン路線を強化する。同社はすでに運航しているドーハ-テヘラン線について、週2便を追加する。さらに1月からはドーハ-シラーズ、2月からはドーハ-エスファハーン線をそれぞれ新設する。イランに対しては米国、ドナルド・トランプ政権が制裁強化を発表したばかりだ。



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