2018.11.30

【ボリビア】

■野党連携の難しさ露呈 La Razónの記事
野党MDSとUNの「離婚」は、野党連携の難しさを露呈した。来年の選挙に向け、サンタクルスのルベン・コスタス知事と実業家サムエル・ドリア・メディナ氏が連携を発表したが、これを解消したものだ。現職のエボ・モラレス大統領に対峙する立場として野党連携が必要とされるが、その脆さが表に出たことになる。

■UN、反エボを支援 Página Sieteの記事
野党UNは、現職のエボ・モラレス大統領に対峙する勢力を支援、支持するという。代表を務める実業家、サムエル・ドリア・メディナ氏が明らかにしたものだ。MDSとの連携を解消したUNは、来年の大統領選挙に独自候補は立てず、野党の連携を促進する立場をとるとした。ドリア・メディナ氏は前の選挙に出馬していた。

■トラクター、機能せず Página Sieteの記事
政府が農村部に提供したトラクターが、機能していないという。農村開発省の主導で、農村部にトトラクターを提供する事業が行われた。しかし2010年4~6月に提供された10台すべてが現在、使用できない状態となっている。提供されたのはトラクターのみで、メンテナンス技術などは伝えられておらず、故障すればそのまま使えないようになっている。

■トラック、川に飲まれる Correo del Surの記事
チュキサカ県で、川を渡ろうとしたトラックが水にのまれた。サンフアンのドラスニーリョで起きた事態で、大雨で増水した川の水かさが増し、この事態に至った。警察や救助隊が出動し、このトラックに乗っていた全員を救助したが、トラックの車体そのものは流されたという。

■カラナビ、トラック転落 El Díaの記事
ラパス県ユンガス地方のカラナビで、トラックが谷に転落する事故が起きた。ラパスとカラナビを結ぶ道路を走行していたトラックが、道路を外れて100メートル下に転落した。車体は谷を流れる川に流され、乗っていた人々はすべて行方不明となっている。ユンガスは地形上の問題で道路事情が悪く、同様の事故が起きやすい。

■いじめた生徒、退学処分に Página Sieteの記事
サンタクルス県のコトカで表面化した、学校でのいじめで、加害者生徒に放校処分が言い渡された。SNSを通じて、いじめの現場を撮影した動画が拡散し、この事態が表出したものだ。学校側は加害者、被害者双方から事情を聴き、最終的に加害生徒を退学とする処分を発表した。

■オルーロの肥満 El Díaの記事
オルーロ保健局が、県内の就学児童、生徒に広がる肥満の実態を指摘した。データなどを分析したところ、県内の児童生徒の実に37%は肥満または体重過多の状態だったという。食生活のみならず、運動習慣の少なさなど、生活習慣そのものがこの事態を引き起こしていると同局は指摘した。

■保護の子グマ、ラパスへ移送 La Razónの記事
タリハ県で保護された子グマは、ラパス県に移送されるという。今月6日、同県の農村部の道路で、母グマとはぐれたフクマリ(メガネグマ)のこどもが発見、保護された。まだ自力で餌を確保することも難しい状態で、ラパスに移され、将来的にセンダ・ベルデで野生に返される見通しとなった。

■オルーロ、防災で質問 La Patríaの記事
オルーロのビクトル・ウゴ・バスケス知事は、防災治水行政に対し質問した。27日夜、オルーロ市内では強い雨が降り、市街地の広い範囲で浸水、冠水が生じた。同知事は、こうした雨を想定していなかった責任が行政側にあると指摘し、行政側に対し説明を求めたものだ。

■パネトン100銘柄、安全宣言 Página Sieteの記事
ラパス市は、市販されているパネトン(パネットーネ)100銘柄について、安全と宣言した。国内ではクリスマスから年末、パネトンが広く消費される。しかしこの時期、販売されるパネトンの中には粗悪品もあることから、毎年行政側が安全性をチェックしている。今回、100銘柄が安全リストに名を連ねた。


【ペルー】

■ガルシア氏、チリなどに打診か La Razónの記事
二度にわたり大統領を務めたアラン・ガルシア氏は、チリやコスタリカ、メキシコなどに亡命を打診したという。同氏は汚職疑惑の捜査が政治弾圧だとして、ウルグアイに亡命を申請した。しかしこの前に、各国に亡命ができるかどうか打診していたことが明らかになった。

■ベネズエラ人、リンチから救出 La Repúblicaの記事
ベネズエラの2人が、リンチ(私刑)から救出された。ピウラ県のパラチケで起きた事態で、このベネズエラ人らには盗みの疑いがかけられたという。27日16時頃、村人らに暴行を受けていた2人が、駆けつけた警察官により保護された。先住民の考えで盗みは重罪で、法の正義の前にリンチが加えられることは珍しくない。


【チリ】

■BK広告が炎上 BioBio Chileの記事
ファストフードチェーン、バーガーキングの広告が炎上している。現在国内にはハイチ、ベネズエラ国民の流入が続くが、こうた移民や難民を揶揄した文言を広告に掲載し、不適切との声が上がっているものだ。この批判を受け、サンティアゴのメトロ(地下鉄)は、同社広告を一時撤去することを決めた。

■ラウタロ、鉄道事故 BioBio Chileの記事
第9(ラ・アラウカニア)州のラウタロで、鉄道と車輛の衝突事故が起きた。一台のワゴン車が線路を渡ろうとした際、さしかかった旅客便と衝突したものだ。この事故で、ワゴン車の運転手が負傷しているが、鉄道側の運転手や乗客に被害は出ていない。警察は車輛側が、強引に渡ろうとしたことが原因とみている。


【アルゼンチン】

■ブエノスアイレス、厳戒態勢に Clarín.comの記事
ブエノスアイレスはすでに、厳戒態勢に入っている。30日と12月1日、市内ではG20サミットが開催され、世界各国の首脳らが一堂に会する。このため市内では警備体制が厳格化された状態だ。過度のグローバル化に反対するデモなどの動きもあり、当局側は神経を尖らせている。

■交通制限が始まる Télamの記事
ブエノスアイレスでは、G20サミット開催に合わせた交通制限が始まっている。中心部の街路などで車輛進入規制が始まったものだ。一部のコレクティーボ(路線バス)の運行にも影響が生じる。30日、1日にはスブテ(地下鉄)や近郊鉄道はすべて運休し、公共交通機関はコレクティーボの一部のみとなる。

■リーベル-ボカ戦はマドリードで Repúblicaの記事
リベルタドーレス杯決勝のリーベル-ボカ戦は、スペインのマドリードで12月9日に開催される。南米フットボール連盟が日程を発表したものだ。24日の試合は、ボカ選手のバスが襲撃を受けたことから延期となっていた。当初、カタールでの開催が有力とされたが、マドリード開催に決まった。

■中国、貨物鉄道投資 Télamの記事
サンマルティン線の貨物鉄道再興に向け、中国のCRCC社が投資する。全長1020キロのこの貨物路線の再開に向け同社が投じるのは、10億8900万ドルだ。この路線を通じた輸送の再興をはかり、7年後には輸送量を二倍に増やす計画だ。国内鉄道は1990年代に大きく斜陽化したが、現在は各路線で再興が進む。


【エクアドル】

■メキシコ、ビザ免除に El Comercioの記事
エクアドル国民は、ビザなしでメキシコに入国できるようになったという。外務省が29日、明らかにしたものだ。メキシコ政府側から、この措置について通知があったという。対象となるのは観光やビジネスなど短期滞在者で、居住者などは従来通り、ビザ取得が必要となる。

■GOL、キトへ El Comercioの記事
ブラジルのGOL航空が、新たにキトに乗り入れる。同社が明らかにしたもので、サンパウロとキトを結ぶ直行便をこの12月27日から運航するという。運航はサンパウロ発火、木、土曜の週3便で、ボーイング737-8シリーズの機材を使用する。同社はブラジル国内、ラテンアメリカ路線を多く展開している。


【コロンビア】

■ボゴタ空港、大雨の影響 El Paísの記事
ボゴタのエルドラード空港は29日、局地的大雨の影響を受けた。大雨と強風の影響で、滑走路が一時閉鎖されたため、この日の朝から昼過ぎにかけての多くの便が欠航となったり、遅れたりした。空港の運営側によると16時頃からは平常化に向かう見通しだという。

■ボゴタ、強盗事件が増加 Caracol Radioの記事
ボゴタ市内では今年、強盗事件が急増しているという。銃器などで脅し、金品や携帯電話などを奪う事件だ。警察によるとこの1~10月の強盗事件は、前年同期比で実に43%も増えている。また人口10万人あたりの犯罪発生は1万5112件ときわめて高い水準となっている。


【ベネズエラ】

■1月10日、ゼネスト呼びかけ NTN24の記事
国内に対し、1月10日からのゼネスト突入が呼びかけられている。この5月の選挙で再選されたニコラス・マドゥロ大統領はこの日から新任期に入る。しかし議会は、選挙に自由公正性がなかったとして承認しておらず、同政権は憲法上の効力を失うことになる。野党などは、この期にゼネストを行なうことを提言した。

■労働組合、ストの動き La Opiniónの記事
国内では労働組合による、ストやデモの動きが広がっている。国内では物価上昇が続き、国際通貨基金は今年のインフレが゜135万%に達すると予想している。受取賃金の価値が目減りし、賃金生活者が生活できないとして政府に賃上げを求めた動きだ。マドゥロ政権が8月にうちたてた経済政権計画も、効果を見せていない。

■エルドアン氏が来訪 Panoramaの記事
トルコのエルドアン大統領が12月3日、カラカスを訪れる。29日、政府が明らかにしたものだ。同大統領はブエノスアイレスで開催されるG20サミットに参加した後、カラカスに立ち寄り、ニコラス・マドゥロ大統領と会談する。各国がベネズエラへの制裁の動きを強める中、外国首脳の来訪は久しぶりだ。

■マドゥロ政権で経済53%減 Efecto Cocuyoの記事
ニコラス・マドゥロ政権が誕生した2013年以降、ベネズエラ経済は53%も落ち込んでいる。野党が多数を占める議会の金融委員会が示した数字だ。経済活動そのものが、この就任以後に大きな落ち込みを見せているものだ。経済失政により国内ではこれ以後、物資不足やハイパーインフレ、通貨暴落などが起きている。

■2万5千人、スペインに帰国 La Vanguardiaの記事
国内に住む外国人の、国外への流出も続いている。在カラカスのスペイン大使館によると、この1年で2万5千人のスペイン国民が帰国を選んだという。それでも国内には20万人が居住しているが、今後さらに帰国の動きが拡大する可能性もある。生活困窮から現在、多くの国民が国外に流出している状況だ。

■カラカスでまた停電 El Pitazoの記事
カラカスでは28日の夜、また大規模な停電が起きたという。送電システムの問題で、エル・バリェやパルケ・セントラル、エル・セメンテリオなどの広い範囲で電力供給が絶たれた。経済問題からシステムの維持メンテナンスが困難になり、職員の士気低下も起きていることから、国内では停電が頻発している。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■メキシコへの難民申請、469%増 Razónの記事
メキシコに難民申請したニカラグア国民は今年1~8月、前年同期比で469%も増えた。ニカラグアではこの4月から反政府行動が続き、政府側の弾圧もあり535人が死亡し、多くの者が拘束されている。この事態を受け、安定した生活を求め国外に逃れるニカラグア国民が急増しているものだ。同様の傾向はホンジュラスやコスタリカなどに広がる。

■ボウソナロ氏、3か国訪問へ ABC Colorの記事
1月1日にブラジルの大統領に就任するジャイル・ボウソナロ氏は、アルゼンチン、パラグアイ、チリを訪れる。同氏サイドが29日、明らかにしたものだ。就任後、初の外遊としてこの3か国を訪れ、各国首脳と会談する予定だという。極右の立場の同氏が、自国優先主義の中どのような対応をとるか、注目される。

■パナマのコンゴ、文化遺産に Prensaの記事
パナマの伝統音楽「コンゴ」が、ユネスコの無形文化遺産に登録される。モーリシャスで、各国からの登録申請の審議が行われ、登録が認められたものだ。この音楽文化は、かつてアフリカから国内に向かわされた黒人系音楽が原型となったもので、奴隷制度を今に伝えるものとして知られる。

■マリファナ・ラボ Notimericaの記事
ウルグアイに、ラテンアメリカで初めてとなるマリファナ(大麻草)ラボが設けられた。マリファナを使用した医薬品の研究などを行なう機関で、この素材を使用した緩和ケアやリラクゼーション効果などの効能が期待される。同国は2013年、初めてマリファナが合法化され、昨年からは薬局の店頭販売も始まっている。

■ウルグアイ、医療スト El Paísの記事
ウルグアイでは48時間の医療ストライキが通告された。主に大きな病院の医師らが加入する組合が通告したもので、12月6日と7日の両日、緊急医療などを除き業務を停止するという。国の医療政策に対する要求行動で、国内全土の病院がこの影響を受けることになるとみられる。


【国際全般】

■対ゼノフォビアのナプキン El Diarioの記事
スペインのレストランなどに、対ゼノフォビア(外国人憎悪)のナプキンが登場した。移民社会が進む一方、同国のみならず欧州各国ではゼノフォビア感情の高まりと、これによる暴力などの事件が問題化している。ゼノフォビア抑止を訴える文言が書かれているナプキンが、啓発のため置かれ始めている。



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