2018.12.04

【ボリビア】

■野党、CIDHに緊急発議 Correo del Surの記事
野党MDSは、米州機構の人権機関CIDHに、「緊急発議」を行なった。エボ・モラレス大統領は、憲法の多選規定にも関わらず次期選挙への出馬強行の構えだ。同野党は、このままでは法治国家の体制が崩壊するとして同機関に、緊急の討議を求めた。憲法法廷は出馬の根拠となる網疏(法の抜け穴)を容認する判断を示している。

■21F運動行進、パタカマヤに El Díaの記事
コナニを発ちラパスに向かっている21F運動行進は、パタカマヤに到着した。憲法順守を掲げ、エボ・モラレス大統領の次期選挙出馬阻止を訴える運動だ。144キロにわたる行進だが、あと2日ほどで目的地のラパスに到達する可能性がある。一団はラパス市内で、大規模デモを計画している。

■ユンガスからも21F行進 El Díaの記事
ラパス県ユンガス地方からも、21F運動行進がスタートした。チュルマニを発った一団は、エボ・モラレス大統領の次期選挙出馬強行阻止を訴え、ラパスまで歩く。コナニからラパスを目指す同じ運動の一団と、ラパスで合流する方針だ。ユンガス地方のコカ葉農家らはとくに、反モラレスを掲げている。

■サンタクルス県、ゼネスト支持 La Razónの記事
サンタクルス県側は、6日に国内で予定されているゼネストを支持する異例のコメントを出した。このゼネストは、2016年2月21日の国民投票結果を重んじることを求める21F運動によるものだ。同県のルベン・コスタス知事は、エボ・モラレス政権と対峙する筆頭格で、この再選出馬に強く反対してきた。

■警察、封鎖の自粛を求める El Deberの記事
警察は国内各方面に対し、道路封鎖の自粛を求めた。この6日、エボ・モラレス大統領の再選出馬に反対する21F運動のゼネストが予定されている。パンド県を除く8県でストの動きがあり、道路封鎖などが予定されているが、警察は封鎖を自粛するよう求めた。当日、警官隊による強制解除の可能性もあると警告した。

■中国にキヌア40トン La Razónの記事
中国に、国産キヌア40トンが輸出されるという。エボ・モラレス大統領が明らかにしたものだ。栄養価の高さで知られる、アンデス原産のこの穀物を新たな市場に輸出することで合意したという。この輸出キヌアは、国が新たな外港と位置づけペルー南部のイロ港から、中国に向け積み出されるという。

■バサン市長が辞職 La Razónの記事
オルーロ市のエドガル・バサン市長が、辞職届を提出した。同市長は、小学生のリュックにからむ汚職容疑で拘束され、市長職は市議が代行している。同市長は、この事態を受け職務を全うできる状況にないとして、議会にこの意思を表明した。同様の事件で逮捕されたコチャバンバ市長は、市長職にとどまる方針を示している。

■UMSA、コンドーム配布 Página Sieteの記事
ラパスのマヨール・デ・サンアンドレス大学(UMSA)では、コンドームが無料配布されるという。市の保健局と同大学が新たに取り組むものだ。国内ではHIV罹患者が今も増加傾向で、同時に臨まない妊娠で学業を追われる女子生徒も少なくない。こうした対応と啓発のため、この措置が取られるものだ。

■犬差別、抑止を La Patríaの記事
オルーロでは犬種「ロットワイラー」への差別抑止が訴えられた。この犬を愛する人々によるロットワイラークラブが声明を出したものだ。この犬は獰猛な性質で知られ、人を襲う事故が後を絶たない。この事態で、国民間でこの犬に対する差別的意識が生まれていると同クラブ側は指摘した。

■パネトン、142銘柄「適」 La Razónの記事
ラパスの保健局は、市販されているパネトン(パネットーネ)142銘柄を、「適切」と評価した。クリスマス時期を中心に、このスポンジケーキの消費が国内では伸びる。しかし毎年、粗悪品が混じることから保健当局が市販品と生産現場を調べ、安全銘柄を事前に発表している。この動きを各地の保健行政がとっている。


【ペルー】

■ガルシア氏が帰宅 La Repúblicaの記事
元大統領のアラン・ガルシア氏が、リマのミラフローレスの自宅に戻った。同氏は政治弾圧を受けていることを理由にウルグアイに亡命を申請し、2週間にわたり同大使館に身を寄せていた。しかしウルグアイ政府が、政治亡命に値しないとしてこれを謝絶し、帰宅したものだ。同氏に対する汚職の捜査が続いている。

■北部豪雨、再発可能性は低い El Comercioの記事
北部コスタ(海岸)で2017年初めに起きた北部豪雨の再発の可能性は、低いという。気象機関が明らかにしたものだ。ペルー沖の太平洋の海水温が上昇するエル・ニーニョ現象が今季発生する確率は67%と高いが、北部豪雨が再発する可能性は9%と評価した。この北部豪雨では162人が死亡し、150万人が影響を受けた。


【チリ】

■ピニェラ後よくなった、23% BioBio Chileの記事
この3月のセバスティアン・ピニェラ大統領就任後、国内が「よくなった」と感じている国民は23%だ。Cademが行なった世論調査の結果だ。「悪くなった」は17%で、「ミチェル・バチェレ前政権時代と変わらない」が56%となっている。現政権への支持率は41%で、前の回より3ポイント増加した。

■チリ、HIVキャリア増加が顕著 BioBio Chileの記事
チリは現在世界的にみて、HIVキャリアがもっとも増加している国の一つだという。1日の国際エイズデーを機に、この問題にとりくむ国際機関が明らかにしたものだ。HIV罹患者がもっとも増加した10か国の一つにチリが含まれているものだ。この機関は、国内のとくに若い世代が、コンドームを嫌うなど予防への意識が低いことを指摘している。


【アルゼンチン】

■バリロチェ空港封鎖 Clarín.comの記事
サンカルロス・デ・バリロチェの空港に向かうルートが3日、封鎖された。ターミナルから200メートル地点で起きたもので、数百人の空港利用者はこの地点を、重い荷物を持ちながら歩いて移動することとなった。この封鎖は、公園運営をめぐる社会闘争によるもので、現場ではタイヤが燃やされた。

■リーベル-ボカ戦、新たな懸念 Cuatroの記事
リベルタドーレス杯決勝、リーベル-ボカ戦で新たな懸念だ。11月24日の試合が、バス襲撃事件で延期され、スペインのマドリードで9日に開催されることになった。すでにチケットの販売が始まっているが、リーベル、ボカ双方のサポーター席が分けられておらず、混在するかたちとなるものだ。現場で、新たな衝突が起きることが懸念される。

■蚊取り線香の台で幼児死亡 El Periódicoの記事
サンティアゴ・デル・エステーロ州のロス・テラレスで、蚊取り線香の台が原因で幼児が死亡した。自宅のベッドから1歳10か月の女児が転落し、病院搬送後に死亡したものだ。何か刃物のようなもので腹部を傷つけられていたが、調べた結果蚊取り線香の台が転落の際、刺さったことが明らかになった。

■アビアンカ、コルドバへ Télamの記事
アビアンカ航空が新たに、コルドバと同社のハブであるボゴタを結ぶ路線を開設する。同社が明らかにしたもので来年の第一四半期内に、120座席のエアバスA319型機を使用し、この路線を開設するという。さらに同社は、エアバスA320型機を使用してブエノスアイレス-サンパウロ線を開設することも明らかにした。

■経済、来年第二四半期にも復調か Télamの記事
アルゼンチン経済は来年第二四半期にも、復調するとの予想が示された。コンサルタント会社が明らかにしたものだ。アルゼンチン経済はトルコの通貨安をきっかけに通貨不安が広がったことから、この7月以降、顕著な悪化が起きている。しかしこのコンサルタント会社は来年第二四半期には、この事態を脱すると予想した。

■サクランボ生産者らが歓迎 Télamの記事
国内のサクランボの生産者らが、中国との合意を歓迎した。ブエノスアイレスで行われたG20サミットの機会に、マウリシオ・マクリ大統領と周近平国家主席との会談が行われた。この会談での合意内容に、国産サクランボの市場開放が含まれていた。主要生産地チュブ州の生産者団体は、この合意に歓迎の意向を示した。


【エクアドル】

■バエサ-エル・チャコが不通 El Comercioの記事
ナポ県のバエサとエル・チャコを結ぶ道路が、不通となっている。この道路に沿う、キホス郡内を流れるサンタロサ川が増水し、この道路に水があふれ出しているものだ。路面には川から流れ出た流木などが残っている状態で、通行再開にはまだ時間を要するとみられる。

■ハンベリ、また高波被害 El Universoの記事
エル・オーロ県のハンベリ島では、また高波被害が生じた。太平洋に浮かぶこの島では2日夜から3日朝にかけ、波が高い状態が続いた。この高波で、海岸付近にある複数の住宅が一部損壊するなどの被害を受けたという。この島は水浴客などが多いが、高波による浜の侵食が、以前から問題となっている。


【コロンビア】

■学校、土砂災害に El Universoの記事
キンディオ県のカラルカで、学校が土砂災害に見舞われた。一帯で降り続いた大雨の影響で地盤が緩み、この2日にこの事態が生じたという。この事態でこども3人を含む4人が死亡したことが確認され、このほかにまだ不明者がいるとみられている。現在国内では各地で、雨季の雨の影響、被害が出ている。

■音楽イベントで大量中毒 Caracol Radioの記事
メタ県のビジャビセンシオで行なわれた交響楽のイベントに参加したこどもたちの間で、集団中毒が発生した。国内11の県から450人がこのイベントに参加したが、このうちの70人が腹痛や嘔吐などの症状を示し、手当てを受けている。今の時点でこの事態の、原因は特定されていない。


【ベネズエラ】

■野党、国際社会に憲法尊重求める El Nuevo Heraldの記事
野党は国際社会に対し、憲法尊重を求めた。この5月に再選されたニコラス・マドゥロ大統領は来る1月10日に新任期に入る。しかし憲法で必要とされる議会承認を得ておらず、このままではこの日に憲法上の効力を失う。野党が多数を占める議会は承認しない見通しで、「権力不在」の合憲性を国際社会に求めたものだ。

■レケセンス氏の公判、18日 Cronicaの記事
野党議員フアン・レケセンス氏に対する初公判が、この18日に開かれる。この8月、大統領暗殺を謀ったとされるテロ未遂が起きたと伝えられている。同氏はこの件への関与を一方的に指摘され、拘束されているものだ。この拘束後しばらく、家族や弁護士とも接触できず、人権上の問題が指摘されていた。

■エルドアン氏がカラカスへ Prensa Latinaの記事
トルコのエルドアン大統領が3日、カラカス入りした。ブエノスアイレスのG20サミットを終えた同氏は、パラグアイに続きベネズエラを公式訪問した。空港で二人の副大統領の出迎えを受けた同大統領は、間もなくニコラス・マドゥロ大統領と会談する予定となっている。

■米国「マドゥロは暴君」 El Comercioの記事
米国は、ニコラス・マドゥロ大統領はを「暴君」と表した。ジム・マティス国防長官が語ったものだ。同長官はマドゥロ政権が、「資源に富む豊かな国」を「廃墟」と化したと指摘した。米国政府はベネズエラの「困窮」を救う支援の準備は整っていると発表したが、マドゥロ政権がこれを拒んでいるとしている。

■野党、購買力が低下と指摘 Version Finalの記事
野党が多数を占める議会側は、ニコラス・マドゥロ政権の賃金、為替政策を批判した。30日、同政権は最低賃金の150%引き上げと、対米ドルで通貨ボリバール・ソベルノを43%引き下げることを発表した。しかし野党は、この双方の政策で、国民の購買力は結果として70%低下すると発表した。

■カラカスのメトロ、また混乱 La Prensa Laraの記事
カラカスのメトロ(地下鉄)は3日、また大きく混乱した。1号線のベジャス・アルテス駅でトラブルが生じ、編成の身動きが取れなくなったものだ。この事態で同路線は全線で長時間にわたり運転が見合された。経済失政で車輛交通が限界を迎える中、メトロの重要性が高まっている中、トラブルが続発している。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ウルグアイ、亡命を謝絶 El Paísの記事
ウルグアイのタバレ・バスケス政権は、亡命申請を謝絶した。ペルーの元大統領、アラン・ガルシア氏が「政治亡命」をリマのウルグアイ大使館に求めていたものだ。しかしバスケス政権は、この亡命は1954年に両国が取り交わした亡命の枠組みに入らないと判断し、この申請を謝絶したことが明らかになった。

■カトリック教会、対話呼びかけ La Esterellaの記事
ニカラグアのカトリック教会は、あらためて対話を呼びかけた。同国ではこの4月以来、反政府行動が続く。これに対しダニエル・オルテガ政権は、すべてのデモを「テロ」とみなして弾圧を加えている。カトリック教会は多数の死傷者、逮捕者が出ているこの現状を憂い、双方に対話による解決をあらためて求めた。

■ボウソナロ氏は危険ではない El Universoの記事
1月1日にブラジルの大統領に就任するジャイル・ボウソナロ氏について、「危険ではない」と指摘された。ルイス・イナシオ・ルラ・ダ・シルヴァ元大統領の有罪を判断したセルジオ・モロ判事が語ったものだ。極右の同氏について、就任後にブラジルの民主主義が脅かされるとの指摘があるが、同判事は危険性はないと断じた。

■メキシコ、大統領機売却へ Caracol Radioの記事
メキシコのアンドレス・マヌエル・ロペス・オブラドール新大統領は、さっそく大統領専用機の売却を発表した。1日に就任した同大統領は、就任後の公約にこの件を入れていた。売却するこの大統領気TP-1は、退任したばかりのペニャ・ニエト政権下で購入されたものだ。同大統領は売却益を、社会資本に回すとしている。

■日本、航行システムに2600万ドル Estrategia y Negociosの記事
日本は、パラグアイでの川の航行システム構築に、2600万ドルを投じる。G20サミットを終えた安倍晋三首相がアスンシオンを訪れ、マリオ・アブド・ベニテス大統領と会談した。この場で日本側からの協力が合意されたものだ。内陸国のパラグアイにとって、大河パラグアイの航行は重要なインフラだ。また来年の国交樹立100年に向け、交流促進を図ることにも合意した。

■フエゴ火山、毎時8度爆発 Contacto Hoyの記事
グアテマラの活火山、フエゴ火山は今も毎時8回の爆発を記録している。この火山は11月19日から、今年5度めとなる噴火活動に入っている。一時期よりも爆発回数は減っているものの、依然として活発な状態だ。この火山では6月3日の噴火で大泥流が村落を襲い、多くの死者、不明者を出している。

■ヒノテガで事故 El Nuevo Diarioの記事
ニカラグアのヒノテガで2日、大きな事故が起きた。現場は首都マナグアの北260キロの、ウィウィリの市街地だ。農村部からこの地に人々を乗せて運転されたトラックが、道路を外れて川に転落したもので、この事故で合わせて5人が死亡し、20人以上が負傷している。同市内ではこの日、2人が死亡する別の事故もあった。

■麻疹、12か国で確認 24Horasの記事
今年、ラテンアメリカの12か国で、麻疹(はしか)の感染が確認されているという。パンアメリカン保健機構が明らかにしたものだ。今年麻疹は欧州や北米などでも局地的な流行がみられたが、ラテンアメリカでも同様の傾向だ。アルゼンチンやコロンビアなどでは今世紀初めての感染例がみられている。



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