2018.12.05

【ボリビア】

■副大統領「MASが勝利」 La Razónの記事
アルバロ・ガルシア・リネーラ副大統領は、来年末の選挙で与党MASが勝利する、と断じた。テレビ番組に出演し述べたものだ。エボ・モラレス大統領は憲法の多選規定に関わらず、出馬を強行する構えで、国民間から批判がある。一部のメディアは野党候補の優勢を報じる中、同副大統領は強気な姿勢を鮮明した。

■2つの行進、ラパスに近づく Página Sieteの記事
エボ・モラレス大統領の再選出馬阻止を掲げる21F運動の2つの行進が、目的地ラパスに近づいている。憲法に抵触するおそれがあるこの再出馬に反対し、コナニとチュルマニを発った二つの集団が、ラパス市内で大規模デモを予定しているものだ。2つのグループは、この8日に政府関連施設前でデモを計画している。

■6候補者、違憲との見解 Página Sieteの記事
次期大統領選への出馬を表明した6人の候補者は、エボ・モラレス大統領の再出馬を違憲とみなしている。オルーロで採択された現行憲法の多選規定に抵触するおそれがあるとして、国民間からも批判が起きているものだ。憲法法廷は、出馬を可能とする網疏(法の抜け穴)を容認したが、憲法違反と指摘する声は各方面から続く。

■パリー外相ら、CIDHで対峙 La Razónの記事
パリー外相らは、米州機構の人権機関CIDHの場で対峙する姿勢だ。野党などは、エボ・モラレス大統領の次期選挙出馬が憲法に抵触し、法治国家における体制を軽んじているとして、同機関に告発を行なった。CIDH側もこの告発を受け入れており、パリー外相やアルセ法務相らは政権擁護のため動く姿勢を強めた。

■二重アギナルド、3~4月まで猶予 La Razónの記事
アルバロ・ガルシア・リネーラ副大統領は、民間企業の二重アギナルド(クリスマス手当)期限を3~4月とする姿勢を示した。政府は賃金生活者の生活向上のためアギナルド倍払を義務づけた。公務員は12月までに支払われるが、民間企業は資金繰りなどの関係から、一定の猶予を設ける方針を示した。

■イロ港、インフラ整備着々 La Razónの記事
ペルー政府は、同国南部のイロ港のインフラ整備を、着々と進めている。内陸国のボリビアはチリ北部の港湾を外港として使用しているが、外交関係の悪化などからこの機能をイロに移す方針だ。これにともない、ペルー政府はこの港湾や周辺の物流インフラなどの整備を進めている。

■ジェニファー港、運用開始へ La Razónの記事
サンタクルス県のパラグアイ川に面するジェニファー港は、一週間以内に運用が開始される。この川を通じた新たな物流の拠点となる見通しのこの港に、最初の貨物船が寄港する見通しとなった。この港を通じ、北米やアジアへの新たな輸送路の確保を、政府や物流関係者が目指している。

■高速道、ようやく全面再開へ El Díaの記事
ラパスとエルアルトを結ぶ高速道路は、ようやく全面再開する。この道路の改修工事が行われ、片側相互通行などの措置がとられていた。この工事が遅れに遅れ、政治問題化していた。結局、工期は6か月の遅れでようやく整い、全面再開となる見通しとなった。この道路はラパスとオルーロ、コチャバンバなど各地を結ぶ主要ルートだ。

■カラナビ、緊急対策 Página Sieteの記事
ラパス県ユンガス地方のカラナビでは、緊急に薬剤散布が行なわれている。この地で、ネッタイシマカが媒介するデングの感染が激増していることを受けた措置だ。保健省によると今季の感染例は79例に達しており、死者も出ている。感染拡大を抑止するため、蚊の発生を抑えるための散布が続けられている。

■リンチ死男性、埋葬 El Díaの記事
サンタクルス県のサンフリアンで、リンチを受け死亡したブラジル人男性が、故郷に埋葬された。この男性は仕事のためサンフリアンにいたが、泥棒に間違えられ暴行を受け死亡した。警察はこの暴行を指揮した者を逮捕し、起訴への準備を進めている。この32歳男性は、ブラジル北部のアマパ州の町に埋葬された。


【ペルー】

■コスタリカ、打診認める El Comercioの記事
コスタリカのカルロス・アルバラード大統領は、亡命についての打診があったことを認めた。汚職疑惑の渦中にある元大統領、アラン・ガルシア氏はウルグアイに亡命申請したが、謝絶された。この申請の前に、コスタリカやコロンビア、チリなどに亡命を探る打診をしていたとの報道があった。

■テレフェリコ、4社が関心 Gestionの記事
マチュピチュ遺跡へのテレフェリコ(ロープウェイ)建設計画に、4社が関心を示している。鉄道駅と遺跡公園入口を結ぶ新たな交通機関の整備が急務となっている。この計画浮上を受け、テレフェリコの建設や運営に実績のある世界各国の企業が、この受注に強い関心を示していることが明らかになった。


【チリ】

■メトロトレン、時間短縮 BioBio Chileの記事
チリ国鉄(EFE)が運行するメトロトレンの所要時間が短縮される。同社が明らかにしたものだ。この鉄道便はサンティアゴと第6(オイヒンス)州都ランカグアを結ぶが、現在最短で80分となっているこの便について10分短縮し、70分とするという。インフラ整備などでより高速の運転が可能となったためだ。

■メトロ、雨対策強化 BioBio Chileの記事
サンティアゴのメトロ(地下鉄)は雨対策を強化する。市内を走る各路線では一応の雨対策がなされているが、近年は気候変動などの影響で、雨の降り方が極端化する傾向がみられる。想定を超える雨量となった場合、駅や路線が浸水する可能性もあり、この対策を強化することを運営側が明らかにした。


【アルゼンチン】

■マクリ、ブラジルへ Télamの記事
マウリシオ・マクリ大統領のブラジル訪問が発表された。外務省が明らかにしたもので、1月1日のブラジル、ジャイル・ボウソナロ新大統領の就任式に参列するための訪問だ。極右政権の誕生だが、マクリ政権とは政治的立場に共通点があるとの好材料もある。またマクリ大統領は10日、ウルグアイも訪れる。

■AR、サポーター別輸送 Sport.esの記事
アルゼンチン航空は、サポーターを分けて輸送する。リベルタドーレス杯決勝、リーベル-ボカ戦はバス襲撃事件を受け、延期された。9日にスペイン、マドリードで開催されることになり、両チームのサポーターが大挙して移動する。同社はこれらのサポーター間で問題が起きないよう、それぞれの専用便として運航するとした。

■エル・パロマール、また反対デモ Infocieloの記事
ブエノスアイレスのモロンでは、地域にあるエル・パロマール空港の商業利用に反対するデモがまた行なわれた。軍用だったこの空港は、今年2月からLCC拠点として使用されている。しかし空港周辺の住民らは、発着便による騒音などを理由に、この反対運動を今も継続しているものだ。

■スブテ、乗り換えイノベーション Télamの記事
ブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)では、乗り換えについてのイノベーションが行なわれるという。市側が明らかにしたもので、リネアB、C、Dの乗り換えについての改造を行なうというものだ。これが完了すると、一日当たり30万人の利用者が、より便利に乗り換えできるようになるという。

■クリスマスツリー、30%上昇 Télamの記事
国内でのクリスマスツリーにかかるコストは、昨年に比して30%上昇しているという。マーケティング会社が明らかにしたものだ、標準サイズの120センチ大のプラスチック製ツリーを購入した場合、かかるコストは昨年のこの時期は4200ペソだったが、今年は5500ペソに上昇している。

■マクリ、インスタグラムでトップ Perfilの記事
マウリシオ・マクリ大統領は、ラテンアメリカの首脳の中でインスタグラムのフォロワー数がトップだという。現在、同大統領のアカウントのフォロワー数は91万1千人となっている。現職ではこれに次ぐのはパラグアイのマリオ・アブド・ベニテス大統領で50万人だ。Facebookではブラジルのボウソナロ次期大統領がトップだ。


【エクアドル】

■アタカメス、汚染を告発 El Universoの記事
エスメラルダス県アタカメスの漁業者らが、海洋水質の汚染を告発した。この近海での漁の際、水質の悪化をとくに強く感じ、網を扱う際に悪臭に苦しめられるケースが増えているという。県や国の環境行政に対し、この水質対策に取り組むよう、要請を行なったものだ。


【コロンビア】

■エクアドルと関係強化 Caracol Radioの記事
コロンビアとエクアドルは、協力関係の強化で合意した。イバン・ドゥケ大統領がキトを訪れ、同国のレニン・モレノ大統領と会談した。両国間で問題になっている国境地域の安全や密輸対策の強化で合意し、さらに文化、環境問題での連携も確認した。

■レティシア空港、遅れる Caracol Radioの記事
アマゾン地方のペルー国境、レティシア空港の運用完成は遅れる。2015年からアルフレド・バスケス・コボ空港の建設工事が進んでいたが、電源問題などで工期が遅れているという。11月末に竣工の予定だったが、来年前半にこれがずれ込むことが明らかになった。

■ドゥケ、ゼノフォビア抑止を Europa Pressの記事
イバン・ドゥケ大統領は国内に対し、ゼノフォビア(外国人憎悪)の抑止を訴えた。国内には生活困窮から流入し、難民化したベネズエラ国民100万人以上がいる。こうした外国人に対する、ゼノフォビア感情の高まりが各国で起きており、国内も例外ではない。


【ベネズエラ】

■米国、1月10日テロ国家指定か La Repúblicaの記事
米国はベネズエラについて、来る1月10日にも「テロ支援国家」に指定する観測が強まっている。ニコラス・マドゥロ政権はこの日に新任期に入るが、憲法上必要な議会承認を得られず、法的効力を失う可能性がある。これに合わせ、米国がテロ支援国家指定を行ない、政権への揺さぶりを強めるとの見方だ。

■チリも拒絶を呼びかけ NTN24の記事
チリのロベルト・アンプロ外相は、国際社会にニコラス・マドゥロ政権への「拒絶」を呼びかけた。マイアミのイベントに参加し語ったものだ。来る1月10日、同政権は憲法上の効力を失う可能性が高まっている。法治国家の原則に基づき、マドゥロ政権は外交上も「大統領ではない」という現実を突きつけることを国際社会に求めた。

■国連、難民受け入れ国支援 Caracol Radioの記事
国連は、ベネズエラ難民の受け入れ国に対する新たな支援を行なう。生活困窮から国外に流出したベネズエラ国民が、とくにラテンアメリカ各国で難民化しているものだ。220万人を超えるこれら難民の90%はコロンビア、エクアドル、ペルーの3か国に集中している。国連は7億3800万ドル規模の、支援を行なう。

■EUも難民受け入れ国支援 El Comercioの記事
欧州連合(EU)も独自に、ベネズエラ難民受け入れ国に対する支援を発表した。欧州委員会側が決めたもので、2280万ドル規模の支援を行なうという。コロンビア、エクアドル、ペルーの3か国を念頭に、衛生や教育、食料、住宅などの支援を行なう。コロンビア大統領が訪欧し、支援を求めていた。

■マドゥロ、ロシアへ El Impulsoの記事
ニコラス・マドゥロ大統領は、ロシアに向け出発した。カラカスを発った同大統領はモスクワに向かい、同国のウラジミール・プーチン大統領と会談するという。米国や欧州からの圧力が強まる中、同政権にとってロシアは、中国と並ぶ主要な支援先でもある。

■産業崩壊、進む El Carabobeñoの記事
国内の産業団体は、産業そのものの崩壊が進んでいる現状を指摘した。企業や個人商店などの倒産や廃業が進み、今年に入ってからだけで事業者の40%が事業を断念しているという。経済失政による物資不足とハイパーインフレに加え、生活困窮による国民の流出で働き手も激減している状態だ。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■表現の自由の危機 El Mundoの記事
ニカラグアの記者らが、同国での「表現の自由」の危機について訴えた。同国では4月以来反政府行動が続き、すべてのデモを「テロ」とみなすダニエル・オルテガ政権による弾圧も続く。これに乗じて、とくに政府に批判的なメディアに対する政府弾圧が強まっているとしたものだ。米州機構の人権機関CIDHにこの件を持ち込む可能性を示した。

■コスタリカ、闘争規模縮小 El Nuevo Diarioの記事
コスタリカの社会闘争の規模は、さらに縮小する。同国では社会制度改革に反対する、労働組合による社会闘争が9月10日から続いている。時間の経過とともにその規模は狭まっているが、新たに主要組合の一つが離脱を発表した。闘争そのものは、まだ継続するとみられる。

■メキシコ、安全優先 El Paísの記事
メキシコのアンドレス・マヌエル・ロペス・オブラドール新大統領は、国民の安全を最優先課題とした。1日に就任したばかりの同大統領は、メキシコ国内の治安の悪さをあらためて指摘し、国民が安全に、安心して暮らせる環境を整えることを最優先とすると断じた。国内では犯罪組織の暗躍が伝えられている。

■ハイチ大統領、キューバへ Escambrayの記事
ハイチのジョブネル・モイーズ大統領が、キューバの首都ハバナを訪れた。ミゲル・ディアス-カネル議長と首脳会談を行ない、新たな協力関係の枠組みなどについて話し合っている。モイーズ大統領のキューバ公式訪問は初めてで、2日間にわたり同国に滞在するという。

■ウルグアイ、殺人増止まらず Tele Doceの記事
ウルグアイでは今年、殺人件数の増加が止まらない。今年、同国内で発生した殺人件数は現時点ですでに356件に達している。この数は、昨年の年間件数をすでに100件以上上回っている状態だ。同国では人個当たりの殺人件数はラテンアメリカでは少ない水準で推移してきたが、この急増に国民間の不安が高まっている。

■パラグアイ、衛生への懸念 El Diarioの記事
パラグアイの浸水地域では、衛生についての懸念が高まっている。大河パラグアイ川が、大雨の影響で水位が高止まりし、首都アスンシオンなどで浸水も起きている。水に浸かった状態が長期間続いている地域もあり、蚊発生によるデングなどの増加や、新たな感染症の流行などが懸念されている。



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