2018.12.06

【ボリビア】

■エボ出馬、法廷が認める Los Tiemposの記事
エボ・モラレス大統領の、来年の選挙出馬を、選挙法廷が認めた。オルーロで採択された現行憲法の多選規定に抵触すると考える国民が多い中、与党MAS側が主張した網疏(法の抜け穴)を承認したものだ。この網疏については、憲法法廷も容認する姿勢を示している。選挙は来年末に行なわれ、2020年1月からが任期となる。

■エボ再出馬、賛成と反対が交錯 La Razónの記事
選挙法廷がエボ・モラレス大統領の次期選挙出馬を容認したことについて、国内では賛成派と反対派が交錯した。与党MAS支持者や、モラレス政権の支持母体であるチャパレのコカ葉農家などは、賛成の声を上げている。一方、野党やこの出馬が憲法に抵触すると考える国民らは、反対の声を上げた。

■野党、選挙法廷に疑義 La Razónの記事
与党MASに対峙する野党各党は、選挙法廷がエボ・モラレス大統領の再出馬を容認したことに、疑義を唱えている。憲法に抵触すると考えられるこの出馬を認めたことについて、野党各代表は「司法が政権にすりよっている」と独立した司法権限に疑問が生じ、「民主主義への死の宣告である」と断じている。

■カトリック教会も疑問 El Deberの記事
ボリビア社会への影響力が強いカトリック教会も、選挙法廷の判断に疑問を呈した。エボ・モラレス大統領の再出馬を容認したことについて、司祭の団体は「ボリビアの将来に翳が生じた」と表した。同教会は表立って政治的発言をすることは多くはなく、この声明は異例なものだ。

■政府、21F運動を「シカト」 La Razónの記事
政府は国内に対し、「21F運動」を無視するよう呼びかけた。2016年2月21日の国民投票結果を重視し、エボ・モラレス大統領の次期選挙再出馬阻止を掲げる運動だ。6日、同運動は国内で社会闘争を行なう予定だが、政府側はこれを静観し、公務員や学校は通常体制となると発表した。

■CIDH、具体化せず El Deberの記事
米州機構の人権機関CIDHは、具体的行動を見せていない。エボ・モラレス大統領が再出馬を強行しようとしていることについて、憲法に抵触すると同機関に野党などが訴えているものだ。同機関もこの問題が存することは認めたものの、今の時点で具体的対応を示していない。

■アルゼンチン、ガス輸入半減 Correo del Surの記事
アルゼンチンが来季、ボリビアから輸入する天然ガスの量は、半減する見通しだ。同国はボリビアにとって第二の輸出相手だが、ネウケン州のバカ・ムエルタでのガス資源開発が進み、チリへの輸出も行なわれ始めている。こうした中、消費するガスの「国産化」が進み、輸入が大きく減る見通しとなった。

■新たなキヌア研究施設 La Patríaの記事
オルーロ県のガルシ・メンドサに、キヌアの研究施設が設けられるという。アカザ科のキヌアはアンデス原産の穀物で、栄養価の高さで世界的に知られる。この生産方法や活用方法などを探る新たな研究施設が、生産地でもあるこの地に設けられることになった。オルーロ市の国際キヌアセンターと連携し、研究開発にあたるという。

■事故で道路封鎖 El Díaの記事
サンタクルス市北部の道路で事故があり、車輛が道路を塞いだ。北部道路の、中心部から北へ14キロの地点で起きたもので、車輛同士の衝突事故から一方が路上に横転し、塞いだものだ。死傷者はないものの、現場は大渋滞するに至った。警察は急遽、迂回路への誘導を行なったという。

■ワルネス発電所、完成間近 El Díaの記事
サンタクルス県のワルネスに、政府が建設を進めている火力発電所は、完成が近いという。アルバロ・ガルシア・リネーラ副大統領が現場を訪れて視察し、明らかにしたものだ。政府は電力を新たな輸出品と位置づけ、国内での電源開発を積極的に進めている。520メガワットの発電が可能なこの施設は、進捗率が90%に達したという。


【ペルー】

■デサグアデーロ鉄道計画 Correo Perúの記事
プーノ県最大都市フリアカと、ボリビア国境のデサグアデーロを結ぶ鉄道計画が打ち出された。中国企業が新たに提案したもので、既存路線と合わせてアレキパやイロと接続することになる。ボリビアが計画する大陸横断鉄道の一部となるもので、同国の路線網を使えばエルアルトまで鉄路がつながることになる。

■キャンプ場、一時閉鎖 La Repúbicaの記事
クスコとマチュピチュ遺跡を結ぶインカ古道(カパック・ニャン)に沿う、キャンプ場は一時閉鎖される。トレッキング客が利用するこの施設だが、今後雨季の本格化で土砂災害の危険性が増すことなどから、閉鎖されることとなった。インカ古道そのものも、雨季のピークとなる2月頃、全面閉鎖となる。

■プラスチック規制法、成立 El Comercioの記事
プラスチック製品利用の規制についての新たな法案が、出席議員全会一致で可決された。マイクロプラスチックによる海洋汚染を受け、一院制の議会でも議論が起きていた。この法案には、レジ袋など一度しか使用しないプラスチック製品の使用を原則禁止することが盛り込まれている。


【チリ】

■麻疹、バス車内で感染 BioBio Chileの記事
今年国内で3例めとなる麻疹(はしか)感染例が報告された。感染したのは6か月の乳児で、2例めとなった4歳のベネズエラの女児から、バス車内で感染した事例とみられる。保健省はこのベネズエラ女児が利用した11月19日のアリカ発サンティアゴ行きの便の利用者に、申し出ることを求めていた。

■マチャリ、30時間停電 BioBio Chileの記事
第6(オイヒンス)州のマチャリでは、30時間にわたり停電が続いている。4日、国内中部で、強風が原因で停電が生じ、サンティアゴ首都圏でも長い場所では5時間、停電となった。しかしマチャリでは復旧しないまま24時間以上が経過しているという。送電システムにトラブルが生じているとみられるが、電力会社は原因を説明していない。

■オフィスで馬のテロ BioBio Chileの記事
第5(バルパライソ)州、ビーニャ・デル・マールのコンサルタント会社のオフィスで、馬による「テロ」があったという。オフィスに男が馬で乗りつけ、「殺してやる」と言いながら刃物を振り回したものだ。周囲の人によるとこの男は、重度の精神疾患を得て、治療を受けているところだったという。


【アルゼンチン】

■国産機量産の計画 Télamの記事
マウリシオ・マクリ大統領は、国産の小型機を量産する計画を新たに示した。コルドバでは、国産小型機「パンパ3」の生産が行なわれているが、これを量産し2023年には輸出を果たしたいとしたものだ。すでに政府側も、中東やアフリカ各国などにこの小型機の売り込みを図っているという。

■イベラ国立公園創設へ Diario La Repúblicaの記事
コリエンテス州に、新たな国立公園が創設される。下院議会が法案を可決したもので、コリエンテス州に設けられるのは「イベラ国立公園」だ。この公園は、世界有数の湿地、パンタナルに接続する1万2千ヘ平方キロメートルの湿地帯で、多様な植生が今も残る。上院議会はすでにこの法案を可決している。

■反パロマール闘争が拡大 Página 12の記事
ブエノスアイレス、モロンのエル・パロマール空港の商業利用反対の運動が、拡大している。この2月から旅客便の乗り入れが始まった同空港だが、住民らは騒音などを理由にこの利用差し止めを求めた運動を展開している。国際定期便就航を前に、この運動がモロンだけでなく周辺自治体の住民にも広がっているという。

■イグアス、記録更新確実に Perfilの記事
イグアス国立公園入場者の、記録更新が確実な状況だ。これまでの年間記録は昨年記録した140万2910人だが、この5日の時点で今年の来訪者が140万人に達したという。この国立公園は国内ではブエノスアイレス、パタゴニアと並ぶ観光地で、来年にはスペイン、マドリードとの間の直行便も就航予定だ。


【エクアドル】

■ナヨンで多重衝突 El Comercioの記事
キト北部のナヨンの幹線道で5日13時頃、多重衝突事故が起きた。現場となったのはシモン・ボリバール通りの北へ向かう車線上で、重量トラック2台を含む車輛11台がからむ事故が起きたものだ。トレーラーのブレーキが利かなくなり、暴走したことが原因だという。この事故で、合わせて7人が負傷した。


【コロンビア】

■ドミニカ共和国で航空機窃盗 Arecoaの記事
ドミニカ共和国北部のサマナ州で、小型航空機を盗もうとしたコロンビア男性が拘束された。アロヨ・バリル飛行場で、この男はこの行為に及び、当局側に拘束されたものだ。この男は操縦士の免許を持っていたという。男はコパ航空の便でパナマから同国に到着したばかりだったとみられる。


【ベネズエラ】

■複数国が国交途絶か El Nuevo Heraldの記事
1月10日には、複数国がベネズエラとの国交を途絶する可能性がある。チリのロベルト・アンプエロ外相が発言したものだ。ニコラス・マドゥロ大統領が新任期に入るこの日だが、憲法上必要な議会承認を得られない。このため複数国が政権不在と見なし、国交を途絶する可能性があると指摘したものだ。

■ボリバール・フエルテは廃止 Venezuela al Díaの記事
前通貨ボリバール・フエルテは5日18時をもって、廃止となる。中央銀行が11月30日に発表していたものだ。政府はこの8月20日に、実質デノミとなる措置で新通貨ボリバール・ソベルノを導入していた。通貨切り替えの家庭で、旧通貨の紙幣なども使用できたが、この日のこの時間以降は、効力を失うという。

■1ドル、530Bsに Descifradoの記事
平行(闇)市場では、1ドルは530ボリバール・ソベルノに近づいている。8月20日に実質デノミが実施されたばかりだが、対国際通貨でのボリバールの下落は続いている。5日時点で平行市場では、1ドルは526.88ボリバールとなった。この平行市場レートと、公定レートの乖離幅は広がる一方だ。

■プーチン氏と会談 Caracol Radioの記事
ロシア、モスクワを訪れたニコラス・マドゥロ大統領は、同国のウラジミール・プーチン大統領と会談した。マドゥロ大統領は、ベネズエラ経済が「複合的な問題」を抱えていることを説明し、同大統領に協力を求めたとみられる。北米や欧州から圧力を受けるマドゥロ政権にとって、ロシアは中国とともに大きな理解者となっている。

■コスタリカでハンスト El Carabobeñoの記事
一人のベネズエラ男性が、コスタリカでハンガーストライキを開始した。この男性は1990年代に国内で弾圧を受け、国外に逃れた経験を持つ。現在、多くのベネズエラ国民が人権上、厳しい状況に置かれていることからこのハンスト突入を決めた。米州機構の人権機関CIDHなどに、このハンストを通じて働きかけを行なうという。

■経済政策の刷新求める El Periódicoの記事
野党はニコラス・マドゥロ政権に対し、経済政策の刷新を求めた。マドゥロ政権はこの8月、経済回復政策を示したが、その効果はほとんどみられない状態にある。議会で圧倒的多数を占める野党は、同政権に対しこの政策の見直し、刷新を要求した。現在、多くの国民が生活困窮に直面している。

■アルバン氏の遺体を米国に Noticieroの記事
変死した野党議員、フェルナンド・アルバン氏の遺体を米国に移すよう、その妻が求めた。10月、インテリジェンス機関に拘束されていた同氏が変死し、政府側は自殺と発表している。しかしこの死の背景に同機関や政府があったとの指摘があり、妻や家族は国際機関による捜査を求めている。

■レケセンス氏、30年の刑のおそれ Analiticaの記事
野党議員フアン・レケセンス氏に対し、30年の刑が下る可能性があるという。同氏の弁護士が明らかにしたものだ。8月に起きたとされる、大統領暗殺を謀るテロ未遂に関与したと一方的に指摘され、同氏は拘束された。この18日に裁判が始まる見通しだが、政府側の主張を司法が受け入れれば、30年の刑となるおそれがあるとした。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■表現の自由の担保求める El Nuevo Diarioの記事
国連人権高等弁務官事務所は、ニカラグア政府に対し「表現の自由」の担保を求めた。4月から反政府行動が続く同国では、ダニエル・オルテガ政権がデモを一方的に「テロ」とみなして弾圧を加えている。さらに政府に批判的なメディアに対する弾圧も報告されており、国連機関側が国内の人権状況に憂慮を示したものだ。

■キューバ、モバイル通信解禁 El Universoの記事
キューバでは6日、携帯電話などを通じたインターネット通信が解禁される。同国の国営メディアが5日、伝えたものだ。国内ではインターネット利用などが厳しく制限されていたが、ラウル・カストロ政権下で開放政策が進められてきた。通信料は1MBあたり0.10センターボになるという。

■日本の担当者、ウルグアイへ Caras y Caretasの記事
日本の担当者が来週、ウルグアイを訪れるという。先週末、安倍晋三首相が同国を訪れ、タバレ・バスケス大統領と首脳会談を行なった。この中で、双方の牛肉市場を開放することで合意している。この輸出入開始に向けた枠組みを整えるため、日本側の担当者が冷凍業者とともにウルグアイを訪れることが明らかにされた。

■ボラリス、給油トラブル El Universalの記事
メキシコのLCC、ボラリスの便で5日、遅れが生じた。問題が生じたのはメキシコシティのベニート・フアレス空港第一ターミナルで、システムトラブルで円滑な給油ができず、同空港発のすべての便に影響が生じたという。利用者に対し、出発便の状況などを確認するよう、ウェブサイトやSNSで呼びかけている。

■避難所で乳児が感電死 La Naciónの記事
パラグアイの首都アスンシオンの避難所で、乳児が感電で死亡した。大河パラグアイ川が増水し、一部で氾濫していることから、流域近くの住民らが避難生活を送っている。この避難所で4日午後、何らかの理由で感電が生じ、この乳児が死亡したことが明らかにされた。

■ニカラグアで新種ヘビ El Nuevo Diarioの記事
ニカラグアで、新種のヘビが見つかったという。爬虫類の専門家が明らかにしたもので、新たに見つかったのは北米から中米に棲息しているグアテマラネックバンドヘビ(Scaphiodontophis annulatus)の一種とみられている。この発見で、ニカラグアでは野生のヘビが257種、棲息していることになるという。



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