2018.12.12

【ボリビア】

■サンタクルス、デモ暴徒化 La Razónの記事
サンタクルスで行なわれた学生デモが、暴徒化した。エボ・モラレス大統領の次期選挙出馬阻止を掲げる21F運動によるデモだ。学生らは中心部の街路でデモを行なったが、一部が暴徒化し同大統領の出馬を容認した選挙法廷の事務所に火を放つなどした。この事務所周辺や中心部は、現在は警察がコントロールしている。

■学生ら、選挙法廷に見直し要求 El Deberの記事
サンタクルスで行なわれた学生デモでは、選挙法廷に対する判断の見直し要求がなされた。エボ・モラレス大統領の次期選挙出馬を同法廷は容認したが、オルーロで採択された現行憲法の多選規定に抵触するおそれがある。市内中心部、9月24日広場で行われたこのデモには、学生3千人が参加した。

■各地で21F運動のデモ La Razónの記事
サンタクルスのみならず、ラパスやコチャバンバなど各地で、21F運動によるデモが行われた。選挙法廷がエボ・モラレス大統領の次期選挙出馬を容認したことの見直しを求めた運動だ。21F運動は72時間以内に回答を出すよう同法廷に迫っていたが、これがなされず時間切れとなり、各地でデモが同時発生した。

■メサ氏、再検討申し入れ Correo del Surの記事
次期選挙に出馬する元大統領、カルロス・メサ氏も選挙法廷に対し、判断見直しを申し入れた。副大統領候補のグスタボ・ペドラサ氏とともに同法廷事務所を訪れ、要望書を提出したものだ。この文書の中で、エボ・モラレス大統領の次期選挙再出馬は、憲法168条に抵触すると断じている。

■21F運動、対米関係正常化掲げる La Razónの記事
エボ・モラレス大統領の次期選挙出馬阻止を掲げ、国内に政治的なうねりを生み出している21F運動は、この選挙に向けたほかの項目を示した。次期選挙に向け、2008年にパンド県で起きた事件をきっかけに空転している対米関係の正常化や、アンデス原産のハーブ、コカ葉の扱いの正常化などを挙げている。

■ロドリゲス氏、司法委員に Correo del Surの記事
前大統領で、元最高裁長官のエドゥアルド・ロドリゲス氏が、ハーグの国際司法裁判所の司法委員に選ばれた。現在オランダ大使を務める同氏は、同裁判所の助言機関のメンバーに、ボリビア人として初めて選出されたという。同氏はカルロス・メサ元大統領辞任後、憲法規定に基づき暫定大統領となった。

■ビルビル、準備が必要 El Díaの記事
サンタクルスのビルビル国際空港のハブ化の前に、準備が必要だという。航空の専門家、ダニエル・ナバハス氏が指摘したものだ。政府はこの空港のハブ化を進める計画だが、同氏はこの前に、この空港の安全性の向上や、交通機関の充実などを図る必要があるとの見解を示した。この空港は日本のODAにより整備された。

■エル・シジャル、進捗13% La Razónの記事
サンタクルスとコチャバンバを結ぶ道路のエル・シジャルの工事は、進捗率が13%だという。このエル・シジャルは、両都市を結ぶこの動脈の最大の難所として知られる。政府は輸送力向上のため、この区間の複線化を事業化し、工事が着手されたものだ。新たに橋をかけるなどし、土砂災害の影響を最小化する試みがなされている。

■チモレ、依然9人不明 El Díaの記事
チモレ川で起きたカヌー難破事故で、依然として9人が不明となっている。8日、コチャバンバ県チャパレ地方のこの川を航行していたカヌーが難破し、沈んだものだ。現地の警察によると、今の時点で2人の溺死体が発見されたが、残る9人についてはまだ、手がかりも見つかっていない。

■オルーロ、人工透析問題 La Patríaの記事
オルーロの新市長は、まず人工透析問題に取り組む。汚職容疑を受け辞任した市長に代わり、市議会議員のアギラール氏が正式に市長となった。腎臓の疾患などを抱え、市内にも人工透析を必要とする人がいるが、市内の医療機関は体制的に、十分に需要にこたえられる状況にないという。患者会と市長側がこの件について、協議することになった。

■ウルバノ公園で火災 El Deberの記事
ラパス、ソポカチのウルバノ公園で11日午後、火災があった。14時頃、市内の消防に通報が入り、消防が駆けつけ消火活動を行なった。クリスマス市の近くで起きたもので、この現場がテレフェリコ(ロープウェイ)空色線に近かったため、同路線の運転に一部、影響が生じたという。

■サンフランシスコにツリー Página Sieteの記事
ラパス中心部、サンフランシスコ寺院前の広場に、高さ16メートルのクリスマスツリーが設営された。この場所には毎年、伝統的なツリーが飾られる。今年も、夕方の最初の点灯式に、ルイス・レビジャ市長が立ち会った。このツリーは年末まで、この場所で彩りを添える。


【ペルー】

■伝統の祭チアラヘで死者 La Repúblicaの記事
クスコ県カナス郡のチェッカで行なわれた伝統の祭「チアラヘ」で、参加者の男性が死亡したという。この8日に行なわれたこの祭は、大地神パチャママに捧げるため、男たちが投石する闘いの祭だ。この場で、一人の男性が死亡していることが明らかになった。この祭は、近隣のチュンビビルカス郡などにもみられる。

■ネグロマヨでバス事故 Correo Perúの記事
アプリマック県アンダワイラス郡のネグロマヨで、バス事故が起きた。リマからクスコに向かっていたクロモテックス社の便が、衝突事故を起こして横転したものだ。この事故で、乗客など40人が負傷し、アバンカイやアヤクチョ県のプキオの医療機関に搬送されている。

■メトロ1号、編成増加 La Repúblicaの記事
リマのメトロ(電車)1号線では、便に使用できる編成が増やされた。2011年から営業運転を行なっているこの路線は、編成が限られるため混雑時間帯の混雑が、激しさを増すばかりだった。運営する市側は新たな7編成を調達し、44編成体制としたという。今後、混雑緩和などが図られる見通しだ。


【チリ】

■パタゴニア国立公園誕生 BioBio Chileの記事
第11(アイセン)州のチレ・チコに、パタゴニア国立公園が誕生した。国内17番めのこの国立公園は、自然保護活動を行なったトンプキンス家が私有地にプマリン公園を設けたのを母体に、国立公園としたものだ。広さは30万4000ヘクタールとなっている。国内の国立公園は南部、パタゴニア方面に集中している。

■ミスコン、差別禁止を提言 BioBio Chileの記事
LGBTQ団体のMovilhは、ミスコンテストでの「差別」禁止を提言した。この出場について、多くのコンテストが「出生時の性別」を要件としている。国内では性適合手術を受けた人は性別そのものを変更できるようになっているが、出生時の性別をもとに出場機会が妨げられることは差別にあたると指摘しているものだ。

■麻疹、9件に Ahora Noticiasの記事
国内での麻疹(はしか)感染はさらに2件増え、9件となった。ベネズエラ難民を通じたこの感染症の広がりが指摘されるが、この新規感染が急増しているものだ。先月、アリカからサンティアゴに向かうバス車内で集団感染が起きたおそれがあり、この数はさらに増える可能性がある。保健省は予防接種運動の展開を予定している。


【アルゼンチン】

■航空、48時間のストへ Perfilの記事
空の交通が、大きく混乱する見込みだ。操縦士の組合はこの13、14日の両日、48時間の時限ストを行なうことを通告した。外国人操縦士の雇用が増加する中、アルゼンチン国籍の操縦士の権利を守るため行なうものだという。アルゼンチン航空やLATAM、アンデス航空など各社の便が、影響を受けるとみられる。

■スカイ、エル・パロマール乗り入れ延期 Clarín.comの記事
チリのLCC、スカイ航空はブエノスアイレスのエル・パロマール空港への乗り入れ延期を発表した。同社はこの17日から、同空港とサンティアゴを結ぶ路線の運航を開始する予定だった。しかし同社は、同空港の照明誘導施設などに不備があることから、現時点で乗り入れはできないと判断したという。あらためて乗り入れ日を1月14日とした。

■マクリ、イグアスへ Misiones Onlineの記事
マウリシオ・マクリ大統領は12日、ミシオネス州のプエルト・イグアスを訪れる。イグアス国立公園内にある旧シェラトンホテルがリモデルし、新たに6つ星ホテルとして営業を開始することになり、この式典に参加するため訪れるものだ。この式典にはミシオネス州知事や観光行政官なども参列する。

■LGBTQの生徒放擲で調査へ Télamの記事
サルタ州のフアン・マヌエル・ウルトゥベイ知事は、教育行政に徹底調査を命じた。州内のカトリック系私立学校が、性的マイノリティの16歳少年を退学させた事件についてだ。LGBTQの人権問題として注目される一方、私立学校であり、またカトリック学校であることからやむを得ない判断との意見もある。


【エクアドル】

■副大統領にソネンオルスネル氏 El Comercioの記事
議会は11日、副大統領にオットー・ソネンオルスネル氏を選出した。レニン・モレノ政権誕生時、就任した副大統領が汚職容疑で失職し、長期間にわたり副大統領ポストは空白となっていた。この日議会は、3候補の中からこのソネンオルスネル氏を選出した。同氏の任期はモレノ大統領と同じ、2021年5月24日までだ。

■レベンタドールから火山弾 El Comercioの記事
観測機関は、レベンタドール火山から、火山弾が飛んだと発表した。2002年から活動が断続的に続くこの火山は、現在また活発な状態となっている。11日、火口から800メートルの地点に火山弾が飛んだことが明らかになった。キトの東90キロにあるこの火山周辺には集落がなく、人や建物への被害はない。


【コロンビア】

■ベネズエラ難民、地方都市に El Universalの記事
ベネズエラ難民は現在、国内の地方都市に向かっているという。生活困窮から同国から国内に逃れた難民は、110万人に達したと推定される。現在、滞在合法化のための手続きがとられているが、カルタヘナやバランキージャ、リオアチャ、サンタマルタといった地方都市で、難民の増加が著しいという。

■ニアミスは人的ミス Caracol Radioの記事
11月3日、ボゴタ近くで起きた旅客航空便同士のニアミスは、人的なミスから起きたという。調査を行なっていた民間航空局が明らかにしたものだ。アビアンカ航空のエアバス機と、WINGOのボーイング機が異常接近し、空中衝突していた可能性があったものだ。この原因などについて、同局が調べを進めていた。


【ベネズエラ】

■ボウソナロ氏、移民協定に否定的 La Repúblicaの記事
1月1日にブラジル大統領に就任するジャイル・ボウソナロ氏は、移民協定への署名に否定的考えを示した。生活困窮から多くのベネズエラ国民が、同国のロライマ州に殺到し、ゼノフォビア(外国詩人憎悪)感情が高まるなどしている。この事態について同氏は、この協定署名でさらなる難民が到着しかねないとの見解を示した。

■コロンビア外相「変化が必要」 Caracol Radioの記事
コロンビア外相は、ベネズエラの政治上の変化が必要と断じた。同国はモロッコ、マラケシュで採択された移民協定に署名の方針だ。すでにベネズエラ難民110万人を受け入れている同国として、今後についてはベネズエラ政府が国民の人権や自由を認めるかどうかにかかってきているとの見解を示した。

■1月10日にクーデターが起きる El Nacionalの記事
コロンビアの元大統領、アンドレス・パストラナ氏は、1月10日にベネズエラで「クーデター」「政変」が起きると断じた。5月の選挙で再選されたニコラス・マドゥロ大統領は、この日までに憲法上、議会の承認を受ける必要があるが、この目途が立たない。この事態で国際社会が同政権を認めず、クーデターが起きるとしたものだ。

■ラテンアメリカ最悪のインフレ El Carabobeñoの記事
国内でのインフレは、ラテンアメリカで有史上、最悪の状態となりつつある。議会は今年の物価上昇が129万%とし、昨年10月からのハイパーインフレは14か月連続となっている。これまで地域内最悪のインフレは1980年代にボリビアで発生した18か月間で、この際の物価上昇は2万3454%だった。国際通貨基金は来年の上昇が1千万%に達すると予測している。

■クリスマスのサラダ、最低賃金を超える El Comercioの記事
国内でクリスマスの食事の際、伝統的に作られているサラダのコストが、最低賃金額を超えている。ハイパーインフレに見舞われている国内では、物価上昇が著しい。標準家庭でこのサラダをつくると5800ボリバール・ソベルノが必要で、最低賃金の4500ボリバールを超える状況だ。

■メトロ運賃、値上げ実施 El Universalの記事
カラカスのメトロ(地下鉄)運賃の値上げが、実施された。運賃はこれまでの0.50ボリバール・ソベルノから、1ボリバールに値上げされた。表面上、価格が倍になったが、インフレ進行などでこの値上げでは同路線の運行維持は難しいと分析されている。メンテナンス不足などで、メトロでは運休などの事態も相次いでいる。

■ブラジル国境の抵抗 Analiticaの記事
ボリバール州のインディヘナ(先住民)層が、ブラジル国境道を封鎖した。先週末、地域の鉱山でインディヘナ層と警官隊との間で衝突が発生し、1人が死亡したという。この事態についての責任追及のため、インディヘナ層が社会闘争に入ったものだ。この件について、政府や地域行政は口をつぐんだ状態だ。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■人権集会も認めず La Prensaの記事
ニカラグア、ダニエル・オルテガ政権は、人権についての集会すらも認めなかった。10日の世界人権デーに、野党と人権団体がこの集会の実施を計画した。しかし4月から反政府行動が続き、すべてのデモをテロをみなすオルテガ政権はこの集会を認めず、警察によりすべての参加者らが排除される事態となった。同国の人権について、国際社会の懸念が広がっている。

■カテドラルで銃撃 El Paísの記事
ブラジル、サンパウロ州カンピナスの大聖堂(カテドラル)内で、男が銃を乱射した。ミサの最中に起きた事態で、銃撃を受けた4人が死亡し、3人が負傷している。男はこの銃撃の後、カテドラル上階から飛び降り、自殺を遂げている。男は拳銃2丁を現場に持ち込んでいたが、この動機などについてはまだ分かっていない。

■ホンジュラス、航空便に影響 La Prensaの記事
悪天候に見舞われたホンジュラスでは、航空便に影響が生じた。11日午前、国内南部地域を中心に天候が悪化し、視界不良となったテグシガルパ、ラ・セイバ、ゴルソン、ロアタン島の空港の運用が停止された。しかしその後天候は回復し、同日午後には滑走路が再開され、運航体制は通常に戻りつつある。



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