2018.12.18

【ボリビア】

■米国、ボリビア選挙に懸念 Correo del Surの記事
米国が、ボリビアの来年の選挙に懸念を示した。政府広報官が言及したものだ。来年の大統領選にエボ・モラレス大統領が再出馬することを憲法法廷が認めたが、この出馬はオルーロで採択された現行憲法に抵触するおそれがある。米国政府側は、ボリビアのこの選挙が「法にのっとり行なわれること」を望むとした。

■エボ「米国が出馬を止めようとしている」 La Razónの記事
エボ・モラレス大統領は、米国政府が自身の大統領選挙再出馬を止めようとしている、と語った。米国政府広報が、モラレス大統領の次期選挙出馬に懸念を表明したことを受けた発言だ。モラレス大統領は米国政府が、この出馬阻止を目指し、国内団体と結託しようとしていると断じた。

■5都市で出馬反対闘争続く La Razónの記事
国内では主要5都市で、エボ・モラレス大統領の再出馬反対闘争が続いている。選挙法廷がこの出馬を容認して以降、各地で動きがある。11日にはサンタクルスで行なわれた学生デモが暴徒化し、選挙法廷事務所に放火される事態も生じた。このほか現在、ラパス、コチャバンバ、スクレ、タリハで闘争が続いている。

■エボ、ブラジルへ La Razónの記事
外務省はエボ・モラレス大統領が、ブラジルを訪れることを発表した。1月1日、同国ではジャイル・ボウソナロ新大統領が就任する。モラレス大統領はこの就任式に参列するため、ブラジリアを訪れるという。ボウソナロ氏は極右の立場で、左派のモラレス大統領とは考え方に大きな差がある状態だ。

■サンタクルス道路封鎖 Página Sieteの記事
サンタクルスでは17日、市内6個所で道路封鎖が行なわれた。封鎖されたのは市内と周辺部を結ぶ道路の結び目付近で、市や県、国の道路行政に対する要求行動だ。交通事業者が、道路整備の「不平等さを」を訴え、是正を要求した。行政側との対話が行われ、その後封鎖は解除されている。

■アブド、ボリビア加盟支持 Página Sieteの記事
パラグアイのマリオ・アブド・ベニテス大統領は、メルコスルへのボリビア正規加盟を支持する姿勢を示した。間もなくウルグアイで行なわれるサミットで、この件について触れる方針だという。ボリビアはメルコスル正規加盟を目指しているが、資格停止されているベネズエラ問題などでこの件は後回しとなっている。

■イロ、高レベル協議へ Página Sieteの記事
ボリビア、ペルー両国はイロ港についての高レベル協議を実施する。内陸国のボリビアは現在、チリ北部のアリカ港を外港としている。しかし同港での差別的対応などから、この機能をペルー南部のイロに移す方針だ。このイロ港でのボリビア貨物の扱いやアクセス整備など、両国担当者による協議が新たに実施される。

■若者3人、雷で死亡 Correo del Surの記事
チュキサカ県のタカピで16日、16歳から20歳の若者3人が、雷で死亡した。この日この地は、雷雨となっていたが、外に出ていたこの3人は、落雷の直撃を受けたという。3人は、行方が分からなくなった家畜の行方を追っていたとみられる。天候が回復した17日、山の中腹から3人の遺体が収容されている。

■アリカ港での「差別」続く La Razónの記事
ボリビア側は、チリ北端のアリカ港での「差別」が続いていると告発した。内陸国のボリビアはこの港湾を外港として使用しているが、港湾側がボリビア貨物の通関などの手続きを一方的に遅らせるなどの、嫌がらせ的対応を続けている。ボリビアは国際条約にも違反しているとして告発しているが、事態は収まっていない。

■医療、48時間のストへ La Razónの記事
医師や看護師は、48時間の時限ストライキに突入する。政府は来年にも、国民皆保険制度を導入する方針を示している。しかし医療分野の組合は、この措置が準備なく導入されれば、医療を受ける人が激増して現場が混乱しかねないと反対している。この18、19日の両日、主な病院などでストが行なわれるという。


【ペルー】

■ビスカラ、高い支持続く ATVの記事
マルティン・ビスカラ大統領に対する、国民の支持は高い状態が続いている。イプソスの調査で、同大統領への支持は66%、不支持は25%となった。ペドロ・パブロ・クチンスキー前大統領の辞任にともないこの3月に副大統領から昇格した同大統領だが、対汚職などの姿勢が国民から評価を受けている。

■マチュピチュ、レジ袋禁止 La Repúblicaの記事
マチュピチュ遺跡公園などの自然、歴史公園などには18日から、観光客がレジ袋などを持ち込むことができなくなる。議会は、プラスチックによる汚染抑止のための新たな法案を可決した。これに基づき、一度しか使用しないビニール袋やストローなどの持ち込みが、全面禁止されるものだ。

■プーノ-クスコ道封鎖 El Comercioの記事
プーノとクスコを結ぶ幹線道路が17日から、封鎖されている。プーノ県のリャリ、ウマチリ、クピ、アヤビリのコミュニティが、水についての要求行動を行なっているものだ。72時間の時限ストを通告しており、この間この道路通行に支障が生じるおそれがある。


【チリ】

■サンティアゴ空港が改名 BioBio Chileの記事
サンティアゴのアルトゥロ・メリノ・ベニテス国際空港が、その名前を変更する。民間航空局が明らかにしたもので、新たな名前はパブロ・ネルダ空港となるという。現在、この名称変更についての審査が行われており、同局は5億7千万ペソを投じてこの変更作業を展開するという。

■領事館、HIV差別か BioBio Chileの記事
チリ領事の対応が差別にあたるとして、波紋を呼んでいる。ペルー、リマの領事館にベネズエラの男性がビザを申請した。しかしこの領事部は、この男性がHIVに感染していることを理由に、ビザ発給を拒んだという。ベネズエラでは経済問題からHIV感染者が必要な医薬品が入手できない状態となっている。

■ラパ・ヌイ、2000人退去 BioBio Chileの記事
ラパ・ヌイ(イースター島)からは今年、外国人だけでなくチリ国民を含め、2000人が島外に退去させられた。この島では独自の文化を守るため、観光客を含めた非居住者の入域規制がとられている。これに違反した者らは、島外に退去させられることになる。この数が、すでに2000人に達したという。

■イキケ空港に緊急着陸 BioBio Chileの記事
国内北部、イキケの空港にスカイ航空機が緊急着陸した。17日14時、この事態を起こしたのは、サンティアゴを発ち、ペルーのリマに向かっていた便だ。女性乗客の一人が体調を崩し、機長がこの緊急着陸を判断したという。女性は機体から降ろされ、市内の病院に搬送され、同便はリマに遅れて向かった。

■チビリンゴ、来月から再建へ BioBio Chileの記事
第8(ビオビオ)州のチビリンゴにある、水力発電施設跡は1月から再建作業が始まるという。この施設の建物の天井部分が崩落する事故が発生していた。この施設は1990年代以降使用されていないが、国内の近代水力発電の産業遺産でもあり、地域と文化行政が保全を図る方向で調整を進めていた。


【アルゼンチン】

■マクリ、支持率上昇 Perfilの記事
マウリシオ・マクリ大統領に対する支持率が、上昇した。La Nacionが毎月行っている調査で、今月の支持率は39%と、前の月の32%から7ポイント上がったものだ。支持しないと答えた人は59%と、前の月の65%から6ポイント下がっている。G20の「成功」などがプラスに作用したとみられる。

■ラ・プラタ、倒木で2人死亡 Télamの記事
ブエノスアイレス州のラ・プラタで悪天候の中倒木があり、65歳男性とその22歳の息子の2人が死亡した。夜間の強風で倒れた木が家屋を直撃し、この2人は腹部などが圧迫され死亡したという。一緒にいた、65歳男性の孫はぎりぎりで難を逃れた。この町では風速20メートルの風が吹き、70ミリの降雨があった。

■エル・パロマール、国際空港に Infobaeの記事
ブエノスアイレス都市圏第三の空港としてこの2月に運用が始まった、モロンのエル・パロマール空港からの国際定期便が就航した。LCCのフライボンディが17日、パラグアイのアスンシオンとの間の路線の運航を開始したものだ。一方、この空港の周辺住民らは、空港運用の差し止めを今も求めている。

■ハンタウイルスで注意報 El Díaの記事
チュブ州は、ハンタウイルス感染症についての注意報を州内に発令した。同州のエスケルで、ネズミなどの齧歯目が媒介するこの感染症が新たに発生し、2人が死亡したという。エスケルとこの周辺地域に対し、衛生状態に注意することを求めた注意報が出されたものだ。

■自転車男の暴力相次ぐ El Editor Platenseの記事
ブエノスアイレス州のラ・プラタで、自転車に乗った男に女性が暴力を受ける事件が相次いでいるという。警察によると、街路を歩いていた女性が近づいてきた自転車の男に殴らるケースが、この数週間続いているという。証言などから同一犯とみられ、警察が警戒を強めるとともに、女性に注意を呼びかけている。

■マクリ、法王を祝う Télamの記事
マウリシオ・マクリ大統領が、ローマ法王フランシスコ1世を祝った。法王はこの17日が、82歳の誕生日だった。マクリ大統領はツイッターを通じ、法王の誕生日を祝うメッセージを送った。フランシスコ1世は、アルゼンチン出身、南米出身として初めての法王だ。


【エクアドル】

■エスメラルダス、水道正常化 El Universoの記事
エスメラルダスでは、水道は正常化に向かう。この地では、エスメラルダス川から取水、浄水して水道水が各方面に供給される。しかしこの取水ポンプが不具合を起こし、水道水の供給体制に大きな問題が生じていた。水道会社によると16日夜から、このポンプが正常に動くようになったという。

■警察官300人、キトで警戒 El Comercioの記事
キトの商業地域では、警察官300人が特別警戒に当たるという。市内ではこれからクリスマス、年末商戦が本格化し、これらの地域では人や車の往来が急増する。この安全確保のため、ピチンチャ県警は同地域に多くの警察官を派遣するという。


【コロンビア】

■ドゥケ、ELNに圧力 Caracol Radioの記事
イバン・ドゥケ大統領は、左翼ゲリラ組織の民族解放軍(ELN)に対し、圧力をかけた。政府は、コロンビア革命軍(FARC)との和平合意に続き、ELNとも和平交渉を行なっている。しかしドゥケ大統領は、ELNが拉致し拘束している人質を解放しなければ、和平交渉を打ち切ると断じた。

■マルケス氏の孫、救出 El Universoの記事
ノーベル賞作家ガルシア・マルケス氏の義理の孫の女性が、インテリジェンス機関により救出された。イバン・ドゥケ政権が明らかにしたものだ。マラカイボ生まれのこの女性は8月から拉致され、サンタマルタ近くの山岳部に拘束されていたという。マルケス氏は「百年の孤独」などの作品で知られる。


【ベネズエラ】

■1月10日、行動呼びかけ El Nacionalの記事
野党指導者のアンドレス・バスケス氏は、1月10日に国民に行動をとるよう呼びかけた。この日、ニコラス・マドゥロ大統領は新任期に入るが、憲法上必要な議会承認は受けられない。憲法上の権力の効力を失うことになり、同氏を含めた野党はこの日から大統領は「不在になる」と宣言している。

■1月10日、大使館など閉鎖か El Nacionalの記事
来る1月10日に、国内にある外国公館の多くが、閉鎖となる可能性がある。憲法上必要な議会承認を得られず、ニコラス・マドゥロ大統領の新任期の効力が否定され、多くの国が外交関係を凍結する可能性が高いためだ。野党が多数を占める議会は、国民に対し注意を呼びかけ始めた。

■カプリレス氏、バチェレ氏に再度求める El Sigloの記事
野党指導者で前ミランダ州知事のエンリケ・カプリレス氏は、国連人権高等弁務官のミチェル・バチェレ氏にあらためて国内訪問を求めた。野党や人権団体はバチェレ氏に対し、国内の人権状況が危機に瀕しているとして視察を求めてきた。カプリレス氏はメディアなどを通し、国内は日々悪化していると訴えた。

■3か国、CAFの対応を批判 El Paísの記事
アルゼンチン、ブラジル、コロンビアの3か国は、アンデス開発公社(CAF)の対応を批判した。カラカスに本部がある同機関は、ベネズエラに対して5億ドルの融資を行なうことを明らかにした。またベネズエラの憲法規定に関わらず、CAFはニコラス・マドゥロ大統領の新任期を認める方針も示した。

■クリスマス、ドル化が進む Informe21の記事
このクリスマス、経済の「米ドル化」が著しく進んでいるという。現在、経済失政による物資不足とハイパーインフレにより、国民生活は危機に瀕している。通貨ボリバール・ソベルノへの信頼が揺らぐ中、経済そのものがドルにより成り立つ状況が深まっているものだ。

■パン・デ・ハモン、最低賃金越え Venezuela al Díaの記事
国内でクリスマス時期に伝統的に食べられる「パン・デ・ハモン」(ハムのパン)の価格も、最低賃金額を超えた。ハイパーインフレが発生している中、物価高騰が起きているが、家族分のパン・デ・ハモンを調達した場合、最低賃金額の4500ボリバールをすでに超える水準に達しているという。

■コンビアサ、13路線開設へ Notimericaの記事
国営航空会社コンビアサは2019年、国際線13路線を新たに開設する方針だという。同社が明らかにしたもので、メキシコやベリーズ、エルサルバドル、アルゼンチン線などを予定している。経済問題から外国航空会社の休止が相次ぎ、同社は現在急速に国際路線網を拡大している。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ニカラグア人、隣国でデモ La Tejaの記事
ニカラグア人ら800人が、隣国コスタリカでデモ行進を行なった。国内では4月から反政府行動が続くが、ダニエル・オルテガ政権はすべてのデモを「テロ」と見なして力による弾圧を加えている。この国内状況を受け周辺国などに移った国民も多い中、コスタリカの同国国境地域でオルテガ政権への抗議デモを実施したものだ。

■サハラの砂、中米へ El Segundosの記事
アフリカ、サハラ沙漠の砂が、中米に到達する見込みだという。同沙漠から巻き上がった砂の雲が大西洋を渡り、すでにカリブ海付近に到達しつつある。今後中米各国にも到達、飛来する見通しとなったという。到達時、市民に対しマスク着用などが呼びかけられる可能性がある。

■バスが水に飲まれる El Paísの記事
ウルグアイ西部のコロニアで17日午前、乗客を乗せたバス車輛が、水に飲まれた。大雨が降る中、地域の97号線を走行していたこの車輛は、水が流れ出た個所を渡ろうとした際に飲まれ、流された。しかし乗客と運転手は周囲の人々の助けを受け脱出し、いずれも無事だった。国内では悪天候についての警報が出ていた。

■パラグアイ、LCCデビュー Paraguay.comの記事
パラグアイ国内では初めてとなる、格安航空会社LCCが17日、就航した。アルゼンチンのフライボンディが、ブエノスアイレスのエル・パロマール空港とアスンシオンのシルビオ・ペティロッシ空港を結ぶ路線をこの日から運航開始した。この路線は同社にとっても初めての国際定期便でもある。

■ホンジュラス、治安は一応改善 El Heraldoの記事
ホンジュラスの治安は、一応は改善傾向だ。2012年、国内では人口10万人あたりの殺人が86.5件と、世界最悪レベルの殺人発生率となった。しかしこの事態は改善され、今年はこの数字は39~40件に下がる見通しだという。単純に半減はしたものの、それでもこの数字は世界有数の高さとなっている。



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