2018.12.20

【ボリビア】

■MAS「70%をとる」 La Razónの記事
与党MASは、次期大統領選でエボ・モラレス大統領が初回投票で「70%をとる」とした。来年の選挙の同大統領の再出馬は、憲法に抵触するおそれがあるとして国外外から批判がある。しかしMASは、野党側は「嘘ばかりついている」と断じ、モラレス大統領が間違いなく再選されると豪語した。

■エボ、ブラジルと「商談」 La Razónの記事
エボ・モラレス大統領は、ブラジルのミシェル・テメル大統領との「商談」を成功させたという。ウルグアイでメルコスルのサミットが開催され、両大統領の会談が行われた。この場で、ガス輸出など3件の新たな通商3件について、合意を果たしたという。一方この11月のブラジルの天然ガス需要は落ち込んだことが伝えられている。

■GDP、6.7%成長 La Razónの記事
ボリビアの国内総生産(GDP)は今年、前年比で6.7%と高い成長を実現しそうだという。エボ・モラレス大統領が明らかにしたものだ。予測値で今年のGDPは405億ドルとなる見通しで、昨年の377億8200万ドルから27億ドル増えることになる。モラレス大統領は、現政権と与党MASの効果と、国民にアピールした。

■カフェ線、20日開業へ Página Sieteの記事
ラパスのテレフェリコ(ロープウェイ)カフェ線が20日、開業するという。運営するミ・テレフェリコが明らかにしたもので、第一便にはエボ・モラレス大統領が乗る予定だ。この路線は、白線のブッシュ通り駅とビジャ・サンアントニオを結ぶ、全体の中でもっとも短い路線だ。この開業でテレフェリコは9路線体制となる。

■議会は年末休会へ Página Sieteの記事
両院議会は22日から、年末の休会期間に入る。21日、両議会は今年の「仕事納め」を行ない、今年の日程を終えることになる。議会の再開は1月に入ってからで、比較的長い「年末年始休み」となる。一方、国民からはこの長い休みに対し、批判の声も上がっている状況だ。

■医療、48時間スト決行中 La Razónの記事
国内の主な病院などでは、48時間の時限ストが行なわれている。19日から行なわれているこのストは、医師や看護師らが加盟する労働組合が主導するものだ。政府は来年から、国民皆保険制度を導入する方針だが、大量の患者が殺到し医療現場が立ち行かなくなるとして、医療関係者が反対の声を上げている。

■放火容疑者、情報求める La Razónの記事
サンタクルスの選挙法廷事務所に放火された事件で、容疑者の一人について情報提供が呼びかけられている。この11日、エボ・モラレス大統領の再出馬に反対するデモが暴徒化し、この事態に至った。すでに2人の実行犯が特定されているが、映像解析などでもう一人について画像が公開され、提供が呼びかけられたものだ。

■雨被害、266世帯 La Razónの記事
現在国内では、266世帯が大雨の被害を受けている。ラパス県熱帯地方やベニ県、ポトシ県などで大雨による被害が報告されている。国防省が現時点の被害をまとめたもので、合わせて94ヘクタールの農業被害も生じているという。国内は2月にかけて雨季が本格化する見込みで、さらなる被害拡大も予想される。

■ウルウル湖は好転 La Patríaの記事
オルーロ県のウルウル湖の水位は、好転したという。この湖の水量が、雨不足により著しく減少していることが指摘された。しかしオルーロでは町の排水能力を超える雨が降り、各地で浸水被害が生じた。この雨の影響で湖の水量は回復したという。一方、近隣のポオポ湖については、水量回復は見られていない。

■オルーロ空港に被害 La Patríaの記事
オルーロのフアン・メンドサ空港のターミナル施設が、大雨による被害を受けた。オルーロでは町の排水能力を超える局地的な雨が降り、市街が冠水する事態が生じた。空港ターミナルはこの雨で、屋根の部分に損傷が生じたことが明らかになった。4千メートル滑走路を持つ同空港は、規模に見合った需要を開拓できていない。

■コチャバンバ県で死亡事故 El Díaの記事
コチャバンバ県の道路で、5人が死亡する交通事故が起きた。コチャバンバとオルーロを結ぶ道路のサンホセ付近で、乗用車とトラックが衝突したものだ。この事故で乗用車は大破し、乗っていた5人が死亡したという。警察によるとトラック側が対向車線にはみ出し、事故に至ったとみられるという。

■リャフタイマンタメンバーが死去 Página Sieteの記事
オルーロフォルクローレ音楽グループ「リャフタイマンタ」のギタリスト、アルバロ・アロバレス氏が死去した。創設メンバーでもある同氏は1967年11月15日生まれの51歳という若さだ。昨年7月、事故にあい頭蓋骨骨折の重傷を負った後、重篤な状態が続いていた。


【ペルー】

■不明女性の捜索続く Perú21の記事
クスコ県のマチュピチュ付近では、不明となっている米国女性の捜索が続いている。旅行でこの地を訪れたカルラ・バルペオスさん(35)が消息を絶ったもので、ミシガン州から父親も現地に駆けつけている。カルラさんは4日にリマの空港に到着し、11日に発つ便で帰国の予定だった。

■来年8月からレジ袋税 El Comercioの記事
来年8月から、スーパーなどでレジ袋税が徴収されることが決まった。今月5日に議会が可決したプラスチック規制法を、マルティン・ビスカラ大統領が承認したものだ。汚染抑止のため、「使い捨て」のプラスチック製品の規制が開始され、来年8月から一枚当たり10センティーモのレジ袋税徴収が始まることになる。


【チリ】

■総人口、2160万人予想 BioBio Chileの記事
チリの総人口は2050年には、2160万人になるとの予想が示された。昨年国内で行なわれたセンソ(国勢調査)では、国内人口は1875万1405人だった。今後、緩やかに人口が増加し続け、2050年にかけて280万人増えるとの人口予測値が示されたものだ。しかし女性が生涯に産むこどもの数である合計特殊出生率は2050年には1.57に低下する見込みだ。

■LATAMに挙式を妨害された BioBio Chileの記事
国内最大手のLATAM航空に、挙式を妨害されたと男女が訴えている。この年末、プンタ・アレーナスで挙式予定のチリ男性とメキシコ女性が告発したものだ。メキシコから女性の家族などを迎え、挙式の予定だったが、LATAMが突然スケジュールを変更し、挙式の見通しが立たなくなったと訴えている。


【アルゼンチン】

■管制官スト、一部に影響 Cronistaの記事
18日夕方、航空管制官のストライキが行われ、一部の航空便に影響が生じた。賃上げなどを求めた動きで16時からストに入ったもので、ブエノスアイレスの2つの空港ではそれぞれ1時間にわたり、離着陸が止まった。短時間ではあったものの、便数の多い空港であるため、各方面に影響が広がったという。

■硬貨2種、流通開始 TNの記事
国内では新しい硬貨2種類の流通が開始された。中央銀行が新たに発行したのは、2ペソと10ペソ硬貨だ。ハカランダ(ジャカランダ)などがデザインされた1ペソ、5ペソ硬貨に続き、今回も国内で一般的なカルデンの樹がデザインされている。従来硬貨と新硬貨は当面平行して使用され、漸次置き換えがなされる。

■スブテ駅でアスベスト使用か Nueva Ciudadの記事
ブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)車輛で、アスベスト(石綿)が使用されている可能性があるという。リネアBで使用されている車輛について報告されたものだ。アスベストは発癌性があるため、現在は使用などが制限されている。同路線の組合も、この型の車輛について早期に調べるよう、運営側に求めた。

■接種率、89%に Télamの記事
国内での麻疹(はしか)予防接種を受けた人の割合は、89%となったという。保健省が明らかにした数字だ。今年、18年ぶりに国内で感染者が確認され、この10月から11月に、同省は予防接種運動を実施した。この結果、全国民のうち接種を済ませた人は89%となり、2014年時点の81%から7ポイント上乗せした。

■サンタクルス、Uber規制 Télamの記事
サンタクルス州では、配車アプリケーションUberの使用が、禁止される。同州議会が、この禁止法案を可決したものだ。このアプリを使用することにより、いわゆる「白タク」が増加することが懸念されている。議会議員らは、州内で営業するタクシー、ハイヤー業者に配慮し、この法案を承認した。

■水道料金、17%値上げへ Télamの記事
国内での水道料金はこの1月から、平均で17%値上げされるという。これまで公共料金は安く抑えられてきたが、マウリシオ・マクリ政権は負担の適正化政策を進めている。さらにインフレの影響もあり、この月からこの幅の値上げとなるという。さらに来年5月からは、24%の再度値上げが行なわれる。


【エクアドル】

■インバブラ-カルチ、封鎖 El Comercioの記事
パンアメリカン道のインバブラ県とカルチ県を結ぶ区間が19日、不通となった。カルチ県のピキウチョの人々が社会闘争に突入し、道路封鎖を実施したためだ。このコミュニティ側は、政府に対して検討を約束したこの道路の改善工事の即時実施などを求めている。コロンビア国境とキトを結ぶ交通などに影響が生じた。

■ダウレで事故、17人負傷 El Comercioの記事
グアヤキル近郊のダウレでバス事故があり、合わせて17人が負傷した。19日朝4時50分頃、走行していたコオポラティバ・コルメスのバスの便が衝突事故を起こし、路上に横転したものだ。この現場では、この車輛から漏れたとみられる油のにおいが立ち込め、多くの人々が急いで避難した。


【コロンビア】

■日本と、二重課税防止で合意 Caracol Radioの記事
外務省は、日本政府と「二重課税」を防ぐ枠組みについて合意したと発表した。相互の投資などの際、両国それぞれで課税される可能性がある事実が、新たな投資を阻害していると判断されている。この二重課税を抑止し、相互の投資を促進しようとする動きだ。外務省は、両国の通商投資の拡大につながると断じた。

■ベネズエラ難民、倍増か Portafolioの記事
国内に身を寄せるベネズエラ難民の数が来年、現在の倍になる可能性があるという。移民局は現時点での難民数を110万人と発表したが、来年末の時点でこの数が200万人に達する可能性があるとした。イバン・ドゥケ大統領は現時点で国境閉鎖の可能性は否定しているが、今後この議論が再燃する可能性もある。

■ビバ・エア、13%増 El Espectadorの記事
LCCのビバ・エアの利用はこの11月、前年同月比で13%増えたという。同社側が明らかにしたものだ。同社はコロンビアとペルーで航空事業を展開しており、今年の年間総利用者が430万人に達するとの見方も示した。同社は2020年までに、新たな市場に参入する方針も示している。


【ベネズエラ】

■チャベス派に宣誓受入れ呼びかけ Infobaeの記事
制憲議会のドィオスダド・カベジョ議長は、いわゆる「チャベス派」に1月10日のニコラス・マドゥロ大統領の宣誓を受け入れるよう呼びかけた。新任期に入る同大統領だが、憲法上必要な議会承認は受けられない。政権の意思に基づく制憲議会がこれに代わろうとしているが、諸外国はこうした憲法の読み替えを認めていない。

■リマ・グループ、ボゴタで協議 20Minutosの記事
ニコラス・マドゥロ政権に批判的な米州各国によるリマ・グループは、コロンビアのボゴタで協議を行なう。1月10日のマドゥロ政権の新任期開始を、憲法上の手続き未了を理由にこれら各国は認めない姿勢だ。この日以後の対応について、各国は具体的な協議を実施するという。

■孤立後のビジョン描けず Venezuela al Díaの記事
野党は、ベネズエラが国際的な「孤立」となった以後のビジョンを、描けずにいる。1月10日、新任期に入るニコラス・マドゥロ大統領は憲法上必要な議会承認を得られず、「非合法」となる。抵抗を続ける野党にとって大きな一歩だが、この日以後のベネズエラ政府の在り方について、具体的な未来図を示すに至っていない。

■GDP、56%を喪失 Efecto Cocuyoの記事
ベネズエラはこの4年間で、国内総生産(GDP)の56%を喪失したという。国内の財界団体であるFedecámarasが明らかにした数字だ。ニコラス・マドゥロ政権誕生以降、ベネズエラ経済は右肩下がりの状態が続いており、今年だけでGDPは15%下がる見通しだ。分野別では建設業は今年、95%もの減少となったという。

■カラカス、また大規模停電 El Nacionalの記事
カラカスでは19日、また大規模停電が起きている。この日の朝9時30分頃、市内の東部、中部、西部地域を中心に送電が途絶えた。段階的に回復しているが、14時の時点でまだ停電が続く地域が残存している。市内のメトロ(地下鉄)は、1時間ほどで運転を再開した。経済問題などから、国内では停電も頻発している。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ニカラグア-米国、緊張高まる Infobaeの記事
ニカラグアと米国との間の、緊張が高まっている。ニカラグアではこの4月から反政府行動が続き、ダニエル・オルテガ政権はすべてのデモをテロとみなして弾圧を加えている。この強権的姿勢を米国政府側が批判し、この「独裁政権」への経済制裁などを強めている。両国による相互批判は、日増しに激化している状況だ。

■ルラ氏、解放の可能性 El Universoの記事
ブラジルの元大統領、ルイス・イナシオ・ルラ・ダ・シルヴァ氏が、解放される可能性がある。同国の司法側が、同氏の解放に向けた裁定の手続きに入ったものだ。同氏は在任中の汚職などの容疑で12年の刑を受け、この4月に収監されている。一方、同氏については新たな立件の動きもある。

■オタリアの死骸は80体 Excélsiorの記事
ウルグアイ、マルドナードの海岸で見つかったオタリアの死骸は、80体にのぼるという。同国の環境行政が明らかにしたものだ。この浜で、大量のオタリアの死骸が打ちあがっているのが発見され、このほか魚の死骸も多く見つかった。まだ原因は判明しておらず、専門家などが調べを進めている。

■キューバの同性婚、先行き不明 Télamの記事
キューバでの同性婚の先行きは不明となった。今年就任したミゲル・ディアス-カネル新議長は、新たな憲法にこの同性婚の権利を含める方針を示した。しかし制憲議会は、この文言について削ることを決めた。しかしこれまで男女に限るとした婚姻を、「2人の合意による」ものとし、同性婚制度化の可能性は残している。

■マリファナ違法市場は消滅 El Paísの記事
ウルグアイでは、マリファナ(大麻草)違法市場は消滅したという。同国では2013年から、マリファナの段階的合法化が図られた。非合法組織の資金源を断つことが目的だが、この市場開放でそれまで国内に存した違法市場はみられなくなった。5年の歳月をかけ、こうした違法市場が駆逐されたことになる。

■CAN航空市場、7.8%増 El Universoの記事
アンデス共同体(CAN)の航空市場は、7.8%の成長を見たという。CAN側が今年上半期の数字を示したもので、4か国の航空利用者総数は1570万5千人だった。ペルーが8.7%、コロンビアが8.1%と高い伸びを示し、エクアドルは6.6%で、ボリビアは1.3%にとどまった。

■ウルグアイ、スーパー火災 El Paísの記事
ウルグアイのスーパーで、火災があった。19日、この事態が起きたのはモンテビデオのラ・テハにあるチェーンスーパー「マルコ」の店舗だ。通報を受けた消防がすぐに駆けつけ、速やかに消化したため、大きな被害には至らず、また負傷者なども出ていない。出火原因などについての調べが進められている。

■アエロマール、先行き不明 Reporturの記事
メキシコの航空会社、アエロマールの先行きが不透明となっている。同社は、アビアンカ・ブラジルが買収し、新たな投資計画などが示されていた。しかしアビアンカ・ブラジルが、再建を前提としたものの破産を申請し、この投資計画などが頓挫しかかっている。

■ブラジル、コーヒー37%増 Télamの記事
ブラジル産のコーヒーは今年、過去最高の生産量となる見通しだという。コーヒー生産者の団体が明らかにしたもので、年間生産は前年比で37%増の370万2千トンに達する。同国ではコーヒー生産にかかる新たな技術が導入されたり、古い苗木の置き換えがなされたりし、生産性が向上した。


【国際全般】

■国連、ゼノフォビア抑止呼びかけ El Diario de Yucatánの記事
国連は世界各国に、ゼノフォビア(外国人憎悪)の抑止を呼びかけた。世界じゅうで移民の動きが活発化する中、受け入れ各国の国民間でゼノフォビア感情が高まっている実態が報告されている。移民に対する、このゼノフォビアによる差別や暴力を、各国が抑止し乗り切る必要があると国連側が勧告した。



最近の記事