2018.12.22

【ボリビア】

■メサ氏、政教分離案 Los Tiemposの記事
来年の大統領選出馬を準備している元大統領、カルロス・メサ氏は政教分離を図る案を示した。ツイッターを通じて明らかにしたもので、政府の体制と宗教的要素を分離するものだという。スペイン統治時代から国内ではカトリックの社会的影響力が強く、政治内にこの要素が今も多く残存している状態だ。

■副大統領、選挙年に意欲 El Díaの記事
アルバロ・ガルシア・リネーラ副大統領は年末の取材に応じ、来年の選挙への意欲を示した。来年大統領選が行なわれるが、エボ・モラレス大統領の再出馬については憲法に抵触するとの意見が根強い。しかし同副大統領は、こうした批判も恐れず、モラレス大統領とともに選挙の勝利を目指すと語った。

■暴動と放火、捜査進む La Razónの記事
この11日にサンタクルスで起きた暴動と放火について、サンタクルス県警の捜査は着々と進んでいるという。エボ・モラレス大統領の再出馬に反対する学生デモが暴徒化し、選挙法廷の事務所で放火や略奪が行なわれたものだ。県警は容疑者10人を挙げており、このうち5人については身元の特定が済んだとした。

■テレフェリコ、2億人へ La Razónの記事
ラパスのテレフェリコ(ロープウェイ)は来年3月から4月にも、利用2億人を達成するという。運営するミ・テレフェリコが明らかにしたものだ。この20日にコーヒー色(カフェ)線が開業して9路線となり、設置された駅の数も34に拡大している。現在さらに2路線の整備が進んでおり、またミ・テレフェリコはオルーロの施システムも運営している。

■スクレ-ジャジャグア道開通 Correo del Surの記事
憲法上の首都スクレと、ポトシ県北部のジャジャグアを結ぶ道路が21日、開通した。エボ・モラレス大統領も参加し、開通の記念式典が行われた。この道路開通で、スクレとオルーロを結ぶ陸路はこれまでの468キロから、一気に335キロまで短縮され、ラパスへの交通、物流の時間が短縮されることになる。

■アギナルド資金、盗まれる Pág;ina Sieteの記事
オルーロ県のワヌニ鉱山で、アギナルド(クリスマス手当)支払用に準備されていた資金が、何者かに奪われたという。鉱山の運営会社側が明らかにしたもので、盗まれた額は60万ボリビアーノだ。事務所内に保管していた現金が持ち去られたもので、現在オルーロ県警が事件として捜査している。

■スペイン、水に援助 El Díaの記事
スペイン政府は、ボリビアの水道整備などに合わせて1470万ユーロを援助する。先日、同国のサンチェス首相が来暮した際に申し出があったこの援助について、閣議が承認したものだ。エボ・モラレス政権は、水へのアクセス権を基本的人権の一つと位置づけ、水道未整備エリアの解消を進めている。

■ティキーナ、闘争継続 Página Sieteの記事
ラパス県ティティカカ湖畔の、ティキーナ湖峡での闘争が続いている。ラパスとペルー国境のコパカバーナを結ぶ区間にあるこの湖峡では、すべての人や車が渡し船を使う必要がある。こうした状況が社会発展を妨げているとして、地域の人々がこの湖峡への架橋を政府や県に求めているものだ。

■ミクロ、溝に落ちる El Díaの記事
サンタクルスでミクロ(ミニバス)が、溝に転落して身動きがとれなくなった。21日朝11時過ぎ、市内のプラン3000地区のアロジート通りを走行していた8番のミクロが、溝に入り込み、タイヤをとられて動けなくなった。この事故で運転手の男性が背中などに痛みを訴えたが、乗客らに負傷はない。

■オルーロで捨て子 La Patríaの記事
オルーロ市で、捨て子が保護されたという。市内南東部の住宅地の路上に放置されていたこの乳児は、市内のサンフアン・デ・ディオス病院に運ばれ、手当てを受けている。健康状態に問題はなく、クリスマス時期であることから医師らから「ヘスス」と仮の名前で呼ばれているという。


【ペルー】

■ガルシア氏とケイコ氏、対照的印象 W Radioの記事
ペルー国民間で、2人の政治家について対照的な見方が広がっている。ウルグアイに亡命申請をしながら認められなかった元大統領アラン・ガルシア氏には厳しい視線、そして元大統領候補のケイコ・フヒモリ氏には同情が集まっている。両者はともに汚職疑惑で捜査を受けており、ケイコ氏は拘束されている状態だ。

■米国機関も捜索協力へ Correo Perúの記事
クスコ県で消息不明となっている米国人観光客について、同国の機関も捜索に参加する。不明になっているのはミシガン州に住む35歳の、視覚障害を持つ女性だ。最後に安否が確認されたバジェ・サグラド(聖なる谷)を中心に、捜索が続くが、未だに手がかりすら見つかっていない。

■国際線利用者にパスポート要求 Gestionの記事
リマのホルヘ・チャベス空港側は当面、国外に渡航するすべてのペルー国民にパスポート提示を要求する。クリスマスから年末年始の繁忙期の間、特別にとられる措置だ。近隣国の中には、IDカードのみで入国できる国もあるが、この期間中はパスポートを必要とし、保持しない場合は98.5ソルの手数料を徴収するという。

■コスタ9県に緊急事態 El Comercioの記事
政府はコスタ(海岸)の9つの県に、緊急事態を宣言した。出されたのはトゥンベス、ピウラ、ランバエケ、ラ・リベルタ、アンカッシュ、リマ、イカ、アレキパ、モケグアの各県だ。エル・ニーニョ現象発生の可能性が高まり、これらの地域では劇的な雨の降り方となる可能性があり、水害への備えが必要としたものだ。


【チリ】

■渡航のこどもに接種推奨 BioBio Chileの記事
保健省は、これから渡航の予定がある生後6か月から7歳までのこどもに、麻疹(はしか)の予防接種を推奨した。現在世界的に麻疹の感染拡大が起きており、チリでも今季すでに7人の感染が確認されている。接種を受けていないこの年代のこどもが渡航する場合、接種を事前に受けさせることが望ましいと勧告した。

■イスラ・ケヌ、2週間断水 BioBio Chileの記事
第10(ロス・ラゴス)州カルブコのイスラ・ケヌでは、この2週間にわたり断水が続いているという。水道が利用できない状態は、域内の複数のコミュニティで発生しているが、今の時点で原因などについての説明すらない状態だ。この地域は夏の間、乾燥が進んで水が少なくなる傾向があり、住民らは生活用水に困っている。


【アルゼンチン】

■近郊鉄道、爆弾騒ぎ Cronistaの記事
ブエノスアイレスの近郊鉄道で21日、爆弾騒ぎがあった。ミトレ線とベルグラノ・スール線で、爆発物を仕かけたとの脅迫電話があり、この日の午前10時に運転が全線でストップしたものだ。しかし総点検したところ不審物などは見つからず、15分後から段階的に運転が再開されたという。

■アルゼンチン航空、爆弾騒ぎ TNの記事
アルゼンチン航空の旅客機で、爆弾騒ぎがあった。21日、コルドバの空港からフフイに発とうとした便に爆発物を仕かけたとの脅迫電話があり、この機体は滑走路からターミナルに引き返し、乗客ら全員が一時避難した。しかし機内からは不審物は見つからず、この便は遅れて目的地に向かったという。

■27日に航空ストか Cronistaの記事
この27日に、操縦士の労働組合がストライキを行なう可能性があるという。賃上げ要求と、LCCへの抗議を行なう動きで、この日の午前0時から24時間のストを検討している。年末年始の混雑時期にあたるため、ストが決行されれば国内線、国際線の混乱は避けられないとみられる。

■フライボンディ、CEO交代 Cronistaの記事
LCCのフライボンディの、ジュリアン・クックCEOが退任するという。同CEOは、欧州の投資家が同社の参入計画を打ち出した2年前に就任し、今年1月の就航を実現させた。しかし本人が、別の航空事業に参画したいとの希望を示し、退任が決まった。後任はアンドレス・バカレッサ氏になるという。

■サルタの学校に制裁金 Clarín.comの記事
サルタの学校に対し、制裁金の支払いが命じられた。この9月、州内にあるカトリック系私立学校が、16歳の生徒が性的マイノリティであることを理由に、退学させたことが明らかになった。教育行政はこの扱いに重大な瑕疵があるとして、1万ペソの制裁金支払いとこの生徒の復学を認めることを指示した。

■ハンタウイルス、4人の死者 Misiones Onlineの記事
チュブ州のエスケルで、ハンタウイルス感染症による4人めの死者が確認された。ハンタウイルスは、ネズミなどの齧歯目を通じて感染する人獣共通感染症だ。州保健局はこの感染による死者が相次いだことを受け、地域に緊急事態を発令し対応を急いでいる。州内でのこの感染症は、1996年以来の発生だ。


【エクアドル】

■国際バスが事故 El Comercioの記事
イバラ近郊で、国際長距離バスが事故を起こした。21日朝7時22分頃、コロンビアのボゴタからペルーのリマに向かっていたバスが、パンアメリカン道上で衝突事故を起こし、路上に横転した。この事故で1人が死亡し、20人が負傷している。このバスは、コロンビアのバス会社が運行している便だった。

■ペルー国境道封鎖 El Universoの記事
ペルーとの主要国境、ワキージャスを結ぶ道路が21日、封鎖された。朝6時頃から、エル・オーロ県都マチャラとこの国境を結ぶパンアメリカン道が封鎖され、通行できなくなったものだ。アレニジャスのコミュニティの人々が、地域の公有地の転用について地域行政に抗議した動きだという。


【コロンビア】

■ボゴタ新空港に温度差 Portafolioの記事
ボゴタの新空港建設計画では、温度差がより鮮明となっている。イバン・ドゥケ政権は、新たな空港建設の方針を固め、検討に入っている。しかしエルドラード空港に乗り入れる航空各社は、新空港建設が「最優先ではない」とみている。既存同空港の改善がより優先的に図られるべきと考えているという。

■19歳ジェンダーが死亡 Caracol Radioの記事
メデジンで、ベネズエラ国籍の19歳のジェンダー女性が死亡した。このジェンダー女性は、市内の医療機関で美容外科手術を受け、グルテンなどの生体高分子を注射された。しかしその後容体が急変し、死亡したという。現在警察は、この注射と死亡との因果関係について、調べを進めている。


【ベネズエラ】

■ロペス氏派議員、議長に Télamの記事
指導者レオポルド・ロペス氏率いる政党の議員が、新たに議長になる。ロペス氏は2014年のデモの責任を問われ有罪となったが、多くの国民はこの逮捕起訴が弾圧と捉えている。現在在宅逮捕中のロペス氏が今も影響力を持つ政党の議員、フアン・グアイド氏が次期議長となることとなった。

■ストリートチルドレンが増加 Prtafolioの記事
多くの国民が困窮から国外に逃れる中、国内ではとくに都市部を中心に、ストリートチルドレンが急増している。家族から事実上の養育放棄となったこどもたちが、路上生活を続けているものだ。こうしたこどもたちが増える一方、公的または民間を問わず、支援活動をする団体は皆無の状況だという。

■カラカス、ガソリン不足悪化 Perfilの記事
カラカス都市圏では、またガソリン不足の状況が悪化している。産油国のベネズエラだが、経済問題などから産油体制が維持できず、現在の産油キャパシティは第二次大戦中レベルまで下がっている。こうした中、クリスマス、年末年始の移動の繁忙期を控え、ガソリンの不足がカラカスや各地で広がっているという。

■メトロ、破綻状態 El Nacionalの記事
カラカスのメトロ(地下鉄)の運行体制は、すでに破綻状態にあるという。メトロの労働組合側が指摘したものだ。ガソリン不足などでバスなどの交通機関が影響を受ける中、メトロの重要性は強まっているが、同様に経済問題などでメンテナンスが行き届かず、交通システムそのものが完全に破綻する可能性があるとした。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■国連、ニカラグアに警告 El Universoの記事
国連人権高等弁務官事務所は、ニカラグアに対して警告を発した。人権状況などを調べる国連ミッションが、ダニエル・オルテガ政権により国外退去となる事態が生じた。ミチェル・バチェレ高等弁務官はニカラグアについて、「人権状況について強い憂慮を持つ」と述べ、同国内の人権が危機に瀕しているとの見方を示した。

■CIDH、ニカラグアに警告 Infobaeの記事
米州機構の人権機関CIDHは、ニカラグアに警告を発した。同国では4月から反政府行動が続き、ダニエル・オルテガ政権がすべてのデモをテロとみなして弾圧を加えている。さらにメディアや人権活動をするNGOに対する圧力を強め、人権の国連ミッションにも国外退去を指示した。パウロ・アブラニョ氏は人権侵害が横行していると断じた。

■ボウソナロ氏の妻、炎上中 El Paísの記事
1月1日にブラジル大統領に就任するジャイル・ボウソナロ氏の妻、ミシェル・ボウソナロ氏が、SNSで炎上している。インスタグラムに投稿した写真が、各国の名高いファーストレディを強く意識したものと指摘され、批判されているものだ。ネット上では「エヴァ・ペロンになろうとしている」などとの意見が出ている。

■キューバ、米国人観光客60万人 Télamの記事
今年キューバを、60万人余りの米国の観光客が訪れたという。同国観光省が明らかにしたもので、1月以来観光で入国した米国人は現時点で60万5416人と、2017年の年間来訪者数をすでに超えているという。ドナルド・トランプ政権は再び、キューバに対する経済制裁を強める姿勢を示している。

■ブラジル、景気持ち直し Télamの記事
ブラジルでは、景気の持ち直し感が強まっている。同国の消費者の心理的状況を表す消費者信頼感指数が93.8と、2014年以来の水準に持ち直したものだ。この指数が上昇すれば、消費者の消費マインドがより刺激されやすい状況となる。政治、経済の閉塞感から現在同国は、脱出しつつあるとみられる。

■アエロメヒコ、ヴァージンと提携 News in Americaの記事
メキシコ最大手の航空会社アエロメヒコは、英国のヴァージン・アトランティック航空と新たに提携した。メキシコ国内と英国内を結ぶ路線について、新たにコードシェアを実施するという。さらにそれぞれのフィーダー路線についても、一定範囲でコードシェアを行なう。

■パラグアイ-ブラジル、橋建設 Paraguayの記事
パラグアイ、ブラジル両国は、両国を結ぶ橋2本を新たに建設することで合意した。マリオ・アブド・ベニテス大統領と、ブラジルのミシェル・テメル大統領が会談し、覚書にサインしたものだ。アルゼンチンとの3国国境地域と、カルメロ・ペラルタとプエルト・ムルティーニョを結ぶ2個所に、新たに建設するというものだ。

■コスタリカ、LGBTQ法 France24の記事
コスタリカのカルロス・アルバラード大統領は21日、LGBTQの権利についての新たな法にサインした。異性間の夫婦の家庭などに限定されていた、低所得者向け社会保障について、同性間でも認められるようになるなど、家族の「多角化」に対応した内容となっている。国内では新たにジェンダーの性が、今年認められたばかりだ。

■パラグアイ、薬物蔓延 Clarín.comの記事
パラグアイ社会には、着実に薬物が蔓延し始めているという。今年、警察が国内で摘発した薬物は、過去最高となる可能性がある。隣国ブラジルの麻薬組織が、国内に新たな拠点を設け、この取引を活発化させている実態だという。さらにこうした組織は、現金や武器の輸送などにも関わっている。


【国際全般】

■カタール航空、ガーナへ Ghana Webの記事
カタール航空は来年にも、西アフリカのガーナに乗り入れる。同社のアルバカルCEOが明らかにしたもので、カタール、ガーナ両国からすでに認可を受けているという。運航開始時期はまだ未確定だが、来年中盤からドーハ-アクラ線の運航を開始する予定だ。同社は今月、ケニアのモンバサ線を開設したばかりだ。



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