2019.01.06

【ボリビア】

■ボリビア蔑視発言、国内でも批判 La Razónの記事
ブラジルのボウソナロ大統領派議員のボリビア蔑視発言に、国内からも批判が起きている。リオデジャネイロ州の町の治安問題で、ロドリゴ・アモリン議員が「インディオ(先住民の蔑称)が好きな奴はボリビアに行け」と述べたものだ。次期選挙に出馬するカルロス・メサ氏も不快感を示すなど、批判が与野党から起きた。

■ボリビア抜きで合意 Correo del Surの記事
ブラジルのジャイル・ボウソナロ政権とチリのセバスティアンピニェラ政権が、ボリビア抜きの大陸横断鉄道に合意したという。ボリビアは国内鉄道網を活用する横断鉄道を提言し、ブラジルの前政権から合意を得ていた。しかし右派の両政権は、ボリビア外しの新たな計画に合意したとという。

■モンタニョ氏、直撃に驚く Correo del Surの記事
ガブリエラ・モンタニョ下院議長が、「直撃」に驚いたという。サンタクルスの店で食事をしていたところ、突然活動家に声をかけられたというものだ。エボ・モラレス大統領の次期選挙出馬阻止を目指す21F運動の女性活動家で、この件について突然意見を求められ、当惑した表場を浮かべる動画が公開された。

■エボ、アイマラ語で挨拶 Página Sieteの記事
エボ・モラレス大統領は、エルアルトでの支持者集会で、アイマラ語で挨拶した。アイマラ語はラパスやオルーロなどで使用されるインディヘナ(先住民)言語だ。オルーロ県のオリノカ生まれの同大統領は、この言語を話すことが知られている。この年末に迫る選挙に向け、インディヘナ層へのアピールを図ったとみられる。

■インフレ、1.5% La Razónの記事
ボリビアの2018年の年間インフレ率は、1.5%だったという。国の統計機関INEが明らかにした数字だ。この数字は、近年もっとも低い水準で、2017年の2.71%をも1.2ポイント下回った。分野別では日用品、不動産、住宅費,交通費などは低い水準だが、一方で教育費が4.79%、保健が3.47%と高い水準だ。

■ヘリ25機調達へ Info Defensaの記事
エボ・モラレス大統領派、ヘリコプター25機を購入調達することを明らかにした。これらのヘリは、国軍に配分され、とくに国境警備などに使用されるという。コチャバンバ県熱帯地方のチモレに新たに設けられた空港を拠点に、活動を行なうものだ。

■科学教育、拡充へ La Razónの記事
教育省は、国内教育機関で科学教育の時間を増やすことを明らかにした。中等教育において、化学と物理の授業時間を増やす措置をとるという。また授業時間確保のため、月曜から金曜までの授業時間数を増やすか、土曜を開設するか、選択肢を学校にとらせる方針だという。

■5県、雨の緊急事態 Correo del Surの記事
国防省はチュキサカ、ベニ、ポトシ、ラパス(北部)、タリハの5県に雨の緊急事態を発令した。雨季を迎えている国内だが、大雨の影響で川の増水、氾濫などが生じているという。同省は各地に注意を促すとともに、エル・ニーニョ現象によりさらに雨の降り方が極端化する可能性があると警告した。

■プマ・カタリ、人身事故 Página Sieteの記事
ラパスの市営BRT、プマ・カタリが人身事故を起こした。ソナ・スール、コタコタの28番街を走行していたこの車輛が、2人をはねたものだ。被害にあったのは年配女性と女児で、2人は市内の医療機関で手当てを受けている。運営するラパス・バスは、状況について確認を進めているとした。

■キルキンチョのマトラカ規制へ La Patríaの記事
オルーロ市は、キルキンチョ(アルマジロ)の楽器マトラカを規制する。カルナバルのダンス、モレナーダで使用されるこの楽器は、かつてはアルマジロ本体が使われていた。オルーロ市は既存のキルキンチョのマトラカは使用できるものの、新規のマトラカは禁止する方針だ。既存物について、新たな登録制をとるという。


【ペルー】

■ウカヤリ、M7.2の地震 El Comercioの記事
5日14時25分頃、アマゾン地方のウカヤリ県で大きな地震が起きた。観測機関によると震源はプエルト・エスペランサの北205キロで、震源の強さはマグニチュード7.2、深さは598キロだ。震源の規模はきわめて大きいが深度が深く、さらに人口粗放地域であることから、人や建物への被害報告はない。

■アヤビリ、水浸し El Comercioの記事
プーノ県のアヤビリの町が、水浸しとなった。メルガル郡のこの町一帯では局地的な豪雨が降り、町の排水機能が不全となった。このため市街の街路の多くが水に浸かり、市内の市場施設などは浸水被害を受けた。市の行政側は、雨水を流す下水システムが、清掃の不足で不全となったことを認めた。

■マチュピチュ、渋滞発生 Correo Perúの記事
マチュピチュでは今年に入り、観光客の渋滞が発生しているという。この1日から、マチュピチュの入場時間は6~9時、9~12時、12~15時の3時限制となった。この入園時間の切り替え時、入園を待つ人で入口ゲートに連日、長い列ができるようになったという。この事態を受け、文化省は運用方法の見直しに入った。

■ビバ・エアに制裁か Correo Perúの記事
消費者保護行政のIndecopiは、LCCのビバ・エアへの制裁を検討している。12月31日から1月3日にかけ、同社のリマ-クスコ線の突然の運休が相次いだ。同社は天候上の理由としているが、他社便に大きな影響はでていない。同機関は、ビバ・エア側の恣意的な問題で、利用者に不利益が生じた可能性が高いとみている。


【チリ】

■ビジャリカ火山、警戒必要 BioBio Chileの記事
第9(ラ・アラウカニア)州と第10(ロス・ラゴス)州の境にあるビジャリカ火山について、依然として警戒が必要だという。この火山について、防災機関が警戒情報を出したのが昨年1月5日のことだ。一年が経過し、その後噴火活動は起きていないが、観測機関は24時間体制での警戒を続けている状況だという。

■バルパライソのメトロ、安全対策 BioBio Chileの記事
バルパライソのメトロ(電車)について、安全対策が喫緊の課題と指摘された。この地選出のカロリナ・マルサン議員が指摘したものだ。この便の運転の際、運転席からの死角が多く、安全上の問題となっているという。安全確保のため、適切な投資が必要と同議員は主張した。


【アルゼンチン】

■予防接種法を公布 Primera Ediciónの記事
政府は、予防接種法を新たに交付した。この法は両院議会が昨年末までに可決したものだ。公衆衛生上の脅威となりうる感染症の流行が予想される場合などに、ワクチンを受けることの強制力が生じる根拠となる法だ。国内では昨年10月から11月、一定年代に対する麻疹(はしか)のワクチン運動が行われたばかりだ。

■ビジャ・へセル、林野火災 La Nacionの記事
ブエノスアイレス州の大西洋岸、ビジャ・へセルで大規模な林野火災が発生している。5日15時30分頃、この町の郊外の一角から火の手が上がったものだ。周囲に住宅などはないものの、今も火は広がっている状態で、消防による消火活動が続けられている。出火原因などについてもまだ分かっていない。

■ノルウェージャン、サルタへ Informate Saltaの記事
LCCのノルウェージャン・エアが、7日からサルタに乗り入れる。昨年10月に国内線に参入した同社は、新たにブエノスアイレスのホルヘ・ニューベリー空港(アエロパルケ)とサルタを結ぶ路線を、一日1往復運航し始める。LCC間の競争が激化する国内だが、サルタはLCC第一号となったアンデス航空の拠点だ。

■アビアンカ、ロサリオ減便 Rosario Vuelaの記事
アビアンカ・アルゼンチンは、ロサリオへの便を削減するという。2017年にLCCとして国内市場に参入した同社にとって、ロサリオは拠点都市の一つだった。しかし利用が伸びないことなどから、経営資源をほかの路線に集中させるため、ロサリオ路線の削減方針を固めたという。

■高速料金、5日値上げ Télamの記事
ブエノスアイレスでは5日、高速料金が値上げされた。国内ではインフレの進行にともなう、公共料金等の見直しが進んでいる。こうした中、市内と北部、西部を結ぶ高速道路の料金がこの日から、平均で30%値上げされた。市内では現在、スブテ(地下鉄)運賃も毎月1ペソずつ値上げされている。

■ブエノスアイレス、観光は好調 Télamの記事
ブエノスアイレス州では、観光は好調だという。クリスマスから年末年始、とくに大西洋岸の観光地の主なホテルの客室稼働率は、80%を超えた。ペソ安から国外に向かう人が減少し、首都圏からこの海岸に足を向けた人が増加した。さらにペソ安から、外国人観光客も増加傾向にある。


【エクアドル】

■花火規制、摘発第一号 El Universoの記事
ガラパゴス諸島の花火禁止の摘発第一号案件が浮上している。同諸島の議会は、環境を守ることなどを目的に12月28日から、花火の持ち込みや使用が全面禁止された。しかし年越し時、イサベラ島で行なわれたイベントで、花火が使用されていたという。今後主催者側に、罰金を科すなどの制裁が科される見通しだ。

■キトなど、紫外線高止まり El Comercioの記事
キトなどアンデス山脈沿いの各地で、紫外線量が高止まりしている。気象機関が警報を継続しているものだ。昨年末から、紫外線量が人の健康に有害なレベルに達する事態が、相次いでいる。今年に入っても連日のようにこの注意報が出されている状態だ。肌の露出を控え、サングラスを着用するなど、呼びかけられている。


【コロンビア】

■観光客、300万人越え Caracol Radioの記事
コロンビアを訪れた外国人観光客は2018年、300万人を超えた。観光省が明らかにしたものだ。今の時点で数字は出ていないが、1~11月だけで296万人が訪れており、12月中に300万人を突破したのは確実だという。コロンビアは治安の改善が国内外にアピールされ、とくに北米からの観光客が急増している。

■年間インフレ、3.18% Caracol Radioの記事
2018年のコロンビアの年間インフレは、3.18%だった。国の統計機関DANEが速報値を示したものだ。この年、国内ではとくに食料品の価格上昇が目立ち、このほか教育や住宅費、交通費なども高い率を示している。地域別ではメデジンが3.69%と高く、ビジャビセンシオが2.37%と最低だ。

■ボゴタ、公衆トイレ改革 Caracol Radioの記事
ボゴタ市は、公衆トイレ改革に着手する。市内には公衆トイレは多いものの、利便性、衛生性、そして快適性などの点で問題が多いことが指摘される。市民の需要にこたえ、また増加し続けている観光客の利用も増えていることから、こうしたトイレの近代化を図る計画を今後、進める。


【ベネズエラ】

■マドゥロは効力喪失と宣言 ABC Colorの記事
野党が多数を占める議会は、ニコラス・マドゥロ大統領は10日、効力を失うと宣言した。同大統領はこの日、新任期に入る。しかし憲法に定めれた議会での宣誓、承認ができない見通しで、憲法上の効力を失うものだ。政府側はこの宣誓を最高裁で行なうとしているが、これは憲法上の手続きではないと議会側は指摘した。

■マドゥロ、最高裁での宣誓を強調 El Paísの記事
ニコラス・マドゥロ大統領は、最高裁での宣誓が、やむ終えない代替手続きになると断じた。議会が1月10日の新任期の宣誓を認めず、政権が憲法上の効力を失うとされたことに対し反論したものだ。野党が多数を占める議会は承認を拒絶しているが、政権よりの立場を鮮明にする最高裁でこれを行なうとした。

■クーデター誘発と批判 Caracol Radioの記事
政府はリマ・グループに対し、「クーデターを誘発しようとしている」と批判した。ホルヘ・アレアサ外相が語ったものだ。ニコラス・マドゥロ政権に批判的な北中米各国によるこのグループは、1月10日以降のマドゥロ政権を合法政権と認めないと勧告した。同外相は、国外からの干渉は一切受けないとこれをはねつけた。

■パラグアイも不承認 ABC Colorの記事
パラグアイのマリオ・アブド・ベニテス政権も、1月10日以降のニコラス・マドゥロ政権を正当と認めない。マドゥロ政権に批判的なリマ・グループが、憲法上の効力を失うことを理由に不承認を通告した。この呼びかけに呼応し、同グループに参加していないパラグアイも、この決定に沿うことを明らかにした。

■ウルグアイは宙ぶらりん El Písの記事
ウルグアイは、対ベネズエラで宙ぶらりんの状態だ。左派のタバレ・バスケス政権は、ベネズエラをめぐる問題では「緩衝国」的な役割を演じてきた。しかしこの10日に、ニコラス・マドゥロ大統領が憲法上の効力を失うことに対して、同政権として今後どのように向き合うか、沈黙を守った状態だ。

■オルテガ氏、議会判断を支持 Version Finalの記事
前検察長官のルイサ・オルテガ氏は、議会の判断を支持することを表明した。議会が1月10日以降のニコラス・マドゥロ政権を憲法に照らし、無効と判断したものだ。オルテガ氏はこの判断は憲法に基づいたもので、尊重されるべきと断じた。マドゥロ政権の不正を追及したオルテガ氏は、現在はコロンビアで亡命生活を送っている。

■アルマグロ、不承認を呼びかけ El Paísの記事
米州機構(OEA)のルイス・アルマグロ総裁は、10日以降のニコラス・マドゥロ政権を承認しないよう、加盟各国に呼びかけた。議会が憲法に照らし判断した通り、同総裁もマドゥロ政権の新任期は無効であるとの見方を強調した。同総裁は対ベネズエラで、強硬な態度を一貫してとっている。

■議会庁舎に花火投げつけ Caracol Radioの記事
カラカスの議会庁舎に、花火が投げつけられる事件が起きた。野党が多数を占める議会は、今年最初の会議を開いたが、この際議会場入口付近に花火が投げつけられたという。この事態による負傷者はおらず、庁舎にも被害はなかった。この事件の目的や動機などは分かっていない。

■トリニダード・トバゴで元警官逮捕 Venezuela al Díaの記事
ベネズエラの元警官が、トリニダード・トバゴで逮捕された。この27歳の男は、同国のビーチで、違法に銃器を保持していたとして逮捕されたという。この元警官は、生活困窮から国内での生活を諦め、同国に移民していたとみられる。自宅などを調べたところ、銃器6丁が押収された。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■犠牲者らにプレス賞 El Diarioの記事
ニカラグア危機の犠牲者らに、同国の記者らの団体が賞を贈った。国内では昨年4月から反政府行動が続き、これに対するダニエル・オルテガ政権による弾圧で多くの人が死傷している。記者らの団体は、自由のために闘い、死亡した国民に今年のこのプレス賞を贈ることを明らかにした。

■米州機構、異例の措置 El Paísの記事
米州機構(OEA)はニカラグアに対し、異例の措置をとる。ルイス・アルマグロ総裁は、ダニエル・オルテガ政権が同機構の人権憲章に触れたとして、制裁措置をとる方針だ。近く、資格停止を行なうための協議が行われるが、この措置がとられるのは2009年にクーデターが発生したホンジュラス以来となる。

■セアラ州、連続銀行強盗 El Universoの記事
ブラジル北東部のセアラ州は、まさに内戦に近い状態となった。同州では2日間にわたり銀行強盗事件が15の行政地域で連続発生した。これを受け1日に就任したばかりのジャイル・ボウソナロ大統領は同州に、兵や警察官を特別に派遣する措置をとった。同州のカミロ・サンタナ州知事によると、関与した45人を拘束したという。

■エルサルバドルで地震 El Comercioの記事
エルサルバドルで5日朝5時19分頃、やや強い地震が起きた。観測機関によると震源はサンフアン・デル・ゴソ半島の南40キロの太平洋で、震源の強さはマグニチュード5.4、深さは35キロだ。この地震の揺れは首都サンサルバドルなど各地で感じたが、人や建物への被害報告はない。

■パラグアイ、蚊への注意 Télamの記事
パラグアイでは、蚊に対する注意が呼びかけられた。同国では、デングやジカ熱、チクングニヤ熱などを媒介するネッタイシマカの発生が、多い状態にあるという。これらの感染症が爆発的に広がるおそれがあるとして保健省は、蚊の抑止対策を各自治体に求めた。国内ではハマダラカが媒介するマラリア根絶が宣言されたばかりだ。

■キューバ、漁業者6人を保護 El Comercioの記事
キューバで、漁のため海に出たまま漂流していた6人が、保護された。この6人はドミニカ共和国から漁に出たが、船の動力を失い、漂流していたという。漂流から3日、キューバ北部のモンテクリスティの近海でキューバの船により救出されたという。6人は、体力は消耗しているものの命に別状はない。

■水汲みの5歳児が溺死 El Comercioの記事
ニカラグアで、川に水汲みに行った5歳の男児が、溺れて死亡した。同国カリブ海岸のマタガルパで起きた悲劇だ。この男児は、家で使うためリオ・グランデに水汲みに行ったが、この際に何らかの理由で水の中に落下し、溺れたとみられる。この地では水道インフラが整っておらず、多くの世帯がこうした水汲みを行なっている。

■ウルグアイ、ガソリンが高い El Paísの記事
ウルグアイは、世界的にもガソリンが高い国の一つだという。世界のエネルギー価格の調査の結果明らかになったものだ。ウルグアイの単位当たり販売額は、この統計では世界で10番めに高いという。ラテンアメリカでもっとも高いのはチリで、ウルグアイは地域ではこれに次ぐ。

■唯一のATMが故障 ABC Colorの記事
パラグアイ、アルト・パラグアイにある唯一の銀行自動機(ATM)が故障しているという。この自動機は、この町の中心部の広場に面する場所にある、BNFのものだ。クリスマス以降、現金の需要の多い時期にも利用者が多かったが、故障のため使用できなくなっているという。BNFは修理が終わるのがいつになるか、分からないとしている。


【サイエンス・統計】

■麻疹、世界で30%増 La Prensa Gríficaの記事
2018年、麻疹(はしか)の感染者は世界で、前年比で30%増えたという。世界保健機関とパンアメリカン保健機構が明らかにしたものだ。両機関によると2000年以降、麻疹のワクチン接種を受けた人は世界で2100万人いるが、にもかかわらずこの年、感染が急増した。現在、各国で接種運動が行われ、ワクチンがやや品薄となっている。



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