2019.01.08

【ボリビア】

■エボ、ベネズエラへ La Razónの記事
エボ・モラレス大統領は10日、ベネズエラを訪れる。同国ではこの日、ニコラス・マドゥロ大統領が新任期に入り、この就任式に参列するという。一方この就任は、憲法上必要な議会承認を受けられず、効力を失うとして、ラテンアメリカの多くの国々はこの就任を承認しない。モラレス大統領にとってマドゥロ大統領は、盟友だ。

■医療ストに苦言 La Razónの記事
エクトル・イノホサ労働相は、医療ストライキに苦言を呈した。この3、4日の両日、政府が創設をに予定する国民皆保険(SUS)に反対するストが行われたばかりだ。同大臣は、ストライキ権は認めるものの、昨年だけで76日、医療ストが行われ、一日分の報酬は支払われている実態を指摘し、過度のストライキだと断じた。

■ブッシュ港に9億5千万ドル La Razónの記事
政府は、パラグアイ川のブッシュ港のインフラ整備に9億5千万ドルを投じる。内陸国のボリビアは、外港としてチリ北部の港湾を使用してきた。しかし同国との関係悪化を受け、この機能をペルー南部のイロ港と、このブッシュ港に分散移転させる方針だ。この港湾へのより大型の船舶受け入れなどを目指し、整備を行なうという。

■「ボリビアはNOという」、スクレへ Correo del Surの記事
政治活動を目指す「ボリビアはNOという」がスクレで、アピールを行なった。2016年2月21日の国民投票結果をもとに、エボ・モラレス政権にNOを突きつける団体だ。今年末の選挙に向け、独自候補を立てることを画策したが、選挙法廷に拒まれる事態が生じている。

■BoA機でトラブル Eju.tvの記事
国営ボリビアーナ航空(BoA)の旅客機でトラブルが生じた。7日、スクレからサンタクルスに向かうOB583便で技術上の問題が生じ、同社が別の機材を用意するまで出発が遅れたものだ。この機には一時は乗客が乗ったものの、機内温度管理ができず、気温が急上昇する事態に至ったという。

■金融技術は後進国 El Díaの記事
ボリビアはラテンアメリカ各国の中で、金融技術のイノベーションで後進国にあたるという。銀行など金融業界では今、フィンテックと呼ばれる新たな技術の台頭が進む。しかしボリビアではこうした技術の取入れが進まず、各国の後塵を期しているという。この技術開発が進むのはブラジル、コロンビア、メキシコだ。

■ワヌニ、ラパスへ行進 Correo del Surの記事
オルーロ県のワヌニ鉱山の元労働者らが、ラパスに向けて行進するという。参加するのは、不本意な形で職を追われた元労働者で、職の確保などを訴え、オルーロ市から実質首都のラパスまで、歩くという。参加を表明した労働者は、「これ以上政府に待たされるのは我慢できない」と話す。

■オルーロ-ポトシ道で事故 La Patríaの記事
オルーロとポトシを結ぶ道路で、事故が起きた。オルーロ県のマチャコリョリャで5日16時頃、対向してきた車輛同士の正面衝突事故が発生した。この事故で1人が死亡し、4人が負傷している。一方の車輛はオルーロからポトシに、もう一方はポオポからオルーロに向かっていたとみられる。

■スクレ、鉄道駅付近の不満 Correo del Surの記事
スクレの鉄道駅周辺の住民らが、不満を訴えている。ポトシなどへの鉄道便がかつて発着していたこの一帯だが、今はその主役の座をバスに奪われた。一方この地域では、車輛の往来の多さで住民らが危険にさらされることが多く、また始終絶えず騒音がすると、住民らが市側に訴えた。

■一斉カポラル、日本でも El Díaの記事
この13日、日本でも「カポラル」が踊られる。伝統ダンス「トゥンディキ」をベースに、1969年にオルーロで初めて踊られたこのダンスは、今やカルナバルなどの花形だ。ボリビア文化発信のため世界各地で一斉に踊るが、新たに日本、中国、フィンランドが加わり21か国62都市での開催となった。


【ペルー】

■プーノ地震、5棟が被災 Correo Perúの記事
プーノ県ランパ郡のオクビリで6日に発生した地震で、住宅5棟が被災した。国の防災機関が明らかにしたものだ。農村部のパリナ村がもっとも大きな被害を受け、5世帯が現在避難を強いられている。このM5.0の地震は朝6時6分頃に発生したもので、震源は地表から13キロと浅く、一帯は強い揺れに見舞われたという。

■ネバド・マテオ、登山者ら死亡 El Comercioの記事
アンカッシュ県のネバド・マテオ山に登ったスペインの登山者3人とペルー人ガイド1人の、合わせて4人が死亡した。標高5150メートルのこの山を登っていた途中、緊急通報が入り、現地に救助隊が向かった。7日までに、この4人全員の死亡が確認されたという。経緯について、調べが進められている。


【チリ】

■チリ国民、運動不足 BioBio Chileの記事
チリ国民は、やはり運動不足だ。世界保健機関(WHO)は、健康な体作りの目安となる運動時間を年代ごとに示している。しかしチリ国民においては、80%はこの目安に達していない状態だという。チリは、ラテンアメリカでもトップクラスの「肥満率」となっていることが指摘されている。

■サルトス・デ・ラッハ、注意呼びかけ BioBio Chileの記事
第8(ビオビオ)州の景勝地、ロス・サルトス・デ・ラッハに対し、注意が呼びかけられた。地域商工会が注意を促したものだ。滝であるこの地には夏の間、多くの人が水遊びに訪れる。しかし毎年のように事故が発生し、死者が出ている状態だ。同商工会側も、この注意喚起には「飽きている」とした。


【アルゼンチン】

■ジェットスマート、261路線認可 La Nacionの記事
チリのLCC、ジェットスマートに対し当局は、261路線の運航を認可した。同社はチリと国内を結ぶ国際線をすでに展開しているが、新たにアルゼンチン国内線の運航ができるようになる。ブエノスアイレスのエル・パロマール空港を起点に、国内各地への路線を今後、展開する予定だという。

■フライボンディはロサリオへ Télamの記事
昨年1月に参入したLCC、フライボンディは新たに、ロサリオに乗り入れる。当局が新規36路線を認可したことが明らかになったものだ。同社は、新たにロサリオと観光地プエルト・イグアスを結ぶ路線を、優先的に就航したい姿勢だという。同社はブエノスアイレスのエル・パロマール空港を拠点とする。

■ハンタウイルスで祭中止 Télamの記事
チュブ州では、ハンタウイルスの広がりを受け、地域で親しまれている4つの祭が中止となる。現在、エスケルに近いエプイェンで、ネズミなど齧歯目が媒介するこの感染症が広がり、死者も出ている。この事態を受け、衛生上の緊急の事態と判断し、今月同地域で予定されていた祭の中止が判断された。

■ベルグラノ貨物、工事進む La Nacionの記事
ベルグラノ貨物線の改善工事が、着々と進んでいるという。ブエノスアイレスと中北部を結ぶこの鉄道は、1990年代には著しく斜陽化した。しかし現在、効率の観点から再び注目され、政府はこの改善工事を進めている。全長1300キロにのぼるこの工事は、2021年には完了する予定だ。

■高架下活用を事業化へ La Nacionの記事
ブエノスアイレスでは、高架下のスペースの活用が事業化される。鉄道の高架下の多くは、空き地となっている。市側はこのスペースを活用し、商業空間や公園緑地などを整備する新たな事業を、今年から開始する。ミトレ線やサンマルティン線、ベルグラノ線の立体交差区間が対象だ。

■メスのペンギン、滞留期間延長 La Vanguardiaの記事
メスのマゼランペンギンの、アルゼンチン北部からウルグアイ、ブラジル南部の海岸での滞留期間が延びているという。ひなを孵すためパタゴニアからこの地に、ペンギンたちが移動する。しかしオイル漏れなど海洋汚染の影響で、オスの帰還は通常通りながら、メスは遅れていると日本の研究者が明らかにした。


【エクアドル】

■クエンカ-グアヤキル道、制限 El Comercioの記事
クエンカとグアヤキルを結ぶ道路の通行が、制限を受けている。アスアイ県内のクエンカとプエルト・インカを結ぶ区間で土砂災害が発生し、道路が土砂に塞がれているためだ。現在、一部の区間は片側交互通行となっている。この地域一帯では6日、局地的豪雨が降ったという。

■雨雲、数日居座る見込み El Comercioの記事
気象機関は、キトなどアンデス一帯に、発達した雨雲があと数日、居座るとの予報を示した。6日からこの地域では雨が降り、所によってはいわゆる「ゲリラ豪雨」の状態となった。気象機関によると、雨雲が次々とアマゾン地方からこの地域に入り、発達を続けているという。


【コロンビア】

■法王、コロンビアに謝意 Caracol Radioの記事
ローマ法王フランシスコ1世は、公現祭のスピーチの中で、コロンビアへの謝意を示した。ベネズエラ危機について触れ、多くのベネズエラ国民を移民として迎え入れたことに感謝を示したものだ。昨年末の時点で、国内に合法他滞在しているベネズエラ難民は110万人を超えている。

■チアで降雹 Caracol Radioの記事
ボゴタ近郊のチアでは、大量の雹が降った。6日15時30分頃、一帯では強風と雨の悪天候に見舞われた。この雨がやがて雹に代わり、市街一面が「雪化粧」に覆われた。この雹にせき止められるなどし、雨水が流れ込む運河で一部、氾濫が起きたことが報じられている。幹線道路4個所で一時、通行が困難になった。

■マグダレナ川、水位低下 Caracol Radioの記事
ボリバール県を流れるマグダレナ川が水位低下し、周辺で懸念が高まっている。流域一帯の雨が少ないことが原因で、とくにピニリョス・デ・ボリバールでは水道水の取水の制限が検討される事態となっている。この川を通じた水運も現在影響を受けており、今後農業への影響も懸念される。

■スペインで20歳青年が不明 Caracol Radioの記事
スペインで、コロンビアの20歳の青年が不明になっているという。アリカンテに住むエンリ・アレハンドロ・ヒメネス・マルティンさんがこの1日から、消息を絶っている。家族によるとこの青年は、クリスマスパーティ参加時に、何らかのトラブルに巻き込まれていた可能性があるという。


【ベネズエラ】

■マドゥロ「間違っていない」 Caracol Radioの記事
ニコラス・マドゥロ大統領は、自身と政権は「間違っていない」と強調した。この10日、同大統領は新任期を迎えるが、憲法上必要な議会承認を受けられない。このままでは効力は失効するが、批判する野党議員らに対し自身の正当性を強調し、新任期においても「革命を継続する」と語った。

■オルテガ氏「余命は短い」 El Nacionalの記事
前検察長官のルイサ・オルテガ氏は、ニコラス・マドゥロ政権はその政権の「余命」が短いことを知っている、と語った。10日に新任期の憲法上の効力が損なわれることに抵抗を示しているが、継続しないことを大統領自身が分かっていると述べたものだ。オルテガ氏は弾圧を逃れ、コロンビアに亡命している。

■マドゥロ承認、2か国のみ El Obsrvadorの記事
ニコラス・マドゥロ大統領の新任期を承認するのは、南米ではウルグアイとボリビアのみだ。北中米の同政権に批判的な14か国の枠組み、リマ・グループは不承認を決め、パラグアイも追随方針を示した。ともに左派政権のこの2か国だけが、承認する見通しとなっている。10日以降、各国はベネズエラとの外交関係を凍結する見通しだ。

■国民の流出、さらに強まる El Mundoの記事
ニコラス・マドゥロ大統領が新任期に入る10日を前に、国民の国外流出の動きがさらに強まっている。生活困窮からすでに多くの国民が国外に逃れ難民化しているが、新任期とその議会不承認の混乱を前に、多くの国民からさらに逃れようと出国しているものだ。この12か月間で、530万人が同国を脱出したとみられる。

■亡命判事、権力集中を指摘 Caracol Radioの記事
米国に亡命した最高裁判事、クリスティアン・セルパ氏は、国内の権力がマドゥロ政権に過度に集中している実態を指摘した。同氏はセクシャルハラスメント容疑で捜査を受けたが、同氏はこの捜査は政権主導による冤罪と主張した。マドゥロ政権と関わらないため、家族とともに米国に逃れた、とメディアに語った。

■1ドル、1107Bsに El Impulsoの記事
今年に入り、平行(闇)市場での通貨ボリバール・ソベルノの暴落傾向が強まっている。1ドルは1000Bs台に突入したばかりだが、7日には同市場で1107.84Bsをつけた。12月28日時点では781.91Bsで、急激に下落したことが分かる。公定レートとの乖離率は昨年末には狭まっていたが、再び広がりを見せている。

■700社が倒産廃業 El Paísの記事
国内では昨年1年間で、700の企業が倒産または廃業したという。商工会が明らかにした数字だ。経済失政により国内での生産、営業活動が困難になり、倒産したり廃業を判断したりする企業が急増している。同商工会は、国内産業が軒並み「窒息」する可能性を指摘した。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■法王、ニカラグアに対話呼びかけ El Universoの記事
ローマ法王フランシスコ1世は、ニカラグアに対し対話を呼びかけた。同国では昨年4月から反政府行動が続き、ダニエル・オルテガ政権による弾圧が強まっている。この事態を打開するため、与野党双方に対話による解決を図る努力を求めたものだ。オルテガ政権のこの姿勢には、各国から批判が集まっている。

■環境機関トップが辞任 Télamの記事
ブラジルの公的環境機関、IBAMAのトップ、スエリ・アラウジョ氏が辞任した。同国ではこの1日に、極右のジャイル・ボウソナロ新大統領が就任したが、同氏は同政権の政策などに疑問を持ち、自ら辞職したという。ボウソナロ政権は汚職根絶を掲げ、環境政策で多くの汚職があると指摘していた。

■アブド、対ゲリラ強化 Télamの記事
パラグアイのマリオ・アブド・ベニテス大統領は、ゲリラへの対応を強化することを明らかにした。同国北部ではゲリラ組織、パラグアイ人民軍(EPP)が活動を続けており、昨年末にも村が襲撃される事件が起きた。同大統領はこの組織の弱体化を図るため、有効な手立てをとると断じ、その方法を近く発表するとした。

■エル・ガジェゴ、死す El Paísの記事
フィデル・カストロ氏らとともに、キューバ革命に参画したエル・ガジェゴことホセ・ラモン・フェルナンデス氏が95歳で死去した。同氏は1961年のコチワス湾の侵攻で大勝利を収め、革命を大きく前進させたことで知られる。カストロ体制下では一時、軍のトップも務めた。6日、ハバナ市内で息を引き取ったという。

■ガソリンは十分にある ADN Politicoの記事
メキシコのアンドレス・マヌエル・ロペス・オブラドール大統領は、国内にガソリンは十分にある、と語った。国内では各地で、ガソリンの不足、涸渇が生じていることが伝えられている。この事態は、同政権がとった、密売密輸を抑止するための措置で生じたとみられている。同大統領は国内に、冷静な対応を求めた。

■パナマ、法王の車公開 El Universoの記事
パナマでは、ローマ法王フランシスコ1世が乗る車が公開された。パナマシティではこの23日から27日まで、国際ユースデーが開催され、法王の来訪を迎える。この法王が移動時に使用する特別仕様の車がメディアなどに公開された。この機会に、とくにラテンアメリカ各国から多くの若者がこの町を訪れる予定だ。

■コスタリカ、接種60% La Repúblicaの記事
こすたりかの乳幼児の実に60%は、麻疹(はしか)の予防接種を受けたという。現在麻疹は、欧州やラテンアメリカなどで、じわりと感染が広がっている。同国保健省は国内でも感染者が見られたことを受け、生後15か月から10歳未満のこども全員への接種運動を、昨年12月から進めていた。

■エンカルナシオン、風の被害 ABC Colorの記事
パラグアイ、エンカルナシオン周辺では、強風による被害が生じている。7日朝9時半頃、この町から5キロのカンビレタで、簡易な建物の屋根が飛ばされるなどの事態が生じた。国内ではこの日、広い範囲で大雨や強風、雷などの悪天候に対する警報が出されていた。今の時点で、負傷者などはない。

■ボラリス、安全なLCC Aviación21の記事
メキシコの航空会社ボラリスが、「世界の安全なLCC十傑」に選ばれた。航空会社を評価する英国の機関が明らかにしたものだ。欧州のブエリングや北米のジェットブルー、ジェットスター・アジアなどともに選ばれたもので、ラテンアメリカでは唯一となっている。

■フィデルの孫に批判 El Comercioの記事
キューバの元議長、故フィデル・カストロ氏の孫に、批判が起きている。現在20歳のトニー・カストロ氏がインスタグラムで多くの写真を投稿している。しかしこの内容が「ぜいたくすぎる」としてインターネット上で批判コメントが殺到しているものだ。キューバ国民の多くは現在も、貧困に直面している。

■NGO、海を買う Breaking Belize Newsの記事
環境保護のNGO団体が、ベリーズの海を買ったという。この団体が購入したのは、同国の海岸の20エーカーの土地だ。自然環境を守るため、乱開発を避けるべくこの購入に踏み切ったという。この団体はイスラエルの教育機関などが設立したもので、とくに海洋環境の保護に力を入れているという。

■ヴィーガニズムの広がり ABC Colorの記事
パラグアイでも、ヴィーガニズム(絶対菜食主義)が広がりつつあるという。地球環境の持続性などの観点から畜産を否定し、徹底した菜食主義を図るものだ。世界的にこの運動が広がっているが、パラグアイ国内でもこれに関心を持つ人が増え、実践する人も着実に増えているという。


【国際全般】

■ガボンでクーデター未遂 Télamの記事
アフリカ中部のガボンで、クーデター未遂事件が起きた。首都リーブルビルで、軍の一部がこの事態を企て2人を殺害したが、政府側はすでにコントロールされた、とした。アリ・ボンゴ大統領による長期政権が続く同国だが、加療のため同大統領は昨年10月から不在となっており、体制への不安をアフリカ連合(AU)が指摘していた。



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