2019.01.10

【ボリビア】

■エボ、マドゥロ擁護 La Razónの記事
エボ・モラレス大統領はベネズエラのカラカスに降り立ち、同国のニコラス・マドゥロ大統領を擁護した。10日、同政権は新任期を迎えるが、憲法手続の不備と不公正選挙の指摘から各国がこれを承認しない。しかしモラレス大統領は盟友の危機に際し、「ベネズエラはこの日第二の独立となる」と擁護姿勢を鮮明にした。

■キロガ氏、エボを批判 Correo del Surの記事
元大統領のホルヘ・キロガ氏は、ベネズエラを訪れたエボ・モラレス大統領を批判した。政権に対峙する同氏は、モラレス大統領のこの訪問は「国際社会を敵に回し、秩序を乱す行為だ」と批判した。10日に新任期を迎えるニコラス・マドゥロ政権に対し、世界の多くの国々はその再就任を承認していない。

■世界銀行、4.3%成長予想 La Razónの記事
世界銀行は、2019年のボリビアの経済成長を4.3%と予想した。同機関はラテンアメリカ・カリブ海地域のこの年の全体の成長を1.7%と予測しており、このボリビアの数字はこの地域でもっとも高い水準だ。次ぐのはパラグアイの3.9%で、ベネズエラは8.0%のマイナス予想だ。

■国連にブラジルを訴える La Razónの記事
ボリビア政府は、国連にブラジルを訴える方針だ。ボウソナロ大統領に近いロドリゴ・アモリン下院議員が「インディオ(先住民の蔑称)が好きな奴はボリビアに行け」という蔑視の暴言を吐いた。この発言についてブラジル側が必要な説明を行なっておらず、ボリビア政府はブラジルの「民族、差別主義的問題」を提起する方針を示した。

■雨で2000世帯が被害 La Razónの記事
国内ではこのわずか9日間で、2000世帯が雨の被害を受けたという。国防省が明らかにした数字だ。国内の広い範囲は現在雨季で、2月にかけて雨のピークとなる。今年に入り各地で豪雨被害が相次ぎ、今の時点で975人が避難生活を強いられている。今期は、ペルー沖の海水温が上昇するエル・ニーニョの影響で、極端化する可能性が指摘されていた。

■日本人ら、ウユニを清掃 Eju.tvの記事
日本人のボランティア30人が、ポトシ県のウユニで清掃活動を行なったという。このボランティア活動のため国内を訪れた一行は、ウユニ塩湖周辺や鉄道駅周辺などで清掃を行なった。2月頃は、ウユニ塩湖は水鏡がみられる時期で、とくに日本人観光客の人気が高い。

■トラック、緊急事態引き起こす El Deberの記事
ボリビアのトラックが、チリ北部のアリカで緊急事態を引き起こした。アリカは、内陸国ボリビアの外港で、多くのトラックが国内との間を行き来する。この一台が事故を起こし、硫酸を路上にばらまいたという。硫酸は工業上重要な化学物質だが、その扱いには注意が必要とされる。

■チュキサカ、危険なボウフラ Correo del Surの記事
チュキサカ県で、危険な「ボウフラ」が確認されたという。同県で新たに見つかったのは、ネッタイシマカの幼虫だ。この蚊は、とくに雨季に国内で流行しやすいデングや、黄熱病、ジカ熱、チクングニヤ熱を媒介する。チュキサカ県ではこの蚊はこれまで長期、発見されていなかった。

■トレボル職員が事故死 Página Sieteの記事
エルアルトで、ゴミ回収業のトレボルの職員が、事故死した。回収作業後、ゴミを廃棄する場所に専用車輛で向かったこの29歳の男性は、車がコントロールを失ったことから衝突事故を起こした。男性はこの衝撃で、即死したという。トレボルは、エルアルト市からゴミ回収の委託を受けている。

■マトラカ登録、近く実施へ La Patríaの記事
ダンス「モレナーダ」に使用される楽器、マトラカの登録が間もなく始まる。このマトラカは、アンデスに棲息するキルキンチョ(アルマジロ)を使用し作られていたが、今は個体数減少や動物保護の観点から禁じられている。市側は、既存物は認めるものの新規のキルキンチョ使用は認めない方針で、既存物の登録制度が始まるものだ。


【ペルー】

■ビバ、2路線増便 La Repúblicaの記事
LCCのビバ・エアは、リマとチクラヨ、タラポトを結ぶ路線を増便する。同社が明らかにしたもので、現在は一日1往復となっているこれらの路線を、2往復に増やす。2月末までに新たな運航スケジュールでの運航を開始するとした。同社はコロンビアのビバ・エアと同じ会社で、2017年5月に国内参入した。

■LATAMもイロ乗り入れへ Gestionの記事
国内最大手のLATAMペルーも、モケグア県のイロに乗り入れる。同社は3月19日から、リマとを結ぶ路線を一日1往復の体制で運航すると発表した。イロの空港へはこの11日から、ペルービアン航空が初めての旅客定期便を就航予定だ。イロはボリビアの外港としての開発が期待されている。


【チリ】

■300人、麻疹の接種を受ける BioBio Chileの記事
第8(ビオビオ)州都コンセプシオン近郊のチグアヤンテで、若者ら300人が麻疹(はしか)の接種を受けた。昨年、国内では長期間確認されていなかった麻疹感染が7件、報告された。国内の若者の層の中には、接種未了や回数不足の「空白の年代」があり、保健省が接種運動を現在、展開している。

■エチオピア航空が乗り入れへ BioBio Chileの記事
アフリカ最大手のエチオピア航空が、新たにサンティアゴに乗り入れる見通しだ。同社が申請したアディスアベバとを結ぶ路線を、航空当局が認可した。就航すれば、サンティアゴと中東、アジア、欧州などを結ぶ新たなルートが設けられる。同社はすでにサンパウロ、ブエノスアイレスに乗り入れている。


【アルゼンチン】

■中北部で洪水 Télamの記事
国内中北部で、洪水が発生している。8日朝に地域を流れる小川が氾濫し、コリエンテス州では母子2人が死亡している。このほかチャコ州、サンタ・フェ州でも洪水や浸水の被害が報告されている。防災機関はこの雨の影響で、地域を流れる大河であるウルグアイ川が今後増水し、氾濫に至る可能性があると警告した。

■入国外国人、出国数を上回る La Nacionの記事
昨年11月、入国した外国人数が、出国したアルゼンチン国民の数を初めて上回ったという。交通省が明らかにしたものだ。この月の入国外国人数は27万1千人で、出国アルゼンチン国民は25万7千人だった。昨年7月からの通貨下落でアルゼンチン旅行が割安となり、一方で割高な出国を避ける国民が増えたことが背景にあるとみられる。

■黄熱病接種に長い列 Ambitoの記事
国内では黄熱病ワクチン接種に、長い列ができているという。隣国ブラジルで、入国者にこの接種を受けることが推奨されている。夏の間、同国に向かう人が増え、このワクチンの需要が急増しているものだ。保健省は、国内147個所の接種場所で、ワクチンの不足は起きていないとしている。

■アンデス、200路線認可 Ambitoの記事
航空当局は、LCCのアンデス航空に200路線を認可した。航空各社は昨年10月までに、新規路線の申請を行ない、当局側が審査を進めている。アンデス航空についても新たに200路線の認可が下り、新規開設が可能となった。2006年にサルタをベースに発足した同社は、国内で初めてのLCCに転換した。

■国道34号、一部不通 Cadena3の記事
国道34号は、サンティアゴ・デル・エステーロ州の一部区間で、不通となっている。この道路のバホ・オンドで、道路の一部が崩落し、道路そのものが途切れている状態に陥ったという。現在、この補修工事が進められているが、当面この区間の通行はできず、迂回が必要だという。

■マクリ、スブテで目撃 Radio Mitreの記事
マウリシオ・マクリ大統領を、ブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)市内で目撃したとのツイートが、話題になっている。リネアBの車内で撮影された写真には、マクリ大統領とみられる男性が映る。しかしこの男性は別人で、この路線の利用者の間では、そっくりさんとして有名な人物だった。


【エクアドル】

■通貨のドル化から19年 El Comercioの記事
通貨がドル化されて、この9日で19年となった。2000年のこの日、通貨スクレの暴落を受け、当時の政府は窮余の策として通貨のドル化に踏み切った。この措置で国内の経済は安定に向かったが、一方で独自通貨を持たないことへの批判もある。以後の政権は新通貨への切り替えを模索したが、実現できずにいる。

■クンバヤ、消防が犬を救助 El Comercioの記事
キト東部のクンバヤで、消防士が一匹の犬を救助した。9日朝、犬が山から崖下60メートルに転落し、身動きがとれなくなった。鳴き声を聞いた周辺住民が通報し、この犬の救出作戦が展開されたものだ。この犬はそれから45分後、消防士の手により救助された。


【コロンビア】

■メタ、初の原油 Caracol Radioの記事
メタ県では初めてとなる、原油資源が発見された。開発を進めていたONGC Videsh社が明らかにしたもので、カブヤロで油井を発見したという。開発が進めば、一日当たり4000バレルの原油産出が可能とみられる。この地に近い隣県では2017年に同様の発見があり、一日当たり3200バレルの産出が開始されている。

■ボゴタ空港、霧と風の影響 Caracol Radioの記事
ボゴタのエルドラード空港は、霧と雨の影響を受けた。空港側によると8日朝、濃霧による視界不良と強風のため、およそ40分にわたり2本の滑走路が閉鎖された。この影響で各社の国内線の便を中心に影響が広がった。しかしその後空港は再開され、同日夕方までに正常化しているという。

■エル・ニーニョ、生鮮品に影響か Caracol Radioの記事
メデジンでは、エル・ニーニョ現象が生鮮品に影響を及ぼす可能性がある。現在、ペルー沖の海水温が上昇するこの現象が起きている可能性がある。このため国内産の野菜や果物の生育に影響が生じ、国内第二の市場であるメデジンでは、価格の上昇が起きる可能性があるという。

■日本での性奴隷被害を告発 La Silla Rotaの記事
コロンビア女性が、日本での「性奴隷」被害を告発した。この21歳の女性はコロンビアで、リクルーターとみられる男に声をかけられ、日本に向かった。しかしこの渡航費を含む多額の借金を着せられ、この返済が住むまで売春をさせられたという。この背後には、日本のマフィアの存在があり、逃げることもできなかったとした。


【ベネズエラ】

■マドゥロ、逆に警告 El Universoの記事
ニコラス・マドゥロ大統領は、リマ・グループ14か国に逆に警告した。10日に同政権は新任期を迎えるが、憲法手続不備や不正選挙であったことなどを理由に同グループは、政権を承認しない。マドゥロ大統領はこのグループ各国に承認を48時間以内にするよう迫った。そうしなければ「緊急事態」に至ると断じた。

■制憲議会、議会「解体」を検討 Caracol Radioの記事
ニコラス・マドゥロ政権の意向を反映する制憲議会は、野党が多数を占める議会の「解体」を模索し始めた。10日にマドゥロ政権は新任期に入るが、議会は憲法上必要な承認手続きを行なわない。制憲議会がこれにとって代わることを検討している。制憲議会は以前、立法権剥奪を宣言したが国際社会がこれを認めなかった。

■オルテガ、カラカスへ El Nuevo Diarioの記事
ニカラグアのダニエル・オルテガ大統領が9日、カラカスに向かった。10日のニコラス・マドゥロ大統領の新任期の式に立ち会うための訪問だ。ニカラグアでは昨年から反政府行動が続き、これに対するオルテガ政権の弾圧姿勢が、国際社会から厳しい非難を受けている。オルテガ大統領はマドゥロ大統領と盟友関係だ。

■就任、4か国首脳参列 Caracol Radioの記事
新任期を迎えるニコラス・マドゥロ大統領の就任式に、4か国の首脳が参列する。40を超える国々が新任期を承認しないが、ボリビア、キューバ、ニカラグア、ウルグアイの4か国首脳が式に姿を見せる見通しだ。またトルコは副大統領が参列する。一方、エクアドルについては就任を承認するかどうかまだ態度を明らかにしていない。

■HRW、拷問の横行を指摘 El Paísの記事
ヒューマン・ライツ・ウォッチは、ベネズエラ国内で「拷問」が横行している事実を指摘した。10日に新任期を迎えるニコラス・マドゥロ政権へ、軍側は忠誠を示した。しかし反発した兵やその家族に対し、軍側が拷問を加えている事実が存在するという。同機関は、人権上の犯罪が横行していると断じた。

■米国、大規模な制裁実施へ El Universoの記事
米国政府は、ベネズエラへの新たな大規模制裁を実施する方針だ。ニコラス・マドゥロ政権が、24億ドルにのぼる公金を横領している事実を指摘し、数日内にこの内容を発表するとしたものだ。米国は、マドゥロ政権が独裁色を強めているとして、すでに一部について経済制裁などを科している。

■メルコスルも不承認 Télamの記事
経済ブロック、メルコスルもニコラス・マドゥロ大統領の新任期を承認しない。ベネズエラを含む5か国の枠組みだが、メルコスルは現在、ベネズエラの資格を停止している。メルコスルはこの新任期就任が、憲法上の手続きがとられないことを理由に、承認しないことにした。加盟国のウルグアイは、この就任を受け入れている。

■セルパ氏、司法の闇を語る Aporreaの記事
米国に亡命した最高裁判事、クリスティアン・セルパ氏は司法の「闇」を次々に明らかにしている。同氏はニコラス・マドゥロ政権に関り合いたくないとして、家族ととともに米国に逃れた。現在司法が、政権の言いなり状態になっている事実について、米国当局側にその実態を示しているという。

■公定レート、704.57Bsに El Nacionalの記事
中央銀行は、為替の公定レートを再び引き下げた。この改定で1ドルは704.57ボリバール・ソベルノ、1ユーロは807.64Bsとなった。昨年8月20日実質デノミでこの通貨が導入された際には、公定レートは1ドルは60Bsだった。一方、平行(闇)市場レートでは1ドルはすでに、1100Bsを超えている。

■インフレ率、169万% Perfilの記事
国内の2018年のインフレ率は、169万8844.2%となったという。ハイパーインフレが続く国内では、中央銀行など公的機関がこの数字を発表せず、代わりに野党が多数を占める議会が明らかにしている。2017年10月から、月別のハイパーインフレが続いており、国際通貨基金(IMF)は今年のインフレ率は1千万%を超えると予想している。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ニカラグア、マイナス成長に El Paísの記事
ニカラグアは2018年、マイナス成長となったとみられる。同国は2017年にかけての3年間、毎年5%近い高い成長を示していた。しかし昨年4月から反政府行動が激化し、これに対するダニエル・オルテガ政権による弾圧がこの成長基調を冷やしてしまった。さまざまな機関が、この年の経済成長をマイナスと予想している。

■メキシコ、不足続く Caracol Radioの記事
メキシコ国内各地でのガソリン不足は、依然として続いている。12月に就任したアンドレス・マヌエル・ロペス・オブラドール政権が、密輸対策などをとった。この影響で国内広い範囲でガソリンが不足し、一部で涸渇しているものだ。政府側は十分なガソリンがあると発表しているが、この事態で政権求心力が早くも弱まる可能性がある。

■ボウソナロ、100社準備 El Paísの記事
1日に誕生したブラジルのジャイル・ボウソナロ政権は、公営企業100社の民営化を準備している。同大統領は汚職対策を掲げており、国内に「多すぎる」とされる公営企業が汚職の温床になっていると主張してきた。すでに民営化を進めるべく100社をリストしており、今後具体的手続きに入る方針だという。

■トリニダード・トバゴ、海賊が多発 El Nacionalの記事
トリニダード・トバゴの漁船が、海賊船に襲われる事態が今、頻発しているという。領海内での漁の際、武装した船に襲われ、漁具や船そのものを奪われるものだ。これらの海賊船は、ベネズエラから来ているとみられる。同国の経済状況の悪化から、こうした海賊を「業」として行なう者が増えているとみられる。

■メトロ2号、18日開業 Estrategia y Negociosの記事
パナマシティのメトロ(電車)2号線は、この18日に開業する。1号線に続き建設されたこの路線は、現在試運転が続いている。この町では今月22日から27日まで、ローマ法王フランシスコ1世も招かれる国際ユースデーが開催され、当局側はこの開業をこれに間に合わせる方針を示していた。市内では3号線の建設も進められている。

■人食いバクテリアで男性死亡 Perfilの記事
ウルグアイのマルドナードの海岸で、「人食いバクテリア」で50歳の男性が死亡したという。このビーチで水浴したこの男性は、ビブリオ・バルニフィカスという細菌に感染し、国内の病院で死亡したことが保健省から発表された。水浴前に傷を負っていたことから、ここから感染したとみられる。

■インテルジェット、12%増 Grupo en Concretoの記事
メキシコのLCC、インテルジェットの利用は2018年、前年比で12%増えたという。同社が明らかにしたもので、この年の総利用者数は1385万3387人だった。国内線の伸びは5.7%だったが、国際線は33.9%と高い伸びを示した。国内最大手のアエロメヒコ、LCC大手のボラリスもこの年、利用客数を大きく伸ばしている。

■ウルグアイ、悪天候注意 El Paísの記事
ウルグアイ国内にはまた、悪天候への注意報が出されている。気象機関は今後国内各地で大雨や強風、雷などの悪天候に見舞われるおそれがあるとして、10県に対し上から3番めのランクの「黄色警報」を出した。発達した雨雲の近づきからとくに、大雨への警戒が必要としている。



最近の記事