2019.0.13

【ボリビア】

■マドゥロ支持、経済に影響も Los Tiemposの記事
エボ・モラレス大統領のベネズエラのニコラス・マドゥロ政権「支持」が、ボリビア経済に影響を及ぼすおそれがある。10日からの新任期をラテンアメリカの多くの国々は承認しておらず、モラレス大統領の「前のめり支持」によりボリビア経済をとりまく環境が、悪化するおそれがあるとの懸念がメディアから示された。

■エボのもとで近代化は無理 Eju.tvの記事
エボ・モラレス政権の体制下で、国内近代発展は無理と断言された。政治活動を目指す「ボリビアはNoという」のオスカル・オルティス氏が断じたものだ。長期化する現政権の下では、必要な変革は期待できず、ボリビアは衰退すると語った。この団体はモラレス大統領の次期選挙出馬が憲法に抵触すると指摘している。

■エボ「自分が勝つ」 Correo del Surの記事
エボ・モラレス大統領は、10月に予定される大統領選では「自分が勝つ」と断じた。新たにコチャバンバ県南部地域の行政から支持表明を受け、イベントで語ったものだ。2006年就任以来の13年間の実績を示し、ボリビアの社会改革を成し遂げられるのは自分だけだ、と断じた。

■メサ氏、OEAに「上告」 Correo del Surの記事
次期選挙出馬を表明している元大統領、カルロス・メサ氏が米州機構(OEA)に上告した。エボ・モラレス大統領の次期選挙出馬は憲法に抵触するとして、OEAに人権憲章に基づく処置を求めたが、否決された。しかしメサ氏は、この再出馬は明確な違反であり、民主主義を損なうとして、上告にあたる再審議を求めた。

■雨季の被害、拡大のおそれ El Díaの記事
雨季の大雨による被害は、今後劇的に拡大するおそれがあるという。国内の広い範囲は現在雨季で、各地で雨による川の氾濫、浸水などの被害が生じている。現在は4つの県で被害が報告されているが、川の下流域に被害が拡大するなど、今後劇的に悪化する懸念があると国防省が示した。

■オルーロ県でバス事故 Los Tiemposの記事
オルーロ県でバス事故が起きた。県都オルーロとチャリャパタを結ぶ道路を走行していたバスがワンカネ付近で衝突事故を起こし、路上に横転したものだ。この事故で2人が死亡し、26人が負傷している。このバスは7月16日社が運行しているもので、何らかの理由で車輛のコントロールが失われたことが原因とみられる。

■高速道、40年ぶりの大改革 La Razónの記事
ラパスとエルアルトを結ぶ高速道は、開通以来40年ぶりの大改革が実現した。数年にわたる工事で、これまで片側2車線の4車線だったこの道路は、新たに片側3車線の6車線化が図られた。この工事が完了し、13日からグランドオープンとなる。このルートは、ラパスと国内のすべての地域を結ぶ主要ルートだ。

■トゥピサ-アトチャ道、工事中断 Página Sieteの記事
ポトシ県のトゥピサとアトチャを結ぶ道路の工事が、中断している。政府による道路改善事業で舗装工事が続くこの区間だが、受注した企業によると給与の遅配が生じ、作業員らが手を止めてしまったという。この事態は今月7日から、すでに1週間近く続いており、再開のめどが立っていない。

■オルーロ、犬チップ拡大適用も La Patríaの記事
オルーロでは犬チップを拡大適用することが検討されている。ピットブルなど、人を襲うことがある特定犬種についてチップ埋め込みが義務づけられている。オルーロでは、飼い主の特定を図るため、飼い犬すべてへの埋め込みを独自に義務化することを検討している。市内では野犬の増加が、長年にわたる問題となっていた。

■一斉カポラル、トップは日本 Eju.tvの記事
13日、世界各地で行われる「一斉カポラル」のトップは東京だ。ボリビア文化発信を目的に、各地の在留ボリビア人らが中心となりこのダンスを披露する。21か国72都市で行なわれるが、トップは東京となる。伝統ダンス、トゥンディキが改良されたカポラルは1969年が起源で、現在はさまざまなダンスのなかの花形だ。


【ペルー】

■マチュピチュ、故障で渋滞 La Repúbicaの記事
マチュピチュ遺跡に向かうシャトルバスの故障で、「渋滞」が生じた。12日午前、このバスの一台が途上で動けなくなる事態が生じた。このためこの交通機関そのものが機能不全に陥り、長い人では3時間待ちの状態となった。影響を受けた観光客は3500人にのぼるとみられる。

■イキートスで大きな火災 El Comercioの記事
ロレト県都イキートスで12日朝、大きな火災があった。サンフアン・バウティスタ地区の建物から朝5時15分頃、出火して火が燃え広がったものだ。消火活動が行われ火は鎮火したが、合わせて10棟が焼失した。木造住宅であったことと、消火に必要な水が不足したことで、被害が大きくなったとみられる。


【チリ】

■こどもの44%は肥満 BioBio Chileの記事
チリ国内のこどもの実に44%は、肥満の状態だという。OECDが各国の肥満についてのデータを示したものだ。これによるとチリのこどもに占める肥満の割合は、各国の中でトップクラスで、大人についても34%が肥満とした。チリは南米最大の「肥満大国」として知られ、高カロリーの食事と運動不足が背景にあるとみられる。

■こどもへの文化教育の必要性 BioBio Chileの記事
バルパライソ市議会は、こどもへの文化教育を採択した。同市内の旧市街は、ユネスコ世界遺産に登録されるなど、文化的価値の高さで知られる。しかしこどもに対するこの教育が不十分だとして、適切な教育を行なうことを議会側が議決したものだ。市内ではこうした文化遺産の毀損行為が増加していることが指摘されている。


【アルゼンチン】

■ハンタウイルス、さらに2件 Télamの記事
チュブ州のエプイェンでは、さらに2件のハンタウイルス感染症が確認された。同州保健局が明らかにしたもので、これで感染例は28、死者は9人となった。ネズミなど齧歯目が媒介するこの感染症のこの地での感染拡大は、1996年以来23年ぶりのことだ。この事態で、地域ではイベントの中止などが相次ぐ。

■リオ・ネグロ、ハンタウイルスを否定 Télamの記事
リオ・ネグロ州は、州内でのハンタウイルス感染症の発生を否定した。エル・ボルソンに住む38歳の女性がこの症状を示し、バリロチェの病院で手当てを受けている。同省が調べたが、このウイルスは検出されなかったという。この感染症は現在、チュブ州のエプイェンで流行しつつあり、懸念が高まっている。

■コレクティーボ値上げ Clarín.comの記事
ブエノスアイレスでは12日、コレクティーボ(路線バス)と近郊鉄道の運賃が値上げされた。インフレ進行と運賃適正化政策による値上げで、両交通機関の運賃は3月にかけ、毎月値上げされる。またスブテ(地下鉄)についても週明けから1ペソ値上げされ、3月と4月にはそれぞれ1.5ペソずつ値上げとなる。

■LADE、コモドロ-ウシュアイア線 El Patagónicoの記事
空軍の旅客部門であるLADEは、コモドロ・リバダビアとウシュアイアを結ぶ路線を再開する。同社が明らかにしたもので、来週からこの路線の運航を1年半ぶりに行なうという。当面この路線の運航は3月いっぱいまでで、月、水、金曜の週3往復での運航となる。

■メンドサ空港、200万人 Los Andesの記事
メンドサの空港を2018年、利用した人の総数は、200万人を突破した。空港の管理側が明らかにした数字で、年間総利用者数は203万2195人だったという。この数は前年比で15.56%の伸びとなっている。この空港ではこの年、国内線、国際線んともに路線数が大幅に拡大していた。

■それでもブラジルへ行く Perfilの記事
アルゼンチン国民は、それでもブラジルへ行くという。この夏の観光シーズン、同国に向かうアルゼンチン国民は前のシーズンから20%増える見通しだ。とくに国内と同国を結ぶ航空路線が大幅に増え、より身近な観光地となったためだ。一方、通貨安など経済問題もありチリやウルグアイに向かう旅行者は減っている。


【エクアドル】

■グアヤキルで火災、18人死亡 El Universoの記事
グアヤキルで火災があり、18人が死亡した。この事態が起きたのは同市郊外の26番街に面する住宅だ。屋内で発生した火災でガスが発生し、多くの人が窒息したり、ガスにより倒れたという。18人が死亡したほか、12人が病院で手当てを受けている。

■ケベド、285棟浸水 El Universoの記事
ロス・リオス県ケベドのカニャリートでは、大雨により川が溢れ、285棟が水に浸かった。この氾濫により広い範囲が水に覆われており、車輛などによる道路交通は途絶えている。現在、この地域の住民とはボートを通じて連絡がとられている。人的被害はないが、建物の壁が崩れるなどの被害が報告されている。


【コロンビア】

■フェイクニュースに揺れる町 Caracol Radioの記事
メデジンの第8区が、フェイクニュースに揺れた。組織犯罪の活発化が伝えられ、市民が不安を募ららる中、ビジャ・エルモサでは夜間外出禁止令が出されるとの報道がなされた。しかしメデジン市側はこの事実を否定し、フェイクニュースであると断じた。それでも、市民の不安は収まっていないという。

■牛、大量に轢かれる Caracol Radioの記事
アンティオキア県で12日午前、大量の牛が車に轢かれて死んだ。この事故が起きたのは、ウラバのトゥルボと、メデジンを結ぶ道路だ。家畜として飼われている牛が道路を移動していたところ、トラックが次々と轢いた。この事故で合わせて16頭の牛が死んだという。


【ベネズエラ】

■米国、議長を「政権」と認める El Universoの記事
米国政府は、野党が多数を占める議会のフアン・グアイド議長を「政権」と認めた。10日、新任期に入ったニコラス・マドゥロ政権を米国政府は承認せず、「違法に簒奪した状態」としていた。正当な選挙を経た立法府のトップを暫定的に、行政のトップと見なすことを政府として明らかにした。

■ブラジルも議会を認める Efecto Cocuyoの記事
ブラジル政府も、野党が多数を占める議会を「正当な政治機構」と認めた。外務省が12日、明らかにしたものだ。ブラジル政府もニコラス・マドゥロ政権の新任期を承認していない。同政権に批判的なリマ・グループが非承認を決めたことを受け、チリ政府もブラジルと同様の対応をとった。

■オルテガ氏、「議長がトップ」 NTN24の記事
前検察長官のルイサ・オルテガ氏も、議会議長が現在のベネズエラ政治機構のトップであるとの認識を示した。同氏もニコラス・マドゥロ大統領の新任期を「政権の簒奪」と認識し、正当選挙を経た議会議長が現在、これにとって代わると語った。同氏はマドゥロ政権からの弾圧を逃れ。コロンビアに亡命している。

■議会、軍に「協力」求める El Paísの記事
野党が多数を占める議会のフアン・グアイド議長は、軍に対し議会への協力を求めた。国際社会が不承認とするニコラス・マドゥロ政権への忠誠を誓っている軍に対し、議会による国政の再建に力を貸すよう求めたものだ。同議長はこの23日、国内で対マドゥロ政権の大規模デモを計画している。

■パラグアイとカナダに反発 Panoramaの記事
ニコラス・マドゥロ政権はパラグアイ、カナダ両国に強い反発を示した。パラグアイはベネズエラに対し断交を通告し、カナダはリマ・グループの中でももっとも厳しい批判を浴びせている。同政権は両国はベネズエラの主権を侵害していると断じ、可能な限りの報復をすると断じた。

■最低賃金は6ドルに El Diario Exteriorの記事
ベネズエラの最低賃金は、平行(闇)市場ではわずか6ドル相当となった。通貨ボリバール・ソベルノは10日のニコラス・マドゥロ政権の新任期の混乱を見据え、わずか4日で200%もの下落となった。現在のレートで換算すると、6ドル相当まで下落したことになる。

■国内、書店が絶滅か El Universalの記事
現在国内では、急速なペースで書店が姿を消している。インターネット、電子書籍の普及などで書店業は国際的に逆風の中にあるが、ベネズエラはさらに経済問題の影響を受けている。日々の糧を得ることが優先され、書店は経営が成り立たず廃業が相次ぐものだ。中小都市でも現在、無書店状態の町が増えている。

■カラカス、街角シャワー Crronicaの記事
カラカスでは多くの市民が、街角で「水浴び」をしている。経済問題などから国内では、ライフラインが途絶えるケースが相次ぐ。とくに比較的高地にあるカラカスは、水をくみ上げる必要があることから、断水が頻発中だ。このため人々は身体を洗うため、湧水などが利用できる場所で、そのまま水浴びしている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ニカラグア、停止の方針 El Paísの記事
米州機構(OEA)のルイス・アルマグロ総裁は、ニカラグアを資格停止とする方針を示した。同国では昨年4月から反政府行動が続き、これに対するダニエル・オルテガ政権による弾圧も強まっている。同総裁は同国はすでに民主主義を損ない、OEAの人権憲章をも踏みにじっていると批判し、資格停止議論を進める姿勢を示した。

■パラグアイ、ニカラグアに警告 Infobaeの記事
パラグアイは、ニカラグアに対し警告した。マリオ・アブド・ベニテス大統領はこの状況が続けば、ニカラグアは「次のベネズエラになる」と語った。パラグアイはベネズエラの政権の新任期を承認せず、同国との断交を発表したばかりだ。ニカラグアの政権の弾圧姿勢が続けば、同様の措置をとると警告したものだ。

■ニカラグア難民、2万3千人 New York Timeの記事
コスタリカ国内では、2万3千人のニカラグア難民が身を寄せているという。昨年4月からニカラグアでは反政府行動が続くが、ダニエル・オルテガ政権はすべてのデモを「テロ」とみなして弾圧を加えた。このため逮捕を免れるため近隣国に身を寄せる政治難民が増加したものだ。コスタリカでは難民収容所が機能している状態だという。

■ボウソナロ、ネットをリード El Paísの記事
ブラジルのジャイル・ボウソナロ大統領は、同国のSNSを現在、牽引しているという。同大統領と息子の議員のSNSへのフォロワー数が激増しているものだ。ツイート、コメントごとに国内のSNS間で大きな話題となり続けている。米国のドナルド・トランプ政権誕生時と、きわめて似た構図になっている。

■エルサルバドル、250万人 Prensa Latinaの記事
エルサルバドルを2018年、訪れた観光客は250万人だった。ナポレオン・ドゥアルテ観光相が明らかにしたものだ。この年、観光客が国内で消費した総額は15億ドルと試算されるという。この外国人観光客数は、2017年に比して12.9%の増加だ。この年はとくに中国からの観光客が増加したという。

■パラグアイ、6か国に接種義務づけ Ultima Horaの記事
パラグアイは6か国から入国する人に、黄熱病予防接種を証明する「イエローカード」提示を義務づけた。これまでこの措置はブラジルだけだったが、ボリビア、コロンビア、エクアドル、仏領ギアナ、ペルーに拡大したものだ。雨季を迎えた国内では、同じ蚊が媒介するデングの急増が報告されている。

■墓所の一部が崩落 El Paísの記事
ウルグアイ、モンテビデオの中央墓所の一部が崩落した。この墓所では大きな壁に設けられた壁龕(へきがん)と呼ばれるくぼみに棺を埋葬する。この壁の一部が崩落し、この墓所は一時、閉鎖されている。管理側によると原因究明と対応のためこの閉鎖は14日までとられる。


【国際全般】

■マイアミ空港、休止へ El Paísの記事
米国、マイアミの空港が一時閉鎖され、休止を余儀なくされるとみられる。メキシコ国境への壁建設をめぐり、ドナルド・トランプ政権と民主党との対立が続き、多くの公共施設が閉鎖されている。この状況が長引き、マイアミの空港にも影響が及ぶ見通しとなった。この空港はラテンアメリカの都市のゲートにもなっている。



最近の記事