2019.01.23

【ボリビア】

■エボ「経済成長は続く」 La Razónの記事
エボ・モラレス大統領は22日、与党MASの体制のもとで経済成長は続く、と断じた。この日はインディヘナ(先住民)出身の大統領が誕生したことを記念した「多民族の日」で、この日の演説で触れたものだ。同政権による成長を訴え、今年10月に迫る次期選挙での支持拡大を図ったとみられる。

■エボ、汚職対策強化 La Razónの記事
エボ・モラレス大統領は、政治腐敗対策を強化する方針を示した。22日の多民族の日の演説の中で触れたもので、政府としてこの対策のための特別委員会を発足させるという。同政権は発足から13年が経過し、政権内部での腐敗も指摘されている。来る選挙に向け、この件でもアピールを図った。

■野党、司法の独立性に疑問 La Razónの記事
野党は、司法の独立性に疑問を示した。10月の大統領選へのエボ・モラレス大統領の再出馬を選挙法廷がいち早く認めた。しかしこの出馬は、オルーロで採択された現行憲法に抵触するとの見方が強く、野党側は司法や同法廷が、モラレス政権に対し「忖度」をしすぎていると断じた。

■多民族の日に「アマウタ」 El Díaの記事
22日の「多民族の日」の式典に、アマウタが現れた。アマウタは、インディヘナ(先住民)であるアイマラの呪術師だ。伝統の方法に従って「祝詞」を挙げ、ボリビアのさらなる発展を願った。この式典は、インディヘナ出身大統領が誕生した日にちなみ、ラパスの大統領府で行なわれた。

■レビジャ、封鎖中止を求める La Razónの記事
ラパスのルイス・レビジャ市長は、道路封鎖の中止を市民に求めた。先週、アルパコマのゴミ埋め立て地で崩落があり、一帯が悪臭に包まれた。新たな搬入阻止のため、周辺コミュニティが道路封鎖を続けている。しかし同市長によるとこの封鎖のため、崩落現場の修復工事すら着手できない状況にあるという。

■イロ到着は建材 Página Sieteの記事
新たにイロに到着するボリビアへの貨物は、建材が中心だという。内陸国のボリビアは、チリ北部の港湾を外港として使用してきたが、政府はこれをペルー南部のイロに移転集約する考えだ。近く、この港に1万2千トンのボリビアへの貨物が陸揚げされこることになった。この大半が、建材だという。

■鉄道工事への懸念 Los Tiemposの記事
コチャバンバ市内の8月6日地区の住民らが、鉄道工事に対する懸念を示している。この町では、既存鉄道網を活用し、都市交通型の鉄道整備が続いている。この地区の主要道路であるサハマ通りが、この工事関係車輛に「占拠」されている状態で、住民らはこの状況に憂慮を示した。

■イシボロ・セクレ、雨の被害 El Díaの記事
ベニ県のイシボロ・セクレ国立公園内で、インディヘナ(先住民)コミュニティが雨の被害を受けている。大雨の影響で、同公園内で伝統的な生活を送るコミュニティの、とくに農業が被害をこうむったという。インディヘナの団体によると、被害を受けたコミュニティ数は24にのぼる。

■キヌア、雹の被害 La Página Sieteの記事
オルーロ県のサリナスでは、栽培されているキヌアが、降雹の被害を受けた。この地の3つのアイリュ(コミュニティ)で激しい雹が降り、合わせて80ヘクタール分のキヌアが被害を受けた。現在サリナスの行政が、被害範囲の把握を行っている。アカザ科のキヌアは、アンデス原産の穀物だ。

■オルーロ、今年初の狂犬病 La Patríaの記事
オルーロ県内では今年初めてとなる、狂犬病が報告された。保健局の動物検疫課によると、犬ではなく、県内で家畜として飼われている牛の感染例が、報告されたという。すべての哺乳類が感染する狂犬病は、感染後に発症すると致死率がほぼ100%という、危険な感染症だ。


【ペルー】

■フヒモリ氏の収監を判断 Gestionの記事
司法は、元大統領のアルベルト・フヒモリ氏の再収監を判断した。在任中の人権問題で25年の刑を受けた同氏は、クチンスキー前政権下で恩赦を受けた。しかし最高裁はこの恩赦を取り消し、同氏の再収監を図る姿勢を示していた。健康面の問題で収監は遅れていたが、48時間以内の収監を同裁判所は指示した。

■イロ、軍用ヘリが墜落 El Comercioの記事
モケグア県のイロで、空軍のヘリコプターが墜落する事故が起きた。このヘリは飛行訓練を行なっていたもので、操縦訓練中の男性と、インストラクターが乗っていたが、この2人はいずれも死亡した。現場はポソ・デ・リサスの海岸で、軍側は事故に至った原因などを調べている。


【チリ】

■メトロ3号線が開通 BioBio Chileの記事
サンティアゴでは、メトロ(地下鉄)3号線が22日、開業した。市内ではすでに4、5、6号線が開業しており、3号線は計画から大幅な遅れで整備された。この開業の式典にはセバスティアン・ピニェラ大統領も参列した。4号線のA、Bを含めこれでとメトロ網は7路線体制となった。

■M6.7地震、震源が近かった BioBio Chileの記事
地質の専門家は、19日夜のM6.7の地震の被害が大きかった理由を「市街地に震源が近かったため」と説明した。この地震では2人が死亡し、ラ・セレーナなどで多くの建物が損壊した。2015年に起きたM8.2の地震よりも、こうした被害が大きい事態となっている。環太平洋造山帯に位置するチリは、世界有数の地震国だ。


【アルゼンチン】

■ブエノスアイレスで大停電 Télamの記事
ブエノスアイレスでは22日、大停電が発生した。モロンにある変電施設で火災が生じたため、市内北部を中心としたエリアで停電となったものだ。市内では13万6千世帯で電力が使用できなくなった。電力会社Edenorが現在、復旧に向けた作業を続けている。

■停電、鉄道交通に影響 La Nacionの記事
22日午後、ブエノスアイレスで発生した停電で、鉄道交通にも影響が及んでいる。スブテ(地下鉄)ではリネアBとDが運行を見合わせ、また近郊鉄道のウルキサ線とサルミエント線も運休となっている。帰宅ラッシュ時間帯と重なったため、各方面に影響が広がった。

■政府、水害の緊急事態 Télamの記事
政府は、水害に見舞われた地域に、緊急事態を発令した。大雨を受け、チャコ、コリエンテス、エントレ・リオス、サンタ・フェ州では、地域河川が氾濫するなどし、各地で浸水被害が生じた。現在政府側は、各地でこの水害の概要把握を行なっている。政府側はこれらの地域での被災者に、適切な支援を行なうとした。

■ハンタウイルス、サンタ・フェ州でも Ambitoの記事
サンタ・フェ州でも、今季初めてハンタウイルス感染症が確認された。現在この感染症はチュブ州のエプイェンで流行し、その後各地で感染例が報告されている。ネズミなど齧歯目が媒介するこの感染症により、今季すでに11人が死亡している。

■フフイで薬用マリファナ Télamの記事
フフイ州で、医薬品用のマリファナ(大麻草)を栽培する計画があるという。イソディオル・インターナショナル社が、この事業化に向けた計画を進めているものだ。州側は医薬品用のマリファナの合法栽培に前向きな姿勢で、この同州政府の姿勢を受け同州での栽培を計画しているという。

■インコ500羽を保護 Télamの記事
ブエノスアイレス州サンニコラスで、インコ500羽が保護された。環境省が明らかにしたもので、これらのインコは違法に販売されようとしていたという。サンティアゴ・デル・エステーロ州から来たトラックの積荷から検問で見つかったもので、合法流通のための書類などは運転手は持っていなかった。


【エクアドル】

■政府、ゼノフォビアに懸念 El Universoの記事
ホセ・バレンシア外相は、国内に広がるゼノフォビア(外国人憎悪)感情に懸念を示した。イバラでベネズエラ難民が妊婦を殺害する事件が発生し、この感情の高まりが指摘されているものだ。各地でベネズエラ人排斥を訴えるデモが行われる事態を受け、政府としてもこの事態を憂慮していると発信した。

■帰国チャーター、3便用意 El Universoの記事
在キトのベネズエラ大使館は、国民の帰国のためのチャーター便を3便、運航することを明らかにした。ベネズエラ難民による事件で国内で、ベネズエラ人排斥を訴えるゼノフォビア感情が高まっている。同国政府はこうした帰国事業を各国で展開しているが、この状況を受け便を増やして対応することを決めた。

■キト、対ゼノフォビアデモ El Comercioの記事
キトでは21日、ゼノフォビアに対するデモが行われた。イバラで起きたベネズエラ難民による妊婦殺害で、国内ではゼノフォビア感情の高まりによる、対ベネズエラ国民への暴力事件も報告されている。こうした中、キトではゼノフォビアそのものを根絶することに声を上げるデモが行われた。

■プラス・ウルトラ、国内へ El Universoの記事
スペインのLCC、プラス・ウルトラが新たに、国内に乗り入れる。同社が新たに開設するのは、マドリード-キト-グアヤキルを三角運航する路線だ。7月10日から、週3便の体制で運航するという。国内とスペインを結ぶ路線としてはイベリア、エア・ヨーロッパ、LATAMに続き4社めとなる。


【コロンビア】

■ELN仲介者、交渉継続を Caracol Radioの記事
左翼ゲリラ組織民族解放軍(ELN)への仲介者は、コロンビア政府に和平交渉の継続を求めた。ELNは17日、ボゴタでテロ事件を起こし、21人が死亡、68人が負傷した。イバン・ドゥケ政権はこの事態を受け和平交渉の凍結を発表している。しかしこの仲介者は、政府に対し和平に向け粘り強く交渉に臨んでほしいと述べた。

■外相、ベネズエラに通告 Caracol Radioの記事
カルロス・オルメス・トルヒーリョ外相は、ベネズエラ政府に対し通告した。17日にボゴタ市内でテロ事件を起こした左翼ゲリラ組織民族解放軍(ELN)のメンバーらが同国で確認された場合、身柄をコロンビアに引き渡すよう求めたものだ。この組織の背後には、ニコラス・マドゥロ政権があるとの指摘が各方面からなされている。

■カルタヘナ、デング警報 Caracol Radioの記事
カルタヘナに対し、デング警報が出された。地域保健局によると、今年に入り市内では、22件の感染例が報告されているという。ネッタイシマカが媒介するこの感染症は、国内ではとくに雨の多い時期に増えやすい。同局は市民に注意を促すとともに、蚊にさされないよう対策をとることを求めた。


【ベネズエラ】

■グアイド政権、OEA参加も El Universoの記事
フアン・グアイド暫定政権は、ニコラス・マドゥロ政権の代わりに米州機構(OEA)の席を占めることを検討中だ。10日にマドゥロ政権が失効し、議長のグアイド氏が暫定政権を宣言した。マドゥロ政権に批判的な国々や機関の支持を受ける中、OEAへの参加を模索している。マドゥロ政権を支持する国々からの反発は必至とみられる。

■グアイド氏の妻がメッセージ Efecto Cocuyoの記事
フアン・グアイド暫定大統領の妻が、国内の軍人に向けてメッセージを送った。ファビアナ・ロサレス氏は動画を公開し、グアイド氏の暫定政権を支えるよう呼びかけた。軍はニコラス・マドゥロ政権への忠誠を誓っているが、これに対する「積極的な造反」を呼びかけたものだ。

■対マドゥロのデモ行進 El Comercioの記事
国内では23日、ニコラス・マドゥロ政権に対するデモ行進が各地で行われる。野党が呼びかけ、多くの市民が参加し行なわれる見通しとなっているものだ。10日に憲法上の効力を失ったマドゥロ政権に即刻退陣を、そして同政権に忠誠を誓う軍にこの態度の見直しを求める動きだ。

■ペンス氏「マドゥロは独裁者」 El Paísの記事
米国のマイク・ペンス副大統領は、ニコラス・マドゥロ氏が「独裁者」であると断じた。ベネズエラに向けたメッセージを発信し、フアン・グアイド暫定政権への支持と、23日に行なわれる対マドゥロデモの成功を伝えたものだ。この意思が、ドナルド・トランプ大統領と多くの国民のものであるとも述べている。

■カラカス、夜間デモ Caracol Radioの記事
カラカスの一部地域では、夜間にデモが行われている。10日に失効したニコラス・マドゥロ政権の即刻退陣を求めた動きで、市民が自主的に街路に赴き、声を上げたり、バリケード封鎖を行なったりしている。一昨年、国内でデモが劇的に広がったが、マドゥロ政権による弾圧でこうした動きも封じられていた。

■オルテガ氏「今は過渡期」 NTN24の記事
前検察長官のルイサ・オルテガ氏は、国内は今、権力が統合される前の「過渡期」にあると断じた。10日にニコラス・マドゥロ政権が失効し、フアン・グアイド暫定政権が立ち上がり、国内は政権が二つある状態だ。同氏は今の時点の混乱はやがて収まると語った。同氏はマドゥロ政権からの弾圧を受け、コロンビアに亡命している。

■通貨、3週間で107%下落 El Periodiquitoの記事
通貨ボリバール・ソベルノはこの3週間で、107%もの下落となった。中央銀行は公定レートをあらため、1ドルを1324.90Bsとした。この1日の時点でこの値は686.70Bsで、価値が半減したことになる。一方、カラカスの平行(闇)レートでは、1ドルはすでに3000Bsを突破している。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■財界「デモの権利を」 La Prensaの記事
ニカラグアの財界が、異例ながら「デモの権利」を求めた。国内では昨年4月から反政府行動が続き、ダニエル・オルテガ政権はすべてのデモを「テロ」と見なして一方的に弾圧している。こうした事態に対し、財界団体はデモを通じて国民が声を上げる権利を、不当に奪うべきではないとの見解を示した。

■メキシコ、盗難対策に全力 Télamの記事
メキシコのアンドレス・マヌエル・ロペス・オブラドール大統領は、オイル盗難対策に全力を挙げる姿勢を強調した。イダルゴ州で、パイプラインからの盗難が原因で爆発が発生したが、この死者数はさらに増えて94人となった。同大統領はこの事件の全容解明と、再発防止に政府として全力を尽くす、とした。

■ボウソナロ、左派を阻止 El Universoの記事
ブラジルのジャイル・ボウソナロ大統領は、ラテンアメリカでの左派政権を阻止すると断じた。スイス、ダボスで開かれている経済フォーラムに参加し述べたものだ。この1日に就任した同大統領は極右の立場で、左派のベネズエラ、ニカラグア、キューバ政権への批判の語勢を強めている。

■フエゴ火山、また噴火の可能性 Guatevisionの記事
グアテマラの活火山、フエゴ火山がまた大きな噴火を起こすおそれがあるという。観測機関が新たに、警告を発したものだ。11月下旬以降また小爆発が続く同火山だが、また活発化の兆候が表れている。同火山の昨年6月3日の噴火では大泥流が発生し、数百人の死者、不明者を出した。

■ガソリン不足、依然拡大 El Caribeの記事
メキシコでのガソリン不足は、依然として拡大している。同国では今年に入り、各地でガソリンの不足が生じ、スタンド前に長い車列ができる状態となった。この不足は、同国の工業地域を占めるヌエボ・レオン州にも及び、産業体制にも影響を及ぼすおそれが生じた。国内では物流が影響を受け、物価上昇が起きていることが指摘されている。

■法王、パナマへ Caracol Radioの記事
ローマ法王フランシスコ1世は23日、パナマを訪れる。パナマシティでは国際ユースデーが開催され、これに参加するため訪問するものだ。同国への訪問訪問は、1983年のヨハネ・パウロ2世以来となる。このユースデー参加のため、主にラテンアメリカからを中心に、この町に若者らが集まっている。

■ウルグアイ、被害評価へ Prensa Latinaの記事
ウルグアイは、水害についての被害概要の評価を行なう。大雨の影響で国内各地で、河川が氾濫し浸水するなどの被害が生じた。とくにアルゼンチンとの国境をなす大河、ウルグアイ川の増水で各地で被害が生じた。今は落ち着きつつあるが、政府側はインフラ、農業を含めた被害の把握を行なう。

■パラグアイ、国境警備強化 PanamPostの記事
パラグアイの警察は、ブラジル国境の警備、安全体制の強化を図ることを明らかにした。国境に位置するペドロ・フアン・カバジェロで、ブラジルからの犯罪組織の国内への流入とその暗躍が伝えられている。警察はこの対応を強め、犯罪集団の国内への影響をとどめる方針を示した。

■大量メタフェタミン摘発 Azteca Noticiasの記事
メキシコ、グアダラハラの空港で、大量のメタフェタミンが摘発された。日本では「ヒロポン」と呼ばれることがあるこの覚醒剤の一種は、コロンビアのボゴタから到着した貨物の中から見つかった。その量は実に100キロにのぼり、近年の一度の摘発量としては最大になったという。

■小型機が胴体着陸 ABC Colorの記事
パラグアイ、アスンシオンのシルビオ・ペティロッシ空港で、セスナ414型機が胴体着陸した。22日朝、この機は同空港を飛び立ったが、車輪に問題が生じたとしてその直後、引き返して着陸した。危険な胴体着陸となったが成功し、操縦士に負傷などはなかった。



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