2019.02.05

【ボリビア】

■カラナビ、死者16人に La Prensaの記事
ラパス県ユンガス地方のカラナビで起きた土砂災害による死者は16人、負傷者は34人となった。先週末に起きた土砂崩れに、道路を走行していた車輛9台が巻き込まれたものだ。この翌日にも新たな土砂崩れがあり、現場は危険な状態が続いている。負傷者らはコロイコやラパス市内の医療機関に搬送されている。

■カラナビ、捜索など中断 El Díaの記事
ラパス県ユンガス地方のカラナビでの土砂災害現場で、不明者捜索や救助の活動は中断している。政府側が、二次災害のおそれがあるとしてこれを指示したものだ。先週末に起きた土砂崩れだが、その翌日にも新たな土砂崩れがあり被害が拡大した。現地は雨の多さなどから地盤が緩んだ状態となっている。

■カラナビ、緊急事態 La Razónの記事
ラパス県ユンガス地方のカラナビの行政は、同地域に緊急事態を発令した。大雨による土砂災害の影響が出ているが、同時に浸水なども生じ、1000世帯が影響を受けているという。広い範囲で水道が利用できなくなっており、衛生面の悪化が懸念される。行政側は県や国に対し、支援を要請した。

■ルレナバケでも50人に影響 Página Sieteの記事
ベニ県のルレナバケでも大雨の影響で川が氾濫し、50人に影響が出ている。川に近い住宅地などでは浸水により、人々はボートを使って移動している状態だ。この町選出の議員はこの実態を報告し、国に対し緊急の支援を求めている。同県ではサンボルハでも、川の氾濫が生じたことが報告されている。

■ラパス-ベニ、陸路交通不能 El Díaの記事
ラパス県とベニ県を結ぶ陸路交通は、現在機能していない。大雨の影響による川の氾濫や土砂災害の影響で、道路交通は機能していないとボリビア道路管理局(ABC)が明らかにしたものだ。政府はこの事態を受け、ラパスとルレナバケを結ぶ航空シャトル便の運航を航空各社に依頼した。

■各地で授業も差し止め La Raz&oacut;enの記事
国内各地で学校の授業も差し止められている。水害や土砂災害に見舞われたラパス、ベニ県の各地でこの措置がとられているものだ。さらにコチャバンバ県やタリハ県でも同様の動きがある。場所によっては公立学校が避難所となっているところもあり、授業再開のめどが立たない個所もある。

■メサ氏、支持下げる Página Sieteの記事
次期大統領選についての世論調査で、カルロス・メサ氏への支持が大きく下がった。12月の時点で投票すると答えた人は39%だったが、今回は32%に7ポイント下がっている。エボ・モラレス大統領の再選出馬が憲法に抵触するといてこの立候補を示したが、野党間のパワーバランスの混乱が支持を下げた可能性がある。

■アルカンタリ、混乱続く Correo del Surの記事
スクレのアルカンタリ空港の混乱は、続いている。雨や霧などの悪天候による視界不良で、滑走路に閉鎖が相次ぎ、便のキャンセル、遅れが続いているものだ。2016年5月に開港したこの空港では、悪天候時でも航行を可能とする計器着陸装置(ILS)の設置作業が続くが、この雨季には間に合わなかったことになる。

■アリカ道、通行再開 La Patríaの記事
オルーロ県のタンボ・ケマードの国境と、チリ北端のアリカを結ぶ道路の通行は、再開された。先週この道路では川の氾濫が生じ、道路インフラの一部がそこなわれ、車輛通行が見合された。チリ側によると工事が完了し、4日朝8時から通行は再開されたという。しかしまだ完全復旧ではなく、工事をしながらの制限が残る。

■チュキサカでも道路通行に注意 Correo del Surの記事
チュキサカ県内の道路にも、通行上の注意が呼びかけられた。ボリビア道路管理局(ABC)によると、この雨季の雨による川の増水や土砂災害の影響が、県内の幹線道路でも生じかねないという。すでにパディーリャとモンテアグードを結ぶ道路については、夜間通行は規制されている状況だ。


【ペルー】

■道路に小型機が緊急着陸 RPPの記事
リマ、スルコの道路に空軍の小型機が緊急着陸した。4日朝、トマス・マルサノ通りで起きた事態で、この機体と道路上の車輛が衝突する事故も生じた。機体トラブルからこの緊急着陸に至ったもので、乗っていた2人は負傷したものの命に別状はない。この街路の通行はしばらく、差し止められた。

■オヨン、4人を救助 La Repúblicaの記事
リマ県北部のオヨンの鉱山で、生き埋めとなっていた労働者ら4人が、無事救助された。炭鉱内で落盤事故がありこの事態が生じていたものだ。地下1000メートル地点に取り残されていたこの4人の救助作業が続けられ、4日ぶりに無事救出したと国防省が明らかにした。


【チリ】

■暑さ、この100年で最高 BioBio Chileの記事
チリはこの夏、この100年でもっとも気温が高い状態だという。気象機関が明らかにし、各地に警戒を呼びかけたものだ。第9(ラ・アラウカニア)州のテムコでは摂氏40.7度を記録し、この107年での最高気温となった。また38.5度となったバルディビアは98年ぶり、36.5度のオソルノも72年ぶりの記録更新だ。

■高速鉄道、2025年開業予定 BioBio Chileの記事
サンティアゴとバルパライソを結ぶ高速鉄道の建設が、いよいよ秒読み段階だ。両都市を45分で結ぶこの鉄道の建設の認可が、今後10日前後でおりる見通しとなったものだ。24億ドルが投じられる大型事業は中国企業の協力で進められるもので、2025年のサービス開始を目指す。


【アルゼンチン】

■サラ氏の機体から遺体も El Sol de Méxicoの記事
フットボール選手エミリアノ・サラ選手が乗った機体の残骸から、少なくとも1人の遺体が見つかったという。英国のチーム遺跡のため移動中、この小型機が消息を絶ったが、この残骸が海底で発見されたことが伝えられた。この機にはサラ選手と操縦士が乗っていたとみられる。サラ氏はサンタ・フェ州出身の28歳だ。

■商業施設内がパニックに La Nacionの記事
ブエノスアイレス、ビジャ・ルガノの商業施設「ファクトリーパークブラウン」がパニックに陥った。3人組がこの施設内の店舗から、家電製品を盗もうとした。警察に追われる際に銃撃戦となり、施設内の利用客や従業員が慌てふためき避難する事態となったものだ。この3人全員は拘束されている。

■1月の航空利用、過去最高に Télamの記事
この1月の航空便利用は、過去最高となった。交通省が明らかにしたもので、この月の航空便利用者総数は135万2千人となったという。2018年同月の利用者は119万人で、実に14%もの増加となった。国内では昨年、大型のLCCが新規参入し、便の供給が増え運賃が下がったことから、国内移動などに航空便を使用する動きが広がっている。

■世界最長のサラミ Télamの記事
ブエノスアイレス州のタンディルで、世界最長のサラミをつくる挑戦が行われる。サラミはこの地の名産の一つで、7日から行なわれるサラミ祭の会場で、ブエノスアイレスのオベリスコ(53.4メートル)を超える長さのサラミづくりが行われるという。2018年のこの祭で、オベリスコと同じ長さのサラミがつくられていた。

■こんどはレプトスピラ Télamの記事
ラ・パンパ州では、新たにレプトスピラ感染症が2件、確認されたという。ネズミなど齧歯目を介するこの感染症の発生を、保健省側が確認したものだ。国内では同じく齧歯目が媒介するハンタウイルス感染症がチュブ州のエプイェンで局地拡大し、その後全国に拡大している状態にある。

■ブエノスアイレスも春節 Télamの記事
ブエノスアイレスでも5日、春節が祝われている。中国暦4717年、「黄色いブタ」の年を祝う催しは、中国系の人々が多く居住するベルグラノで行なわれている。龍をかたどった踊りが踊られ、また祝節ならではの露店が並ぶなど、小さな祭の状況だ。中心部に近いプエルト・マデーロでも、催しが予定されている。


【エクアドル】

■コスタ、M5.9の地震 El Comercioの記事
国内コスタ(海岸)地方は4日、強い地震に見舞われた。12時45分頃、グアヤス県の海岸を震源とするマグニチュード5.9、深さ22.7キロの地震が発生した。経済都市グアヤキルは強い揺れに見舞われ、多くの人が建物から街路に飛び出した。揺れはコスタを中心に広い範囲で感じ、グアヤス県内のトンネル1個所で通行禁止の措置もとられた。


【コロンビア】

■カルタヘナ、ギャング抗争 Caracol Radioの記事
カルタヘナで、ギャング抗争が起きた。市内のボストン地区の住宅で、パンディージャと呼ばれるギャングメンバー同士の衝突が起きたものだ。刃物を使用したこの事態で、1人が死亡し、複数の負傷者が出ている。メンバーの一人の住宅に、ほかのメンバーが押しかけたが入れず、この事態に至ったとみられる。


【ベネズエラ】

■グアイド、ウルグアイに封鎖要求 El Diarioの記事
フアン・グアイド暫定大統領は、ウルグアイに「封鎖」を要求した。ニコラス・マドゥロ政権が現在、10億ドルにのぼる資産をウルグアイに移しつつあるという。この大半は国費から私費に転用したもので、国から奪った金だとグアイド氏は断じた。マドゥロ政権は、中央銀行の金を売却していることが伝えられている。

■リマ・グループ、グアイド支援増やす Caracol Radioの記事
ニコラス・マドゥロ政権に批判的な国々によるリマ・グループは、フアン・グアイド暫定政権への支援を増やす。カナダ政府側が明らかにしたもので、グアイド政権による政府の立て直しなどのため、カナダ政府は4千万ドル規模の支援を行なうという。この支援増加については、1月28日に各国が合意していた。

■グアイド「400万人が飢餓に」 Télamの記事
フアン・グアイド暫定大統領は、国内では400万人が飢餓に瀕していると指摘した。メディア向けの会見で明らかにしたもので、このうちとくに25~30万人は食料、医薬品の不足涸渇でまさに、命の危機にあると断じた。国内ではニコラス・マドゥロ政権の経済失政で、食料などの物資不足が蔓延した状態だ。

■マドゥロ「人道危機は存在しない」 Univisionの記事
ニコラス・マドゥロ政権は、国内に人道危機は存在しないと断じた。スペインの記者の取材に答えたものだ。国内では経済失政による物資不足で、とくに食料品や医薬品が不足、涸渇し、多くの人が飢餓に直面していることが指摘されている。しかしマドゥロ氏は「このような事実はなく、フェイクニュースだ」と断じた。

■マドゥロ、法王に仲裁求める El Universoの記事
ニコラス・マドゥロ政権は、ローマ法王フランシスコ1世に「仲裁」を求めた。1月10日に失効した同政権と、フアン・グアイド暫定政権の二重権力状態となっている。グアイド政権側は「偽りの対話」を拒絶しているが、マドゥロ政権側は対話を求めている。この仲裁を、法王に求めたものだ。

■マドゥロ、欧州各国を批判 Caracol Radioの記事
ニコラス・マドゥロ政権側は、欧州各国を非難した。自由公正選挙実施を勧告する「最後通牒」を突きつけた欧州各国だが、フアン・グアイド暫定政権側の承認に大きく傾いている。マドゥロ政権側はこの状態について、欧州各国によるクーデターと内政干渉だ、と批判した。

■国連不在に疑問の声 Télamの記事
ベネズエラ問題に対する、国連の「不在」には疑問の声がある。アントニオ・グテーレス総長に対し、各国の記者らが質問を相次いでぶつけた。同総長はベネズエラ問題について国連側も、斡旋や仲裁に力を尽くしていると説明したが、実際にこの問題で国連が何の主導的役割も果たそうとしていない姿勢が明らかとなっている。

■マドゥロ「どこへ行くというんだ」 El Paísの記事
ニコラス・マドゥロ政権は、権力の委譲を拒んだ。メディアの取材に答え、国際社会から圧力が強まる中でも、政権にとどまる姿勢をあらためて示した。この上で「政権を放り出したら、どこに行くと言うんだ」と記者に問い返す場面もあった。米国のドナルド・トランプ政権は、軍事侵攻の選択肢を否定していない。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ダム決壊、死者134人に Ultima Horaの記事
ブラジル、ミナス・ジェライス州でのダム決壊による死者は、134人となった。1月25日、ベロオリゾンテ近郊のブルマディーニョで起きたこの事態で、汚染物質を含んだ泥流が川の下流域や住宅地を襲った。当局側によると、今の時点でなお不明者が199人いるという。ダムを管理していた資源開発のバレ社は、事前に危険性を認識していた可能性が高い。

■バチェレ氏、2か国に憂慮 La Prensaの記事
前チリ大統領で、国連人権高等弁務官のミチェル・バチェレ氏が、ニカラグアとベネズエラに憂慮を示した。人権委員会の場で語ったもので、政府弾圧が続くニカラグアと、二重権力状態となり混乱が続くベネズエラに、言及したものだ。また同氏はグアテマラの人権状況についてもやはり憂慮を示している。

■ヌエボ・ディアリオ、ページ数減らす La Vanguardiaの記事
ニカラグアの新聞「ヌエボ・ディアリオ」が4日から、発行する新聞のページ数を減らした。これまくで16ページの体制だったが、12ページとしたものだ。同国では昨年4月の反政府行動以来、ダニエル・オルテガ政権による弾圧が強まり、メディアもその標的となっている。この関連で、必要な紙が調達できなくなったとみられる。

■エルサルバドル、ブケレ氏が当選 Caracol Radioの記事
3日に投票が行われたエルサルバドル大統領選では、前サンサルバドル市長のナジブ・ブケレ氏が当選した。現在37歳の同氏は喪と左翼ゲリラ組織出身で、同組織が政党として合法化されたことから政界入りした。左派の立場だが、右派とも友好な関係を築きたいとしている。大統領就任は6月1日の予定だ。

■ボウソナロ、なお疑念も El Paísの記事
就任から1か月が経過したブラジルのジャイル・ボウソナロ大統領だが、国内外からはなおも疑念がある。同氏は極右の立場で、就任前からその政権運営に警戒感が起きていた。この1か月、政権としては大きな混乱は起こしていないが、今後起きる事態について、国内外での警戒が今も続いているものだ。

■キューバ人ら、帰国望まない Ciber Cubaの記事
トリニダード・トバゴに足止めされているキューバ人らは、帰国を望んでいないという。1月31日から、女性24人、男性45人、こども7人の移民希望のキューバ人らが、同国で足止めされている。このグループについて同国は送還も検討しているが、メンバーらはいずれも難民としてこの国にとどまることを希望している。

■メキシコ、航空過去最高 Expresoの記事
メキシコでの旅客航空輸送は2018年、過去最高を記録したという。同国の民間航空局が明らかにしたもので、この年の利用者総数は9730万人と、前年比で7.4%の増加だった。とくにビバ・アエロブス、インテルジェット、ボラリスなどのLCCの利用増加が顕著で、空の交通がより国民の間で身近になっている傾向だ。

■ハイチ、ガソリン危機続く El Economistaの記事
ハイチでのガソリン、電力危機は続いている。同国ではガソリンが不足、涸渇しこの1月には首都ポルトー・プランスを含む各地で暴動が起きた。この状況は改善しないまま今に至り、同じ理由で電力が途絶える事態も相次いでいる。国民の中には、ガソリン調達のため隣国ドミニカ共和国に向かうケースも増えているという。

■ダカール2020、ルート案固まる Ultima Horaの記事
来年1月に行なわれる見通しの、ダカールラリー2020のルート案が固まりつつある。主催側によると、ペルー国内を出発してチリ、アルゼンチン内陸を抜け、パラグアイに至るルートになる見込みだという。パラグアイ国内での開催は2年ぶり2回め、アルゼンチンも2年ぶりに復活することになる。


【サイエンス・統計】

■麻疹拡大は二つの要因 SciDev.netの記事
ラテンアメリカで麻疹(はしか)感染が拡大した要因について、世界保健機関(WHO)が二つを上げた。一つは長期にわたりこの感染症が広がらず、若者を中心にワクチンの未接種者が増えたことだ。そしてもう一つは、増加したベネズエラ難民がこの感染症を地域全体に広げたことだという。



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