2019.02.06

【ボリビア】

■水害、4920世帯に被害 El Díaの記事
国内では水害により、4920世帯に影響が生じている。国防省が明らかにした数字だ。国内の広い範囲は現在雨季で、少なくとも17の行政地域で水害による川の氾濫や浸水、土砂災害などが発生している。とくに現在、ベニ県のルレナバケやサンボルハで大きな水害が発生しており、避難者が多く出ている状態だ。

■ルレナバケシャトル、運航開始 El Díaの記事
ラパスとベニ県のルレナバケを結ぶ航空シャトル便の運航が始まった。ルレナバケでは水害が発生し、また陸路の中途のユンガス地方は土砂災害で通行ができなくなっている。このため政府側が、航空各社や空軍にこのシャトル便の運航を依頼したものだ。第一便の空軍便は、満席の状態となった。

■サンボルハ、3420世帯に影響 La Razónの記事
ベニ県のサンボルハでは、3420世帯に水害の影響が及んでいる。地域行政側が明らかにしたもので、この中には伝統的な生活を踏襲するインディヘナ(先住民)のコミュニティも含まれるという。今の時点で400世帯が、市内の競技場施設などに避難している。地域行政は国や県に、支援を求めている。

■カラナビ、リスク高い Correo del Surの記事
ラパス県ユンガス地方のカラナビでは、土砂災害再発リスクが依然、高いという。この地では先週末、2度にわたり土砂災害が発生し、車輛9台が飲み込まれるなどし、16人が死亡、少なくとも7人が不明の状態だ。雨の状況などから、今後さらに土砂災害が起きるん可能性が否定できないとの見解が政府から示された。

■燃油、トリニダ経由で輸送 La Razónの記事
ベニ県のルレナバケとサンボルハには、県都トリニダ経由で燃油が輸送されている。両地域の水害とユンガス地方の土砂災害で、ラパスから運ぶことができなくなっている。現地で燃油の涸渇を避けるため、県都トリニダ側から時間をかけ、両地点への輸送を行っているところだという。

■政府、7千万Bsを用意 La Raónの記事
政府は、水害を受けた住宅の再建のため、7千万ボリビアーノを用意した。雨季を迎えている国内では現在、とくにベニ県やラパス県などで水害が相次いでいる。被災住民の住宅再建に向け、国側が予算を設けたもので、住宅省が今後こうした相談に応じるという。

■タリハ、ピルコマヨ川が氾濫 Los Tiemposの記事
タリハ県ではピルコマヨ川が氾濫した。同県でも雨季の影響で雨が増え、この川が増水しグラン・チャコ郡内で反乱を起こしたという。住宅地や農地が水をかぶり、今の時点で75世帯が避難しているという。川の水位は依然として高い状態が続き、別の地点で再度氾濫が起きる危険性もあるという。

■オルーロ市内が浸水 La Patríaの記事
オルーロ市内では浸水が発生した。気象機関によると、市内ではおよそ30分にわたり、いわゆるゲリラ豪雨が降ったという。町の排水機能を超える雨だったため、街路が水に浸かる状態となった。今期、想定を上回る雨が降る事態が繰り返され、同市内では同様の浸水が複数回、すでに発生している。

■チュキサカ、車が川に飲まれる Página Sieteの記事
チュキサカ県では、川を渡ろうとした車が水の流れに飲まれた。タルビタで起きた事態を、地域メディアが伝えたものだ。目撃者らによるとこの車には少なくとも3人が乗っていたとみられ、車の行方は分からず、この3人の安否も不明だ。チュキサカ県内でも今季、雨による被害が各地で報告されている。

■サルバティエラ議長、IDを提示 La Razónの記事
上院議会のアドリアナ・サルバティエラ議長が、自らの身分証明(ID)を公開する場面があった。先月議長職についたばかりの同氏だが、母親がチリ国籍であることから、同氏の国籍がボリビアではないのではないかとの疑惑が生じた。しかし同氏は自らのIDを提示し、ボリビア国籍者であることを説明した。

■パリー外相、ウルグアイへ La Razón の記事
ディエゴ・パリー外相は7日、ウルグアイを急遽、訪れる。同国と欧州連合(EU)が、ベネズエラ問題について話し合う場を設ける。これに参加するため訪問するものだ。多くの国々がフアン・グアイド暫定政権を承認しており、この会議参加の中でボリビアだけがニコラス・マドゥロ政権側を承認する立場となるとみられる。

■政府、ロビー活動中 El Díaの記事
政府が、ロビー活動を展開している。前大統領で、元最高裁長官のエドゥアルド・ロドリゲス氏を、米州機構の人権機関CIDHのトップに推しているものだ。各国や機関に、これを実現するためのロビー活動を展開しているという。同氏は現在、ハーグの国際司法裁判所の評議に参加している。

■ILS、3月ずれ込みか Correo del Surの記事
スクレのアルカンタリ空港の計器着陸装置(ILS)運用開始は、3月にずれ込む見通しだ。2016年5月に開港した同空港は、悪天候のため滑走路が閉鎖される事例が多い。このためこの雨季までにこの計器の運用が開始される予定だったが、遅れているものだ。先週末以降、同空港の滑走路閉鎖が相次いだ。

■パディージャ、バス事故 Correo del Surの記事
チュキサカ県のパディージャで、バス事故が起きた。アルゼンチン国境のヤクイバからスクレに向かっていたウリセス社のバスが5日未明に衝突事故を起こし、路上に横転したものだ。この事故で、乗客ら8人が負傷している。警察が事故原因などについての調べを進めている。


【ペルー】

■マチュピチュ近くで落石 El Comercioの記事
マチュピチュ遺跡公園へのアクセス道の一つで、落石があった。水力発電所とサンタマリアを結ぶ道路のカルバリオ付近で起きたものだ。落下してきた岩が車輛を直撃し、53歳の男性と5歳のこどもの2人が死亡し、3人が負傷して病院で手当てを受けている。この車輛は乗り合いタクシーで、サンタテレサに向かっていた。

■アレキパ中心部で落書き El Comercioの記事
アレキパ中心部のアルマス広場に面する建物で、落書きが見つかった。チリのフットボールチーム「ウニベルシダー・チレ」と書かれているのが発見されたものだ。アレキパ中心部は「白い町」として知られ、ユネスコ世界遺産にも登録されている。こうした落書きは重罪で、警察が調べを開始した。


【チリ】

■扇風機販売、500%増 BioBio Chileの記事
国内南部では、扇風機の販売が500%もの伸びを示した。1月末以降、とくに国内中部から南部で、高温が続いた。モバイル決済などを行なう企業によると、ネットまたは店頭での扇風機販売でこのサービスを利用する人が、実に500%も増えたという。同様にエアコンの需要も大きく伸びた。

■レジ袋禁止、マウレで商機 BioBio Chileの記事
国内でレジ袋使用が禁じられたことを受け、第7(マウレ)州では商機を迎えているという。プラスチック使用抑止のためこの措置がとられたことから、同州で生産が盛んな「買い物籠」の需要が伸びているという。この製品は一時斜陽化が伝えられていたが、環境問題を受け追い風を受けている。


【アルゼンチン】

■サラ選手の機体、遺体回収へ TNの記事
海底で見つかった、エミリアノ・サラ選手の機体から、間もなく遺体が回収される。1月25日に英国への移動中消息を絶ったこの機体が発見され、機内に1人の遺体があることが報じられた。この遺体が誰のものかは不明だが、この回収、収容作業が間もなく行なわれるという。サラ選手はサンタ・フェ州出身の28歳、英国チームへの移籍が発表されたばかりだった。

■ロカ線で男性2人が感電 Télamの記事
ブエノスアイレスの近郊鉄道ロカ線で、若い男性2人が感電する事態が生じた。18歳と20歳のこの2人は、マル・デル・プラタ発の列車の車輛の天井に乗っていたという。ヘルリ駅付近で、2万5千ボルトの電線に触れ、感電したという。1人は全身の70%に火傷を負い、重体となっている。

■リネアC、10輛調達 Nueva Ciudadの記事
ブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)リネアCは、新たに車輛10輛を調達するという。レティーロとコンスティトゥシオンを結ぶこの路線は、6路線の中でもっとも利用者が多い。新たに導入されるのは、エアコンつきの日本製の新車輛で、各車輛には安全のための防犯カメラも設けられる。

■日立、国内から撤収 La Nacionの記事
日立グループは、アルゼンチンから撤収する。ブエノスアイレスにある支社を閉じることを、本社グループ側が明らかにしたものだ。同社は1954年に国内に進出し、最大時には1400人の雇用を抱えていた。グループ再編のための判断で、今後この支社の業務はブラジルに移されるという。

■パレルモ、全長1キロの公園 iProfesionalの記事
ブエノスアイレスのパレルモでは、全長1キロの公園整備が着手された。この地域を通る近郊鉄道サンマルティン線の沿線の用地を行政側が取得し、新たに公園とすることとなったものだ。こども向けの遊具施設や歩道、自転車道が整備され、豊富な緑地が管理されることになる。

■イグアス空港、過去最高 Primera Ediciónの記事
ミシオネス州のイグアス空港の利用がこの1月、過去最高となったという。空港の管理側が明らかにしたもので、同空港の月間利用者は13万3千人となり、昨年同月に比しては30%、2015年同月比では75%の増加となった。LCCのフライボンディなどの乗り入れが寄与した。同空港には6月、エア・ヨーロッパの国際定期便も就航する。


【エクアドル】

■4日の地震、M6.0に修正 El Comercioの記事
地質機関は4日にグアヤス県で発生した地震規模について、マグニチュード5.9の発表から、M6.0に修正した。国内の広い範囲で揺れを感じ、港町グアヤキルでは多くの人が驚き、街路に飛び出すなどした。同機関はこの地震が、ナスカプレートと南米との境界で起きたメカニズムを説明し、規模を修正した。

■グアヤキル空港、1時間閉鎖 El Universoの記事
グアヤキルのホセ・ホアキン・デ・オルメド空港は5日、11時30分から1時間、緊急に閉鎖された。空港の管理側によると、滑走路の緊急補修を行なうための措置だったという。この間、航空機の離着陸は停止され、ヘリコプターの発着のみ行われた。旅客便などへの目立った影響はなかったという。

■ビシQ、GPS活用へ El Comercioの記事
キトの公営貸自転車事業、ビシQは新たに、GPSの位置情報を活用するという。この自転車が返還されないまま損なわれるケースが増えていることが指摘される。この盗難を避けるため市側は、GPSを活用し位置情報を得て、管理を徹底する方針を示した。このビシQの利用者は、年々増加していることが報告されている。


【コロンビア】

■銀行に受け入れ要請 Caracol Radioの記事
銀行業の団体Asobancariaに対し、ベネズエラ難民の口座開設を受け入れるよう要請がなされた。国内には117万人以上の難民が身を寄せ、このうち60万人は国内での就労許可を受けている。職を見つける上で、銀行口座の存在は重要で、就労機会創出のためにも口座開設を認めるよう要請した。

■ボゴタ市、対テロ強化 RCNの記事
ボゴタ市議会は、テロへの対策を強化する法案などを審議した。市内では1月17日、警察学校でテロ事件があり、22人が死亡している。この事件はゲリラ組織民族解放軍(ELN)によるもので、市内ではまだ脅威が続くとして、公的施設を中心とした安全の確保の方法などについて、議会での話し合いが行われた。


【ベネズエラ】

■チャベス派からも造反 Caracol Radioの記事
ニコラス・マドゥロ政権の支持基盤である「チャベス派」からも今、造反の動きが起きている。ウゴ・チャベス政権下で閣僚を務めた面々らが、マドゥロ政権を「簒奪政権」と認めつつあるものだ。しかし一方で、これらのチャベス派の面々は、フアン・グアイド暫定政権側の支持や承認は示していない。

■ウルグアイへの送金阻止 El Paísの記事
野党は、ニコラス・マドゥロ政権によるウルグアイへの送金を阻止したと発表した。マドゥロ政権が国費を含む12億ドルを、ポルトガルの金融機関を通じウルグアイに送ろうとしていた。議会で多数を占める野党側は、この動きを阻止したと5日、発表した。マドゥロ政権は中央銀行の金の売却に動いていることも伝えられている。

■リマ・グループ、軍に呼びかけ El Paísの記事
ニコラス・マドゥロ政権を批判する国々によるリマ・グループは、軍側にフアン・グアイド暫定政権を支持するよう呼びかけた。軍側は1月10日に失効したニコラス・マドゥロ政権側への忠誠を今も誓っている。円滑な政権移譲のためは、軍側の態度の変化が必要となっており、同グループがこの呼びかけを行なった。

■法王「やぶさかでない」 El Paísの記事
ローマ法王フランシスコ1世は、「やぶさかでない」との姿勢を示した。ニコラス・マドゥロ政権が法王に書簡を送り、二重権力状態となっている国内の調停斡旋を依頼した。法王側は、双方からの希望があればこれに応じる用意があるとした。一方、フアン・グアイド暫定政権側は対話には否定的態度だ。

■日本、選挙を支持 El Diarioの記事
日本政府は、自由公正選挙の実施を指示した。外務省がコメントを出したもので、ベネズエラの混乱収束のためにはこの選挙の実施が望ましいとしたものだ。一方、各国が示すニコラス・マドゥロ政権、フアン・グアイド暫定政権のいずれかを支持、承認するかについては言及を避ける形となった。

■マドゥロ、選挙実施あらためて否定 Télamの記事
ニコラス・マドゥロ政権はあらためて、大統領選の実施を否定した。欧州各国などが同政権に、この実施を最後通牒として突きつけている。しかしあらためてこれを否定し、野党が多数を占める議会選挙の前倒しをする方針を示した。議会側は昨年5月に実施された大統領選が、不正なものとして結果を認めていない。

■トルコ、欧州の態度を批判 Télamの記事
ニコラス・マドゥロ政権を承認している、トルコのエルドアン大統領が、欧州各国の態度を批判した。同政権に対し、自由公正選挙の実施を要求していることについて、「民主主義の名を借りて、一国の政権をないものにしようとしている」と断じた。その上で「ベネズエラは、あなた方のものですか」と問いかけた。

■EU、570万ドル支援 El Universoの記事
欧州連合(EU)は、500万ユーロ(現570万ドル相当)の人道支援を、ベネズエラに行なう方針を示した。ニコラス・マドゥロ政権はこうした援助受取に否定的だが、フアン・グアイド暫定政権は国内が危機にあることを認め、こうした援助を受け入れる姿勢だ。カナダ政府も支援方針を打ち出したばかりだ。

■パラグアイへの大使任命 ABC Colorの記事
野党が多数を占める議会は、パラグアイへの大使を任命した。ニコラス・マドゥロ政権が憲法上の効力を失った1月10日、パラグアイ政府はベネズエラとの断交を通告している。しかし同国がグアイド暫定政権を承認したことを受け、ダビド・オルセン氏を在アスンシオンの大使に任命した。

■腎臓病患者らが抗議デモ Revista110の記事
腎臓に疾患を抱える人々がカラカスで、抗議デモを行なった。経済失政による混乱で、国内ではライフラインが安定しない状態だ。腎臓病患者らを支える人工透析のシステムが、水不足で機能しなくなる事態が相次ぎ、この抗議を行なったものだ。国内では医薬品の不足などから、多くの闘病者が死に瀕している実態が指摘されている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ダム決壊、健康被害のおそれ El Nuevo Heraldの記事
ブラジル、ミナス・ジェライス州のダム決壊により、周辺で大規模な健康被害が生じるおそれがあるという。保健の専門家が指摘したものだ。この決壊により鉱山からの廃棄物が広範囲にまき散らされ、これを原因とする健康被害がひろがりかねない。この決壊により今の時点で死者が134人、200人近い不明者が出ている。

■ニカラグア、貧困率上昇 Confidencialの記事
ニカラグアでは、貧困率が上昇しているという。ニカラグア経済社会開発財団が明らかにしたものだ。2018年時点の国民占める貧困率は23.5%と、前年から3.1ポイント増加した。この1年で、21万人が貧困に逆戻りした計算になるという。昨年4月からの反政府行動とこれに対する政府弾圧で、同国の経済はマイナス成長に陥った。

■隕石、TNT火薬1400トン分 Prensa Latinaの記事
キューバ東部で1日に起きた隕石の「爆発」の威力は、TNT火薬1400トン分だったという。NASA側が解析結果を示したものだ。ピナール・デル・リオ州ビニャレス上空でこの爆発が生じたもので、この周辺には隕石のかけらとみられる物質が降り注いだ。地域の人は、「航空機の衝突かと思った」とこの事態について述べている。

■ボウソナロ、今後も治療必要 Télamの記事
ブラジルのジャイル・ボウソナロ大統領は、今後も治療が必要だという。同大統領はサンパウロの医療機関で外科手術を受け、公務に復帰したばかりだ。選挙戦中の昨年9月、男に刃物で刺される事件に遭遇し、意思によると容体は安定し改善に向かっているものの、今後も適切な時期に入院加療が必要になるという。

■アブド-ボウソナロ会談 Télamの記事
パラグアイのマリオ・アブド・ベニテス大統領と、ブラジルのジャイル・ボウソナロ大統領の会談が、予定通りブラジリアで12日に行なわれる。パラグアイ外務省は、この会談で「きわめて重要なテーマが話し合われる」とした。1月1日に就任したボウソナロ大統領との会談は初めてで、貿易や安全、さらに環境問題がテーマとなるとみられる。

■警官、射殺を容易に Caracol Radioの記事
ブラジルでは、警官が犯罪者を射殺することが大幅に容認される見通しだ。セルジオ・モロ法相が明らかにしたものだ。ジャイル・ボウソナロ政権は汚職対策と犯罪対策を掲げており、とくに組織犯罪やそのメンバーの抑止のため、警官がこうした犯罪者を射殺する「権利」を容認する姿勢だという。

■ブラジル、麻疹爆発的拡大も NMAS1の記事
ブラジルでは麻疹(はしか)感染が、爆発的に拡大する可能性があるという。同国では2016年に世界保健機関が、麻疹フリーを宣言していた。しかしベネズエラからの難民流入に合わせ、同国との国境地域を中心にこの感染がぶり返されている。一度国内から根絶されたためワクチンを受けていない人が多く、感染が一気に拡大する可能性がある。



最近の記事