2019.02.08

【ボリビア】

■カラナビ、川での捜索続く El Díaの記事
ラパス県ユンガス地方のカラナビでは、地域を流れる川での不明者捜索が続いている。この地では先週末、2度にわたる土砂災害が発生し、車輛9台が巻き込まれた。これまでに17人の死亡がかくにんされ、今も複数の不明者がいる。塞がれた道路では復旧工事が進められているが、不明者の捜索は川の下流域を中心に行なわれている。

■政府、被災者支援に注力 La Razónの記事
政府側はラパス県ユンガス地方の土砂災害の被災者支援に注力している。国の担当部局が7日、会議を開きこの支援体制を確認した。先週末に2度の土砂災害が発生したが、さらなる災害発生の可能性があり今も多くの人が避難生活を送っている。物資支援や、住宅再建などに今後政府は、取り組む姿勢だ。

■ベニ、4千世帯避難 Los Tiemposの記事
ベニ県では今の時点で、4千世帯が避難している。同県では先週以降、各地で大雨が続き、とくにルレナバケやサンボルハで浸水や土砂災害などが発生している。県側によると今もなお避難を強いられる世帯が多く、この数に達しているという。県側は県内19地域に緊急事態を発令している。

■シャトル便、イクシアマスにも La Razónの記事
空軍は、シャトル便運航をイクシアマスにも行なうことを検討している。ユンガス地方の土砂災害を受け、空軍はラパスとルレナバケ、サンボルハを結ぶシャトル便を運航中だ。イクシアマスも交通困難地となっている状況で、同様にラパスとを結ぶシャトル便の運航の可能性を示した。

■ポトシも緊急事態 La Razónの記事
ポトシ県も県内に緊急事態を発令した。フアン・カルロス・セハス知事が7日、明らかにしたものだ。この雨季、同県内でも大雨による被害が各地で生じているという。とくにコルチャでは局地的な大雨で、地域の道路の多くが通行できず、広い範囲が孤立状態にあるとした。

■カルドソ氏、メサ氏と接触 El Periódicoの記事
チャコ地方の政治家、アドリアン・オリバ・カルドソ・スリアブレ氏が次期大統領選に出馬するカルロス・メサ氏と接触する。チャコ地方は文化、歴史的に独立しながら、3つの県に分割されている状態で、同氏は県としての独立を求める。この件をベースに、次期選挙での連携を含めた協議が行われるとみられる。

■メサ氏、CIDHに資料提出 Correo del Surの記事
次期大統領選に出馬するカルロス・メサ氏は、米州機構の人権機関CIDHに資料を提出する。エボ・モラレス大統領の次期選挙出馬が、憲法に抵触するとの指摘がある。政府側は網疏(法の抜け穴)を合法としているが、メサ氏はこの事態が法に触れ、国民の多くが反対しているとの資料を提出するという。

■オルーロ、キヌア産品工場 Página Sieteの記事
オルーロ県に、新たにキヌアを使用した産品を産出する工場が設けられる。政府側が明らかにしたもので、8800万ボリビアーノを投じて、ソラカチに工場が建造される。アカザ科のキヌアは栄養価の高さから世界的に注目される穀物で、国内ではラパス、オルーロ、ポトシ県が主要な産地となっている。

■コイパサ、リチウム開発 La Patríaの記事
オルーロ県のコイパサ塩原でのリチウム開発が、開始される。この塩原には、国内ではウユニ塩湖に次ぐ規模のリチウム資源があることが指摘されている。国のリチウム公社は中国企業と、この開発を進める覚書を交わした。政府は国内のリチウム資源を活用した、新たな国づくり政策を進めている。

■フフイ州の保健政策に批判 El Deberの記事
国内から、アルゼンチン北部のフフイ州の保健政策に批判が起きている。同州議会は、入域する外国人から「健康保険料」を徴収する法案を可決した。国境を接するボリビア国民を対象としたものであることは明確で、現地でもゼノフォビア(外国人憎悪)につながるおそれがあるとの批判が起きている。

■サンタクルス、窃盗団摘発 El Díaの記事
サンタクルスでは、コンドミニアムを狙った窃盗団が摘発された。逮捕されたのは男5人で、市内のコンドミニアムで起きた19の窃盗事件に関った容疑が浮上している。これらの事件は手口が似ていることから、同一の犯罪グループによるものとみられていた。

■チリへの通行料、値上げに反発 La Razónの記事
国内とチリ北部の港湾を結ぶ道路の通行料が、大幅に引き上げられたという。物流業者らが反発しているものだ。オルーロ県のタンボ・ケマード、ピシガの国境と同国のアリカ、イキケを結ぶ道路の通行料が最大で57%引き上げられた。港湾に続く、道路行政による差別的対応との批判を、業者が行っている。


【ペルー】

■アンカッシュ、川が氾濫 El Comercioの記事
アンカッシュ県のポマバンバで、川が氾濫した。大雨の影響で生じた事態で、同じ理由で発生した鉄砲水により1人が死亡し、20世帯が避難しているという。この地域ではおよそそ6時間にわたり強い雨が降り続き、地盤が緩んだ状態となっている。現在、国内のシエラ(アンデス)などは雨季の真っ最中だ。

■オパマヨ川に車が転落 El Comercioの記事
ワンカベリカ県では、増水したオパマヨ川に車輛が転落した。この事態が起きたのはリルカイとオコパを結ぶ道路で、走行中の車輛が転落に至ったものだ。この車輛には3人が乗っていたとみられ、いずれの安否もまだ分かっていない。現在この川で、捜索活動が続けられている。


【チリ】

■薬物精製で「科学者」逮捕 BioBio Chileの記事
第2(アントファガスタ)州カラマで、薬物精製をしていた30歳の自称科学者の男が逮捕された。この男は、「シェフ」と名乗る21歳の男性とともに、合成麻薬などの精製を行なっていたとして先月、摘発を受けていた。現場からはLSDやMDMA(エクスタシー)などが押収されている。

■電柱倒壊で停電 BioBio Chileの記事
サンティアゴ中心部では7日、電柱が事故で倒壊し、停電が発生した。16時41分頃、ポルベニルの路上の電柱に車輛が衝突した。この事態で電柱が倒れ、周囲一帯への送電が停止した。電力会社によると、3時間後までに送電は再開されているという。


【アルゼンチン】

■ロカ線感電男性が死亡 Perfilの記事
ブエノスアイレスの近郊鉄道ロカ線の車輛の天井で感電した18歳の男性が、手当てを受けていた病院で死亡した。この男性は2万5千ボルトの電流を受けたとみられ、事故の翌日に死亡に至ったという。この男性とともに天井部分にいた20歳の男性も病院で手当てを受けているが、命に別状はないという。

■リネアE車輛から火 El Destapeの記事
ブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)リネアEの車輛から、火が出た。7日19時50分頃、走行中の車輛から火が出ているとの通報があり、最寄りのベルグラノ駅に停まったこの編成から、利用者らが一斉に避難した。一時全線で運転が見合されたが、1時間後には復旧している。

■フフイ新法、ゼノフォビアと批判 Página12の記事
フフイ州で成立した州法に、ゼノフォビア(外国人憎悪)との批判が起きている。ヘラルド・モラレス州知事が打ち出したこの新法は、入域する外国人から健康保険料を徴収するものだ。与党による賛成多数で成立したが、野党は外国人差別につながると反発している。同州でかかる公的保険のうち、外国人が占めるのはわずか5%だ。

■サルタ、花火制限法 La Gacetaの記事
サルタ州では花火を制限する新法が成立した。国内では年越し時や祝いの場などで花火がよく使用されるが、大きすぎる音がこどもやペットを脅かしているとの批判があった。これを受け、大きな音が出る花火について、州内で販売や使用が禁止されることとなった。この新法は数日内に発効するという。

■チョリパン規制に反対デモ La Vozの記事
ブエノスアイレスでの「チョリパン」規制に反対するデモが、オベリスコ前で行なわれた。フットボール競技場周辺などで、これを得る露店営業が禁止されることが通達された。パンにソーセージ(チョリソ)を挟むこのチョリパンは、俗に「ソウルフード」と称されるなど愛着を持つ人が多い。

■ピルコマヨ増水、避難322人 T&eaccute;lamの記事
サルタ州北部、ボリビア国境のピルコマヨ川の増水で、国内では322人が避難している。流域での大雨の影響で起きている事態で、すでにボリビア側では氾濫も生じている。州都から515キロのサンビクトリア・エステで、多くの住民が学校などに身を寄せているという。国内中北では先月以降、各地で水害が相次いでいる。

■児童公園は禁煙に Télamの記事
ブエノスアイレス市は、広場や公園などの、児童向け遊具が置かれたスペースでの喫煙を禁止する。市議会側がこの法案の審議を開始したものだ。市側の調べで、市民の実に80%はこの措置に賛成しているという。タバコ葉の産地であった国内はかつて喫煙天国だったが、現在はさまざまな規制が強化されている。

■ホテル火災、死者は5人に Télamの記事
ブエノスアイレス中心部のホテル火災の死者は、5人となった。オベリスコに近いコリエンテス通りのラス・ナシオネスホテルの5階で火災が起きた。この火災で病院搬送されていた、バイア・ブランカの23歳女性が新たに死亡し、死者は5人となった。この事態を受け、国内のホテルに対する公的機関の査察を求める声が高まっている。


【エクアドル】

■ベネズエラ大使を承認 El Universoの記事
外務省は、ベネズエラの新大使を承認したことを明らかにした。レニン・モレノ政権は同国のフアン・グアイド暫定政権を承認し、同政権が新たな大使を任命した。任を受けたレネ・デ・ソラ・キンテロ氏を、政府が大使と認めたものだ。グアイド政権は、同政権を承認した各国の大使を次々と任命している。

■北セイモア島、制限解除 El Universoの記事
ガラパゴス諸島の北セイモア島の入域制限が、解除された。この島では外来種のネズミの繁殖が指摘され、ガラパゴス国立公園がこの島への入域を禁止し、駆除作業が行われていた。公園側によるとこの作業が終了し、この島への観光客の立ち入りも再開されたという。

■クエンカ、川の増水 El Universoの記事
アスアイ県都クエンカを流れる川が、増水している。この地では大雨が降り、市街地で街路が冠水る事態が生じたばかりだが、この影響で川の水位が上昇しているという。気象機関は今後48時間、雨が降りやすい状況が続くとして、この川の水位に対する警戒も呼びかけた。


【コロンビア】

■カナダにマリファナ輸出へ Caracol Radioの記事
国産マリファナ(大麻草)が、初めてカナダに輸出されるという。生産地のボヤカ県側が明らかにしたものだ。ペスカで生産されたこのマリファナは、医療品用として合法的に生産されているものだ。同様に国レベルで合法化されているカナダに、来週にも初の輸出が行われることになったという。

■メデジンにアメフト競技場 Caracol Radioの記事
メデジンに、アメリカン・フットボール専用の競技場が設けられた。市内のスポーツ共育施設内に設けられたもので、整備には21億5900万ペソが投じられた。国内ではフットボール競技者、愛好者は多いが、アメフトについてはまだそう多くない。それでも、国内のアメフト振興に資すると管理側は評価した。


【ベネズエラ】

■米国からの物資、国境へ El Comercioの記事
米国からの人道支援物資が、コロンビアとの国境に到着した。フアン・グアイド暫定政権は、国内で30万人が命の危機にあるとし、物資受け入れを発表した。しかしニコラス・マドゥロ政権は国内に支援が必要な事態はないとし、軍を使用して国境橋を封鎖し、支援物資の国内搬入を阻んでいる。

■プエルトリコからの物資は到着 Caracol Radioの記事
プエルトリコからの人道支援物資は、国内に到着したという。プエルトリコ政府は、フアン・グアイド暫定政権からの依頼を受け、物資を空路輸送した。この輸送機は、国内の空港に到着したという。ニコラス・マドゥロ政権による着陸の妨害などはなかったとみられる。しかし到着地や物資の規模は、同政府は明らかにしていない。

■チリ外相、物資阻止を批判 Télamの記事
チリのロベルト・アンプエロ外相は、ニコラス・マドゥロ政権による人道支援物資の搬送阻止を批判した。ウルグアイで7日に行なわれた、ベネズエラ問題を話し合う会議の場で明言したものだ。同外相は、ベネズエラ国内では食料不足などで多くの国民が飢餓に瀕している実態があると断じ、これを否定するマドゥロ政権を非難した。

■モンテビデオ会議、自由選挙提案 El Paísの記事
7日、ウルグアイの首都モンテビデオで開かれたベネズエラ問題の会議では、自由選挙の実施が提案された。二重権力状態となっている事態打開に向け、ウルグアイとメキシコ、欧州連合(EU)がこの会議を開催し13か国が参加した。早期の自由公正選挙の実施に向け、働きかけを強めることなどの意見が出された。
■米国も造反者に「恩赦」 Caracol Radioの記事
米国政府も、造反する軍人、兵らに対する「恩赦」を支持した。野党が多数を占める議会は、フアン・グアイド政権支持に「造反」した人への恩赦法を設け、罪を問わない姿勢を示している。米国は、、ニコラス・マドゥロ政権への忠誠を誓う軍の姿勢に対し、造反しグアイド暫定政権を支持した兵、軍人を支持するとした。

■グアイド、法王に呼びかけ El Comercioの記事
フアン・グアイド暫定大統領は、ローマ法王フランシスコ1世に対し、ニコラス・マドゥロ政権が退陣するよう協力を求めた。マドゥロ政権は法王に、対話に向けた協力を求める書簡を送り、法王側もやぶさかではない姿勢を示した。しかしグアイド政権は「偽りの対話」を否定し、マドゥロ政権の退陣が前提との姿勢を崩さなかった。

■グアイド支持ハッキング Télamの記事
ニコラス・マドゥロ政権は、外務省のウェブサイトがハッキング被害を受けたことを明らかにした。アルゼンチンやブラジル、ロシアなどの大使館のウェブサイトが書き換えられ、フアン・グアイド暫定政権を支持する内容となっていたという。これらのウェブサイトは現在、閲覧ができなくなっている。

■レケセンス氏、拘束から6か月 Informe21の記事
野党議員、フアン・レケセンス氏の拘束から、6か月となった。昨年8月、大統領暗殺を謀るテロ未遂が起きたと伝えられている。同氏はこの関与を一方的に指摘され、インテリジェンス機関による拘束を受けた。この間、家族や弁護士などと接触する機会が制限され、同氏の健康状態を懸念する声が上がっている。

■1月の物価上昇、191.6% Efecto Cocuyoの記事
この1月の国内の物価上昇は、191.6%だった。中央銀行はこの数値の発表をやめており、野党が多数を占める議会が代わりに発表している。この月間インフレペースが一年を通じて起きると、物価は268万8670%の上昇となる計算になる。1月、とくに食料品は毎日3.5%ずつ価格が上昇している。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■リオ、雨の緊急事態 El Universoの記事
ブラジル、リオデジャネイロは雨の緊急事態に陥った。この町は激しい悪天候に見舞われ、局地的豪雨と風速30メートルの強風を記録した。この事態で土砂災害や倒木が相次ぐなどし、市側によると現時点で5人の死亡が確認されているという。被害はとくに市内の南部および西部地域に集中している。

■バレ社、免許剥奪 El Paísの記事
ブラジル当局は、資源開発大手バレ社について、2つの開発認可を剥奪した。1月26日、ミナス・ジェライス州で同社が管理するダムが決壊し、汚染物質を含む大量の泥が地域を襲った。今の時点で150人もの死者が出ているこの事態を受け、当局側がこの免許の剥奪を判断したものだ。

■ニカラグア、40万人が失職 La Vanguardiaの記事
ニカラグアでは社会闘争が激化した昨年4月以降、40万人が職を失ったという。ニカラグア経済社会開発財団が明らかにした数字だ。反政府行動と、これに対するダニエル・オルテガ政権による弾圧で、国内経済はマイナス成長に陥った。この経済の影響を受け、多くの人が職を失い、また今も失職に瀕する人が多いという。

■ボウソナロの息子への捜査再開 El Paísの記事
ブラジル、ジャイル・ボウソナロ大統領の息子に対する、司直の捜査が再開された。フラビオ・ボウソナロ議員について、リオデジャネイロの不動産取引にからむマネーロンダリングの容疑が浮上しているものだ。ボウソナロ大統領は、対汚職を掲げて当選した経緯があり、容疑が濃厚となれば政権への影響が生じる可能性もある。

■ウルグアイ、日本への牛肉輸出 970 Universalの記事
ウルグアイから日本への牛肉輸出が、再開された。口蹄疫などの問題からこの輸出は2000年以来途絶えていたが、昨年11月に安倍晋三首相がモンテビデオを訪れ、再開が正式に発表された。ウルグアイの農業畜産省によると、日本の16個所の冷蔵施設に向けた輸出が、再開されたという。

■フライボンディ、アスンシオン増便 ABC Colorの記事
アルゼンチンのLCC、フライボンディはパラグアイの首都アスンシオンへの路線を増便する。同社は差年末、ブエノスアイレスのエル・パロマールとこの町を結ぶ路線を開設した。現在は週4往復の運航だが、5月からは5往復に増やすという。同社はパラグアイにとって、初めてのLCCとなった。


【国際全般】

■欧州、麻疹が3倍に Hoy Tamaulipasの記事
欧州での麻疹(はしか)感染は2018年、前年比で3倍に増えたという。世界保健機関(WHO)が明らかにしたもので、この年の欧州各国での感染数は8万2596件だった。地域内の53か国のうち、47か国で感染者が出ている。この年、麻疹は欧州だけでなく北米や中東、ラテンアメリカでも感染が増加した。

■マダガスカル、麻疹で300人死亡 La Estrellaの記事
マダガスカルでは、麻疹(はしか)感染によりこれまでに300人が死亡したという。世界保健機関(WHO)によると昨年6月に同国で麻疹感染者が出て以来、感染した人は5万人に達した。とくに首都アンタナナリボでは、死者が99人に達している状態だ。同国ではワクチンを受けた人の割合は低いという。



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