2019.02.09

【ボリビア】

■カラナビ道、通行再開 Correo del Surの記事
ラパスとカラナビを結ぶ道路の通行が、ようやく再開された。先週末、カラナビでは2度にわたる土砂災害があり、大量の土砂に道路が塞がれていた。ボリビア道路管理局(ABC)が土砂の除去を進め、8日にようやく通行ができるようになった。ラパス県のフェリクス・パッチ知事が現地入りし、被害現場を視察した。

■カラナビ、依然12人不明 El Deberの記事
ラパス県ユンガス地方カラナビの土砂災害現場では、依然として12人が不明の状態だ。先週末に2度発生した土砂災害で、走行中の車輛9台が巻き込まれ、これまでに16人の死亡が確認されている。現在も、土砂が流入した川の下流域を中心に、不明者の捜索が続けられ、8日には29歳男性の遺体が見つかっている。

■カラナビ、森林破壊の影響か El Díaの記事
ラパス県ユンガス地方のカラナビで先週末に発生した土砂災害は、森林破壊の影響があった可能性がある。地質の専門家が指摘したもので、森林破壊により土壌の保水力が弱まり、この大規模な災害を誘発した可能性があるとした。森林破壊は国内全域で報告されており、この地だけの問題ではないとも指摘している。

■ベニ、牛3千頭が死ぬ Los Tiemposの記事
ベニ県では水害の影響で、牛3千頭が死んだという。同県では1月末以降、大雨が続いた影響で、各地で水害が発生している。サンボルハやルレナバケを中心に被害が広がるが、これらの雨で牛3センタ頭が溺れるなどして死んだ。さらに同県内では農作物にも大きな被害が生じており、地域経済に深刻な翳を落としている。

■シャトル便、イクシアマスにも La Razónの記事
水害の影響で交通困難地となったベニ県イクシアマスと、ラパスを結ぶ空軍のシャトル便が運行を開始した。すでにルレナバケやサンボルハにも運航されているものだ。空軍のほか、国営ボリビアーナ航空(BoA)やアマスソナスも、ルレナバケなどに対するシャトル便を運航している。

■メサ氏、制裁の可能性指摘 Eju.tvの記事
次期大統領選に出馬するカルロス・メサ氏は、ボリビアに制裁が加えられる可能性を示した。米州機構の人権機関CIDHは、ニカラグアに対する制裁の可能性を示している。今年10月の選挙にエボ・モラレス大統領が再出馬する件は憲法に抵触するおそれがあり、このCIDHから同様の制裁が欠けられる可能性があると同氏は断じた。

■フフイ州の措置、全土拡大か Eju.tvの記事
アルゼンチン、フフイ州の措置が同国全体に広がる可能性がある。フフイ州議会はボリビア人を念頭に、公営医療機関を利用した際に診療費を徴収する法案を可決した。同州側はサルタ州など、ほかの州でもこの措置をとるべきと指摘している。ボリビアはこの措置がゼノフォビア(外国人憎悪)にあたると指摘する一方、拡大を懸念している。

■サルバティエラ氏の父が説明 Correo del Surの記事
アドリアナ・サルバティエラ上院議長の父親が、娘の国籍について説明した。議長職についたばかりの同氏だが、ボリビアとチリの重国籍であることが指摘されている。元閣僚だった父親のウゴ・サルバティエラ氏は母親がチリ国籍であるため重国籍だったが、今はボリビアを選択していると説明した。

■エボの腹筋に反響 Página Sieteの記事
エボ・モラレス大統領の「腹筋」に反響が起きているという。モラレス大統領がツイートで、毎日200回、腹筋運動をしていることを明らかにした。これに対し「この運動をしているとは思えない」という過去画像が投稿されたり、「だからなんなんだ」という批判的なコメントが広がりを見せている。

■ラクダ類専用屠畜場 La Patríaの記事
オルーロ県のトゥルコに、南米で唯一となるラクダ類専用の屠畜場が設けられた。国内でも飼育が盛んなリャマやアルパカは、食肉としても流通している。ラクダ類の屠畜を専門に行う施設が、これらの飼育が盛んなトゥルコに設けられたものだ。ラクダ類の肉は脂肪分が少なく、くさみがないため上等の肉とされる。


【ペルー】

■南部3県に緊急事態 El Comercioの記事
アレキパ、モケグア、タクナの3県に緊急事態が出された。大雨などの影響で鉄砲水の被害が各地で発生したことを受けたものだ。アレキパ県のアプラオのコミュニティでは鉄砲水が3度発生し、これまでに3人が死亡し、多くの住宅が被害を受けている。ほかの2県でもやはり住宅や道路などの被害が生じている。

■観光客、列車にはねられる Correo Perúの記事
クスコ県で、コロンビアの観光客一家が列車にはねられた。7日18時45分頃、マチュピチュ方面に向け線路上を歩いていたコロンビアの夫婦とこどもが、この事故に遭遇した。3人は列車で医療機関に運ばれ手当てを受け、命に別状はないという。はねたのはペルーレイルの便で、運転手はブレーキをかけたが間に合わなかったと証言している。

■クスコ、新たな遺跡 El Comercioの記事
クスコ県で、新たな遺跡が発見されたという。県文化局が明らかにしたもので、チュンビビルカス郡のコルケマルカの地中から、インカ時代のものと推定される人骨や陶器のかけらなどが見つかった。現在、年代特定を含めた鑑定が行われており、また周辺部の発掘も続けられている。

■スカイに営業認可 Correo Perúの記事
チリのLCC、スカイ航空に国内線の営業認可が下りた。同社はサンティアゴとリマを結ぶ便などを運航しているが、新たに国内線の認可申請を交通省に出していた。同社はLCC型の国内線の便運航を計画しており、2017年5月に参入したビバ・エアと今後激しい競争を繰り広げることになるとみられる。


【チリ】

■第9州、たき火禁止 BioBio Chileの記事
第9(ラ・アラウカニア)州は、レクリエーションなどでのたき火を全面禁止とした。現在同州を含む国内南部では林野火災が各地で発生し、今の時点で75個所で火の手が上がっている。地中海性気候による高温乾燥でさらなる火災が起きかねないとして、州内全域にこの通達が出されたものだ。

■今年初のハンタウイルス BioBio Chileの記事
第9(ラ・アラウカニア)州で、今年国内では初めてとなるハンタウイルス感染症が報告された。保健省が明らかにしたものだ。パドレ・ラス・カサスで19歳の女性の感染が確認されたという。ネズミなど齧歯目が媒介するこの感染症は、国内では局地的に発生しやすく、死者が出ることもある。


【アルゼンチン】

■遺体、サラ氏と確認 El Periódicoの記事
海底で見つかった機体の中の遺体が、エミリアノ・サラ氏と確認された。英国のチームへの移籍のため小型機で移動中、消息を絶っていたものだ。海底からこの機体の残骸が見つかり、この中に一人の遺体があることが確認されていた。サラ氏はサンタ・フェ州出身の28歳、移籍チームでの活躍が期待されていた。

■5千人、イグアス観光できず Infobaeの記事
およそ5千人の観光客は7日、イグアスの滝への観光ができなかった。イグアス国立公園内に新たな観光施設を設ける計画への反対から、地域住民らがアクセス道を封鎖した。道路封鎖はこの前から行なわれていたが、同公園が「観光不能」の事態に陥ったのは初めてだ。住民自治会は、闘争継続の姿勢を示している。

■スブテ運賃、5月には21ペソに Clarínの記事
ブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)の運賃は、この5月には21ペソとなるという。マウリシオ・マクリ政権の公共料金適正化の政策から、現在スブテの運賃は毎月、1ペソずつ値上げされている。この措置を延長し、市側はこの5月には21ペソとする方針を示した。この15日には、運賃は16.50ペソとなる予定だ。

■マル・デル・プラタ、軒が崩落 Diario26の記事
マル・デル・プラタ中心部の建物の、軒の部分が崩落する事故が起きた。8日、中心部にある建物の、3階部分の軒が20メートルにわたり突然崩落したものだ。幸い巻き込まれた人はおらず、人的被害は免れている。市内では建物のバルコニーが落下し、若い母親が死亡する事故が起きたばかりだった。

■エル・パロマール、1周年 Un Medio de Morónの記事
ブエノスアイレス、モロンのエル・パロマール空港での旅客便運航は、この9日で一周年となった。軍用空港だったこの空港は昨年のこの日から、旅客に転用された。LCCのフライボンディがハブとして使用し、現在はチリのジェットスマートも拠点化している。一方、モロンの住民間からは今も、騒音を指摘する声が上がっている。

■コンドーム着用、14.5% Télamの記事
国内では性交渉の際、コンドームを使用する率は14.5%にとどまるという。HIV抑止のための啓発活動を行なう国際機関が調べたものだ。コンドームが、性感染症の抑止に効果があることは多くのアルゼンチン国民は理解しているものの、実践に至っていないという。20.5%の男性は、一度も使用した経験がないと答えた。


【エクアドル】

■マンタ港、船舶火災 El Comercioの記事
マナビ県のマンタ港に係留中の船舶で8日夕方、火災が起きた。パラディネス埠頭で起きた事態で、地域消防のほか海軍なども出動し消火活動が行われた。出火時この船には人はいなかったとみられ、人的被害は報告されていない。火災による被害規模などについては、まだ分かっていない。

■トランビア、3月2日開業へ El Comercioの記事
クエンカ市内のトランビア(路面電車)は、3月2日に開業する。市内の新たな大量輸送機関として整備が進められていたもので、1か月前から試運転が行われている。運転の体制や、新たに導入される運賃決済システムの確認が続けられており、予定通りこの日に開業の見通しとなったという。


【コロンビア】

■ELNテロ、新たな死者 Caracol Radioの記事
ボゴタの警察学校で1月17日に発生したテロ事件で、新たに1人が死亡した。この事態で重傷を負い入院していた男性警察官が、新たに死亡したものだ。これにより死者は22人となった。このテロは、左翼ゲリラ組織民族解放軍(ELN)が起こしたもので、政府側はこの組織との対決姿勢を強めている。

■教会、ELNに和平要求 Caracol Radioの記事
カトリック教会は、左翼ゲリラ組織民族解放軍(ELN)に対し、自発的な和平への努力を求めた。司祭会が声明を出したものだ。1月17日にこの組織がボゴタでテロを起こしたことから、政府側は和平交渉を凍結することを決めている。司祭会はELNに対し、暴力の道を捨て、和平への戦いに切り替えるべきと断じた。

■300人の認可を取消 Caracol Radioの記事
政府は、ベネズエラ難民300人の、国内滞在認可を取り消した。国内には同国から難民117万人が流入し、国内在留や就労を許可する許可証が発行されている。しかし政府はこの300人が、ニコラス・マドゥロ政権に近い立場にあるとして、この許可を取り消した。政府はこのほか、200人の入国を禁じている。

■ユーチューバー、流れ弾で死亡 El Comercioの記事
歌手、ユーチューバーとして有名な男性が、流れ弾で死亡した。死亡したレガルダ(Legarda)氏は7日13時頃、メデジン近郊の住宅地で起きた窃盗事件の発砲の流れ弾にあたった。病院に搬送され緊急手術を受けたが、同日夕方に死亡が確認されたという。レガルダ氏は、頭部に銃弾を受けていた。

■LATAM、バランキーリャ増便 Reporturの記事
LATAMコロンビアは、カルナバル期間中、バランキーリャへの便を大幅に増やす。この町は国内でもっとも華やかなカルナバル行事が行われることで知られる。多くの観光客がこの町を訪れることから、2月28日から3月5日にかけて、ボゴタとの間の便を増やす措置をとる。ビバ・エアも同様の姿勢を示している。

■ケビン・ロルダン容疑者を逮捕 El Comercioの記事
歌手のケビン・ロルダン容疑者が逮捕された。25歳のこの歌手は、メデジン近郊のリオ・ネグロの警察署に留置されているという。交際相手に対し、同容疑者は性的暴行を加えたとして、被害届が出されたことによる逮捕だ。同容疑者には2018年、チリでやはり性的暴行事件を起こしたとの指摘があった。


【ベネズエラ】

■支援物資、足止め続く El Paísの記事
米国は、人道支援物資がコロンビア国境で足止めされている、とした。フアン・グアイド暫定政権が物資受け入れを発表し、同政権を承認した米国が物資を送った。しかしニコラス・マドゥロ政権は、物資が必要な状態であることを否定し、軍を使用しこれを阻止しようとしている。物資は国境橋付近で、足止めされている状態だ。

■グアイド、人間の鎖を要請 Caracol TVの記事
フアン・グアイド暫定大統領は、コロンビアのククタ在住のベネズエラ国民に「人間の鎖」による抵抗を要請した。米国からの人道支援物資が、ニコラス・マドゥロ政権の指示で足止めされている。これを通すため、人々が鎖のように手をつなぎ、抗議行動をとるよう求めたものだ。ククタ在住国民の多くが、この物資搬入を望んでいるという。

■マドゥロ「安っぽい劇だ」 El Paísの記事
ニコラス・マドゥロ政権は、国内に向け人道支援物資が送られていることについて「安っぽい劇だ」と表した。同政権は国内で、人道支援が必要な事態が起きていることを「フェイクニュース」と断じ、物資搬入を阻止している。この物資搬入自体が、国内で「混乱が起きていることを偽装」するものと断じた。

■マドゥロ、選挙実施にサイン El Comercioの記事
ニコラス・マドゥロ政権は、議会議員選挙を行なう法案にサインした。議会は野党が圧倒的多数を占めており、同政権は「政情安定化のため選挙を前倒し実施する」としている。この法案は、政権の言いなり状態の制憲議会が可決したが、国際社会はこの制憲議会には立法権はないとの見解を示している。

■ブラジル「機能しない」 El Paísの記事
ブラジル政府は、ウルグアイや欧州連合が示した解決策は「機能しない」との見解を示した。7日、モンテビデオでベネズエラ問題を話し合う13か国・機関の会議が開かれ、この案がまとめられた。しかしブラジルの外相は、自由選挙実施などの要求がニコラス・マドゥロ政権に受けいれられる可能性はないとの見解を示した。

■マドゥロ、キューバに「人道支援」 El Universoの記事
ニコラス・マドゥロ政権はキューバに対し、人道支援物資を送ったという。海軍の船が、100トンの物資を輸送したことが明らかになったものだ。国内では同政権による経済失政で物資不足が蔓延し、フアン・グアイド暫定政権は30万人が死に瀕しているとしている。しかしマドゥロ政権はこうした報道を「フェイクニュース」と切り捨てている。

■国営メディア、停電で中断 Caracol Radioの記事
国営メディアの放送が、停電が原因で中断したという。人道支援物資が必要な事態は国内に存在しない、と主張するデルシー・ロドリゲス氏の会見中、この事態が生じ放送が中断した。カラカスを含む国内では停電が頻発し、この日は大統領府があるミラフローレスでも停電が発生したという。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ミナス・ジェライス、避難勧告 Télamの記事
ブラジル、ミナス・ジェライス州の2つの行政地域の数百人に、避難勧告が出された。1月25日にダム決壊が生じ、157人が死亡、182人が不明となっている。別のダムが再び決壊するおそれがあるとして、避難勧告が出されたものだ。このダム決壊では、汚染物質が泥流とともに広がり、環境面の汚染が起きている。

■リオの悪天候、死者は6人に El Paísの記事
ブラジル、リオデジャネイロでの悪天候による死者は、6人となった。風速30メートルに達する強風と大雨に見舞われ、市内では浸水、冠水や倒木が相次いだ。市内には緊急事態が発令され、土砂災害発生の懸念が示されている。南米最大の祭であるカーニバルまであと20日、まさに危機に見舞われた。

■ファヴェラ集中展開、13人死亡 El Universoの記事
ブラジル、リオデジャネイロではファヴェラと呼ばれるスラム街への警察の集中展開が行われた。こうしたファヴェラの中には無法地帯が存在し、犯罪の温床になっていることが指摘されている。犯罪の一斉摘発展開の中で銃撃戦が起きるなどし、13人が死亡し、1人が重体となっているという。

■ボウソナロ、また入院 El Paísの記事
ブラジルのジャイル・ボウソナロ大統領が、また入院した。選挙戦中の昨年9月、同大統領は男に刃物で刺され、重傷を負った。1月末にはサンパウロ市内の医療機関で、新たな外科手術を受けたばかりでもある。今回、再びサンパウロの医療機関に入院し、検査と簡単な手術を受けるという。

■ベリーズ、旱魃のおそれ Breaking Belize Newsの記事
ベリーズは今後、旱魃に見舞われるおそれがあるという。国内の気象会社が警告を発したものだ。南部を中心とする国土の3分の2の地域で、極端な雨不足による旱魃となる可能性がある。この12月から1月にかけ、雨がきわめて少ない状態であったことが原因で、農業などへの影響は必至の状態だ。

■パラグアイ、デング60件 Ultima Horaの記事
パラグアイでは今年、デングが60件、確認されたという。同国の保健省が明らかにしたものだ。ネッタイシマカが媒介するこの感染症は、国内ではとくに夏のこの時期、発生しやすい。感染が疑われた事例は1833件に達している。同省は引き続き、蚊の発生を抑止するよう、活動を続けるという。

■インディヘナ自転車 El Universoの記事
グアテマラのインディヘナ(先住民)コミュニティの村で、今自転車が多く作られているという。こうしたコミュニティの新たな産品として作られているもので、機械を使用した製作が指導されている。インディヘナ層の仕事の創出だけでなく、環境に適した乗り物としての着目もあるという。

■スコティア、エルサルバドル撤収 El Economistaの記事
カナダ資本の銀行、スコティアバンクはエルサルバドルから撤退する。同グループが明らかにしたもので、傘下の銀行を今後売却する方針だという。エルサルバドル経済は規模が小さく、同グループとして維持するメリットを見いだせなかったとした。


【国際全般】

■テヘラン、犬のジレンマ ABC Colorの記事
イランの首都テヘランでは、「犬をめぐるジレンマ」が生じている。イスラム圏では犬は愚鈍の省庁とされ、豚と並び禁忌とされる存在だ。しかし市民の間では犬と親しむ人が増加傾向となっている。公共スペースで犬を散歩させることへの批判はあるものの、法の上で犬を飼うことは禁止はされておらず、社会としての向き合い方が分からなくなっている。



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