2019.02.10

【ボリビア】

■カラカラ、ラパスへの行進 El Díaの記事
インディヘナ(先住民)コミュニティ、カラカラの人々がスクレかラパスに向け、行進を開始した。このコミュニティの人々は、インディヘナ層の権利を保証、擁護していないと訴えている。ラパスで、エボ・モラレス大統領または、上院下院議長との直接面会の機会を求めるという。

■メサ氏、司法制度改革に意欲 El Díaの記事
次期大統領選に出馬するカルロス・メサ氏は、司法制度改革の必要性を指摘した。ボリビアの司法制度は脆弱性を抱え、国際的にも十分な信用を勝ち得ていない状況だ。メサ氏はこの問題を喫緊のものと指摘し、大統領となった後、ただちにこの改革に取り組みたいとの意欲を示した。

■エボ、対マドゥロで米国批判 Correo del Surの記事
エボ・モラレス大統領は、ベネズエラのニコラス・マドゥロ政権に対する米国の態度を批判した。米国は同政権に経済制裁を科す一方、人道支援物資を送ろうとしている。モラレス大統領は人道危機を招いた一因が米国にあるとし、またベネズエラでは十分な民主主義が機能していると同政権を擁護した。

■ベニ、水害はまだ続く El Deberの記事
ベニ県内の水害は、まだ広がり続けているという。サンボルハやルレナバケで浸水被害が生じるなどし、政府からの支援を同県は受けている。しかし今後、農村部などでも大規模水害の影響が広がる可能性があるとの警告が発せられた。同県を含む国内の広い範囲は、2月いっぱいは雨季のピークだ。

■森林破壊に警告 El Díaの記事
国内で続く森林破壊に対し、あらためて警告が発せられた。対気候変動の機関が指摘したもので、2030年にかけて国内では450万ヘクタールの森林が破壊される可能性があるという。この面積は、ベニ県のイシボロ・セクレ国立公園の2倍に相当する面積だ。先週末カラナビで起きた土砂災害の背景に、森林破壊があるとの指摘がある。

■医師ら、態度を先鋭化 La Razónの記事
医師らの団体は、態度を先鋭化させている。政府は、年内に国民皆保険制度(SUS)を導入する計画だ。しかし医師や看護師らは、国内の医療体制の脆弱さから、この措置がとられれば医療システムが破綻するおそれがあると警告し、反対している。議会側との協議を医師らは打ち切り、ストなどの動きを加速させるとした。

■サルバティエラ議長「女性差別だ」 La Razónの記事
上院のアドリアナ・サルバティエラ議長は、「女性差別だ」と断じた。同氏は先月末に議長となったばかりだが、母親がチリ国籍であることから重国籍であったことが明らかになり、各方面から批判を浴びた。この事態に対し同議長は、重国籍者は国内に珍しくはなく、女性として議長になったことからたたかれている、と差別であるとの見解を示した。

■サンタクルス、小型機墜落 Página Sieteの記事
サンタクルス県のクアトロ・クニャダスで8日夕方、小型機が墜落する事故が起きた。ポトシ県からベニ県に向かっていた民間機が、突然農地に墜落したものだ。操縦士と同乗の2人は脱出し、火傷を負ったものの命に別状はない。現在、墜落の原因について調べが進められている。

■セメント、輸入依存脱却へ La Patríaの記事
政府は、ボリビアは間もなくセメント輸入依存体質を脱却するとした。国内にはサンタクス、チュキサカ、ポトシ県にセメント工場があるが、需要に供給が追いつかず輸入が必要となっている。しかし新たにオルーロ県にセメント工場が完成し、これが本格稼働すれば国内生産ですべてが賄えるとしたものだ。

■国内初の航空大学校 La Razónの記事
国内初の航空大学校が設けられるという。交通省の民間航空局が明らかにしたものだ。民間の操縦士や整備士など、航空業務にかかる人員を養成するための新たな施設がコチャバンバに設けられる。同様の養成施設は空軍内にしかなく、民間機向けの養成システムの導入はこれが初めてとなる。


【ペルー】

■ビスカラ、被災地視察 El Comercioの記事
マルティン・ビスカラ大統領は、鉄砲水の被災地を視察した。アレキパ県のアプラオで7日、大雨の影響で大規模な鉄砲水が発生し、多くの家屋が被害を受け、3人が死亡した。ビスカラ大統領は現地入りし、この生々しい被害跡を目にした。同大統領はこの後、モケグア、タクナ県の被災地も訪れる。

■モンタルボ橋が崩落 El Comercioの記事
モケグア川にかかるモンタルボ橋が、増水により崩落した。モケグア、タクナ両県では多めの影響で川の氾濫や土砂災害、鉄砲水が報告され、現時点で3人が不明、住宅570棟が被災した。この雨のためモケグア川が急激に増水し、地域の幹線道路にかかるこの橋を押し流したという。

■線路は歩かないで Correo Perúの記事
ペルーレイルは観光客に対し、「線路を歩かないで」と呼びかけた。オリャンタイタンボとマチュピチュを結ぶ区間で、コロンビア家族らが同社の便にはねられる事故が起きた。安く上げるため線路上を歩いていたとみられる。一方、2000年以降同社が観光客向け運賃を「ロケットのように」値上げしたことに対する、批判は根強い。

■雨、13日頃まで降りやすい状況 El Comercioの記事
気象機関は国内中部から南部の雨は、13日頃まで降りやすい状況になる、との見方を示した。先週後半以降、とくに南部で大雨が続き、アレキパ、モケグア、タクナ県で鉄砲水や川の氾濫が起きるなど、被害が拡大している。これらの地域を含め、依然として雨が多い状況が続くとの見方が示された。


【チリ】

■イキケ、雨被害 BioBio Chileの記事
第1(タラパカ)州都イキケで、雨被害が生じた。同州では9日、3時間にわたり強い雨が降り続いた。同州はもともと雨が少なく、実に10年分の降雨量が記録されたことになる。この雨を町の排水機能がさばききれず、市街では小川が氾濫し、浸水被害が広がった。同じく雨により第2(アントファガスタ)州にも警戒が呼びかけられている。

■ラ・アラウカニア、狂犬病警戒 BioBio Chileの記事
第9(ラ・アラウカニア)州の保健局は、州内に狂犬病に対する警戒を呼びかけた。同州内では今年2例めとなる、狂犬病ウイルスを保菌したコウモリの死骸が見つかったものだ。狂犬病はすべての哺乳類がかかり、感染後に発症すると致死率はほぼ100%という、危険な感染症だ。


【アルゼンチン】

■13日に社会闘争 Télamの記事
この13日に、社会闘争によるデモ、ストが行われることが通告された。左派系の複数の社会団体が明らかにしたものだ。右派のマウリシオ・マクリ政権の政策により、多くの国民が「飢えに瀕している」として、抗議行動をとるという。ブエノスアイレスでは昼過ぎに、7月9日通りでデモを実施する。

■韓国船を拿捕 Télaの記事
海洋警備局が、韓国の漁船を拿捕した。この「O Yang77」号は、アルゼンチンの排他的経済水域(EEZ)内で違法に漁を行なっていたことが分かり、複数の船舶とヘリコプター監視のもと、コモドロ・リバダビアの港に到着した。この漁船は、すでに130トンの魚を捕獲していたとみられている。

■外国人医療費、4700万ペソ El Tribunoの記事
フフイ州は、年間4700ペソが外国人の医療費にかけられているという。ヘラルド・モラレス知事が明らかにしたものだ。同州議会は、医療を受ける外国人に医療費を請求する新たな法案を可決したばかりだ。この法案はボリビア人を念頭に置いたもので、国内外からこの措置がゼノフォビア(外国人憎悪)に相当するとの指摘もある。

■事故現場で略奪発生 La Nacionの記事
カタマルカとトゥクマンを結ぶ国道38号で、事故現場からの略奪が発生した。缶ビールを輸送していたトラックが事故を起こし、積荷が散乱した。この現場周辺の人々が、これらのビールを次々に持ち去ったという。この事故による負傷者などはないが、経済的損失が出ているという。

■海洋資源開発、17社が名乗り La Razónの記事
アルゼンチンの海での資源開発に、17の企業グループが名乗りを上げているという。政府が石油や天然ガスなどの開発の可能性を示し、この企業を募る計画を示した。これに対し、これらの17グループが関心を示しているという。近隣ではブラジルで、大型の海洋油田が発見されるなど、開発競争が起きている。

■フライボンディ、1ペソセール La Vozの記事
LCCのフライボンディが、1ペソのセールを展開する。ツイッターで予告したもので、来る冬の観光に向け、1ペソでチケットを販売するというものだ。しかしこの1ペソは運賃のみで、このほか税金や空港使用料などが別途かかり、最終的な最低料金は211ペソとなる。


【エクアドル】

■ベネズエラ新大使、空転 El Comercioの記事
ベネズエラの在キトの新大使は、まだ空転中だという。ホセ・バレンシア外相が明らかにしたものだ。レニン・モレノ政権が承認したフアン・グアイド暫定政権が、レネ・デ・ソラ・キンテロ氏を新大使に任命した。しかし同新大使はまだ親書をモレノ大統領に渡しておらず、任命の手続きを踏んでいないことを明らかにした。

■中毒コンドルが回復 El Comercioの記事
化学物質による中毒症状を呈して手当てを受けていた野生のコンドルが、回復したという。コトパクシ県のラタクンガで手当てを受けていたこの個体は先月23日に保護された。このコンドルは農地で使用された農薬の影響を受けたとみられている。環境省によるとこの8日に、このコンドルは野に放たれたという。


【コロンビア】

■ブカラマンガ市長、ゼノフォビア発言か El Espectadorの記事
ブカラマンガのロドルフォ・エルナンデス・スアレス市長の発言がゼノフォビア(外国人憎悪)にあたるとして、批判を呼んでいる。大量のベネズエラ難民の到来で、同国を「貧困女性の工場」と呼んだものだ。同市長は、この到来で医療費の行政負担が激増し、市の財政そのものを圧迫している状況を述べようとしたと弁明した。


【ベネズエラ】

■グアイド、米国の介入容認 Caracol Radioの記事
フアン・グアイド暫定大統領は、米国による軍事介入を容認する姿勢を示した。同氏は同政権の最大の目的は、簒奪であるニコラス・マドゥロ政権の総退陣であり、この目的のための手段は選ばないとした。すべての可能性を模索するうえで、米国のドナルド・トランプ政権が示唆する軍事介入についても、否定しないとした。

■グアイド、ウルグアイに謝意 El Paísの記事
フアン・グアイド暫定大統領は、ウルグアイに謝意を示した。ニコラス・マドゥロ政権を支持するウルグアイ政府は、二つの権力の打開に向け対話を斡旋しようとしているが、グアイド暫定政権側はこれを拒絶している。しかしウルグアイ政府が欧州連合(EU)とともに、自由選挙の実施を求めた件を評価し、謝意を示した。

■12日に大規模デモ呼びかけ Informe21の記事
フアン・グアイド暫定政権は、この12日に国内全土で大規模デモを行なうことを呼びかけた。とくに若者らに対し、街路に出てニコラス・マドゥロ政権の速やかな退陣に声を上げるよう求めた。グアイド暫定大統領は、若者に対し「あなたがたが、これからのベネズエラの未来を切り開く」と断じた。

■メルコスル議会にグアイド承認呼びかけ El Paísの記事
メルコスル議会であるパルラスルに対し、フアン・グアイド暫定政権を承認するよう呼びかけがなされた。メルコスル各国のうち右派のブラジル、アルゼンチン、パラグアイはグアイド政権を承認している。しかしパルラスルは各国の左派政党の影響を受け、グアイド暫定政権を承認または支持する姿勢を示していない。

■コロンビア国境、緊張続く El Universoの記事
コロンビア国境では、緊張が続いている。フアン・グアイド暫定政権は人道支援物資受け入れを表明した。しかしニコラス・マドゥロ政権は物資は不必要とこれを拒絶し、国境を封鎖して物資搬入を阻んでいる。国境には米国からの物資も到着しており、この物資搬入をめぐり緊張状態が続いているものだ。

■国連も受け入れを要求 El Nacionalの記事
国連もニコラス・マドゥロ政権に対し、人道支援物資受け入れを求めた。同政権は国内で、支援が必要な事態は発生していないとして、受け入れを拒んでいる。しかし国連側は、物資が必要となっている事態は明白として、同政権と軍に対しコロンビア、ブラジル国境の封鎖を即時にやめるよう求めた。

■ドイツ議会、グアイド承認に疑義 Télamの記事
ドイツ連邦議会で、フアン・グアイド暫定政権への承認に疑義が示された。左派政党が示したもので、国際社会がこの暫定政権支持に前のめりとなっている状態について、明らかな内政干渉と指摘したものだ。ドイツ政府は欧州連合(EU)各国と足並みをそろえ、グアイド政権を承認する立場を示している。

■野党議員への弾圧指摘 Vanguardiaの記事
国連の場で、ニコラス・マドゥロ政権による野党議員への政治弾圧、人権弾圧が報告された。今の時点で60人が被害を訴え、このうち40人は身体的攻撃も受けた。現在、フアン・レケセンス議員がインテリジェンス機関に半年にわたり拘束され、昨年10月には別の議員が拘束中に変死する事態も生じている。

■ロドリゲス氏「反省しろ」 Télamの記事
ニコラス・マドゥロ政権下で副大統領の立場のデルシー・ロドリゲス氏は、フアン・グアイド暫定大統領に対し「反省しろ」と述べた。同氏は暫定政権樹立を宣言したグアイド氏に対し、「歴史や政治を正しく認識し、熟考の後に行動するべきだ」と語った。同氏はマドゥロ政権下で外相、制憲議会議長、副大統領を歴任した。

■拘束中の若者が死亡 America TVの記事
反政府デモに参加中、拘束されていた20歳の若者が死亡したという。2017年、国内ではニコラス・マドゥロ政権に対するデモの嵐が吹き荒れた。この際、ララ州で拘束されたまま今に至っていたこの20歳の若者が、死亡したことが明らかになった。体調不良を、当局側が看過し何の措置もとらなかったため死に至ったと人権団体が告発している。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■フラメンゴ火災、新たな悲しみ El Paísの記事
先月以降、大きな災害が続くブラジルで、新たな悲しみだ。リオデジャネイロの、フットボールチーム「フラメンゴ」の施設で火災があり、14歳から16歳の若い選手10人が死亡し、3人が負傷した。夜間、多くの選手が就寝中に起きた火災で、出火原因は断線とみられている。この施設は2か月前に開所したばかりだった。

■リオの嵐、死者は7人に Télamの記事
ブラジル、リオデジャネイロが見舞われた悪天候による死者は、7人となった。風速30メートルに達する強風と局地的豪雨に見舞われ、各地で浸水や土砂災害、倒木が相次いだものだ。新たに土砂災害に見舞われた64歳の男性が死亡したという。依然としてこの事態で、多くの人が入院治療を受けている。

■ダム決壊、不明者は165人に Pulsoの記事
ブラジル、ミナス・ジェライス州のブルマディーニョで起きたダム決壊による不明者は、減ったものの依然として165人だ。先月26日に起きたこの事態で、大規模泥流が広範囲を襲った。このダムは鉱山会社バレによる鉱山廃棄物などをプールしており、この泥流による化学物質汚染が深刻であることが指摘されている。

■ニカラグアで落盤事故 Excélsiorの記事
ニカラグアの鉱山で、落盤事故が発生した。同国北西部のハイランド・マリー鉱山で起きた事態で、複数の労働者らが生き埋めとなった。多くは助け出されたが、24歳の男性が死亡し、16歳の少年を含む2人が依然として見つかっていない。この鉱山はエムコ社が操業するもので、現場は地下9メートル地点だった。

■ニカラグア、暴力告発 Télamの記事
ニカラグアで、拘置を受けた女性2人が、身体的暴力を受けたとの告発がなされた。同国では昨年4月以来反政府行動が続き、ダニエル・オルテガ政権はすべてのデモをテロとみなして弾圧を加えている。この女性らは反政府デモ参加を理由に拘束され、拘置中の施設内でこの暴力を受けたと人権団体が明らかにした。

■サンギネッティ氏、変化が必要 Télamの記事
ウルグアイの元大統領、フリオ・マリア・サンギネッティ氏は、同国に「変化が必要」と断じた。同国では中道左派の政権がすでに3期続いているが、中道右派の同氏は次の選挙での変化が、国内のすべての面で必要と指摘した。この上で、右派の野党FAに対し、協力を惜しまない姿勢を鮮明にした。

■パラグアイ、避難者らが帰還 ABC Colorの記事
パラグアイでは今、水害による避難者らが、続々と自宅に戻っているという。同国を流れる大河パラグアイ川は、昨年12月以来、水位上昇が続き、氾濫も生じた。最大で8260世帯が避難したが、このうちすでに千世帯は自宅に戻っているという。保健省は感染症抑止などのため、被災地域への薬剤散布を行なっている。



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