2019.02.11

【ボリビア】

■ユンガス道は全通 El Díaの記事
ラパス県ユンガス地方の道路は、全通した。前の週末、この地では二度にわたる土砂災害があり、車輛9台が土砂に飲み込まれた。通行再開に向けた工事が進められ、この道路の通行がようやく可能となったという。この事態では16人の死者に加え、不明者もおりこの捜索が続けられている。

■シャトル便は終了 El Díaの記事
ラパスとベニ県内の町を結ぶ航空シャトル便は、運航を終えた。ユンガス地方の道路が不通となり、陸の孤島化を避けるため空軍機がシャトル便を運航していたものだ。道路の通行が再開されたことからこれを終えたという。国営ボリビアーナ航空(BoA)、アマスソナス航空によるシャトル便も終了の予定だ。

■22の行政地域、依然緊急事態 El Díaの記事
国内の22の行政地域は依然として緊急事態発令中だ。国内の広い範囲は現在雨季で、今期はこの5年で最悪の被害が出ている。国防省のまとめでは現時点で被害、影響を受けた人は4436世帯にのぼり、死者は18人となっている。政府側は52トンの支援物資を被災地域に送っているが、一部では避難生活の長期化の可能性も指摘されている。

■エボ、支援物資を非難 Correo del Surの記事
エボ・モラレス大統領は、ベネズエラへり人道支援物資搬入を批判した。同大統領と盟友関係のニコラス・マドゥロ政権は、その理由がないとしてこの物資受け入れを拒絶している。モラレス大統領は、欧米などが物資搬入を理由に同国をコントロールしようとしているとして批判した。

■メサ氏、大学で阻まれる Pa´gina Sieteの記事
次期大統領選に出馬するカルロス・メサ氏が、ポトシの大学構内への進入を阻まれたという。会議参加のため同氏はアウトノミア・トマス・フリア大学を訪れた。しかしこれを「政府の指示により阻まれた」と告発したものだ。同氏はこの進入を阻む行為は、民主主義を否定するものだと断じた。

■YPFB、オルーロで開発準備 El Díaの記事
ボリビア石油公社(YPFB)は、オルーロ県内での資源開発を準備する。同社は、同県の20の行政地域内で、新たな資源発見を目指して探索を行なうという。国内ではほぼ全土で、天然ガスなどの資源探索が進められているが、オルーロ県は最後に残った空白域だ。YPFBはこの探索に100万ボリビアーノを投じる。

■モンテアグード空港、開店休業 Correo del Surの記事
チュキサカ県モンテアグードの空港は、開店休業の状況が続く。政府が建設したこの空港にはラパスとを結ぶ国営ボリビアーナ航空(BoA)の便があったが、昨年11月に運休した。同社は運航再開に含みを残しているが、今の時点でこの具体的な動きはない。新規就航の予定もなく、同空港は用をなさない状況が続いている。

■ILS、ようやくアルカンタリへ Correo del Surの記事
計器着陸装置(ILS)の装備機材が、ようやくスクレのアルカンタリ空港に到着した。2016年5月に開業した同空港は悪天候の影響を受けやすく、この配備が行われることになっていた。しかしアリカからの装備機材の到着が遅れ、この雨季には長期間滑走路が閉鎖される事態が相次いでいた。

■日本、ムユパンパに協力 Correo del Surの記事
日本政府がチュキサカ県ムユパンパ水道整備事業に協力する。在ラパスの古賀京子大使が明らかにしたものだ。3215世帯に対する水道整備事業に、7万9千ボリビアーノの投資を行なうという。政府は水へのアクセス権を基本的人権の一つととらえ、日本側はこの政策を深く理解し、協力を行なっている。

■国内、ジム商圏拡大 El Díaの記事
国内では、ジムやフィットネスの商圏が拡大しているという。サンタクルスやラパスなど都市部を中心に、こうした施設を利用する人が着実に増えている。2013年にサンタクルスに初めて進出したトップ・フィットネス社は、需要の拡大に合わせ新たな出店の計画を進めていることを明らかにした。


【ペルー】

■南部鉄砲水、被災570棟 El Comercioの記事
モケグア、タクナ両県を襲った鉄砲水で、合わせて570棟の建物が被災した。国防省がまとめた数字だ。大雨が原因による鉄砲水はタクナ県のミラベ付近で起き、モケグア川流域で被害が広がった。この事態で1人が死亡したほか、モンタルボ橋が崩落し、農地にも甚大な被害が出ているという。

■アプラオ、70棟が被害 El Comercioの記事
アレキパ県のアプラオで発生した鉄砲水では、合わせて70棟の建物が被害を受けた。この地のカスティーリャ通り沿いの防護壁がこの事態で崩れ、大規模な土石流となったものだ。今の時点で市内の79世帯が、学校施設などに避難している。また地域特産のサトウキビに大きな被害が出ている。

■米国、ミイラを返還へ El Comercioの記事
国内から持ち出されたミイラ1体が、返還されることになった。米国テキサス州のカトリック系の博物館に保管されている、こどものミイラが近く国内に戻されるという。このミイラは2千年前のものと推定され、アレキパ県またはクスコ県で発見されたとみられる。ペルー政府は持ち出された文化財の返還を国際社会に求めている。

■テレフェリコ建設案を拒絶 El Diarioの記事
ロヘルス・バレンシア文化相は、マチュピチュ遺跡公園前へのテレフェリコ(ロープウェイ)建設案を拒絶した。鉄道駅と公園入口を結ぶテレフェリコ建設計画が示されていたが、同大臣は景観に影響を及ぼすとしてこれを認めないとの姿勢を明確にした。この建設が実現すれば、入園上限の緩和などが認められる可能性があった。


【チリ】

■イキケ、1940年以来の雨 La Terceraの記事
第1(タラパカ)州イキケで9日に記録した大雨は、79年ぶりの量だった。わずか3時間に、年間降雨量15年分の雨に相当する12.9ミリが降った。沙漠が近く雨量が少ないこの町は、雨への脆弱性があり、今の時点で2900世帯以上に被害が及んでいる。この雨量は1940年に記録した24時間の14ミリに匹敵する。

■政府、6千万ペソ規模の支援 BioBio Chileの記事
セバスティアン・ピニェラ政権は、北部で起きた豪雨災害の支援に、6千万ペソを計上した。第1(タラパカ)、第2(アントファガスタ)両州で、局地的な雨が降り、住宅被害などが相次いでいるものだ。政府側によるとこれらの雨被害を受けた住宅は1200棟に達するとみられるという。

■コウイカが大量死 BioBio Chileの記事
第3(アタカマ)州のバイア・イングレサで、死んだコウイカが大量に海岸に打ちあがった。今の時点で、この大量死を招いた原因などは分かっておらず、保健省は地域の人にこれらのコウイカを手で触らないよう呼びかけている。現在現場では、原因調査などが進められている。

■キンテロ、また油流出 BioBio Chileの記事
第5(バルパライソ)州のキンテロの海で、また油の流出事故が起きた。キンテロ湾のピラタカーブ付近で、油の筋が200メートルにわたり続いているのが発見された。船などから油が漏れ、この事態を引き起こしたとみられる。多くの船が航行する近海では、同様の事故が相次いでいる状態だ。


【アルゼンチン】

■エル・パロマール、国内10位に Noticias y Protagonistasの記事
昨年2月から旅客運用が開始された、ブエノスアイレスのモロンのエル・パロマール空港は、旅客利用数が国内10位となった。同空港はLCCのフライボンディの拠点で、チリのジェットスマートも発着している。この一年の利用者は76万4千人で、国内の空港別では10番めに多い水準となった。

■イグアス空港、大量MDMA Clarín.comの記事
ミシオネス州のプエルト・イグアスの空港で、大量の合成麻薬MDMA(エクスタシー)が摘発された。警察によると、ブエノスアイレスに向かおうとした利用客の荷物の中から、1万8千錠のMDMAが発見されたという。この乗客はほかに、未申告の大量現金も保有していた。売りさばき目的の輸送とみて、調べが進められている。

■警官、車内のこどもを救出 La Nacionの記事
メンドサで警官が、炎天下の車内に放置されていたこどもを救出した。9日、市内で開催されたイベント会場の駐車場で起きた事態だ。一台の車の中にこどもがいるのを警官が見つけ、危険と判断しこの車の窓ガラスを割って、助け出した。当時気温は摂氏37度に達していた。この3歳のこどもは無事で、42歳の父親から警察が事情を聴いている。

■ブエノスアイレス、暑さ続く Télamの記事
ブエノスアイレスでも、暑さが続いている。この10日には市内の気温は摂氏35度に達した。気象機関によるとこの暑さがこの夕方から夜、市内に大雨や強風などの嵐を呼びこむ予想を示している。この悪天候を経て、11日には気温は落ち着き、大きく下がる予報となっている。


【エクアドル】

■マンタ、豪雨被害 El Universoの記事
マナビ県の港町マンタでは、局地的豪雨による被害が広がった。10日朝の時間帯、この町ではおよそ3時間にわたりいわるゆ「ゲリラ豪雨」が降った。雨量が町の排水機能を超え、市内の街路が浸水し、住宅への浸水被害も生じた。さらにマナビ県内の小さな町や村でも、同様の雨被害が報告されている。

■グアヤキルも浸水 El Universoの記事
港町で経済都市のグアヤキル中心部も、浸水した。9日夕方、同市内はいわゆるゲリラ豪雨に見舞われた。この町はもともと雨が多く、雨水の処理インフラは整っているものの、それでも街路が水浸しになったという。これらの浸水エリアでは、動けなくなる乗用車も続出した。

■ナイトクラブで発砲 El Universoの記事
グアヤキル市内のナイトクラブで発砲事件が起きた。中心部のノグチ通りとブラジル通りの角にある「フエゴ」の店内で起きたものだ。10日午前2時頃、混みあった店内で発砲があり、25歳の男性1人が死亡し、複数の負傷者が出た。当時地域は大雨で、この発砲音は店の外部には聞こえなかったという。


【コロンビア】

■メデジン、レガルダ氏追悼 Caracol Radioの記事
メデジンでは多くの市民が、レガルダ氏の死を悼んでいる。市内在住だった同氏は国内でユーチューバーとして知られている。しかし先週、市内で流れ弾を頭部に受け、搬送先の病院で死亡した。この報を受け市民の間で悲しみが広がり、この10日午後には市内の広場で追悼集会が行われた。


【ベネズエラ】

■軍幹部、3人めの造反 El Universoの記事
軍幹部の3人めの「造反」者か現れた。ルベン・パス・ヒメネス将軍が、フアン・グアイド暫定政権を支持することを表明したものだ。軍はニコラス・マドゥロ政権への忠誠を誓っているが、暫定政権が恩赦法を定め、軍人や兵らに積極的な造反を呼びかけていた。暫定政権側としては、軍の支持を得られるかどうかが、今後への鍵となっている。

■グアイド、兵らに呼びかけ El Paísの記事
フアン・グアイド暫定大統領は、兵らに対し人道支援物資の搬入を阻まないよう求めた。同政権は物資受け入れの姿勢だが、ニコラス・マドゥロ政権が軍を使いこれを阻止している。グアイド氏は国内では死に瀕している国民が30万人もおり、物資受取が必要としてこれを阻まないよう、「個人の判断」を求めた。

■グアイド「数日内に物資が届く」 Caracol Radioの記事
フアン・グアイド暫定大統領は、数日内に物資が届く、と断じた。同政権は人道支援物資受け入れを表明しているが、ニコラス・マドゥロ政権は国内に物資が必要な事態は存在しないとしてこれを阻んでいる。コロンビア、ブラジル国境で物資搬入の攻防が続いているが、グアイド氏は数日内に搬入が実現するとした。

■マドゥロ、国境の兵増員 El Universoの記事
ニコラス・マドゥロ政権が、国境の兵を増員している。フアン・グアイド暫定政権が受け入れを表明した人道支援物資を、同政権は拒んでいる。この搬入阻止のため兵を増員しているもので、コロンビア国境だけで700人が増やされたという。コロンビアや米国からの物資は現在、同国境で足止めされている。

■米国とロシアが安保理で対話 Télamの記事
米国とロシアが、国連安保理の場でベネズエラ問題についての対話を持った。フアン・グアイド暫定政権を承認する米国と、ニコラス・マドゥロ政権を支持するロシアとは対立が続いている。しかしベネズエラ国内では「人道上の危機」が時間を争う状況だとして、両国はこの場での対話を行なった。

■米国、選挙実施働きかけ El Comercioの記事
米国は国連や加盟国に対し、ベネズエラの大統領選実施を働きかけ始めた。同国が承認するフアン・グアイド暫定政権は、速やかに民主的選挙を行ない新たなリーダーを選出する姿勢を示している。これに沿い、自由選挙が実現するよう、米国も各国への働きかけを始めたという。ウルグアイと欧州連合も、選挙早期実施を支持している。

■PDVSA、資産を移動 Caracol Radioの記事
国営オイル会社PDVSAが、資産をロシアの銀行に移しているという。米国はニコラス・マドゥロ政権への制裁の一環といて、この対象にPDVSAを加えた。同社の米国内の資産が凍結されるおそれがあるとして、これを今、ロシアの金融機関に移しているという。米国は当社を、マドゥロ政権の「財布」の一つとみなしている。

■コロンビアで昼食を La Repúblicaの記事
現在、毎日4千人のベネズエラ国民がコロンビアに越境し、昼食をとっているという。ニコラス・マドゥロ政権による経済失政で、国内では物資不足が蔓延している。食料調達が問題となる中、コロンビア国境の国民は、食事をするために隣国を毎日訪れている状態だとククタのメディアが伝えた。

■エア・ヨーロッパも休止検討 Reporturの記事
国内に乗り入れる数少ない外国航空会社の一つ、エア・ヨーロッパもカラカス線休止を検討している。同社側社長が明らかにしたものだ。同社はマドリードとを結ぶ路線について、社としては存続させたいとした。しかしベネズエラ国内の社会闘争の激化などで、休止を判断せざるを得なくなる可能性が高いとの見方を示した。

■トリニダード・トバゴ、30人拘束 El Nacionalの記事
トリニダード・トバゴで、ベネズエラ国民30人が拘束を受けた。同国の警察が10日、明らかにしたものだ。これら30人は、ベネズエラからの違法移民を国内に引き入れようとしていたという。経済失政による生活困窮から多くのベネズエラ国民が国外に逃れ、難民化している状態だ。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ニカラグア、犯罪が急増 El Nuevo Diarioの記事
ニカラグアでは、犯罪が急増しているという。ギャロップが中米各国の犯罪についてのデータをまとめた。この1月に盗難事件に巻き込まれた世帯は同国は22%と、エリア内でもっとも多かった。犯罪が多いのはホンジュラスとドミニカ共和国だが、ニカラグアは政情不安を受けとくに悪化が目立つ結果となったという。

■ボウソナロ、健康状態に不安も Télamの記事
就任から1カ月余りが経過したブラジルのジャイル・ボウソナロ大統領の健康状態を、危ぶむ声が高まっている。選挙戦中の昨年9月、同大統領は男に刃物で刺され、緊急入院した。この傷の治療のため1月28日から再びサンパウロの医療機関に入院している。手術成功が伝えられているものの、繰り返される入院に健康不安がささやかれ始めた。

■ベリーズ、日本人親子が死傷 Reporterの記事
ベリーズ最大都市ベリーズ・シティで、日本人親子が強盗に襲われ死傷した。日本料理店を経営するタカユキ・ヤナイさん(53)と息子のマサキ・ヤナイさん(19)がパークアベニューの自宅前で襲われ、マサキさんが死亡、タカユキさんが重体となっている。襲ったのは2人組の強盗で、警察が行方を追っている。

■ハイチ、社会闘争続く El Universoの記事
ハイチでは、社会闘争が続いている。同国内では、続くインフレに抗議し、大統領の辞任を求めるデモが各地でこの3日間、続いている。9日午後には首都ポルトー・プランスで若者一人が銃で撃たれて死亡し、もう一人が重傷を負った。この発砲は、デモ隊の鎮圧行動をとった警察官によるものとみられる。

■エルサルバドル、代償大きい El Salvadorの記事
エルサルバドル政府の選択による代償は、大きかったという。同国は昨年、台湾と断交して中国と国交を結んだ。このため、同国と台湾との間の自由貿易協定が破棄され、エルサルバドルは5千万ドル規模の市場を失ったという。とくに国産砂糖の18%は台湾向けで、これがそのまま損なわれ、大きな打撃を受けた。

■アスンシオン、大量MDMA ABC Colorの記事
パラグアイ、アスンシオンのシルビオ・ペティロッシ空港で、大量の合成麻薬MDMA(エクスタシー)が摘発された。当局側によると23歳のチリ国籍男性のスーツケースの中から、8千錠が発見、押収されたという。警察はこの男が、ブラジルなどの大市場に向けこの薬物を輸送しようとしていたとみて、調べを続けている。

■メキシコ、6か国に麻疹注意 Debateの記事
メキシコ保健省は、6か国への渡航者に対し麻疹(はしか)の注意情報を出した。対象となったのは米国、ブラジル、カナダ、チリ、コロンビア、ベネズエラの各国だ。昨年以降ラテンアメリカでもこの感染症の再発が相次いでおり、これら6か国に渡航する国民に対し、接種を受けるなどの対策を呼びかけた。

■インテルジェット、絶好調 El Economistaの記事
メキシコのLCC、インテルジェットが絶好調を維持している。同社のこの1月の国際線の旅客輸送は、37万4871人と、前年同月比で25.5%の増加となった。また国内線についても利用者は76万464人で、前年同月比で6200人増えている。同社は、メキシコで浸透しているLCCを牽引する立場で、ボラリスやビバ・アエロブスと市場を争っている。

■アエロメヒコ機、給油車と接触 Transponder1200の記事
メキシコの航空会社アエロメヒコの旅客機の翼が、給油車輛と接触した。9日、この事故が起きたのはティファナの空港で、このボーイング737-800型機は損傷を受け、運航予定だったメキシコシティ行きの便が大幅に遅れる事態となった。この機材は2014年9月に調達したもので、これまで大きなトラブルはなかったという。

■パラグアイ、運転手過重労働 ABC Colorの記事
パラグアイの交通、物流を支える運転手らは、過重労働に瀕しているという。同国交通省が明らかにしたもので、80%のドライバーは一日の労働時間が8時間を超過している。国内の労働の基準を定めた法律に違反しているとして、同省は17社に警告を発した。こうした運転手からの、交通省や労働省への告発も相次いでいるという。



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