2019.02.18

【ボリビア】

■マドリード、21F運動のデモ Página Sieteの記事
スペイン、マドリードで「21F運動」のデモが行われた。2016年2月21日に行なわれた国民投票で憲法改正が否決されたことを受け、エボ・モラレス大統領の再選出馬阻止を掲げる運動だ。モラレス大統領は網疏(法の抜け穴)を通じて出馬強行の姿勢で、在スペインの国民らが「憲法を守れ」と声を上げた。

■ユンガス道、不通に El Díaの記事
ラパスとユンガス地方を結ぶ道路が17日、また不通となった。新たにウンドゥアビで土砂災害が発生し道路が塞がれたものだ。ボリビア道路管理局(ABC)が復旧作業を行なっているが、通行再開時期は不明だ。この道路ではカラナビで今月初めに土砂災害が相次ぎ、車輛9台が飲まれて多くの死傷者を出した。

■ラパス市、道路クリーンナップ Página Sieteの記事
ラパス市は市内道路のクリーンナップを実施するという。現在雨季であるこの地では先週、ソナ・スールとマジャサを結ぶ道路で土砂災害が起きたばかりだ。今後、同様の事態が起きるおそれがあるとして、危険個所を中心に軽減するためのこの措置をとるものだ。雨季は少なくとも2月いっぱいは続く。

■大雨死者は24人に La Razónの記事
雨季を迎えている国内での、この1か月半の間の死者は24人にのぼる。ラパス県カラナビでの土砂災害で多くの死傷者を出すなど、今季も各地で被害が相次いでいる。国防省のまとめでは被害は26の行政地域で発生し、被害影響を受けたのは1万9888世帯にのぼる。ベニ県などでは農業被害も深刻となっている。

■カラナビ、物資が入る La Razónの記事
今月上旬に大規模な土砂災害に見舞われたラパス県のカラナビでは、被災世帯にようやく物資が届きつつある。国や公的、民間機関がこの物資支援に取り組んでいるものだ。水や食料、毛布、衣類などの物資が、被災した家庭に運ばれている。一方、17日にウンドゥアビで発生した新たな土砂災害の影響が生じるおそれもある。

■SUS、3月から適用か La Razónの記事
政府が導入を決めた国民皆保険制度(SUS)はこの3月からの適用となるとみられる。この法について、この20日に発効することが通知された。この10月に選挙を控える政府側はこの制度導入を急いだが、一方で受け入れ態勢が整っていないとして医師や看護師など、医療現場側が今も反対を続けている。

■フフイで5万人が受診 Correo del Surの記事
アルゼンチン北部のフフイ州では、年間5万人のボリビア国民が医療を受けているという。同州は、ボリビア国民を念頭に、外国人が受診する際の新たな保険料徴収を決めた。州側は、外国人の受診で財政状況が悪化していることなどを指摘している。一方、同州内でもゼノフォビア(外国人憎悪)的な扱いとの批判がある。

■自前大使館、6個所のみ La Razónの記事
ボリビアの36個所の大使館のうち、土地建物が「自前」であるのは6個所にとどまるという。土地建物が国の所有となっているのはペルー、チリ、アルゼンチン、スペイン、米国、オランダのみで、このほかはすべて賃貸だ。こうした賃貸にかかる費用などについて、外務省側が初めて情報を公開した。

■ワルネス、ようやく対話へ Página Sieteの記事
サンタクルス県のワルネスでは、解決に向けた対話がようやく行われることになった。地域側は、道路舗装などの公共工事を求め、幹線道路の封鎖などを先週から続けている。解除を図った警官隊との間で激しい衝突も起きていた。しかしここにきて、ようやく市民側と行政側の対話の場が設けられることになった。

■モンテロでリンチ El Díaの記事
サンタクルス県のモンテロで、リンチが起きた。市内のコダフェマ地区で、男2人が女性から盗みをはたらこうとした。この2人が住民側に捕えられ、暴行などのリンチを受けたものだ。駆けつけた警察官が2人を保護し、そして逮捕している。インディヘナ(先住民)来の考え方で盗みは重大で、リンチ事件はよく発生する。

■アブド氏訪問に歓迎の声 La Patríaの記事
オルーロでは、パラグアイのマリオ・アブド・ベニテス大統領来訪の報に、歓迎の声が上がっている。3月2日のユネスコ無形文化遺産、カルナバルに合わせ同大統領が来訪することが発表された。市内でパレードを観戦し、さらにエボ・モラレス大統領と会談する。昨年8月に就任した同大統領のボリビア来訪は、これが初めてだ。

■イコンはディアブラーダ La Patríaの記事
ユネスコ無形文化遺産、オルーロのカルナバルの「イコン」的存在は、ディアブラーダだ。このダンスは鉱山などを支配する地下神スーパイを描いたもので、その後の「カトリック到来」による白人支配なども表現される、歴史を描いたものだ。このイベントのダンスで、まずこの踊りを思いうかべる人が多い。


【ペルー】

■メトロ2号、車輛25輛整う Gestionの記事
リマのメトロ(電車)2号線に使用される車輛25輛が整った。現在建設中のこの路線は、1号線のアテとカジャオを結ぶもので、ホルヘ・チャベス空港を経由する。2021年開業予定のこの路線に使用される新車輛が、続々と到着しているという。リマでは3号線、4号線、5号線の計画も進められている。

■2017年災害の再来はない El Comercioの記事
気象機関のケン・タカハシ所長は、2017年初めの災害の再来の可能性は低いとの見方を示した。現在、エル・ニーニョ発生が報告されるが、同様の現象が起きた2017年2月から3月、国内北部から中部で大雨による大災害が起きた。今季、やはり雨が多い状態だが、2017年の状況とは異なるとタカハシ氏は断じた。

■被災地、虫や生物に注意 El Comercioの記事
大雨の被害を受けた地域に対し、虫や生物に対する注意が呼びかけられた。衛生状態の悪化で、デングなどの感染症を媒介するネッタイシマカの増加が想定される。さらに毒グモや毒ヘビが現れたり、ハンタウイルスを広げるネズミの出現の可能性もある。

■ボログネシ、バス事故 El Comercioの記事
アンカッシュ県のボログネシで、バス事故が起きた。エル・エスペシアル・ツアーズ社のバスの便が、ワラスからパティビルカに向かう途中、道路を外れて谷に転落したものだ。この便には30人が乗っており、1人が死亡し、20人が負傷した。この便は最終的に、リマに向かうものだったという。


【チリ】

■ピニェラ、新機関創設を提言 BioBio Chileの記事
セバスティアン・ピニェラ大統領は、南米諸国連合(Unasur)に代わる、新たな機関創設を提言した。Unasurは南米12か国が、欧州連合(EU)型の統合を目指して創設したが、現在空中分解の危機にある。ピニェラ大統領は「イデオロギー、価値観を同じくする国々」による新たな機関が必要との見方を示した。

■献血車、バルディビアを走る BioBio Chileの記事
現在、献血車が第14(ロス・リオス)州都バルディビア各地を走っている。血液銀行が、献血協力者を求め運転しているこの車輛が、啓発や周知徹底を含め、この町で集中展開しているものだ。国内では売血が廃止され、輸血血液は献血により賄われるが、ドナーの不足が慢性化している実態だ。


【アルゼンチン】

■AR機が緊急着陸 Diario San Rafaelの記事
アルゼンチン航空の旅客機が、緊急着陸した。エスケルを発ち、ブエノスアイレスのホルヘ・ニューベリー空港に向かっていたボーイング737型機で気圧の異常が生じたという。このためこの機はエセイサ国際空港に迂回し、緊急着陸した。この事態による乗客、乗務員の負傷などはなかった。

■中古車販売、10%減 Télamの記事
国内での中古車販売はこの1月、前年同月比で10%落ち込んだ。自動車商業議会が明らかにした数字だ。とくに12月期の販売は前年同月比で20.98%の増加したことによる、反動とみられる。州別ではミシオネス州で29.50%も落ち込み、逆にティエラ・デル・フエゴ州では11.20%の増加だった。

■エル・パロマール、インフラ不備 Clarín.comの記事
旅客用に転用され1年が経過したエル・パロマール空港では、未だインフラの不備がある。ブエノスアイレスのモロンにあるこの空港をこれまでに利用した人は延べ76万4千人となった。しかしこの地には、利用者向けの宿泊施設や主だった交通機関がない状態が続いている。一方、住民の間では旅客便に反対する声が今もある。

■フフイ、M4.8の地震 El Tribunoの記事
フフイ州で17日朝10時22分頃、地震が起きた。観測機関によると震源は州都フフイから107キロの、サルタ州との州境付近で、震源の強さはマグニチュード4.8、震源の深さは10キロだ。SNSなどで、この地震の揺れを報告する人が相次いだが、人や建物への被害報告はない。

■ミラマール、少年巻き添え死 La Nacionの記事
ブエノスアイレス州のミラマールで、17歳の少年が巻き添えで死亡した。この少年は友人たちとこの町を観光で訪れていた。夕方、路上で家族連れが強盗に襲われる事件が生じ、止めに入った若者らとの間で乱闘となった。この際、エセキエル・ラマスさんが頭部を強く打ち、後に死亡したという。

■パタゴニア、暑さ続く Télamの記事
国内南部パタゴニアでは、異常な暑さが続いている。気象機関によると17日も、チュブ州のプエルト・マドリンで摂氏36度、リオ・ネグロ州のバリロチェで31度を記録している。夏の間、避暑地でもあるパタゴニアが、現在国内でもっとも暑い状態となっているものだ。


【エクアドル】

■TAME、A330型機を返却へ El Universoの記事
公営航空会社TAMEは、唯一使用してきたエアバスA330型機を、リース元に返却するという。同社は5年前からこの機材のリースを受け、国内線や国際線の基幹路線に使用してきた。競争激化の中で同社は機材計画を見直さざるを得ず、同機のリース契約を終了することを決めた。

■グアヤキル、悪臭告発 El Universoの記事
グアヤキルで、悪臭を訴える声が上がっている。この事態は、ナルシサ高速道やサンボロンドン通り周辺などで起きているものだ。この周辺で、堆肥を輸送していたトラックが事故を起こし、この積荷のにおいが周囲一帯に立ち込めたとみられるという。


【コロンビア】

■ボゴタの大気は改善 Caracol Radioの記事
ボゴタの大気は、この週末にかけて改善したという。先週後半、ボゴタ市は大気汚染の状況が悪化したとして、市内に警戒情報を出していた。週末は、汚染の主たる要因である自動車交通量が減ることから、この数字が改善したとみられる。しかし週明け以降、再び汚染状況が危険な水準に陥る可能性は否定できない。

■アビアンカの子会社が始動へ La Repúblicaの記事
アビアンカ航空の新子会社が始動する。同社が設立したレヒオナル・エクスプレス・アメリカスが、ボゴタとイバゲを結ぶ路線の運航を開始するという。同社は国内競争が激化する中、コミュータ路線をLCC式に、同社を通じて運航する方針だという。運航開始は3月1日からとなる。


【ベネズエラ】

■軍幹部、グアイド氏側と接触 Caracol Radioの記事
ニコラス・マドゥロ政権への忠誠を誓う軍だが、幹部がフアン・グアイド暫定政権側と接触しているという。米国のジョン・ボルトン長官がメディアに明らかにしたものだ。グアイド暫定政権は軍人や兵に暫定政権側への「造反」を呼びかけているが、軍幹部の間でもこの動きが生じつつあるとした。

■グアイド、ボランティア100万人 El Universoの記事
フアン・グアイド暫定大統領は、ボランティア100万人の動員を目指す姿勢だ。同政権は国外からの人道支援物資受け入れを表明している。この受け入れに関してボランティアを呼びかけており、100万人規模の参加を目指すという。ニコラス・マドゥロ政権側は、この物資搬入を阻止している。

■グアイド「物資は必要」 El Comercioの記事
フアン・グアイド暫定大統領はあらためて、人道支援物資が必要と指摘した。支持者を前に語ったもので、まず国民が「生命活動の危機」を脱することが最優先との立場を示した。同政権は物資受け入れを表明し、25か国が支援表明をするが、一方でニコラス・マドゥロ政権はこれを阻んでいる。

■グアイド政権、2か国を外す Repúblicaの記事
フアン・グアイド暫定政権は、ウルグアイとメキシコの2か国を、国内の人道問題を話し合う会議のメンバーから外した。それぞれ左派政権のこの2か国はニコラス・マドゥロ政権を承認し、対話による解決を目指して動いている。しかしグアイド暫定政権は対話の必要はないと断じ、この2か国の動きを牽制している。

■政治情勢、今週後半が山場か Télamの記事
ベネズエラの政治情勢は今週後半にも、山場を迎える可能性がある。フアン・グアイド暫定政権はこの23日、支援物資受け入れと国民による大規模デモを実施する。一方、ニコラス・マドゥロ政権はオイルを通じた資金源を失い、求心力を支える資金がショートする可能性が指摘される。

■ルビオ氏、国境へ El Nuevo Heraldの記事
米国共和党のマルコ・ルビオ上院議員が、コロンビアのベネズエラ国境を訪れた。ニコラス・マドゥロ政権に対し強硬な姿勢を示す同氏は、米国政府がベネズエラ向けに送った人道支援物資の「阻止」の現場を視察した。同氏は「重要な動きがここで起きている」と述べ、早期の政権移譲を目指す姿勢を示した。

■グスタボ氏、兄を語る La Razónの記事
フアン・グアイド暫定大統領の2歳下の弟、グスタボ・グアイド氏が、沈黙を破った。スペインのテネリフェに妻や家族と住む同氏は、兄が暫定政権を樹立して以降「恐怖」を感じていた。ベネズエラ政府やチャベス派からの攻撃があるおそれがあったためだ。しかし今、兄の行動を「誇りに思う」とスペインのメディアに述べた。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ハイチ、鎮静化呼びかけ El Comercioの記事
ハイチ政府は国内に、鎮静化を呼びかけた。国内では新たな汚職疑惑をきっかけに、7日から激しい反政府デモが広がっている。これまでに死者が9人生じ、経済活動はストップし、略奪も散見される状態にある。同国首相は、最低賃金引き上げ方針などを示し、国民に対し落ち着いた行動を呼びかけた。

■ハイチ、国民の60%は貧困 El Periódicoの記事
混乱が深まるハイチは、国民の60%が貧困の中で暮らす、ラテンアメリカ・カリブ海地域の最貧国だ。今回のデモは、モイーズ政権発足から2年が経過しても、経済状況の好転がまったく感じられないことも、国民の怒りと焦りを誘ったことも原因の一つだ。ペトロカリベを舞台とする汚職劇で政治腐敗も表出している。

■ハイチ国境、厳戒態勢 El Nuevo Díaの記事
ドミニカ共和国は、ハイチ国境で厳戒態勢をとっている。ハイチでの社会闘争の長期化で、ガソリン不足から国境を越え、同国に給油を求める動きが続いている。この動きが、国内にも影響を及ぼし、飛び火する可能性もある。このためドミニカ共和国政府は、国境への兵の配備を増やし、対応を強化中だ。

■ダム決壊、死者は168人に O Tempoの記事
ブラジル、ミナス・ジェライス州でのダム決壊による死者は、168人となった。ベロオリゾンテ近郊のブルマディーニョで1月25日に生じたもので、汚染物質を含んだ泥流が広範囲を襲った。今も160人ほどの不明者がいるとみられるが、捜索は難航している。このダムを管理していたバレ社は、危険性を事前に認識していたとみられる。

■ブラジル、10万人に危険性 El Paísの記事
ブラジル国内では88個所で、ブルマディーニョのような事態が起きかねないという。1月25日、ミナス・ジェライス州のこの地にあるダムが決壊し、汚染物質を含んだ泥流が町を襲った。この事態を受け各地を調べたところ88個所で同様のリスクがあり、10万人が危険に瀕していることが明らかになった。

■オルテガ、選挙実施を否定 El Paísの記事
ニカラグアのダニエル・オルテガ大統領は、選挙の前倒し実施をあらためて否定した。同国では昨年4月から反政府行動が続き、同政権はすべてのデモを「テロ」とみなして弾圧を加えている。国内外から選挙前倒しによる正常化を求める声が強まっているが、同政権はその必要はないとあらためて実施を否定した。

■ニカラグア、対話再開の動き Infobaeの記事
ニカラグアの野党やカトリック教会が、対話による解決を目指す動きを再び見せている。昨年4月から反政府行動が続き、これに対するダニエル・オルテガ政権による弾圧も続く。膠着状態となっている同国だが、再び対話を図る「胎動」が起きつつある。しかしオルテガ政権の強権的態度は変わっていない。

■メキシコ、麻疹がじわり Debateの記事
メキシコ国内では、麻疹(はしか)感染がじわりと広がっている。昨年以来、ラテンアメリカや北米を含む世界各地でこの感染が広がっている。保健省によると、この54年間で初めてとなる、ヌエボ・レオン州内での感染例を確認したという。昨年来、国内での感染は4例だが、今後爆発的に広がる懸念がある。

■ホンジュラス、大量大麻草 La Prensaの記事
ホンジュラスで、栽培されていた大量の大麻草が摘発された。警察によるとフランシスコ・モラサンで、380株の大麻草が栽培されている場所が摘発されたという。この違法栽培に関わった容疑で、23歳の男が逮捕されている。大麻草、マリファナは国内の非合法組織の資金源になっていることが指摘されている。

■コパ航空、6.2%増 Aviacionlineの記事
パナマのコパ航空グループのこの1月の利用者は、前年同月比で6.2%の増加だった。同社とコパ航空コロンビア、そしてLCCのWINGOを合わせた実績だ。増便などによる座席供給は7.5%の増加となったいう。同社はラテンアメリカ、カリブ海にネットワークを広げ、新たにスリナムに乗り入れることを明らかにしている。


【サイエンス・統計】

■生物の28%、絶滅の危機 El Comercioの記事
地球上の生物の28%は、絶滅の危機にあるという。国際自然保護連合(IUCN)がレッドリストを公開したものだ。9万3577の種のうち、実に2万6197種が、絶滅の危機に瀕している。危機に至る理由の大半が、人間の活動にともなうものだ。とくに両生類は全体の40%が危機に瀕する状況にある。



最近の記事