2019.02.25

【ボリビア】

■エボ、重ねてマドゥロ支持 La Razónの記事
エボ、モラレス大統領は重ねて、ベネズエラのニコラス・マドゥロ政権への支持を表した。二重権力状態の同国だが、モラレス政権は盟友であるマドゥロ氏支持を繰り返し表明してきた。この週末、物資搬送をめぐる衝突が頻発し、国際社会からマドゥロ政権への批判が高まる中、再び擁護する発言をしたものだ。

■エボ、7割の支持目指す Página Sieteの記事
エボ・モラレス大統領は、10月の大統領選に向けて「7割の支持を得ての再選」との目標を示した。MASの大会で明らかにしたものだ。2025年の独立200年まで、同大統領は現職を続ける姿勢を示している。一方この再選出馬については憲法に抵触する可能性が高く、野党や多くの国民から批判が起きている。

■MAS集会、エボの姿勢を了承 Pág;ina Sieteの記事
与党MASの政治集会が行われ、エボ・モラレス大統領の方針が了承された。モラレス大統領は10月の選挙に再選出馬し、2025年の独立200周年に向け「最後の任期」を務めると断じた。MASの党員らはこの姿勢に意義などは訴えず、了承した。この場では、憲法抵触を問題視する発言もとくになかった。

■レビジャ市長、関係維持 Correo del Surの記事
ラパスのルイス・レビジャ市長は、次期選挙の候補者、カルロス・メサ氏との関係が変わっていないと強調した。メサ氏については、母体となる政党との関係の不和が新たに浮上している。しかしレビジャ市長は、10月の選挙でのメサ氏の勝利に向け、同市長と率いる政党は全力を挙げると語った。

■ワヌニ、「フク」対策タッグ La Patríaの記事
オルーロ県のワヌニ鉱山では、警察と労働者らが「フク」対策でタッグを組む。フク(フケオ)は、鉱物を横流しし利益を得る犯罪だ。この鉱山ではこのフクが蔓延し、多額の損失が出ていることが指摘される。昨年にはフクをめぐる鉱山内での衝突で死傷者も出た。この犯罪抑止のため、鉱山内に警察官が出入りをすることが発表されている。

■天然ガス国有化、460億ドル El Díaの記事
ボリビアは、国内の天然ガス資源の国有化で、460億ドルの利益を得たという。ボリビア石油公社(YPFB)が明らかにしたものだ。2006年、エボ・モラレス大統領が就任した後、同政権はこの国有化に踏み切った。オイルメジャーなどとの間で軋轢が生じたが、この措置でボリビアの経済成長を実現しつつあると同社は指摘した。

■日系人、120年を祝う Página Sieteの記事
国内の日系人は今年、120周年を祝う。日本からの移民が初めて国内に到達したのは1999年で、最初の入植地はラパス県ユンガス地方ソラタ近郊の村だった。現在サンタクルス県にはオキナワ、サンフアンの二つの日系の町があり、日系人は1万3115人にのぼる。オキナワなどで、これを祝うイベントが今年開催される。

■ドリア・メディナ氏、ホテル参画 El Deberの記事
実業家で政治家でもあるサムエル・ドリア・メディナ氏が、高級ホテルマリオットを国内展開する企業の資本一部買収を発表した。同ホテルはラパスに新たなホテルを建設する計画で、同氏はこの計画参入のため、展開する企業の20%の株式を取得したという。同氏はエボ・モラレス政権と対峙する立場にある。

■オルーロ、52グループ El Díaの記事
3月2日に行なわれるオルーロのカルナバルのパレードには、52のダンスグループが出場する。主催するフォルクローレ委員会が明らかにしたものだ。ユネスコ無形文化遺産に登録されるこの祭は、この日の早朝から深夜にかけ、市内をパレードする。28日には前哨戦となるアウトクトナダンスの「アナタ・アンディーナ」も開催される。

■アンターニョが開幕 Correo del Surの記事
スクレでは「カルナバル・デ・アンターニョ」が開幕した。オルーロを筆頭に国内各地でカルナバルのイベントが行われるが、スクレではこのアンターニョだ。この地に伝わるダンスや、周囲の村々のアウトクトナ(古典)ダンスなどが披露されるもので、この期間中には食のイベントも開催予定だ。


【ペルー】

■中央道は不通 El Comercioの記事
リマと中央アンデスを結ぶ中央道は、不通となっている。大雨の影響でリマ県北部のチョシカで鉄砲水が発生し、土砂が道路を塞いだ。この影響でこの区間の通行ができず、多くのトラックやバスが15時間以上にわたり現場で立ち往生している。今の時点で、復旧の見通しは立っていない。

■アンカッシュで孤立地域 El Comercioの記事
アンカッシュ県では土砂災害により、孤立地域が生じている。パリャスカ郡内でこの災害が生じ、道路が土砂に塞がれた。この影響で同郡内の5つのコミュニティが孤立した状態となっている。現在復旧作業が続いており、県側によるとこれらのコミュニティでの急病人発生などの連絡はないという。

■国内、大規模交通ストへ El Comercioの記事
国内では大規模な交通ストライキが行われる。アレキパ、アンカッシュ両県で行なわれているストが、全土に拡大する見通しとなったものだ。交通、運輸事業者らが、政府に対しガソリン助成を求めた動きだ。カルナバル連休を前に、国内の物流や交通が、不安定化する可能性がある。

■アレキパ、自転車350台走る Correo Perúの記事
ユネスコ世界遺産に登録されるアレキパ中心部を、自転車350台が走り抜けた。アレキパ市は新たな交通手段として自転車を活用する方針で、このアピールのため観光客らが一斉に自転車に乗ったものだ。市側はこの交通機関の浸透で、二酸化炭素や窒素酸化物の排出を削減したい考えだ。


【チリ】

■ピニェラ訪哥に批判 BioBio Chileの記事
セバスティアン・ピニェラ大統領のコロンビア、ククタ訪問に批判が起きている。物資搬送立会いのためこの地を訪れ、ベネズエラのフアン・グアイド暫定大統領と面会した。国内の左派の野党は、グアイド暫定政権承認そのものを批判しており、この突然の行動を厳しく糾弾する姿勢を示している。

■トーレス・デル・パイネで事故 BioBio Chileの記事
第12(マガジャネス)州のトーレス・デル・パイネ国立公園近くで事故があり、観光客らが死傷した。この公園とベルナンド・オイヒンスを結ぶ船が岸壁に衝突したものだ。この事故でイスラエルの観光客2人が死亡し、10人以上が負傷した。夏を迎えているこの公園は、現在が観光のピークだ。


【アルゼンチン】

■アビアンカ、アビアンカにあらず La Capitalの記事
アビアンカ・アルゼンチンは、アビアンカではないという。コロンビアの本社側が明らかにしたものだ。LCC型の便を運航するアビアンカ・アルゼンチンの運営会社は、アビアンカ本体とはまったく別の企業だという。アビアンカグループでは、アビアンカ・ブラジルが再建を前提とした破産を申請したばかりだ。

■空港で警察官殺害される Cronicaの記事
ブエノスアイレス州エステバン・エチェベリアにあるエル・ハグエル空港で、27歳の男性警察官が殺害された。23日22時頃、勤務を終えて自宅に戻ろうとしたこの警察官が発砲を受けた。頭部を打たれたこの警察官は搬送先で死亡が確認された。発砲した容疑者は精神疾患があり、治療を受けていたという。

■バリロチェ、21歳男性が不明 Río Negroの記事
バリロチェで、21歳男性が不明になっている。このルーカス・ウリセス・モンディノさんは17日朝6時以降、行方が分からなくなっている。家族によるとこの男性は、精神疾患があり治療を受けていた。家族と警察は、このウリセスさんの身体的特徴などを公開し、情報提供を呼びかけている。

■フフイ、準備万端 El Tribunoの記事
フフイ州都、サンサルバドル・デ・フフイでは、カルナバルに向けた準備が整ったという。この地では、伝統的に伝わるダンス「プフリャイ」が踊られ、この祭典が28日から始まる予定だ。ピークは1日から2日の週末で、国内外から多くの観光客がこの地を訪れるとみられる。


【エクアドル】

■政府、マドゥロ政権を批判 El Comercioの記事
政府は、ベネズエラのニコラス・マドゥロ政権を批判した。外務省がコメントを出し、23日に物資搬入を求めるデモ隊に対し、同政権の命を受けた軍が過度の武器を使用したことを非難したものだ。外務省は同政権のこの態度は弾圧にあたり、同国の民主主義を脅かすものだと断じている。


【コロンビア】

■ベネズエラ国境、2日間閉鎖 Caracol Radioの記事
コロンビア政府は、ベネズエラ国境を2日間、閉鎖すると発表した。23日、支援物資搬送をめぐる衝突で、ククタと同国を結ぶ主要国境の橋に損傷が生じた。この修繕などのため、25日にかけ通行を全面的に制限することを明らかにしたものだ。この措置は、すべての陸路国境に適用されるという。

■チョコ県で浸水 Caracol Radioの記事
チョコ県では23日以降、各地で川の氾濫、浸水が起きている。同県では大雨の影響で、流れる5つの河川が増水し、氾濫した。ツミナ、タド、イロ、セルテギなどの町で、街路が水に浸かった状態だ。政府側は緊急の支援物資を現地に送ることを決め、イバン・ドゥケ大統領も緊急に視察を行なう。

■カルタヘナ、魚が大量死 Caracol Radioの記事
カルタヘナの海岸で、魚が大量死した。カニョ・フアン・アンゴラ、シエナガ・デ・ビルヘン、ラグーナ・デ・サンラサロで起きたこの事態で、小型のイワシとみられる大量の死骸が海岸に打ち寄せたものだ。一帯は死んだ魚の生臭いにおいが立ち込めている。今の時点で、大量死発生の原因は分かっていない。


【ベネズエラ】

■グアイド、ボゴタ入り Caracol Radioの記事
フアン・グアイド暫定大統領は、コロンビアの首都ボゴタに入った。23日の物資搬入を前に国境のククタでコロンビア、チリ、パラグアイの大統領との面会を果たした。ボゴタでは、ニコラス・マドゥロ政権への圧力を強めるリマ・グループの会合に同席することになっている。

■グアイド、ペンス氏と会談 Caracol Radioの記事
ボゴタを訪れたフアン・グアイド暫定大統領は、米国のマイク・ペンス副大統領と会談する。リマ・グループの会合にペンス氏が参加し、この場で会談が実現するものだ。1月23日の暫定政権樹立直後から、米国政府はグアイド暫定政権を承認している。ベネズエラの今後について、踏み込んだやりとりがあるとみられる。

■ポンペオ氏、暴力非難 Caracol Radioの記事
米国のマイク・ポンペオ長官は、ベネズエラで起きた暴力の連鎖を非難した。人道物資搬入阻止を図るニコラス・マドゥロ政権の指示で、国境で暴力事件が相次ぎ、多くの死傷者が出た。ポンペオ氏はこの事態について、明らかなマドゥロ政権の弾圧が原因と指摘し、同政権に対するさらなる制裁発動を示唆した。

■マドゥロ政権は滅びる El Impulsoの記事
パラグアイのルイス・アルベルト・ソリア外相は、ニコラス・マドゥロ政権が「間もなく、間違いなく滅びる」と断じた。メディアの取材に対し見方を示したもので、国内の当面の安定化の前提として、軍の非武装化が欠かせないとも指摘した。同国のアブド政権は、フアン・グアイド暫定政権をいち早く承認した。

■国境はやや鎮静化 ABC Colorの記事
コロンビア、ブラジル国境は24日、やや沈静化した。23日の支援物資搬入をめぐる、市民と軍側との衝突で、多くの死傷者が出たことが報告されている。しかし24日に入り、現地はやや落ち着きを取り戻しつつある。しかし緊張状態は続いており、また衝突が再燃する可能性は否定できない。

■F23以降、解決の糸口見えず Télamの記事
フアン・グアイド暫定政権が重要と位置づけた2月23日(F23)を過ぎたが、事態打開の糸口は見えない。同暫定政権樹立宣言から1か月となったこの日、支援物資の国内搬入をめぐる攻防が国境地域で発生した。衝突発生が象徴的意味合いで語られているものの、今後膠着したこの状況がどのように打開されるか、道筋が見えない状況だ。

■ブラジル国境、4人死亡300人負傷 El Universoの記事
物資搬入をめぐる衝突が23日に発生したブラジル国境では、合わせて4人が死亡し、300人以上が負傷したという。人権団体が指摘したもので、この国境では軍、治安部隊側が市民に無差別発砲を行なったとした。度を超える武器使用があったとして軍、そしてニコラス・マドゥロ政権を厳しく非難した。

■造反兵、100人超える El Comercioの記事
コロンビア国境では、「造反」した兵が100人を超えた。フアン・グアイド暫定政権は、軍人や兵らに、ニコラス・マドゥロ政権に忠誠を誓う軍側からの積極的造反を呼びかけている。物資搬入をめぐる衝突が起きたこの国境で、100人以上の兵がグアイド暫定政権側に自主的に寝返ったという。

■米国、飛行に注意情報 El Comercioの記事
米国政府は、ベネズエラ領空を通過する航空機などに注意情報を出した。支援物資搬入阻止を指示したニコラス・マドゥロ政権側により、通常の旅客便などに対しても攻撃が行われる可能性があるとしたものだ。この搬入を前に、フランスのエールフランスなどは商業航空便の一時休止を発表している。

■野党議員「毒を盛られた」 El Comercioの記事
物資搬入に合わせコロンビア国境を訪れた野党議員、フレディ・スペルラノ氏が「毒を盛られた」と証言した。同氏はいとこのカルロス・サリナス氏とククタを訪れたが、毒物の影響を受けサリナス氏は24日に死去したという。何らかの毒物を、ニコラス・マドゥロ政権側に仕込まれたと断じている。

■プエルトリコ船、脅迫受ける Caracol Radioの記事
海路で支援物資を国内に送ろうとしたプエルトリコの船が、海軍船とみられる船から軍事的な脅迫を受けたという。プエルトリコ当局側が明らかにしたものだ。カリブ海で、航行中のこの船に対し、発砲を予告するような脅迫があったという。この船は事態回避のため、退避せざるを得なかった。

■火災トラック、積荷なし ABC Colorの記事
コロンビア国境で23日、燃やされたトラックの積み荷は、ない状態だったという。物資搬入トラックに火が放たれ、全焼したものだ。しかしこの荷台にあった物資は、火が回る前にすでに持ち去られていたことが明らかになった。火を放ったのは、ニコラス・マドゥロ政権の命を受けた軍側とみられている。

■デモに娘の遺灰 La Repúblicaの記事
カラカスで行なわれた、物資搬入を要求するデモに、一人の男性が「娘の遺灰」を持ち込んだ。この若い父親の娘は、数か月前に死去したという。死亡の直接的原因は病であるものの、ニコラス・マドゥロ政権の経済失政による物資不足で治療薬などが手に入らず、死亡に至った。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ダム決壊から1か月 Emの記事
ブラジル、ミナスジェライス州でのダム決壊から1か月となった。1月25日、ブルマディーニョで鉱山廃棄物などをプールしていたこのダムが決壊し、汚染物質を含む泥流が町などを襲った。これまでに177人の死亡が確認され、依然130人以上が不明だ。州都ベロオリゾンテでは24日、追悼のミサが行われた。

■航空3社、アライアンス合意 Télamの記事
ユナイテッド航空、コパ航空、アビアンカの3社は、新たなアライアンス形成に合意した。いずれもスターアライアンスメンバーであるこの3社は資本関係を含めた関係強化を図る。LCC台頭など航空をめぐる環境が激変する中、それぞれのネットワークを活用し共同戦線を張るものだ。

■キューバ、国民投票 El Universoの記事
キューバでは24日、国民投票が行われている。昨年就任したミゲル・ディアス-カネル議長体制のもと、憲法改正を図る手続きがとられている。この新憲法の承認がこの国民投票にかけられているものだ。有権者800万人がこの日、投票所に向かっている。一方、在外投票などが限られる問題がある。

■アエロメヒコ事故、報告まとまる El Universalの記事
昨年7月31日に発生したアエロメヒコ機の事故の、報告書がまとまった。同国の航空行政の事故調がまとめたものだ。ドゥランゴの空港でエンブラエル190型機が事故を起こしたものだが、この事故の原因が悪天候によるもの、そして操縦士の経験が薄かったことが大きいと指摘された。

■コスタリカ、麻疹5年ぶり RTの記事
コスタリカ保健省は、2014年以来5年ぶりに、国内で麻疹(はしか)感染者が現れたことを正式に発表した。18日に観光で同国を訪れたフランス人一家のこどもの発症が報告され、その後発症者は3人となった。この3人の麻疹感染が確認されたという。国内の在来ウイルスの感染は2006年以来途絶え、2014年に輸入例が報告されていた。

■ウルグアイ、結核の増加 El Paísの記事
ウルグアイで、結核にかかるこどもが増えているという。2018年、結核感染が明らかになったこどもは48件と、データが残る2013年から3倍に増えている。結核は自ら、感染に気づくことが遅れることが多く、この間に感染を周囲に広げることも少なくない。


【国際全般】

■イスタンブール、降雪の影響 Hurriyet Daily Newsの記事
トルコ、イスタンブールは降雪の影響を受けた。23日から24日にかけ、同市内を含むトルコ北西部で雪が降った。この影響で、この町最大の空港であるケマル・アタチュルク空港は滑走路の閉鎖時間帯が生じ、ターキッシュエアラインズを含む多くの便に遅れやキャンセルが相次いだ。



最近の記事