2019.02.28

【ボリビア】

■雨、国家緊急事態に La Razónの記事
政府は国内全体に、緊急事態を拡大した。国内の広い範囲は現在雨季で、各地で大雨による被害が報告されている。これまで被害発生地域に緊急事態が出されていたが、政府はこの規模が大きいとして国全体に広げたものだ。今の時点で、61の行政地域で被害が報告されている。

■アイキレで氾濫、2人死亡 La Razónの記事
コチャバンバ県のアイキレで大雨により川が氾濫し、2人が死亡した。県の防災局が明らかにしたもので、県都から195キロのこの地点で、氾濫と浸水の被害が生じたという。川を渡ろうとして流された25歳男性と、30代前半とみられる男性の2人の死亡が確認されているという。

■エボ、人道支援物資を批判 La Razónの記事
エボ・モラレス大統領は、ベネズエラへの人道支援物資搬入展開を批判した。ニコラス・マドゥロ政権を「過度に」擁護する同大統領は、ベネズエラは物資を必要としていないと断じ、この物資搬入は「北米による侵略だ」と断じた。一方、ボリビア国民の86%は、モラレス大統領のマドゥロ政権擁護を批判している。

■アチャカチの活動家が亡命 La Razónの記事
ラパス県のティティカカ湖畔の町アチャカチの市民活動家がペルーに亡命した。この町では与党MASの首長による汚職疑惑が生じ、辞任を求める社会闘争が続いたが、この活動家への弾圧というブーメランが発生した。この活動家はペルーから、エボ・モラレス大統領の10月選挙の再出馬が憲法に抵触すると訴えるという。

■シララ問題、チリに回答へ La Razónの記事
政府は、シララ水系問題でチリから質問を受けたことを受け、回答を示す。ポトシ県のこの水系の水をチリが、100年以上にわたり無断使用していることをハーグの国際司法裁判所にボリビア側が持ち込んだ。この件についてチリ側から新たな質問が出されたものだ。海岸線問題での「失敗」を踏まえ、政府側は丁寧な対応を心がける。

■SUS、3月8日から La Razónの記事
国民皆保険制度(SUS)は3月8日にスタートするという。ガブリエラ・モンタニョ保健相が明らかにしたものだ。今年選挙を控える政府側はこの導入を急いだが、医療現場や野党系の知事の間から反発が起きていた。政府側は反対の立場の知事らへの説得を続け、予定より1週間遅れてこの日から導入するとした。

■ピシガ、新たな展開 La Razónの記事
オルーロ県のチリ国境、ピシガでまた対密輸の展開が行われたという。現在ボリビアとチリの間では密輸の横行が生じ、先週には交戦で1人が死亡した。軍が新たな、密輸トラックの摘発展開を行ない、数台の摘発を行なったという。軍側はこの展開のため、国境での拠点を増加させている。

■サンタクルス、またイナゴ発生 Página Sieteの記事
サンタクルスの農政局は、同県内でまたイナゴが発生したことを明らかにした。イナゴの大群が、農作物を食い荒らす被害が、時折発生している。同局によると、前に被害が生じたチャラグアで新たな発生が確認されたという。今の時点で規模は不明で、同局は今後対応をとる方針だ。

■バスターミナル、5日は休業 Página Sieteの記事
ラパスのバスターミナルは、この3月5日は終日休業する。カルナバル連休期間中の体制について明らかにしたもので、期間中は通常より短い運営となる。安息日である「チャリャ」にあたる5日については、すべての便が休止となる。市内でのカルナバルパレード「ヒスカ・アナタ」は4日に開催される。

■オルーロ空港、混み始める FM Boliviaの記事
オルーロのフアン・メンドサ空港は混み始めている。2日のユネスコ無形文化遺産、カルナバルのパレードを控え、同空港を発着する便数が増えているものだ。同空港は普段は利用客が少ない地方空港だが、カルナバル前後は多くの便が飛来する。便が多い状態は5日頃まで続くという。

■オルーロ、ホテルも混雑 El Díaの記事
オルーロでは2日のカルナバルのパレードを控え、ホテルも混雑している。ホテル業の団体によると2日前後は、主要ホテルで予約率は80%を超え、中小ホテルでも60%に達している。近年、パレード観覧者は多くが、ラパスやコチャバンバから日帰りツアーに参加する。

■オルーロ、カメラも整う La Patríaの記事
オルーロ市街への防犯カメラ設置も、整ったという。2日にユネスコ無形文化遺産、カルナバルのパレードが開催されるが、市側は沿道120個所に、防犯カメラを設置した。市側はこれらのカメラを通じ防犯、安全確保を図る。このパレードの警備には、各県警応援を含め2200人の警察官があたる。


【ペルー】

■ピウラ川、氾濫のおそれ El Comercioの記事
国内北部を流れるピウラ川が、大氾濫を起こすおそれがある。国の防災機関が警告を発したものだ。大雨の影響でこの川の水量が著しく増加しており、今後氾濫を起こす可能性があるという。雨季末期のコスタ(海岸)北部だが、今季はエル・ニーニョ現象の影響で雨が多い状態が続いている。

■インカ古道、予定通り再開へ Correo Perúの記事
クスコとマチュピチュを結ぶインカ古道(カパック・ニャン)は予定通り、3月1日に再開する。この区間はトレッキング客に人気が高いが、メンテナンスのため雨季の2月に毎年、閉鎖されている。この作業が終了し、3月より運用が再開される。この日から、ツアー客などの利用が可能になる。

■ピスコ空港、2500万ドル投資 Gestionの記事
イカ県のピスコ空港に、2500万ドルのインフラ投資が行われる。この空港は、2007年の地震被害からの復興と、リマ空港の補完のため整備された。しかし乗り入れる航空会社は限られ、閑散とした状態が続く。この再活用を目指し、この規模の投資が行われることとなった。

■ランバエケ、橋建設急ぐ El Comercioの記事
ランバエケ県では、被害を受けた橋の復興に向けた作業が急がれる。チャンゴヤペのフアナ・リオスで、大雨の影響で主要な橋が流され、孤立地域が生じているものだ。県と交通通信省が、この橋の復旧に向けた調査を28日にも着手する。しかし完全再開には、時間を要するとみられる。


【チリ】

■ピニェラ、グアイド氏を招待 BioBio Chileの記事
セバスティアン・ピニェラ大統領は、ベネズエラのフアン・グアイド暫定大統領を招待した。ピニェラ大統領は、空中分解中の南米諸国連合(Unasur)に代わる新たな機関、Prosurの創設を提言している。3月23日、この件を話し合うサミットを呼びかけているが、これにピニェラ氏を招く方針だという。

■タルカワノ、タイヤ置場火災 BioBio Chileの記事
第8(ビオビオ)州のタルカワノのタイヤ置場で、火災が発生した。この火災で大量の黒煙が上がり、周囲一帯ではにおいが立ちこめた。この規模は大きく、州都コンセプシオン都市圏からも、この黒鉛が肉眼で確認できるほどだった。消防が消火活動を続けている。


【アルゼンチン】

■日本人登山客を救助 La Nacionの記事
南米最高峰のアコンカグア山で、滑落した日本人登山客が救助された。26日夜、標高6千メートル付近で200メートルを滑落した35歳の男性が、ヘリで輸送されたものだ。男性はほかの仲間とともに登山中に事故にみまわれた。「コンドルの巣」と呼ばれる山小屋に避難し、ここから救助された。

■経済、2.6%のマイナス Télamの記事
アルゼンチン経済は2018年、2.6%のマイナスとなった。国の統計機関Indecが明らかにしたものだ。12月の経済は前月比で0.7%のプラスととなったが、前年同月比では7.0%のマイナスとなった。アルゼンチンの通貨ペソがトルコの通貨安に引きずられて下落し、昨年国内では新たな経済危機への懸念が高まった。

■運転免許証アプリ、6月から El Diario Surに記事
運転免許証を表示するスマートフォン向けアプリは、6月から使用できるようになる。画面でこの免許証を提示するもので、本来の免許証に代わり効力を持つものだ。政府が2週間前、導入を発表していたが、6月からの本格導入が明らかになった。QRコードを読み込み、表示できるようになるという。

■フライボンディ、またトラブル Infocieloの記事
LCCのフライボンディ機で、またトラブルが生じた。ブエノスアイレスのエル・パロマール空港を発ち、プエルト・イグアスに向かおうとしたボーイング737型機で機材トラブルが発生し、直前にキャンセルされたものだ。昨年1月に国内参入した同社だが、このようなトラブルが多発している。

■アズールに認可 Télamの記事
ブラジルの航空会社アズールに、路線認可が下りた。同社がハブとするベロオリゾンテと、ブエノスアイレスのエセイサ国際空港を結ぶ路線について、週14便の運航が認められたものだ。同社はこの認可を受け、路線開設の準備に入る。ブラジル市場で同社はGOLなどとともに、成長を続けている。

■タクシー・マフィア摘発 Infobaeの記事
ブエノスアイレスのエセイサ国際空港で、「タクシー・マフィア」が摘発された。検察側は、いわゆる「ぼったくりタクシー」が組織的に存在するとして捜査を続けていた。このネットワークの9人が、一斉に逮捕されたものだ。ブエノスアイレス中心部までの利用で、通常の2倍を徴収していたという。


【エクアドル】

■ガラパゴス、インビテーション廃止 El Universoの記事
ガラパゴス諸島の議会は、入域者に取得が義務づけられていた「インビテーション」を廃止した。観光客、移民などすべてにこの取得が義務づけられていたが、地域の産業に影響を与えているとの理由で廃止された。多くの観光客がこの取得を嫌がり、諸島の観光への打撃が起きかけているとの指摘があった。

■エア・カナダ、キトへ El Comercioの記事
エア・カナダが新たに、キトに乗り入れる。同社が明らかにしたもので、子会社のLCC、ルージュがトロントとキトを結ぶ直行便をこの12月12日から運航するという。カナダと南米を結ぶルートは、とくに日本や中国などアジアからの訪問客の利用が多く、エクアドル側でも期待が高い。


【コロンビア】

■ドゥケ支持、上昇 El Nuevo Sigloの記事
イバン・ドゥケ大統領に対する支持率が上昇した。Guarumo社の調査で、支持が48.2%、不支持が41.4%となった。1月にボゴタで発生したゲリラ組織民族解放軍(ELN)のテロに対する対応や、ベネズエラ問題についての断固とした態度などを、国民の多くが評価したとみられる。

■ベネズエラ国境、再開 Caracol Radioの記事
政府は、ベネズエラとの陸路国境を再開した。23日のベネズエラへの物資搬送の衝突などを受け、政府側は一時国境を閉鎖するとしていた。これが解除され、国境橋は通行が可能な状態となった。一方、ベネズエラ側は国境の閉鎖措置を続けており、正常化には時間を要する可能性もある。

■アビアンカ、BsAs線増便 El Economistaの記事
アビアンカ航空は、ボゴタとアルゼンチンのブエノスアイレスを結ぶ路線を増便した。同社はこれまで一日1往復で運航していたが、2往復に増やしたものだ。同社によるとこの路線の需要が高く、増便と同時に一部で、機材の大型化も実施するという。座席供給は50%ほど増える。

■犬虐待報告、増加 Caracol Radioの記事
ボゴタでは、ペットとして飼われる犬の虐待報告が増加しているという。市議会で報告されたもので、こうした通報を受けつける団体によると、毎日平均16件もの告発がある。ペット虐待は、その家庭内などで隠蔽されるケースも目立ち、正確な数を把握することは難しいとも指摘した。


【ベネズエラ】

■グアイド、ボウソナロと会談 Caracol Radioの記事
フアン・グアイド暫定大統領は28日、ブラジリアでブラジルのジャイル・ボウソナロ大統領と会談する。ボゴタでのリマ・グループ会合参加の後、グアイド氏はカラカスに戻れない状態だ。こうした中、ブラジリア入りしボウソナロ大統領と今後について、話をするという。ボウソナロ政権もグアイド暫定政権を承認している。

■グアイド、帰国デモを求める Télamの記事
フアン・グアイド暫定大統領は国民に対し、「帰国デモ」参加を呼びかけた。コロンビアに出国した同氏は、ニコラス・マドゥロ政権が国境を封鎖したため国内から締め出されている。今週中にカラカスに空路で戻るとしているが、これが実現するよう国民にデモ参加を求めたものだ。

■グアイド氏、脅迫を語る El Paísの記事
フアン・グアイド暫定大統領は、自身に向けられた脅迫について言及した。コロンビアのメディアの取材に答えたもので、暫定政権樹立宣言以降、安全、命を脅かす内容の脅迫が自身や家族などに続いている実態だという。ニコラス・マドゥロ政権側からのものも含まれているとみられる。

■グアイド「さらなる支援物資を」 El Nuevo Heraldの記事
フアン・グアイド暫定大統領は、さらなる人道支援物資を国内に搬入する、と断じた。この23日、ニコラス・マドゥロ政権が拒むこの搬入を強行したが、実質的に阻まれた状態にある。グアイド氏は、多くの国民がこうした物資を必要としていると断じ、搬入の第二弾、第三弾を検討していることを明らかにした。

■キュラソー船、動けず El Impulsoの記事
カリブ海のオランダ領、キュラソー島では人道支援物資を積んだ輸送船2隻が、動けない状態だ。この23日の物資搬入オペレーションの際、キュラソー側はニコラス・マドゥロ政権の受け入れ姿勢なしでの搬入は断念した。しかしその後もこれらの船は、ベネズエラに向かえないまま同国の港に係留されたままとなっている。

■米国、空の圧力増す El Universoの記事
米軍による空からの圧力が、増しているという。米軍の機体がベネズエラ領空に接近する事例が、ここにきて急増していると指摘された。ドナルド・トランプ政権が、ニコラス・マドゥロ政権に空から、圧力を加えているものとみられる。トランプ政権は、マドゥロ政権からグアイド暫定政権への円滑な委譲を求めている。

■20か国がボイコット Carcol Radioの記事
スイス、ジュネーブで行なわれた国連人権委員会の場で、ホルヘ・アレアサ外相の発言時、20か国がこれをボイコットした。ボイコットした国々はいずれも、フアン・グアイド暫定政権側を支持しており、ニコラス・マドゥロ政権下の外相を「正当」とは認めなかった。

■マドゥロ、軍事的圧力を主張 Caracol Radioの記事
ニコラス・マドゥロ政権側は、コロンビアから軍事的圧力を受けていると主張した。フアン・グアイド暫定政権を承認する同国のイバン・ドゥケ政権は、マドゥロ政権への圧力を確かに増している。こうした中マドゥロ氏側は、ドゥケ政権の指示で国境地域の軍事的緊張が増している状態だと断じた。

■オルテガ氏、マドゥロ告発用意 Venezuela al Díaの記事
前検察長官のルイサ・オルテガ氏は、ニコラス・マドゥロ氏を告発する準備を進めているとした。同氏はマドゥロ政権への追及を続けたことから弾圧を受け、コロンビアに亡命している。しかし今も、マドゥロ政権側の汚職、人権問題などでの捜査を続けており、国際司法機関への告発を準備しているとした。

■揺れるウルグアイ El Paísの記事
ウルグアイのルシア・トポンスキー副大統領が「苦しい胸の裡」を明かした。左派のタバレ・バスケス政権はニコラス・マドゥロ政権を承認しているが、フアン・グアイド暫定政権を支持するよう国際的圧力がかかる。同副大統領はこの問題をめぐり、ウルグアイ政府間でもさまざまな意見があることを明らかにした。

■グアイドのきょうだいが帰国 El Nacionalの記事
フアン・グアイド暫定大統領のきょうだいが、カラカスのマイケティア国際空港に到着したという。グアイド氏は現在、ニコラス・マドゥロ政権により国外に締め出された状態にある。近日中に帰国を強行する姿勢で、これに先立ち国外にいたきょうだいが帰国したとみられる。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ニカラグア、政治犯ら解放 Infobaeの記事
ニカラグアで、複数の「政治犯」らが解放された。同国では昨年4月から反政府行動が続き、ダニエル・オルテガ政権により多くの野党関係者やデモ参加者らが拘束された。与野党間の新たな対話が始まるのを前に、政府側がこの一部解放に踏み切ったとみられる。今回解放された規模、人数は明らかになっていない。

■ハイチ、カルナバル中止 Tribunaの記事
ハイチでのこの週末の、国を挙げてのカルナバル(カーニバル)は中止となった。政府側が明らかにしたものだ。同国ではこの7日より、新たな汚職疑惑浮上によりモイーズ政権への退陣要求の社会闘争が激化したばかりだ。これを受けこの中止が判断されたとみられる。一方、コミュニティ単位での行事は予定通り行われる見通しだ。

■ボウソナロ発言で波紋 La Tribunaの記事
ブラジル、ジャイル・ボウソナロ大統領の発言が波紋を広げた。パラナ川のイタイプダムの建設判断をした、パラグアイのアルフレド・ストロエスネル元大統領を称賛したものだ。ストロエスネル氏は独裁体制を築き、弾圧を行なったことで知られる。パラグアイでも評価が分かれる同氏の礼賛が、同国で物議を醸している。

■ニカラグア、税制改革 Télamの記事
ニカラグア議会は、税制改革法案を可決した。日本の消費税に相当する税率の引き上げや、法人税の累進課税の強化などを図る法案で、与党サンディニスタ党など賛成69、野党の反対15の賛成多数で成立した。昨年4月からの反政府行動の影響で同国は昨年、マイナス成長に陥っている。

■サンギネッティ氏、出馬の方針 Infobaeの記事
ウルグアイの元大統領、フリオ・マリア・サンギネッティ氏が、次期大統領選に出馬する姿勢を示した。右派のコロラド党から出馬すると、この1日にも宣言する見通しだ。ウルグアイでは憲法で連続再出馬は認められておらず、左派の現職のタバレ・バスケス大統領は出馬できない。

■レジ袋をめぐる混乱 El Paísの記事
ウルグアイでは、レジ袋をめぐる混乱が生じているという。プラスチックによる環境汚染が指摘され、同国でもレジ袋有料化法案が1月3日に可決された。しかしこの施行日が不透明で、かつ最低価格が0.82ペソとなっているものの、チェーン店の中には4ペソを徴収する店もある。


【国際全般】

■カタール、アフリカ拡張見直し Reutersの記事
カタール航空は、アフリカへの路線拡張計画を見直す。同社は中部、西部アフリカ路線の拡張の方針を示していた。しかし2017年6月、サウジアラビアやアラブ首長国連邦(UAE)、エジプトなどからのボイコットを受け、現状での拡張は難しいと判断した。同社はこれらの国々の上空通過を拒絶されている。



最近の記事