2019.03.08

【ボリビア】

■UPEA、判決に不満 La Razónの記事
エルアルト公共大学(UPEA)は、裁判所の判断に強い不満を示した。昨年5月、同大学の闘争の場で警察官が過剰な武器使用で男子学生を殺害した。この事件で警察官には30年が求刑されていたが、裁判所が判断したのは5年の刑だった。大学側はあまりにも量刑が軽すぎると不満を表した。

■BoA機でトラブル El Díaの記事
国営ボリビアーナ航空(BoA)の旅客機がラパスのエルアルト国際空港着陸時、トラブルにあった。モーターの異常でこの機体が異常な振動に見舞われ、天井版の一部が落下するなどの事態が生じたという。この便に乗り合わせた野党議員、アルトゥロ・ムリーリョ氏は「多くの乗客が死を意識した」と語った。

■ロサ氏、不適切発言を謝罪 El Díaの記事
コチャバンバ県チャパレ地方のコカ葉農家団体のリーダー、レオナルド・ロサ氏が不適切発言を認め謝罪した。女性閣僚を「チョリータ」と呼んだことが、民族差別に当たるとの指摘を受けていた。チョリータは伝統的生活を踏襲するアイマラの若い女性を指す。同氏は「差別的意図はなかった」とする一方、不適切な表現であったことを認めた。

■アルパコマ、罰金2万ドル El Díaの記事
政府環境行政は、ラパス市に対し2万ドルの罰金を科した。ラパス近郊のアルパコマでこの1月、ゴミの埋め立て地が崩落し、環境汚染を招いた。この背後には、過剰な量のゴミが搬入され、処理がなされていた事実があったとされる。ルイス・レビジャ市長はこの指摘を受け入れ、制裁に応じる姿勢だ。

■オルーロ、ゴミ967トン La Razónの記事
ユネスコ無形文化遺産、オルーロのカルナバル2019が残したのは、967トンものゴミだった。市側が明らかにしたものだ。この2日、このパレードが市内で華やかに開催されたが、一方でこの量のゴミが「産出」されたという。市側は今後、ゴミ減らしについて検討を進める必要があるとの見解も示した。

■銀色線、公共交通網の完成 Página Sieteの記事
9日に開業するラパスのテレフェリコ(ロープウェイ)銀色線で、都市交通網整備が一応完成する。この新路線はエルアルトを横に結ぶもので青線、赤線、紫線、黄色線の駅が結ばれる。市内10路線目となるこの路線で、道路交通を経ずに移動できる地域が劇的に増えることになる。市内では金色線の工事も進んでいる。

■今期の雨、30人死亡 El Díaの記事
国内では今季の雨で30人が死亡し、2万6596世帯が避難したという。国防省が明らかにしたものだ。国内の広い範囲は1~2月が雨のピークで、今年はとくにラパス県ユンガス地方やベニ県、チュキサカ県などで大雨被害が相次いだ。3月に入っても、一部の地域では雨の被害が続いている状態だ。

■渇水被害、18万ha El Díaの記事
サンタクルス県では、合わせて18万ヘクタールの農地が、渇水や旱魃の被害を受けている。2月までが同県内は雨季のピークだったが、エル・ニーニョ現象の影響で雨がほとんど降らない地域も生じた。このため、パイロンやクワトロ・クニャダスなどで、渇水、旱魃被害が報告されている。

■ポトシ県で事故、4人死亡 El Díaの記事
ポトシ県北部で7日朝、交通事故が起きた。現場はポトシ市とオルーロを結ぶ道路のウンシア、ピルカ・パルカ付近だ。車輛同士の衝突事故があり、これまでに4人の死亡が確認されているという。少なくとも4人の負傷者がおり、ジャジャグアの医療機関に搬送されている。

■アルカンタリ、進捗58% Correo del Surの記事
スクレのアルカンタリ空港での計器着陸装置(ILS)設置工事は、進捗率が58%となった。2016年5月に開港した同空港では、天候の影響で便の離着陸ができなくなる事態が相次ぐ。この対策として、ILS設置が決まったものだ。国内空港ではエルアルト、コチャバンバ、サンタクルスのビルビルに続き4個所めの設置となる。


【ペルー】

■アレキパ、学校崩落 El Comercioの記事
アレキパの学校施設が崩落した。市内のセルカドにあるベネズエラ共和国小学校の施設の一部が崩落したものだ。国内の学校は週明けの11日からが新学期で、校舎内に児童はおらず、巻き込まれた人はいなかった。この学校では、施設の老朽化などが以前から指摘されていたという。

■トルヒーリョ、崩落懸念 El Comercioの記事
トルヒーリョ中心部、歴史景観地区内の多くの建物は、崩落の危険性があるという。1万2千人が生活するこの地域には多くの古い建物が残存するが、長期間にわたりメンテナンスが行われていない建物も少なくない。2017年のこの時期には記録的雨で浸水する事態も生じ、雨が多い今年も、崩落などの危険性が増しているという。

■コンビ、谷に落ちる El Comercioの記事
アプリマック県で、乗り合いミニバスであるコンビが、谷に転落した。グラウ郡のパタイパンバで起きた事故で、ビルンドからチュキバンビーリャに向かっていたコンビが道路を外れ、400メートル下に転落したという。この事故で乗っていた8人が死亡し、4人が負傷している。

■プーノ、光の筋 El Comercioの記事
プーノ県で、空に光の筋が通るのを多くの人が目撃した。この現象がみられたのは同県の南部の地域だ。とくにピチャカニやララケリなどで目撃情報が相次いだ。この現象について、人工衛星の残骸が大気圏に突入し、燃え尽きたものではないかと、専門家は見方を示している。


【チリ】

■サンティアゴ、女性デー行進 Ahora Noticiasの記事
国際女性デーの8日、サンティアゴでは大規模なデモ行進が予定されている。性差別抑止や同権、さらに対女性暴力の抑止などを訴えるデモはこの日の夜、市内中心部で予定されている。女性の権利をめぐる問題は国内では大きく改善されつつあるが、それでもまだ男性優位主義の残滓があるという。

■オルカの新種発見か La Nacionの記事
チリの太平洋で、オルカ(シャチ)の新種が発見されたとみられる。海洋生物の研究機関、クジラ保護研究所が明らかにしたものだ。国内南端の海域で、新種と見られるオルカが見つかったという。このオルカは、観光客が撮った写真に収められていた。現在同機関と研究者らが、確認を進めている。


【アルゼンチン】

■ペソ、対米ドルで最安値 El Economistaの記事
通貨ペソは7日、対米ドルで過去最安値を記録した。この日、ドルが買われてペソが売られ、1ドルは42.4910ペソを記録した。この値は、昨年11月末に記録した安値を更新したことになる。ペソは昨年7月、トルコの通貨安に引きずられて大きく値を下げ、それ以降じりじりと安値を更新したが、この3か月は落ち着いていた。

■リネアDで小規模スト Clarín.comの記事
ブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)リネアDは7日、小規模なストライキの影響を受けた。職員が朝の時間帯から、賃金改善などを求めたストを展開したものだ。この影響で一部の便に遅れが生じ、朝の混雑時間帯にやや影響が広がった。このストは同日昼過ぎまでに解消されている。

■フライボンディ、またトラブル Reporturの記事
フライボンディの旅客便で、またトラブルがあった。ブエノスアイレスのエル・パロマール空港を発ち、ウルグアイのプンタ・デル・エステに向かう便が6日、離陸直前にキャンセルとなったものだ。同社便では今週初めにも同様事態が生じたばかりだ。同社は昨年1月に国内参入したLCCだ。

■エア・ヨーロッパ、正式発表 News In Americaの記事
エア・ヨーロッパは、マドリード-プエルト・イグアス線の就航を正式に発表した。同社は6月3日から、ボーイング787型機を使用しこの路線を運航することを明らかにしていた。イグアスの滝を抱えるこの観光都市と、欧州が直接結ばれる初めての機会となる。同社はすでにブエノスアイレスに乗り入れている。

■自動車生産、16.4%減 Télamの記事
国内工場での自動車生産はこの2月、前年同月比で16.4%減となった。自動車工業会が明らかにした数字だ。この月の生産は3万2662台だったという。昨年7月のトルコ通貨安に引きずられた経済問題から、国内での販売が急減した影響だ。プジョー、ホンダが相次いで国内工場での人員削減を発表いている。

■ハンタウイルス収束 Télamの記事
チュブ州のエプイェンでは、ハンタウイルスの終息宣言が出された。この地では昨年末、ネズミなど齧歯目が媒介するこのウイルス感染が広がり、10人の死者を出した。これを受け保健当局は、この町を事実上「孤立」させる政策をとっていた。この状況が奏功し、新たな感染例がないことから終息宣言が出された。


【エクアドル】

■マナビ、浸水被害 El Universoの記事
マナビ県では大雨の影響で、浸水被害が生じている。港町マンタでは、市街地が水に浸かったほか、さらに複数の河川が増水し、氾濫の危険性がある。またアステカの町でも同様の状態だ。マナビ県側は県内各地に、川の氾濫などに対する最高度の警戒を呼びかけ始めている。

■トランビア、2件めの事故 El Universoの記事
クエンカでは、トランビア(路面電車)がからむ2件めの事故が起きた。市内では新たな交通軸としてトランビアが開業したばかりだ。6日21時頃、このトランビアの軌道上で車輛とオートバイが接触する事故が起きた。オートバイの運転手が負傷したが、命に別状はない。市内の交通の面で、まだトランビアへの「不慣れ」があるとみられる。


【コロンビア】

■ボゴタ空港で混乱 Caracol Radioの記事
ボゴタのエルドラード空港で7日、混乱が生じた。この空港近くで「未確認の飛行物体」がみられたとして滑走路が一時、閉鎖されたものだ。ドローンか小型の気球が飛ばされた可能性がある。この影響でアビアンカ、LATAM航空などの多くの便に遅れやキャンセルが生じた。

■メデジンのメトロ、大混雑 Caracol Radioの記事
メデジンのメトロ(電車)は混雑が続いている。この町では大気汚染が深刻化し、この対応策として中心部へのナンバープレート番号による車輛の進入規制が新たに開始された。このためマイカー通勤、通学をやめてメトロ使用に切り替える人が続出した。メトロ駅には長蛇の列ができた。


【ベネズエラ】

■リマ・グループとEU、マドゥロ批判 Télamの記事
ニコラス・マドゥロ政権が在カラカスのドイツ大使に帰国を命じたことを受け、リマ・グループと欧州連合(EU)が同政権を批判した。同大使が、4日のフアン・グアイド暫定大統領の帰国に立ち会ったことを受け、48時間以内の出国を命じたものだ。リマ・グループ、EUともにグアイド暫定政権を承認している。

■コパ航空「知らなかった」 Prensaの記事
コパ航空は、フアン・グアイド暫定大統領だとは知らなかったと回答した。4日、同暫定大統領の帰国輸送を同社の旅客便がになったが、これをうけニコラス・マドゥロ政権が同社への制裁発動を宣言した。しかしコパ航空側は一般の旅客利用者と変わらず、特別な扱いはしなかったと回答した。

■現業分野、デモ参加せず El Paísの記事
カラカスのメトロ(地下鉄)職員など、現業分野の公務員は、9日のデモに参加しない。フアン・グアイド暫定大統領はこの日、全土で大規模デモ実施を呼びかけ、公務員の労働組合も参加を決めた。しかし現業分野についてはこの参加を見合わせるという。このほか国営オイル会社PDVSAも不参加だ。

■米国、銀行への制裁 El Paísの記事
米国政府は、銀行への制裁を強化する。同政府はニコラス・マドゥロ政権への圧力を強め、制裁を強化している。この一環で、マドゥロ政権関係者の資金移動に関わった銀行に対する、米国政府としての制裁を発動することを明らかにした。マドゥロ政権が、「亡命」を見据え資金を移動しているとの指摘がある。

■米国、軍事介入ありきではない Télamの記事
米国政府は、ベネズエラへの軍事介入ありきではないとした。ドナルド・トランプ政権は、ニコラス・マドゥロ政権への軍事圧力の可能性を否定していない。しかし政府側は、軍事介入が前提のものではないとし、あくまで可能性であるとの見解を示した。またベネズエラ問題で、キューバと秘密裏の交渉をしているとの噂を否定した。

■米国、さらに物資送る Caracol Radioの記事
米国はベネズエラに対し、さらなる人道支援物資を送る。2月23日、フアン・グアイド暫定政権の指揮でこの搬入が指示されたが、ニコラス・マドゥロ政権により阻まれた。しかし米国は、この再搬入を目指してコロンビアの国境の町ククタに、さらなる物資を送っているという。

■ウェドル氏は解放、送還へ Caracol Radioの記事
米国人記者コビー・ウェドル氏は解放された。同氏は4日のフアン・グアイド暫定大統領帰国を伝えたことからニコラス・マドゥロ政権側に目をつけられ、インテリジェンス機関に拘束された。しかしこの12時間後に開放されたという。しかし同氏についてはマドゥロ政権により、米国に送還されるとみられる。

■移民政策でグアイド後押し Caracol Radioの記事
米国、ドナルド・トランプ政権は、移民政策でフアン・グアイド暫定政権への政権移譲を後押しする姿勢を示した。ベネズエラからの移民受け入れを一時的に拡大するなどの措置をとるという。またニコラス・マドゥロ政権下での弾圧を受けるなどした亡命者の受け入れの拡大も図ることを検討している。

■PDVSA、苦境に El Universoの記事
国営オイル会社PDVSAは、はっきりと苦境に立たされている。先週、国内有数の製油所アムアイで火災が起きたことが伝えられた。この事実は公にされていないが、こうした事態が起きるほど同社の内部の統制がとれていない状況だという。米国はニコラス・マドゥロ政権の資金源になっているとして、同社を制裁対象に加えている。

■ガソリン不足、また深刻に El Nuevo Heraldの記事
国内でのガソリン不足は、また深刻になりつつある。産油国のベネズエラだが、経済失政による産油体制の陳腐化や職員の士気低下で、産油量は第二次大戦中のレベルまで下がっている。この影響で末端への流通が滞り、各地で給油を待つ車列ができている状態だ。

■レケセンス氏、拘束7か月 NTN24の記事
野党議員のフアン・レケセンス氏の拘束から、7か月が経過した。同氏は昨年8月に発生したとされるテロ事件への関与を一方的に指摘され、インテリジェンス機関により拘束された。以後、裁判も行なわれないまま、拘束が続いているものだ。家族や弁護士とも、自由に連絡が取れない状態が長期にわたり続いている。

■麻疹感染、今年は40件 El Impulsoの記事
国内での麻疹(はしか)感染例は、1月から2月27日までの時点で40件だという。保健省が明らかにした数字だ。同省は、2月末の時点で未感染者などに対する予防接種率が95%に達したと発表している。国内での延べ感染は6202件で、このうち76人が死亡している。ベネズエラ難民が南米各国にこの感染症を持ち込んでいるとの指摘もある。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ハイチ、社会闘争再燃 Caras y Caretasの記事
鎮静化していたハイチの社会闘争が、再燃しそうだ。同国では先月7日、新たな汚職疑惑浮上をきっかけにモイーズ政権の退陣を求める激しいデモが展開され、多くの死傷者を出した。このストから1か月となったが、野党が再び政権に圧力をかけるための闘争再開を呼びかけている。再び経済かづぅがストップするおそれがある。

■ニカラグアでハンスト Télamの記事
ニカラグアでは女性たちによる、ハンガーストライキが始まった。同国では昨年4月から反政府デモが激化し、これに対するダニエル・オルテガ政権による弾圧も続いた。女性たちは、オルテガ政権の強権的手法を批判し、民主主義回復と自由のため、このハンスト突入を決めたという。

■中絶の女性3人解放 El Universoの記事
エルサルバドルで、30年の刑を受けていた女性3人が、解放された。29歳から31歳のこれらの女性は、一斉に中絶手術を受けたことから有罪となっていた。ラテンアメリカ各国では、カトリックの社会的影響力の強さから、中絶が今もタブー視されている。しかし長い裁判を経て、3人は自由を勝ち取った形となった。

■ウルグアイの学校で略奪 El Paísの記事
ウルグアイ、サルトの農村部の学校で、略奪事件が起きたという。サルト・グランデダム近くにある学校施設で、カルナバル連休明けに職員が出勤したところ、コンピュータや扇風機、楽器、調理器具など多くが盗まれていた。この連休中に何者かが入り込み、大量の物品を盗んだとみられる。

■パラグアイ経済、下方修正 ABC Colorの記事
国際通貨基金(IMF)は、パラグアイの今年の経済成長見通しを下方修正した。当初同機関はこの成長見通しについて4.0%と予想していたが、これを3.5%に引き下げた。パラグアイ経済はこの10年にわたり高い成長率を記録しているものの、IMFは今年この成長幅が鈍化するとの見方に切り替えた。

■ホンジュラス、感染者なし Procesoの記事
ホンジュラス保健省は、今の時点で同国では麻疹(はしか)の感染者は出ていないとした。昨年からこの感染症が世界各国に広がり、先週ユニセフは98か国で感染例があることを明らかにしている。しかしホンジュラス国内では今の時点で、感染例は報告されていないという。同省は未感染者に対する接種の強化を図る。


【国際全般】

■ボツワナ、Kaza参加検討 News24の記事
ボツワナが「Kazaビザプログラム」参加を検討している。このKazaビザは2014年から導入されている、ジンバブエとザンビアの観光ビザのプログラムだ。取得すれば6か月有効で、この両国に入国できる。ボツワナのチョベ国立公園が両国に近いことから、参加の検討を開始した。このビザを取得できるのは65か国の国民で、価格は50ドルだ。


【サイエンス・統計】

■電子タバコでも心疾患 Caracol Radioの記事
電子タバコの使用でも、心疾患のリスクが高まるという。米国カンザス州の大学機関が明らかにしたものだ。電子タバコの場合でも、喫煙を続けると心疾患リスクが34%上昇する。同様に冠状動脈の疾患は25%、そして鬱、不安についても55%増すと分析された。電子タバコも健康上、プラスではないと結論づけている。



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