2019.03.10

【ボリビア】

■エボ「停電はテロ」 Página Sieteの記事
エボ・モラレス大統領は、ベネズエラで起きている大規模停電が「テロ」によるものと断じた。同国では7日夕方以降、18の州で停電が発生している。モラレス大統領はこの事態が、米国などによる経済制裁による「テロ」だと断じた。モラレス大統領の、マドゥロ政権への過度の支持について、国民の86%が批判している。

■MAS、メサ氏辞任劇を蒸し返す Correo del Surの記事
与党MASは2005年の、当時のカルロス・メサ大統領の辞任劇を蒸し返した。メサ氏はこの10月の大統領選に出馬するが、MASのフランクリン・フローレス下院議員は「無責任なやめ方をした人物はふさわしくない」と断じた。メサ氏辞任後、ロドリゲス暫定政権を経て、今のエボ・モラレス大統領が就任している。

■大統領綬とメダル盗難、裁判へ La Razónの記事
大統領綬とメダルの盗難事件で、間もなく裁判が始まる。昨年8月、警察官がこれらを盗み出し、エルアルト市内の売春宿で摘発されたものだ。大統領綬とメダルは、公式行事などの際に大統領が使用する重要なもので、この事件によりその管理体制の不備が暴かれることとなった。

■物価下落、0.15% El Díaの記事
国内ではこの1~2月、物価は0.15%の下落となった。国の統計機関INEが明らかにしたものだ。国内では物価はゆるやかな上昇が続いていたが、ここにきて下落に転じたという。また直近12か月間の食料、飲料品のインフレ率は0.95%と、この10年でもっとも低い水準となった。

■政府、SUSを「やり抜く」 La Razónの記事
政府側は、国民皆保険制度(SUS)をやり抜く姿勢だ。この10月の選挙を控え、政府側が大急ぎで導入した制度だ。この制度に対して、医師や看護師などの現場側が、混乱が起きると反発し、今も反対運動を続けている。しかし政府側は、国民の利益が大きいとして、この制度をやり抜く姿勢を示した。

■ピライ川、危険な状態に El Díaの記事
サンタクルス県を流れるピライ川は、近年稀にみる危険な状態になりつあるという。大雨の影響で増水し、合流するヤパカニ、イチロ川とともに危険水域に達しつつある。国内の広い範囲は2月までが雨季のピークだが、今の時点でオルーロ県を除く8つの県で河川への警戒警報が出されている。

■ユンガスで事故、女児が死亡 Página Sieteの記事
ラパス県のユンガス地方で、車輛が谷に転落する事故が起きた。現場となったのはラパス市とラ・アスンタを結ぶ道路のキラシ付近だ。家族が乗った乗用車が500メートル転落し、娘が死亡し、両親も重傷を負いチュルマニの病院に運ばれた。ユンガスはアンデスとアマゾンの間に位置する巨大な崖の地形だ。

■エルアルトの交通、変わるか Página Sieteの記事
エルアルトの交通体系が、大きく変わるかもしれない。9日、赤線と青線、紫線、黄色線を横に横断するテレフェリコ(ロープウェイ)銀色線が開業した。ラパスの衛星都市として急速に人口が増えたエルアルトでは交通の自動車依存が高く、この新路線による横の連携で、交通システムが激変する可能性がある。

■中古衣料、輸入が激減 El Díaの記事
中古医療品の輸入が、大きく減っているという。国内には中国市場などから、多くの中古衣料が入り込み、国内のアパレル業者を圧迫していた。チリ、ペルー国境での密輸対策が強化されたことにより、国内に入る中古衣料品は6割減ったとみられるという。一方、中古衣料販売業者は自由な輸入を求めている。

■アルカンタリのILS、4月から Correo del Surの記事
スクレのアルカンタリ空港での計器着陸装置(ILS)は、4月にも稼働するという。2016年5月に開港した同空港は天候の影響を受けやすく、便の休止なども相次ぐ。この事態打開のため、国内4個所めとなるILS装備作業が行われているものだ。空港側によるとこの設営工事の進捗率は75%だという。

■コルソ・デ・コルソス開幕 Página Sieteの記事
コチャバンバではカルナバルの行事「コルソ・デ・コルソス」が9日、開幕した。オルーロのカルナバルの一週間後に行われるこの祭は、フォルクローレの伝統の枠にとらわれない、ポップな音楽やダンスにあふれるのが特徴だ。主催側によると今回は、66のダンスグループが参加するという。

■ACFO、成功と評価 La Patríaの記事
オルーロのカルナバルを主催するフォルクローレ委員会(ACFO)は、この2日に開催されたパレード行事について成功と評価した。今年のパレードには52のグループが参加し、大きな混乱や事故もなく滞りなく終了した。昨年はパレード期間中に爆弾事件が起きるなど、ものものしい状況だった。


【ペルー】

■プトゥクシ山で事故 Correo Perúの記事
マチュピチュ遺跡公園の一角を占めるプトゥクシ山で、事故が起きた。この事故により合わせて5人が緊急搬送された。このうちアルゼンチン女性は重傷で、マチュピチュ村で緊急手術を受けた後クスコに搬送されている。この山はワイナピチュとともに、マチュピチュを訪れる観光客への人気が高い。

■クスコのホテルで窃盗 La Repúblicaの記事
クスコのホテルの客室内で、窃盗事件が起きたという。この7日、市内のホテル「ポロ」(Polo)に宿泊していたブラジルの33歳の女性の荷物の中から、現金200ソルが奪われたという。この女性が告発し明らかになったものだ。盗んだのはこのホテルのレセプションにいた26歳の男とみられている。


【チリ】

■チャポ湖、カヤックの事故 BioBio Chileの記事
第10(ロス・ラゴス)州、プエルト・モント北東のチャポ湖で、カヤックの事故が起きた。湖上でカヤックとカヌーとが衝突したもので、それぞれ乗っていた男性が湖に投げ出された。2人はすぐに救助され、衝突の影響はあるものの命に別状はないという。この湖の水温は、低い状態だった。

■テムコ、犬大量死裁判 BioBio Chileの記事
第9(ラ・アラウカニア)州のテムコ犬大量死事件の裁判が始まった。この1月、毒入りの餌が撒かれたことで犬19匹が中毒症状を示し、このうち13匹が死んだものだ。この毒入りの餌を撒いたとして起訴された人物に対する裁判が始まり、検察側は有罪を主張し重い刑を求めた。


【アルゼンチン】

■プエルト・イグアス浸水 El Territorioの記事
ミシオネス州のプエルト・イグアス市内の住宅地の街路が8日午後、浸水した。いわゆるゲリラ豪雨の影響によるもので、一部ではこの影響による停電も発生した。気象機関によると短時間にまとまった雨が降り、市内のほかビジャ・タクアラ、バリオ・ビセンテナリオなどでも被害が生じたという。

■サンフアン空港、2か月閉鎖 Diario La Provinciaの記事
サンフアン州の州都の空港は、4月1日から2か月間、完全閉鎖となる。滑走路の再舗装を含めた、工事の影響だ。閉鎖は60日間で、5月31日から再開となる予定だ。この閉鎖期間中、同空港発着の便はメンドサに一時移管され、市内と同空港とを結ぶシャトルバスが運行されることになる。

■モロン闘争続く El Cactusの記事
ブエノスアイレス州モロンの住民による闘争は、続いている。この地にあるエル・パロマール空港は昨年2月から旅客便利用が開始されている。しかしこの旅客転用で、騒音などの問題が引き起こされているとして、この撤回中止を求める住民運動が今も続いているものだ。同空港は、LCCの拠点となっている。

■ロサリオ、観光不況 La Capitalの記事
国内第三の都市ロサリオの観光は、まさに不況だ。クリスマスを含む昨年12月、同市内の主なホテルの客室稼働率が27.5%まで低下したことが明らかになった。昨年7月から再び表出した経済問題で、国内を旅行する人が大きく減ったことの影響を、もっとも大きく受けた町となったとみられる。

■ラ・マタンサ、危険人物脱走 Télamの記事
ブエノスアイレス、ラ・マタンサの病院から「危険人物」が脱走したという。麻薬組織関係者で犯罪行為を繰り返していたナウェル・ニコラス・メディナ容疑者が、病室から逃走したものだ。見張っていた警察官が居眠りをしている間に、脱走したとみられる。警察が全力で、この容疑者の行方を追っている。

■エプイェン、日常回帰 Télamの記事
チュブ州のエプイェンには、ようやく日常が戻りつつある。この地では昨年末、ネズミなどの齧歯目が媒介するハンタウイルスによる感染症が蔓延し、10人が死亡した。この事態を受け最高度の検疫体制がとられ、この町は事実上、孤立させられていた。感染症が落ち着き、今ようやく日常が戻りつつあるという。


【エクアドル】

■マナビ、9河川が氾濫 El Comercioの記事
コスタ(海岸)のマナビ県では現在、9つの河川が氾濫している。大雨の影響で、同県を流れる多くの河川が増水し、氾濫被害発生が伝えられていた。県側によるとサンタアナ、チョネ、ポルトビエホ、ボリバールで氾濫による水害が起きているという。浸水が続く住宅地が各地にあり、混乱が続いている。

■ロス・リオス県は2561世帯に影響 El Universoの記事
コスタ(海岸)地方のロス・リオス県では、今の時点で2561世帯が水害の影響を受けている。大雨の影響で、県名そのものが「川」を示す同県では複数の河川が増水し、氾濫した。県都ババオヨ一帯でも248世帯が避難を強いられるなど、被害影響が拡大している。


【コロンビア】

■ラセル機墜落、12人死亡 Caracol Radioの記事
航空会社ラセル・エクスプレスの小型旅客機が墜落した。民間航空局によるとサンホセ・デル・グアビアレからビジャビセンシオに向かっていたDC3型機が墜落し、これまでに12人の死亡が確認されたという。現場では今も不明者捜索と死者の身元確認が続いている。墜落原因などは今後、調査される。

■トルヒーリョ外相、グアイド行脚 Caracol Radioの記事
カルロス・オルメス・トルヒーリョ外相は、欧州各国訪問を終えた。同外相はスペイン、ノルウェー、スウェーデン、フィンランド、デンマークを訪れた。各国に対しベネズエラ問題の状況とコロンビアの立場を説明し、フアン・グアイド暫定政権への支持を強く訴えたという。多くの国から理解が得られたとした。


【ベネズエラ】

■大停電、最長で40時間 El Comercioの記事
国内で7日夕方に始まった大停電で、国内の半分の地域では40時間、電力供給が途絶えている。首都カラカスではこの停電後、一時復旧しては再び停電となる事態が3度、繰り返されている。この事態で国内の経済活動は全面停止し、8日の学校の授業も休止となった。

■停電で13人が死亡 El Paísの記事
NGO団体は、国内で発生しているこの大停電で、これまでに13人が死亡したと発表した。停電により、生命維持装置などを装備した重病患者が、病院で死に瀕している実態だ。停電開始から36時間で、公共病院ですでに13人が死亡したという。経済失政による医療現場の疲弊に、さらに追い打ちとなった。

■市民、停電長期化に苛立ち Caracol Radioの記事
市民らは、停電の長期化に苛立っている。7日17時頃に始まった停電が全土に広がり、その後回復も示さず現在に至るものだ。この事態は、経済失政による体制の陳腐化と、現場の職員の士気低下によるものとみられる。一方、ニコラス・マドゥロ政権は、米国などによる「テロ」であると指摘している。

■カラカス、交通困難 NTN24の記事
カラカスは、交通困難な状態だ。大停電の影響で、市民の足となっているメトロ(地下鉄)が全面ストップしている。経済失政によるガソリン不足や車輛のメンテナンス不足で、市内では市民交通のメトロ依存が高まっている状態だ。この停電は、悪化する経済にさらなる追い打ちとなる可能性もある。

■カラカス空港は運航維持 Pulzoの記事
カラカスのマイケティア国際空港は、運航体制を維持している。7日夕方から始まった大停電の影響で、カラカス都市圏も送電が途絶えている。しかし同空港は、維持のための緊急送電を受けており、運航は夜間を含めて維持されているという。便には目立った遅れも出ていない。

■インターネットは完全停止 El Comercioの記事
国内ではインターネット網も停止の状態だ。7日夕方からの大停電の影響で、インターネット網はカラカス首都圏を含む各地で利用できなくなっている。多くの人が携帯電話などから情報を求めようとしたが、その機能は停止状態だ。通信会社によると、モバイル通信が利用できるのは全体の26.8%となっている。

■フライパン打ち鳴らし抗議 El Nacionalの記事
カラカスでは8日夜、フライパンを打ち鳴らす抗議行動がとられた。7日夕方からの停電が、同市内でも20時間に達し、市民らが自然発生的に行なった抗議だ。市街各地でフライパンや鍋を打ち鳴らし、行政に対し即刻の事態打開を求めた。この停電で、ニコラス・マドゥロ政権への批判がさらに高まっている。

■与野党それぞれのデモ Télamの記事
9日、カラカスでは大停電の中、与野党それぞれがデモを行なった。フアン・グアイド暫定政権の呼びかけて、反マドゥロ政権デモが行われた。一方マドゥロ政権側も、同政権支持者らによるデモを引呼びかけ実施した。グアイド暫定政権側のデモは、国内各地で行われている。

■デモ、警官隊がガス弾使用 Télamの記事
カラカスでは、反ニコラス・マドゥロ政権デモの鎮圧行動で、警官隊がガス弾を使用した。未曾有の大停電の中、フアン・グアイド暫定政権の呼びかけで多くの市民がこのデモに参加した。しかしこの行進を阻止しようと、マドゥロ政権の指示を受けた警察が動き、一部で小競り合いも生じている。

■軍事侵攻「やむを得ない」 La Repúblicaの記事
フアン・グアイド暫定大統領は、米国やコロンビアからの「軍事侵攻」もやむを得ないとの見方を示した。9日のデモの際に語ったものだ。ニコラス・マドゥロ政権からの圧政からの解放のため、こうした国外の軍事力を借りることも選択肢だと述べたものだ。米国ドナルド・トランプ政権は、軍事侵攻の選択肢を否定していない。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ダム決壊、死者は197人に R7の記事
ブラジル、ミナス・ジェライス州で発生したダム決壊による死者は、197人となった。ベロオリゾンテに近いブルマディーニョで1月25日に発生した事態だ。汚染物質を含む大量の泥流が町を襲った手もので、今もなお111人の不明者の捜索が続いている。この環境汚染脱却には、年単位の時間を要するとみられる。

■ウルグアイ、ハイチ問題を提起 Telesur TVの記事
ウルグアイ政府が、米州機構(OEA)に対し、ハイチ問題を提起した。ハイチでは新たな汚職疑惑をきっかけに先月7日から、反政府行動が続き国内が大きく混乱した。現在収束しているこの動きに再燃の気配が起きている。ウルグアイ政府は事態打開のためOEAと加盟各国が、対処するよう提起した。

■ボウソナロ、米国へ Télamの記事
ブラジルのジャイル・ボウソナロ大統領はこの19日、米国ワシントンのホワイトハウスで、ドナルド・トランプ大統領と会談する。米国政府側がこの日程を明らかにしたものだ。ボウソナロ大統領の今月中の訪米は前から発表されていた。この会談では通商などに加え、ベネズエラ問題で突っ込んだやりとりがあるとみられる。

■ニカラグア教会、同調せず El Universoの記事
ニカラグアのカトリック教会は同調せず、事態を見守る姿勢だ。同国では昨年4月から反政府行動が相次ぎ、これに対するダニエル・オルテガ政権による弾圧も続く。膠着化した事態打開のため与野党間の対話が行われており、同教会としてはこの推移を見極める方針だという。

■AMLO、安定感も El Universoの記事
メキシコのアンドレス・マヌエル・ロペス・オブラドール政権は、安定感を帯びている。昨年12月に就任した同大統領は汚職対策、貧困根絶などを掲げた。左派への政権交代で変化、混乱も予想されたが、今の時点で国民からの支持率も比較的高い状態で安定している。

■ウルグアイ、教会攻撃 Montevideoの記事
ウルグアイ、モンテビデオのカトリック教会施設が8日、攻撃を受けたという。市内ではこの日、国際女性デーの行進が行われたが、この際にコルドン教会の建物に塗料が投げつけられるなど、攻撃的事例が起きたことを司祭会が明らかにした。司祭会は、政治的問題でこの攻撃が起きた可能性が高いとの見解を示している。

■カリビアン航空機が事故 RTの記事
トリニダード・トバゴ、ポート・オブ・スペインのピアルコ国際空港で、カリビアン航空機が事故を起こした。ターミナルビルの側壁に、ATR-72型機の機首部分が衝突したものだ。この事故による負傷者などは出ていないが、この機体は大きく損傷し、修理が必要な状態となっている。

■グアナフアトで銃撃 El Paísの記事
メキシコ、グアナフアト州のナイトクラブで銃撃事件が起きた。9日未明、サラマンカにあるラ・プラヤ・メンズクラブに武装したグループが押し入り、銃を乱射した。この事件で、合わせて15人の死亡が確認され、このほか負傷者も出ている。背後にギャング集団間の抗争があったとみられる。

■水道の安定供給求める ABC Colorの記事
パラグアイ、チャコのマヨール・オタニョの人々が、水道水の安定供給を行政に求めた。この地にも水道システムはあるものの、給水塔などが安定的に運用されず、水道が気まぐれに止まることがよくあるという。住民らは水道利用を権利の一つと訴え、改善を要求した。


【国際全般】

■カタール航空、ラバトへ Medafrica Timesの記事
カタール航空は新たに、モロッコの首都ラバトに乗り入れる。同社が明らかにしたもので、この5月29日からドーハとの間の直行便を月、水、金曜の週3往復の体制で運航する。同社のモロッコ路線は、カサブランカ、マラケシュに続き3路線めとなる。



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