2019.03.11

【ボリビア】

■犯罪の4割は家庭内 La Razónの記事
カルロス・ロメロ大臣は、国内で発生した犯罪の実に4割は、家庭内で起きている実態と発表した。また増加するドメスティック・バイオレンス(DV)の件数の一方、こうした事件が起訴され有罪になるケースは1.3%にどとまる。また国内の女性が被害にあう殺人は、人口10万人当たり2.0件だという。

■密輸は大別して3グループ La Razónの記事
ボリビア-チリ国境で組織的密輸を行なうのは、3つのグループに大別されるという。警察が明らかにしたもので、ラパス系、オルーロ系、ポトシ系の3グループが組織化している実態だ。密輸の横行を受け軍と警察はこの国境地域でのパトロール、警戒態勢を強化して対応している。

■コカ葉農家、遵守の姿勢 Los Tiemposの記事
コチャバンバ県チャパレ地方のコカ葉農家らは、法令順守の姿勢を示した。アンデス原産のハーブであるコカ葉は伝統作物だが、一方でコカインの原料になることから生産や流通は厳しく制限されている。この地で薬物組織の一斉摘発が生じたことを受け、同団体はこうした非合法活動に関わっていないことを示したいという。

■中央銀、為替は安定 El Deberの記事
中央銀行(BCB)のパブロ・ラモス総裁は、為替は安定するとの見方をあらためて示した。ボリビアでは対米ドルと通貨ボリビアーノのレートは、BCBが決定している。長期間にわたり1ドルは6.96Bsに固定されたままだが、同総裁はこの状況がまだしばらくは続くとの見方を示した。一方で、米中摩擦の影響などを見守る姿勢も示した。

■雨、2万5千世帯に影響 Los Tiemposの記事
国内では依然として2万5千世帯が、雨の影響を受けている。国内はこの2月までが雨季のピークだったが、3月に入っても雨の影響が残存している地域がある。現時点でも国内の50の行政地域が緊急事態を宣言しており、この雨季を通しての雨被害による死者数は31人に達している。

■アルパコマ、70%撤去 Página Sieteの記事
ラパス近郊のアルパコマでは、70%のゴミが撤去されたという。この地にはラパス市から排出されゴミの埋め立て地があったが、この1月にこれが崩落し環境汚染を引き起こす事態が生じた。これを受けこれらのゴミの撤去作業が行われ、7割の除去が完了した。環境行政は市側に対し、多額の制裁金を科している。

■4発電事業に疑義 El Díaの記事
国が進める4つの水力発電事業に、疑問がぶつけられた。エル・バラ、チェペテ、ロシータス、カチュエラ・エスペランサの4事業のデータなどをもとに、反対派が疑問を投げかけた。環境破壊の問題だけでなく、対費用効果などでこの事業を進めることの是非そのものの再検討を政府側に求めている。

■銀色線、賑わう La Razónの記事
テレフェリコ(ロープウェイ)銀色線は、早くも賑わっている。エルアルトに建設されたこの路線はこの9日から営業運転を開始した。新路線は赤、青線と紫線、黄色線のそれぞれのターミナルを横に結ぶもので、テレフェリコ交通網の一応の輪郭ができ上がったことを意味する。同路線はテレフェリコ網の10路線めだ。

■ビクーニャ毛、798キロ La Patríaの記事
オルーロ県では今期、合わせて798キロのビクーニャ毛が産出された。アンデス原産のラクダ類の一種であるビクーニャの毛は、カシミアより細かく、世界的に珍重されている。ラクダ類産出がさかんなオルーロ県でも飼育頭数が増え、今期はこの量が得られた。県内市場ではキロ当たり305ドルで売買された。

■オルーロ、アクセス道改善 La Patríaの記事
オルーロ市は、新バスターミナル周辺のアクセス道の改善を図る。新ターミナルは昨年3月、紆余曲折の末ようやく開業した。多くのバスの便が通過し、さらに利用客のターミナル周辺への車の乗り入れも多い。このため交通軸が混線しているとの指摘もあり、市側はこの改善を図る方針を示した。

■メサ氏、文学評本を上梓 El Díaの記事
次期大統領選に出馬するカルロス・メサ氏が、文学評論の新著を上梓した。歴史家でもある同氏は、この新著の中で、ボリビア文学に対する批判などを展開している。この新著は11日に発売となり、同日19時にラパスのカトリック大学構内で、新著発表のイベントも開催される。

■サカバ、最大のプチェロ Los Tiemposの記事
コチャバンバ県のプチェロでは、世界最大の「プチェロ」が作られた。10日市内で行なわれているイベントで企画されたものだ。プチェロは国内やアルゼンチンなどで一般的な煮物料理で、各地でさまざまな具材が使用される。この催しでは、地域産の食材をふんだんに使用したプチェロが、地域の人々により作られ、来訪者にふるまわれる。


【ペルー】

■ロレト、またオイル漏れ El Comercioの記事
ロレト県でまたオイル漏れ事故があり、331人が影響を受けているという。ペトロペルーのパイプラインからオイルが漏れたもので、ミラフローレスのコミュニティが影響を受けている。現場ではこのオイルの回収作業が行われている一方、影響を受けた住民に対するケアも行なわれている。

■ケンジ氏の隠し口座を摘発 La Repúblicaの記事
検察は、元大統領アルベルト・フヒモリ氏の息子で、議会議員のケンジ氏の隠し口座を摘発したことを明らかにした。姉で元大統領候補者のケイコ氏は現在、マネーロンダリングなどの容疑で拘束されている。これに続き、ケンジ氏にも同様の汚職容疑がかけられており、隠し口座発覚で今後、起訴に至る可能性もある。

■スカイ、国際線も La Repúblicaの記事
チリのLCC、スカイ航空は国内からの国際線の運航も可能となる。同社は新たにペルー国内線にこの4月から参入予定だ。民間航空局は同社が申請した、国内とアルゼンチンやブラジル、ボリビアなどとを結ぶ国際線の運航を認可したものだ。同社はペルーにも進出している流通大手Cencosudの傘下にある。

■カスマ、デング2件 El Comercioの記事
アンカッシュ県のカスマで、デング感染例が2件、確認された。コスタ(海岸)北部地域では今月初めまで続いた大雨で、各地で衛生状況が悪化している。この感染症を媒介するネッタイシマカが増えているとみられ、保健局はこの地域での薬剤散布などによる、蚊の抑止を図っている。


【チリ】

■バスが岩に衝突 BioBio Chileの記事
第14(ロス・リオス)州のマリキナで、走行中のバスが路上の大岩に激突した。地域の幹線道路を走行していたこのメウィン社の車輛は、落石により生じたとみられる岩にぶつかり、路上に横転した。このバスに乗っていた40人が、重軽傷を負っている。一部の重傷者は、州都バルディビアに搬送された。

■バス車内でホモフォビア暴力 BioBio Chileの記事
サンティアゴの交通システムトランサンティアゴ車内で、ホモフォビア(同性愛憎悪)による暴力事件が起きた。アラメダからサンアントニオに向かう便内で9日、24歳の性的マイノリティの男性が別の乗客らから暴言を浴び、暴力を受けた。LGBTQ団体のMovilhが、通称「サムディオ法」に触れる事件として告発した。


【アルゼンチン】

■マクリ、公共工事続々 El Destapeの記事
マウリシオ・マクリ大統領は現在、次々と公共事業をスタートさせている。国内ではこの10月、大統領選挙が予定され、同大統領の再選出馬が濃厚だ。これに向け、実績作りとそのアピールをする狙いとみられる。一方、財政状況が緊迫化する中、ばらまき政策への批判も根強い。

■サンタ・フェ空港、300%増 El Litoralの記事
サンタ・フェ州都の空港の利用は昨年、前年に比して300%も増えたという。マウリシオ・マクリ政権による航空開放で、国内での航空便が激増している。サンタ・フェの空港も同様の状況で、供給が増えるのに平行して利用も大きく伸びた。州内にはロサリオ空港があり、サンタ・フェは乗り入れ便数はこれまで少なかった。

■モロン、左派と接近 Un Medio en Merónの記事
ブエノスアイレス、モロンの住民運動は、中道左派政党に接近しつつある。この地にあるエル・パロマール空港が昨年2月から旅客便受け入れを開始したが、住民らは騒音問題などを受けこの撤回中止を求めている。前キルチネル政権など、左派の政党とこれらの住民団体が、明らかに近づいているという。

■インフルエンザワクチン、4月から Télamの記事
国内ではこの4月から、インフルエンザワクチンの接種が始まる。国内は秋を迎えつつあり、インフルエンザが広がりやすい冬に向けた準備が進む。この冬に流行が予想される型のワクチンを、保健省が用意しているものだ。同省はこどもや、65歳以上の高齢者への接種を積極的に展開する姿勢だ。


【エクアドル】

■マナビ、4856人に被害 El Universoの記事
マナビ県では、少なくとも4856人に水害の被害、影響が及んでいる。同県では大雨の影響で、少なくとも9つの河川が氾濫した。県都ポルトビエホやチョネ、サンタアナなどで住宅地や農地が水に浸かる被害が続出している。今の時点で住宅被害は42棟で、205人が避難を強いられているという。

■キト、パラグライダー事故 El Comercioの記事
キト南西のアウキ山で、パラグライダーが墜落する事故が起きた。9日午前11時25分頃、このアトラクションに参加していた男性が墜落し、地面にたたきつけられた。この57歳の男性は駆けつけた消防に救助され、キト市内の病院に搬送されている。骨折などの重傷を負ったが、命に別状はない。

■メトロ、最初のエンジニア El Comercioの記事
キトのメトロ(地下鉄)開業に向け、二人のエンジニアがまずこの業務にあたる。市内全長22キロの新路線の建設工事が進み、今年の末から来年初めにかけて開業の見通しだ。電気工学を学んだ29歳と26歳の男性2人が、エンジニアとしてこれから業務にあたるという。


【コロンビア】

■ラセル機事故、14人全員死亡 Caracol Radioの記事
ラセル・エクスプレスの小型旅客機墜落事故で、乗っていた乗客乗員14人全員が死亡した。サンホセ・デ・グアビアレからビジャビセンシオに向かっていたDC3型機が墜落したものだ。現場では生存者は発見されず、現在は収容された遺体の身元確認作業が続けられている。親会社のラセルはベネズエラの航空会社だ。

■モコア、50%で断水 Caracol Radioの記事
モコアでは50%のエリアで、断水となっている。ムラート川流域で起きた土砂災害の影響で、取水システムが制限されているためだ。市側は5万世帯の対象地域向けに給水車を出して対応している。この地では一昨年、大規模な土砂災害が発生し、多くの死傷者を出している。

■警察、難民犬を救助 La Repúbicaの記事
コロンビア警察は、難民犬の救助活動を続けているという。経済失政によ生活困窮から、多くのベネズエラ国民が国内に流入し難民化している。この際、同国から国内に連れ出した犬が結局捨てられるケースが相次いでいる。警察は、難民問題の犠牲となったペットに対する、救助を実施しているという。


【ベネズエラ】

■大停電、最長で70時間に Caracol Radioの記事
国内で発生している大停電は、もっとも長いところで70時間に達した。7日夕方、一部の州で発生した停電が国内広範囲に広がり、以後も停電が続いたり、再発生したりしている。フアン・グアイド暫定大統領はこの事態を受け、議会に対し非常事態宣言を出すよう要請した。23州のうち22州で停電が起きた。

■停電死者、17人に El Paísの記事
国内で続く大停電による死者は、17人に達したという。フアン・グアイド暫定政権が明らかにしたものだ。7日夕方以降、国内広範囲で停電が続き、とくに生命維持装置が必要な重病患者や、生後間もない新生児の死亡例が相次いでいる。10日昼の時点で、11の州で停電が続いている。

■停電の責任はマドゥロ Caracol Radioの記事
国内で続く大停電の責任は、ニコラス・マドゥロ政権にあると断じられた。同政権に批判的なリマ・グループが指摘したものだ。マドゥロ政権は、米国や同国に追随する国々による経済制裁という名の「テロ」が原因とするが、リマ・グループは同政権の経済失政がすべての根本原因だと断じた。

■停電、国内最長に Télamの記事
国内で発生している大停電は、過去最長となっている。7日17時に一部の州で発生したこの停電は、たちまち各地に広がり、一時は23州のうち、22州で停電した。今は段階的に送電が再開されているが、カラカス首都圏のように再開と再停電を繰り返している町もある。停電した町では、経済活動がストップしている。

■メトロ、バス代替 Radio La Primerismaの記事
カラカスのメトロ(地下鉄)運営側は9日、代替バスの運行を開始した。7日夕方から続く停電の影響で、メトロは運転できない状態が続いた。交通システムの陳腐化などからメトロへの交通依存度がカラカスでは高く、同運営側が代替バスを用意し、路線ごとに運転を行なったものだ。

■航空、一部は無人運航 El Pitazoの記事
カラカスのマイケティア国際空港を発つ航空便の中には、無人で運航されたものもあるという。7日夕方から続く停電の影響が全土に広がるが、同空港は便の運航体制については維持されている。しかし乗客の移動やチェックインなどの航空業務は影響を受けており、便は運航できても誰も利用できない事態が生じたものだ。

■軍人と兵、造反進む Caracol Radioの記事
軍人や兵の間で、「造反」の動きが加速しているという。米国ドナルド・トランプ政権の、ジョン・ボルトン補佐官が明らかにしたものだ。ベネズエラ軍は今もニコラス・マドゥロ政権への忠誠を誓うが、個のレベルでフアン・グアイド暫定政権側に造反する動きが起きている。明確に造反表明をする軍人、兵が確実に増えているとした。

■航空会社職員、銃撃される La Razónの記事
スペインのエア・ヨーロッパの乗務員がカラカス市内で銃撃を受ける事件が起きた。勤務を終え、マイケティア国際空港から近くのホテルに移動中、この事態に遭遇した。この職員に負傷などはなかったが、同社の労働組合はあらためて安全性の問題から、カラカス線の運航継続を見直すよう、経営側に求めた。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■オルテガ、全員解放を打診 Los Tiemposの記事
ニカラグアのダニエル・オルテガ大統領は、野党に対しデモなどで拘束された「政治犯」全員の解放を打診した。昨年4月からの反政府デモにより膠着した状態を打開するため、与野党間の対話が行われている。オルテガ大統領は一方で、野党が求めている大統領選の前倒し実施は否定し、また国際社会からの制裁回避の姿勢も示した。

■ブラジル、アマゾン部族巡検 El Paísの記事
ブラジル政府は、アマゾンでのナティーボ・インディヘナ部族についての巡検を行なう。同地域では今も、外部との接触がなく、未発見のままの部族があるとみられる。新たな接触によって、部族間の抗争対立を招くおそれがあり、これを避けるため事前に調査で概要を調べる方針を示した。

■OEA、パナマ立会い Kien y Keの記事
米州機構(OEA)は、パナマの選挙に立ち会う。同国では5月5日に、大統領選挙などの投票が予定されている。この選挙が自由公正に行われているかどうか、米州機構は監視団を送ることを決めた。同機関は、米州各国での選挙の際に同様の監視団を送っている。この日同国では、副大統領、議会議員選挙なども行なわれる。

■ハイチで衝突、複数の死傷者 La Vanguardiaの記事
ハイチの首都ポルトー・プランスで、犯罪グループ間の抗争、衝突があり、複数の死傷者が出た。同国の警察が明らかにしたものだ。市内の住宅地で起きたもので、この衝突はほぼ「市街戦」の様相で、周囲の人は近くの家に飛び込み、避難するほどだった。国内では昨年11月、59人が死亡する同様事態が起きた。

■メキシコ、18人の遺体発見 Télamの記事
メキシコ、シナロア州で、18人の遺体が発見された。この事態起きたのはビーチで有名なマサトランだ。地中に埋められた遺体が大量に見つかったもので、ギャング組織間の抗争で死亡した面々とみられている。同州ではこの6日にも、2個所で合わせて4体の遺体が同様に見つかっている。

■ホンジュラス、殺人19.2%減 El Diarioの記事
ホンジュラスでこの1~2月、発生した殺人件数は526件だった。同国安全省が明らかにしたものだ。昨年の同時期の殺人件数は651件で、19.2%減少したことになる。同国ではパンディージャと呼ばれるギャングメンバーの暗躍で殺人が多発しており、昨年1年間には3682件の殺人が発生している。

■エルサルバドルは21.4%減 La Vanguardiaの記事
エルサルバドルではこの1月から3月9日までで、殺人は554件発生した。同国警察が明らかにしたものだ。この件数は、前年同期の705件から、21.4%減ったことになる。しかしパンディージャと呼ばれるギャングルンバーの台頭が続く国内では、殺人発生率は内戦下の国々と同レベルとなっている。

■グアテマラ、英国女性が不明 RTの記事
グアテマラで、23歳の英国のバックパッカー女性が不明になっている。カセリン・ショーさんは今月4日、同国のサンペドロ・ラ・ラグーナの宿を出たまま、消息を絶った。ショーさんは友人と一緒に宿泊しており、室内には携帯電話や財布などを残したままだった。警察も何らかの犯罪に巻き込まれた可能性があるとみて行方を追っている。

■パラグアイ女性、運動不足 Ultima Horaの記事
パラグアイ女性は概して、運動不足だという。同国保健省が明らかにしたものだ。国内の成人女性のうち、運動習慣がある人は全体の12.7%にとどまり、87.3%は習慣を持たない。運動習慣を持たない男性も61.9%と割合が高いが、保健省はとくに女性は生活習慣病予防のためにも生活を見直す必要があると指摘する。


【国際全般】

■エチオピア航空機墜落、全員死亡か News24の記事
エチオピア航空機の墜落で、157人の乗員乗客は全員死亡したとみられる。10日、アディスアベバからケニアのナイロビに向かっていたボーイング737型機が、墜落した。この機はヨハネスブルクから到着後検査を受けたが、不具合などは見つかっていなかった。この機には複数の国連関係者を含む、35か国の乗客が乗っていた。



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