2019.03.14

【ボリビア】

■「フク」で衝突、4人死亡 La Razónの記事
オルーロ県で「フク」のグループと軍が衝突し、4人が死亡した。「フク」は鉱山から産出物を抜き取り横流しする組織的犯罪だ。鉱山があるワヌニとポトシ県のジャジャグアを結ぶ道路でこの取り締まりを行なう軍との衝突があった。負傷者らが次々とオルーロ市内に搬送され、このうち4人が死亡したという。

■「フク」衝突、原因は検問突破 Correo del Surの記事
13日未明に起きた「フク」の衝突は、フクメンバーが検問を突破しようとしたことが原因だという。オルーロ県のワヌニ鉱山の産出物を横流しするため輸送中のトラックが、軍の検問を受けた。この際に銃撃戦に発展し、いずれもフクメンバーの4人が死亡した。警察と軍は、フク対策を強化していた。

■エボ、欧州2か国へ Correo del Surの記事
エボ・モラレス大統領は欧州2か国訪問のため、専用機でエルアルト国際空港を発った。オーストリア、ウィーンで開催される国連薬物委員会に同大統領は出席する。この場で薬物対策について、発言する予定だ。またその後、ギリシャのアテネを初訪問し、同国の高官らとの会談を行なう。

■メサ氏「再出馬は違憲」 Télamの記事
次期大統領選に出馬するカルロス・メサ氏はあらためて、エボ・モラレス大統領の再選出馬は違憲と断じた。オルーロで採択された現行憲法にこの再選出馬は抵触するが、与党MASと憲法委員会は網疏(法の抜け穴)を通じた出馬を容認している。しかしメサ氏は、この出馬そのものが違憲であり、認められるべきではないとあらためて断じた。

■UPEA、デモ行進 La Razónの記事
エルアルト公共大学(UPEA)はこの15日、市内でデモ行進を行なう。昨年5月、同大学の闘争の場で警官が過剰な武器使用で男子学生を殺害した。先週、司法はこの警察官に5年の刑を言い渡したが、より重い裁きを求めた大学側がこれに不満を表していた。重い刑を求めるためのデモを実施するとした。

■マジャサ、ゴミ問題で反発 Los Tiemposの記事
ラパス市郊外のマジャサの住民らが、ラパス市のゴミ政策に反発を示した。この1月、埋め立て地のあったアルパコマで大崩落があり、この場が使用できなくなった。市側はマジャサに近いメカパカに新たな処理場を設けるとしたが、マジャサの住民らは住環境悪化への懸念から、反発の声を上げ始めた。

■間欠泉に中国女性落下 Página Sieteの記事
ポトシ県の間欠泉に、中国籍の女性観光客が転落し死亡した。この女性はツアーで、観光地ウユニにあるこの間欠泉を訪れていた。この際、女性は写真を撮ろうとして、間欠泉内部に転落したという。女性は重度のやけどを負い、病院に搬送されたが死亡が確認された。

■道路封鎖、強制解除 El Deberの記事
警察は、コチャバンバとオルーロを結ぶ道路で行なわれていたブロック封鎖を、強制解除した。ビントで行なわれていたこの封鎖は、同地域選出の与党MAS所属議員の辞任を求めた動きだ。この地では22日間にわたりこの社会闘争が続いていたが、警官隊はガス弾などを使用し、これを強制解除した。

■チュキサカ県で事故 El Díaの記事
チュキサカ県のモンテアグードでバスが10メートル下に転落する事故が起きた。モンテアグードからパディーリャに向かっていた8月20日社の便が13日11時頃、この事故にあった。この事故で7人が死亡し、6人が負傷している。33歳の男性運転手によると、霧の影響で視界が悪かったという。

■コチャバンバではミクロの事故 Página Sieteの記事
コチャバンバでは乗り合いバス「ミクロ」が事故を起こした。ビジャソン通りをサカバ方面に向かっていた便が13日、コントロールを失いチャキマユ川の中に転落したものだ。この便には20人が乗っており、数人が負傷したが命に別状はない。警察はこの車輛が、スピードを出しすぎていたとみている。

■チリ、バナナ輸入増 Los Tiemposの記事
チリは、ボリビア産バナナの輸入を増やすという。国内ではコチャバンバンの熱帯地方を中心にバナナが生産され、主にアルゼンチンに輸出されている。チリは、ほかの国の産品よりもコストが安いとして、国産バナナの輸入を倍に増やすことを明らかにした。ボリビアとチリは国交がないが、経済関係は活発だ。

■サライ、4か国で大会 Página Sieteの記事
ボリビア、アルゼンチン、スペイン、米国の4か国で、「サライ」の国際大会が行われる。サライはコチャバンバ県の農村部に伝わる音楽、ダンスだ。足を激しく踏み鳴らすこのダンスは国内で急速に人気が高まり、今や全国区となった。3回めとなる国際大会が5月から6月にかけ、この4か国で開催されるという。


【ペルー】

■ピウラ県で鉄砲水 El Comercioの記事
ピウラ県で12日夜、新たな鉄砲水が発生した。大雨により生じたもので、この影響でカンチャケとワンカバンバを結ぶ道路の通行が6時間にわたり、できなくなった。鉄砲水による泥流で住宅などにも被害が及んだが、人的な被害は免れている。コスタ(海岸)北部は、エル・ニーニョの影響による異常気象が続いている。

■ベネズエラ国民、ビザ要求検討 Expresoの記事
政府は、入国するベネズエラ国民に事前のビザ取得を義務づけることを検討している。生活困窮から国外に逃れ難民化するベネズエラ国民が増え、ペルーは入国者に事前許可を受けることを求めた。この措置をさらに強め、ビザ取得を義務づける可能性を示した。一方、こうした入国障壁には、批判もある。


【チリ】

■刑務所で同性の結婚式 BioBio Chileの記事
バルパライソの刑務所で、同性間の結婚式が行われた。国内では同性カップルに対し、異性婚と同様の権利が認められるパートナーシップ制が導入されている。刑務所内で結婚したのは、性別は男性だが性転換を受けているトランスジェンダーと、男性のカップル2組だ。

■靴生産、86%減 BioBio Chileの記事
国内での靴の生産はこの28年間で、実に86%も減少したという。靴、皮革業の団体が明らかにしたものだ。1991年の時点で3570万足が生産されていたが、2018年は500万足まで減った。靴生産はもともとは国内の伝統産業だったが、中国産など安い外国産に市場を奪われ、生産が減少した。


【アルゼンチン】

■スブテ、運賃21ペソに Página12の記事
ブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)の運賃は、5月には21ペソに引き上げられる。今後の運賃改定について結論が出されたものだ。助成などで安く抑えられていた運賃制度の見直しと、インフレスライドが行われ、現在毎月値上げが行われている。今の時点で、5月に最終的に21ペソとなる予定が組まれた。

■タクシー定額制スタート Télamの記事
ブエノスアイレスのホルヘ・ニューベリー空港(アエロパルケ)からのタクシー定額制が13日、スタートした。タクシーメーターを使用しないサービスで、メーターの「詐欺的使用」によるぼったくり行為を防ぐため、市内に向かうサービスが定額となったものだ。この動きは、国内のほかの空港にも広がる可能性がある。

■搭乗率トップはLATAM iProfesionalの記事
国内線を運航する航空会社のうち、搭乗率がもっとも高いのはLATAMアルゼンチンだという。ANACが示したデータで明らかになったものだ。この1月運航の便でLATAMの平均搭乗率は86%で、次ぐアルゼンチン航空は77%だった。以下フライボンディ75%、アンデス航空73%、アビアンカ・アルゼンチン67%、ノルウェージャン65%だ。

■コルドバ、ペンギンがペットに CBA24Nの記事
コルドバ州西部のサンタ・ロサ・デ・カラムチタで、一羽のマゼランペンギンがペットとして飼われていた。一軒の住宅の中庭で飼われたもので、ブエノスアイレス州で保護した若い個体だ。しかしこの状況を続けるのはよくないとして、コルドバの動物園に引き取られた。野生に戻すための訓練が行われるという。


【エクアドル】

■マナビ、また大雨で浸水 El Universoの記事
マナビ県でまたいわゆるゲリラ豪雨が降り、新たな浸水被害が報告されている。港町マンタなどでおよそ90分間、強い雨が降り続いたため、市街地で浸水、冠水が起きたものだ。同県では先週以降、強い雨による浸水などが繰り返され、一部では土砂災害も発生した。コスタ(海岸)の雨季は、もうしばらく続く。


【コロンビア】

■南部、インディヘナが封鎖 Caracol Radioの記事
国内南部の幹線道路を、地域のインディヘナ(先住民)層が封鎖した。13日、この道路封鎖があったのは、ウィラ、プトゥマヨ、カケタ県を結ぶ国道45号だ。30のインディヘナコミュニティが一斉に行った社会闘争で、イバン・ドゥケ政権にこの地への訪問や経済対策などを求めたものだ。

■ペレイラターミナル、50% El Tiempoの記事
ペレイラのマテカニャ国際空港の新ターミナル建設工事の進捗率は、50%となったという。この建設現場が12日、報道などに公開されたものだ。この新ターミナルは12月10日に開業予定で、これに間に合うよう、工事が着々と進められているという。同空港からは国内線だけでなく、国際定期便も運航されている。


【ベネズエラ】

■大停電の死者、43人に Univisionの記事
7日夕方から国内で発生している大停電で、これまでに43人が死亡したという。NGO団体が、国内医療機関を調査しまとめた数字だ。停電のため人工透析が必要な人や、生命維持装置をつけた患者、新生児などの死亡が相次いでいる。調査した40の医療機関のうち95%に、停電の影響が生じた。

■腎臓病患者、恐怖が蔓延 El Paísの記事
国内の腎臓病患者の間では、恐怖が蔓延している。7日夕方から続く大停電の影響で、国内各地の病院で人工透析が受けられない状態となった。このため、NGO団体のまとめでは少なくとも19人の人工透析が必要な人が死亡している。送電が早期に安定しないと、この死者数はさらに劇的に増えるおそれがある。

■略奪被害は甚大 Pulsoの記事
国内で起きている略奪による被害は甚大だ。7日夕方から続く大停電で、多くの国民が飢えや渇きに直面している。こうした中、スーパーや店舗、輸送中のトラックが襲われ略奪される事態が国内全体に蔓延している。スリア州だけで500件以上の被害が報告された。ニコラス・マドゥロ政権は17時以降の外出を禁止する措置をとった。

■停電で反マドゥロデモ El Comercioの記事
フアン・グアイド暫定政権の呼びかけで、停電を受けた反ニコラス・マドゥロ政権デモが行われた。7日夕方から続くこの停電は、長いところではすでに足かけ一週間となっている。首都カラカスでは多くの市民が街路で鍋を打ち鳴らすなどし、抗議の声を上げた。未だに送電正常化の動きは見えていない。

■マドゥロ、国民に用意を求める El Comercioの記事
ニコラス・マドゥロ政権は国民に、十分な準備を求めた。7日夕方から発生している大停電は、同政権の経済失政によるメンテナンス不足と陳腐化によるものと専門家が指摘している。マドゥロ政権はこれを米国政府やフアン・グアイド暫定政権にあると責任転嫁し、一方で国民にろうそくなどを準備するよう呼びかけた。

■中国、マドゥロに支援表明 El Comercioの記事
中国はニコラス・マドゥロ政権に対し、停電を受けた支援を表明した。中国外務省側が明らかにしたもので、ベネズエラ国内の停電の早期打開、さらに影響を受けた国民への対応のため、支援を準備しているとした。中国はマドゥロ政権を承認する一方、フアン・グアイド暫定政権側とも接触を試みていることが伝えられている。

■カラカス、水問題が深刻 El Paísの記事
首都カラカスでは、水問題が深刻だ。高所にあるこの町では、電力で水をくみ上げ、各家庭に水道水が送られている。7日夕方からの大停電で送電が止まり、同時に市内のほとんどの地域で断水が生じている。市民はやむを得ず、明らかに汚染されているグアイレ川の水をくみ、生活用水にあてている。

■グアイド「間もなく奪取」 El Paísの記事
フアン・グアイド暫定大統領は、間もなくニコラス・マドゥロ政権からこの座を奪取すると断じた。マドゥロ政権からカラカス、ミラフローレスの大統領府を奪うと宣言したものだ。1月23日に暫定政権樹立を宣言し、米国やブラジルなど50か国から同暫定政権は承認を受けている。

■グアイド、オイル産業の正常化模索 Infobaeの記事
フアン・グアイド暫定政権は、オイル産業の早期正常化を模索している。同政権は政権奪取後、まず国の経済根本を支えるオイル産業を早期に軌道に乗せるため、さまざまな検討を進めている。現在の国営オイル会社PDVSAはチャベス派のまさに「居城」となっており、この対応が暫定政権の今後への試金石となる。

■記者、1日を経て解放 Caracol Radioの記事
当局側に拘束されていた記者、ルイス・カルロス・ディアス氏は、1日を経て解放された。同氏は国内で起きている大停電の取材で、現場の「サボタージュ」を伝えたことから拘束を受けていた。司法は同氏から取材メモなどを押収し、解放したという。国内では報道の自由が、脅かされ続けている。

■プラス・ウルトラ、特別飛行 El Cierreの記事
スペインのLCC、プラス・ウルトラがカラカスに特別に便を運航した。同社は、大停電を受けた混乱を避けるため、カラカス線を一時休止している。しかしこの休止により、操縦士や客室乗務員などがカラカスから動けなくなった。この「救出」のため、臨時に便を運航したものだ。

■メトロ、動けず El Pitazoの記事
カラカスのメトロ(地下鉄)は、運航再開のめどが立たない。7日夕方からの大停電で送電が止まったことから、市民の重要な移動手段であるメトロは、全線で停止している。同運営は臨時にバスによる代替輸送を行なっている状態だ。今の時点で送電正常化の見通しは立たず、いつ再開できるか分からない。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■サンパウロの学校で銃撃 El Comercioの記事
ブラジル、サンパウロ州の学校で銃撃事件があった。13日、男2人が州都から60キロのスザノにある州立学校に押し入り、銃撃した。この事件で職員2人、生徒6人が死亡し、17人の負傷者が出ている。銃撃した男らも遺体で見つかり、事件後に自殺したとみられる。銃撃したのは17歳と25歳の男らで、同学校に在籍していたとみられる。

■エネルギー、首脳会談次第 El Diarioの記事
イタイプダムのエネルギー政策については、ブラジルとパラグアイ両国の首脳会談の結果次第だという。パラグアイの閣僚が見方を示した。マリオ・アブド・ベニテス大統領がブラジルを訪れ、ジャイル・ボウソナロ大統領との会談か行なわれる。両国間の懸案であるこの問題は、この会談の結果に委ねられるという。

■米国、キューバとベネズエラを非難 Caracol Radioの記事
米国はキューバ、ベネズエラを名指しで非難した。議会委員会で世界各国の人権状況についての報告があったもので、両国とイラン、中国での人権侵害、蹂躙に触れられた。この報告を受けマイク・ペンス副大統領がこれらの国々の人権状況を批判した。この上でキューバに対する圧力強化の姿勢をさらに示した。

■ウルグアイの受刑システム批判 El Paísの記事
米国は、ウルグアイの受刑システムを批判した。同国議会委員会が、各国の人権状況について報告した中で、ウルグアイの刑務所の問題を名指ししたものだ。国内の受刑システムの脆弱性や貧弱さから、受刑者の多くが人権の扱いの上で問題を抱えているとしたものだ。受刑者の30%が「残酷な扱い」を受けているとした。

■ブラジル、1月は0.8%マイナス Télamの記事
ブラジルのこの1月の工業生産は、前年同月比で0.8%のマイナスだった。国の統計機関IBGEが明らかにしたものだ。同国での工業生産は緩やかな回復基調が続いていることが指摘されたが、この月は再び、マイナス成長となったという。それでも直近1年間についてみると、0.5%のプラスだった。

■ボラリス、13周年 Transponder1200の記事
メキシコのLCC、ボラリスはこの12日で、就航から13年となった。同社は近年、急速な成長を遂げており、かつては一強と言われたアエロメヒコを視界にとらえる位置にある。メキシコでは同社とインテルジェット、ビバ・アエロブスがLCCの三強で、同国の航空市場の状況はボラリス参入後、劇的に変わった。

■ウルグアイ観光、79万人 Presidenciaの記事
ウルグアイをこの1~2月に訪れた外国人観光客は、79万5千人だという。リリアン・ケチチャン観光相が明らかにしたものだ。これらの観光客が国内で消費した総額は、6億1400万ドルだという。アルゼンチンの経済問題で同国からの観光客は40.3%減ったが、ブラジルからは13.5%、パラグアイからは39.3%増えた。


【国際全般】

■こどもを忘れて緊急着陸 El Comercioの記事
サウジアラビア航空機が、こどもを忘れた乗客のために緊急着陸した。10日、ジッダの空港を発ったクアラルンプール便の乗客が、空港ターミナル内にこどもを置き忘れたという。この訴えを受けた機長が、引き返し着陸することを選んだものだ。この乗客はジッダの空港に残り、同機はあらためて出発した。

■米国も同型機使用停止 Caracol Radioの記事
米国政府も、ボーイング737-MAX8の使用停止を航空各社に命じた。エチオピア航空機の墜落事故を受け、この機材そのもののリスクである可能性が指摘されているためだ。ボーイング社を抱える米国側は当初静観の姿勢だったが、欧州、アジア、ラテンアメリカの航空会社が停止を判断する中、同様の措置をとったことになる。



最近の記事