2019.03.16

【ボリビア】

■ポトシ県でM6.8の地震 El Díaの記事
ポトシ県で15日午前1時3分頃、地震が起きた。ラパスのサンカリクスト地震機構によると、震源はアカリオの集落近くで、震源の強さはマグニチュード6.8、深さは398キロだ。揺れは同県全域のほかオルーロ、ラパス県、さらにペルーやチリの一部でも感じたが、震源が深かったため揺れの規模は小さかった。

■ツィプラス氏、海を支持 La Razónの記事
ギリシャのツィプラス大統領は、ボリビアの海を支持した。エボ・モラレス大統領は同国を初めて訪問し、同大統領との首脳会談に臨んだ。19世紀末から内陸国に甘んじているボリビアの状況をモラレス大統領が説明し、ツィプラス氏はこの海岸線のボリビアへの回帰支持を表明した。

■メサ氏、ウルグアイへ Los Tiemposの記事
10月の大統領選に出馬するカルロス・メサ氏はアルゼンチンに続き、ウルグアイを訪れた。在外投票に向けた選挙運動の一環での訪問だ。メサ氏は現地のボリビア人会のメンバーらとの会合を重ねている。同氏は左派のエボ・モラレス政権と対峙し、中道右派による新政権樹立を目指している。

■エボ、過小評価と指摘 Correo del Surの記事
ラパスのマヨール・デ・サンアンドレス大学(UMSA)のワルド・アルバラシン学長は、エボ・モラレス政権が「過小評価している」と指摘した。同大統領は10月の選挙で再選を目指すが、この出馬が憲法に抵触するとして、21F運動という阻止を掲げる運動が展開されている。同学長は、モラレス大統領がこの動きを小さく評価していると断じた。

■汚職で住宅局長を逮捕 La Razónの記事
検察は、住宅庁のチュキサカ県の部局の局長を汚職容疑で逮捕した。逮捕されたイリネオ・コンドリ容疑者はその立場を悪用し、住宅建設会社などから違法に裏金を受け取っていたとみられる。その額は5万~20万ボリビアーノにのぼるとみられ、検察がこの詳細について調べを進めている。

■MASがセンデロ・ルミノソ支援と告発 Página Sieteの記事
ペルーのNGOが、与党MASの青年部会が同国で活動する左翼ゲリラ組織センデロ・ルミノソ(輝ける道)を支援したと告発した。2月、スクレで米州機構の人権委員会CIDHの会合が開かれた際、この部会がセンデロ・ルミノソを擁護、支援する言動をしたという。ペルーではこの組織の活動で、多くの人命が失われている。

■チャリャパタで事故 El Díaの記事
オルーロ県のチャリャパタで15日14時頃、事故が起きた。オルーロとチャリャパタを結ぶ道路で、トラックと対向してきたミニバスが正面衝突したものだ。この事故で、ミニバスの乗客ら8人が死亡し、1人が負傷している。警察が死者の身元の確認を進めるとともに、事故原因について調べている。

■オメレケ、旱魃宣言 El Díaの記事
コチャバンバ県のオメレケには、旱魃発生による緊急事態が発令された。農業地域であるこの地帯だが、記録的な少雨により農産物が甚大な被害を受けているという。すでに今の時点で、80ヘクタールもの作付けがそこなわれた状態にある。この雨季、エル・ニーニョ現象の影響で雨の降り方が極端化する事態が生じた。

■「フク」対策、ドローン活用へ Página Sieteの記事
オルーロ県のワヌニ鉱山では「フク」対策として、無人航空機(ドローン)が活用される。「フク」は鉱山産出物を横流しする犯罪で、同鉱山では月に200万ドルもの損失を受けている。今週には、取り締まりの兵との銃撃で4人が死亡する事件も起きた。軍、警察はこの対策としてドローンを使用した監視体制の強化を図る。

■アルカンタリ「まるで闘牛」 Correo del Surの記事
スクレ、アルカンタリ空港で被害にあった男性は「まるで闘牛だった」と証言した。15日13時頃、国内線の旅客機に乗り込むため駐機エリアを歩いていた男性が突然現れた牛に襲われた。男性は頭部などに軽傷を負っている。この牛は空港近くで逃げ出したもので、滑走路に進入して航空機と接触すれば大事故に至っていた可能性もある。


【ペルー】

■ワンカベリカ道不通 El Comercioの記事
フニン県のワンカヨと、ワンカベリカを結ぶ道路は不通になっている。ワンタロのパルカ橋付近で15日未明に土砂災害が発生し、道路が塞がれているためだ。現場では現在、復旧作業が続けられているが、いつ通行が再開になるかは不明だ。両都市を結ぶ交通、物流はこの日、大きく迂回を強いられている。

■アンボ郡で川が氾濫 El Comercioの記事
ワヌコ県のアンボ郡では、地域を流れるワジャガ川が氾濫した。大雨の影響でこの河川の増水が続いていたが、ワンカパタ橋付近で氾濫が生じ、住宅地や農地などが水をかぶったという。今も川の水量が多い状態は収まっておらず、事態が長期化する可能性もある。今の時点で人的被害は出ていない。

■アヤバカは臨時休校 El Comercioの記事
ピアら県アヤバカの6つの学校では15日、臨時休校の措置がとられた。この地ではこの前日、鉄砲水が複数個所で発生し、住宅などにも被害が生じた。児童生徒の安全性の観点から、この日の授業は全面中止となったものだ。教育局は、16日の授業は通常通り行なう姿勢だ。

■スカイ、13万5千席販売 Gestionの記事
スカイ航空はすでに、国内線のチケット13万5千席を販売したという。チリのLCCである同社は、4月から国内線に参入する。思い切った低価格でのプロモーションを行ない、すでにこの数のチケットを販売した。とくに旅行繁忙期であるセマナサンタ(聖週間)時期の、リマ-クスコ線の販売が多いという。


【チリ】

■全閣僚をコンサートに招待 BioBio Chileの記事
セバスティアン・ピニェラ大統領が、全閣僚をコンサートに招待したという。今月20日、サンティアゴでポール・マッカートニー氏のコンサートが開催される。ピニェラ大統領はこのコンサートチケットを私費で求め、全閣僚を招いた。大統領が閣僚にこうした招待をするのは、過去例がないとみられる。

■水の華でサケ大量死 BioBio Chileの記事
「水の華」(藻類ブルーム)と呼ばれる現象で、養殖場でサケが大量死した。藻類の異常発達で水面が青、緑色に染まるこの現象が起きたのは第10(ロス・ラゴス)州チロエ島にある施設だ。死んだサケの量は実に62トンにのぼるとみられる。国内南部ではサケ養殖が盛んだが、一方で環境などへの影響も指摘されている。


【アルゼンチン】

■コレクティーボ、最低18ペソに Télamの記事
ブエノスアイレスのコレクティーボ(路線バス)の最低運賃は、18ペソに引き上げられる。マウリシオ・マクリ政権は、極端に安く抑えられていた公共料金の見直し、是正を図っている。コレクティーボ運賃もその対象で、4月にこの額に引き上げられることになった。12月時点でこの運賃は13ペソで、5か月で5ペソ引き上げられることになる。

■パタゴニア、暑い夏 Télamの記事
国内のパタゴニアは今季、過去もっとも暑い夏になったという。気象機関によるとティエラ・デル・フエゴ州のリオ・グランデや、サンタクルス州のペリート・モレノ、リオ・ガジェゴス、リオ・ネグロ州のバリロチェなどで過去最高気温を記録した。国内中部から北部は、概して平均的な夏だった。


【エクアドル】

■昆虫持ち出しで日本人摘発 El Universoの記事
国内で捕獲した昆虫など250点を無許可で持ち出そうとした、日本人の男が摘発された。蝶や蟻、カブトムシ、クモなどを国外に持ち出そうとしたのは、生物学研究者を名乗る男だ。環境省はこの行為は刑法248条に抵触するとしてこの男を拘束したことを明らかにした。

■LGBTQ商工会 El Universoの記事
国内では初めてとなる、LGBTQの商工会が誕生した。カトリックによる強い社会的影響力により、国内ではLGBTQに対して保守的な考えが根強かった。しかし近年は、LGBTQはエクアドル経済にとっても一定の位置を占めるようになり、社会的な認知も広がっている。この商工会には、とくに「ゲイ・フレンドリー」を掲げる旅行業者などが参加している。


【コロンビア】

■道路封鎖、損失10億ペソ Caracol Radioの記事
カウカ県での道路封鎖による経済損失は、10億ペソに上るという。地域のインディヘナ(先住民)層が政府行政に対し、対話や投資を求め社会闘争を行なっている。同県内のパンアメリカン道が封鎖され、交通や物流に影響が広がっているものだ。とくに地域産の農産品などの輸送で、損失が大きいという。

■アビアンカ、約款変更 Reporturの記事
アビアンカ航空は、旅客輸送についての約款変更を発表した。これまで預け荷物の上限を32キロとしていたが、エコノミークラスなどはこれが23キロに引き下げられる。また手荷物の上限は10キロだ。同社は米国のユナイテッド航空、パナマのコパ航空と包括的提携を行なっており、条件面を合わせる措置をとった。


【ベネズエラ】

■AA、乗り入れ中止 Caracol Radioの記事
アメリカン航空は、ベネズエラへの乗り入れの中止を発表した。同社はカラカス、マラカイボへの路線を運航しているが、安全性などから運休すると発表した。米国政府は在カラカス大使館の外交官全員を引き上げ、法人に対しベネズエラからの退去を勧告している。これに合わせた運休措置とみられる。

■グアイド、市民議会招集 El Nacionalの記事
フアン・グアイド暫定大統領は、16日に「市民議会」を招集する。暫定政権は、ニコラス・マドゥロ「簒奪」政権の終焉に向け、この市民議会を招集すると発表した。カラカス南東、ミランダ州のエル・アティーリョでこの議会を行なうという。同暫定政権は1月23日に、樹立が宣言された。

■米州開発銀、グアイド承認 El Universoの記事
米州開発銀行(BID)は、フアン・グアイド暫定政権を事実上承認した。グアイド政権が、同機関のベネズエラのトップにリカルド・アウスマン氏を指名したが、BID側がこれを承認したものだ。アウスマン氏承認については、アルゼンチンなどグアイド政権を承認する国々からも、後押しがあった。

■カラカス、水の危機続く Debateの記事
カラカスでは、水の危機が続いている。国内では7日夕方から13日にかけ、大規模停電が続いた。カラカスでは水をくみ上げるポンプが作動せず、ほぼ全域に断水が広がった。送電再開後も水道網は安定せず、今も多くのカラカス市民が、汚水を含めた水汲み、水運びを続けている状態だという。

■保健衛生、危機的状態 Evtv Miamiの記事
国内の保健衛生の状況が、危機的と指摘された。米国の医師や保健衛生の専門家が指摘したものだ。ニコラス・マドゥロ政権による経済失政で物資不足が続く中、とくに保健衛生関連品は涸渇状態が続く。国内ではハマダラカが媒介するマラリアの激増が指摘され、今後も衛生水準低下による感染症の激増が予想されるという。

■大停電、再燃のおそれ Infobaeの記事
ウゴ・チャベス政権下でエネルギー担当大臣を務めたビクトル・ポレオ氏は、大停電再発の可能性を示した。ニコラス・マドゥロ政権の経済失政によるメンテナンス不足、陳腐化で大停電が起きたが、国内の送電体制はレベルが低下しており、再発は十分にありうるとした。今回の事態は水力発電所停止が原因とみられている。

■ロシア「サイバーテロだ」 El Comercioの記事
ニコラス・マドゥロ政権を承認するロシア政府は、今回起きた大停電の原因が「サイバーテロによるもの」と断じた。マドゥロ政権は、米国やこれに追随する国々、勢力によるサイバーテロでこの事態が生じたと主張している。ロシア政府はこのマドゥロ政権の主張を支持したことになる。

■オルテガ氏、新たな告発 El Universoの記事
元検察長官のルイサ・オルテガ氏は、国際法廷に新たな告発を行なう。元警察官のオスカル・ペレス容疑者がニコラス・マドゥロ政権により惨殺されたという内容だ。複数の写真を添え、政権側の説明の瑕疵を暴くという。オルテガ氏はマドゥロ政権への追及を続けたことにより弾圧を受け、コロンビアに亡命した。

■難民、5000人が移動へ La Gran Épocaの記事
ブラジル、ロライマ州に身を寄せるベネズエラ難民5千人が、同国内17都市に分散移動する。国境に位置するロライマ州ではこの難民急増で、ゼノフォビア(外国人憎悪)感情の高まり、排斥などが起きている。この対策のため、国連が仲介し別の町に移転させることで合意していた。空路、陸路での大移動が始まる。

■銀行前に長蛇の列 >El Universalの記事
国内では14日、銀行の前に長蛇の列ができた。13日夜に大停電解消の発表があり、この日から経済活動も再開した。足かけ一週間にわたる停電で国内は疲弊し、また多くの国民が「持ち金」の不足にも直面した。預金引き出しなどのため、銀行に長い列ができたものだ。

■2月のインフレ、53.7% Perfilの記事
国内のこの2月の物価上昇は、53.7%だった。野党が多数を占める議会が、明らかにした数字だ。国内ではハイパーインフレが続くが、この月の上昇幅は1月の191.6%よりも大幅に圧縮した。昨年3月からの12か月間の物価上昇は229万5981%となっている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ニカラグア、さらに50人解放 El Universoの記事
ニカラグアでは、政治犯50人がさらに解放された。同国では昨年4月以来続く反政府行動に対する、ダニエル・オルテガ政権による弾圧が続く。膠着した状況を打開するため与野党間の対話が継続されているが、与党側は政治犯の解放を通じ、対話継続の意思を示したとみられる。野党側も対話継続に前向きな姿勢だ。

■ブラジルの野蛮な側面 El Paísの記事
サンパウロ州で起きた学校襲撃事件は、同国のもっとも「野蛮な側面」を表出させた。州都から60キロのスザノの学校に17歳と25歳の元男子生徒が押し入り、銃を乱射し8人を殺害した後、自殺したものだ。この事件を受け、ジャイル・ボウソナロ政権が進める、銃器保有などの合法化拡大議論に、慎重論が出始めた。

■ハイチ、損失膨らむ Prensa Latinaの記事
ハイチでの、社会闘争による経済損失は今も膨らんでいるという。同国では新たな汚職疑惑からモイーズ政権退陣を求める闘争が、2月7日から顕在化した。ピーク時ほどの規模ではないものの、この闘争は今も続き、デモなどが行われている。エコノミストの分析によると地域最貧国の同国がこの動きで、5千万ドル規模の経済損失を被ったという。

■AMLO、再選模索せず Télamの記事
メキシコのアンドレス・マヌエル・ロペス・オブラドール大統領は、自身の再選を模索しない姿勢を示した。12月に就任した同大統領の任期は2024年までだ。議会で、同大統領は2024年までの任期を全うし退任すると断じた。この上で、少数与党となっている現実を踏まえ、議会側との関係を重視する姿勢も示した。

■パナマ、鉄道報告 Telemetroの記事
パナマのフアン・カルロス・バレラ大統領は、鉄道建設についての報告を受けた。現在首都とダビドを結ぶ鉄道建設計画が浮上し、中国企業がこの建設に向けた予備調査を実施した。この報告を受けたもので、全長391.3キロの建設に41億ドルを要するという。建設期間は6年で、6千人の雇用を生むとされた。

■台湾との自由貿易破棄 Estrategia y Negociosの記事
エルサルバドルは、台湾との間で結んでいた自由貿易協定を破棄した。同国は長年にわたり台湾と国交を結んでいたが、これを破棄して中国と国交を結んだ。これにより、同国の司法がこの協定の無効化を判断したものだ。この措置により、同国産の砂糖の台湾輸出の環境が厳しくなり、経済にも影響が生じるとみられる。

■インテルジェットの不透明感 Aviación21の記事
メキシコのLCC、インテルジェットの安定運航に対する、不透明感が生じている。同社経営と組合との間の労使交渉が、暗礁に乗り上げているものだ。経営側が示した新たな契約内容に、操縦士の組合などが反発しているものだ。労使間で、今後も協議を続けることは合意されたものの、ストなどの不測の事態が起きうる状況となっている。

■パラグアイで襲撃事件 ABC Colorの記事
パラグアイの農村部の村で、襲撃事件があった。現場となったのはペドロ・フアン・カバジェロから60キロのアマンバイの集落だ。車の中から銃撃があり、51歳の男性が死亡し、2人が負傷したものだ。今の時点で、襲撃した者の特定はなされていない。負傷者や目撃者も、事件を起こした車輛は見たことがないと証言している。

■プエルトリコ、麻疹なし Opinion y Saludの記事
プエルトリコでは今の時点で、麻疹(はしか)の感染例はないという。保健当局が明らかにしたものだ。昨年以降、麻疹感染が北米やラテンアメリカ、欧州、中東、アジアなど各地で広がりを見せている。しかしプエルトリコでは予防接種が積極的に行われたことなどから、1989年以来発生例がないという。



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