2019.03.19

【ボリビア】

■ベネズエラの6人、送還 La Razónの記事
政府は、ベネズエラの6人を本国に送還すると発表した。先週末、国内で違法移民の一斉摘発があり、同国の14人が拘束された。このうちの6人について、入国上の問題があったとして送還手続きを進めることを政府側が決めたものだ。この6人は、キューバ経由でベネズエラに向かうという。

■メサ氏、送還を批判 Correo del Surの記事
10月の大統領選に出馬する元大統領、カルロス・メサ氏は政府によるベネズエラの6人の送還発表を批判した。同氏はツイッターを通じ、この送還が入国上の問題ではなく「政治的理由」で送還されると断じている。エボ・モラレス政権の盟友、ニコラス・マドゥロ氏の「メンツを保つ」ためにこの措置がとられると批判した。

■シペシペで封鎖 La Razónの記事
コチャバンバ県のシペシペで社会闘争による道路封鎖があり、警官隊との間で衝突も生じた。ビント・チコとスルティーリョを結ぶ12キロ区間の16個所で封鎖が行われている。シペシペの首長に対する抗議行動によるもので、衝突により警察官、デモ参加者双方に複数の負傷者が出た。

■カラカラ、ラパスに到着 La Razónの記事
チュキサカ県のインディヘナ(先住民)コミュニティ、カラカラの人々がラパスに到着した。この人々はオルーロから、政府に対する要求行動のためデモ行進を行なっていた。人々は政府に対し、インディヘナの権利擁護を求め、エボ・モラレス大統領へ直訴する機会を求めている。

■外相、サンベニート使用申し出 Los Tiemposの記事
ディエゴ・パリー外相は、コチャバンバ県サンベニートの議会施設を使用するよう、各国に申し出た。この施設は南米諸国連合(Unasur)の議会施設だが、同機関が空中分解し今はほぼ使用されていない。本部があるエクアドルも脱退表明したことを受け、代替施設としてこの議会庁舎を使用するよう、申し出たものだ。

■コロミ、農業と養殖に被害 La Razónの記事
洪水に見舞われたコチャバンバ県のコロミでは、農業とマス養殖に被害が生じた。大雨の影響で川が氾濫し生じた事態で、地域行政のまとめでは農地7.5ヘクタールが水をかぶり、また養殖されていたマス3万1千匹がそこなわれたという。この事態で、国内東西を結ぶ幹線道路の橋が崩落し、復旧作業が続けられている。

■政府、遺伝子組み換え容認 El Díaの記事
政府は、大豆の一部について、遺伝子組み換え作物を容認した。政府は食用農産品について、遺伝子組み換えを排除している。しかしバイオ燃料のための大豆生産に限り、この遺伝子組み換え技術を使用し生産性向上を図った作物の国内生産を容認することを決めた。

■ワヌニ解雇者らが道路封鎖 El Díaの記事
オルーロ県のワヌニ鉱山の元職員ら200人が、オルーロとポトシ県のジャジャグアを結ぶ道路の封鎖を行なった。これらの職員はいずれもワヌニ鉱山の運営から馘首された立場で、政府などに対し雇用対策を求めた動きだ。ワヌニ鉱山は国内最大の錫鉱山だが、錫の国際価格で現況が左右されやすい。

■ポトシ、M3.5の地震 La Razónの記事
ポトシ県で18日朝8時42分頃、軽度の地震が起きた。ラパスのサンカリクスト地震機構によると、震源はス・リペス郡内で、震源の強さはマグニチュード3.5、震源の深さは200キロだ。震源が深かったため地表の揺れは小さく、被害報告などはない。同県では15日、M6.8の強い地震が発生したばかりだ。

■ボリビア代表、日本へ La Razónの記事
ボリビア代表は、日本と韓国に向け旅立った。コパ・アメリカを控えた代表チームは、22日に韓国代表と、26日に日本代表と強化試合を行なう。この2か国訪問のため23人の代表選手はサンタクルスのビルビル国際空港を発った。スペイン、マドリードを経由して東アジアに入るという。


【ペルー】

■シワス、休校続く El Comercioの記事
アンカッシュ県のシワスでは、学校の休校措置が続いている。地域の10の行政地域では、大雨による土砂災害、鉄砲水の被害などによりこの措置をとり、22日まですべての授業を停止することを決めた。通学の上でのリスクがあり、また新たな災害発生の懸念もあるためだ。同県では雨による被害が相次いでいる。

■ラ・リベルタ、臨時休校検討 El Comercioの記事
ラ・リベルタ県も、学校の休校措置を臨時にとることを検討している。同県でも広い範囲で、大雨による土砂災害や鉄砲水の被害が生じている。通学する児童生徒の安全を最優先に考えるため、一部エリアで休校の措置を検討しているものだ。国内の学校では新学期が始まったばかりだ。


【チリ】

■パスポートとID、期間延長 BioBio Chileの記事
チリ国民に発行されるパスポートと身分証明(ID)の有効期間が、延長される。法務省が18日、明らかにしたものだ。現行の5年パスポートを10年に、IDの10年を15年に延長する手続きを、有料で受けつけるという。国民から、取得手続きにかかるコストの軽減が求められていた。

■バルパライソ「ネオナチ」暗躍 BioBio Chileの記事
バルパライソ中心部では、ネオナチとみられる若者らのグループの暗躍が続くという。このネオナチグループはとくに、ホモフォビア(同性愛憎悪)によるLGBTQへの暴力などの事件を繰り返し起こしている。行政側もこの事態を重く見て、こうした行為の摘発を急ぐ姿勢を示した。


【アルゼンチン】

■エセイサ、オイル漏れ Diario Popularの記事
ブエノスアイレスのエセイサ国際空港では18日、滑走路上へのオイル漏れがあり、一時閉鎖の措置がとられた。アビアンカ航空のボーイング787機から漏れ出たもので、閉鎖は午前5時30分から、9時にかけて3時間半に及んだ。このためアリタリア、コパ航空、ルフトハンザ、KLMなどの便に遅れが生じている。

■クリスティナに新たな捜査 Télamの記事
前大統領のクリスティナ・フェルナンデス氏に対する、新たな捜査を検察が着手した。在任中、液化天然ガス(GLP)の価格について新たな疑惑が生じた。立場を利用してこの価格をつり上げ、この分を流用した疑いだ。検察はこの容疑で同氏と、同政権下の元閣僚らへの調べを開始した。

■不明の5歳児、無事保護 TNの記事
サンフアン州の観光地エル・サラドで不明になっていた5歳児が、無事に発見、保護された。この男児は17日、母親が目を離したすきに姿が見えなくなり、警察や消防による捜索が行われた。不明から24時間、脱水症状を起こした状態で見つかったものだ。男児はラウソンの病院にヘリ搬送された。

■アエロパルケ、再び国内専用化 Infobaeの記事
ブエノスアイレスのホルヘ・ニューベリー空港(アエロパルケ)は4月1日から、再び国内専用となる。同空港は近距離国際線などの発着にも使われているが、この国際線はすべてエセイサ国際空港に移管される。LCCの参入などで同空港の混雑が続き、役割分担で国内枠を増やすためだ。

■エセイサ、4倍に Reporturの記事
ブエノスアイレス、エセイサ国際空港でのターミナル新築が終了すると、延べ面積は4倍になるという。交通省が明らかにしたものだ。現在のターミナル面積は5万8400㎡だが、新ターミナルは21万7230㎡となる。現ターミナルの搭乗ゲートは27だが、新ターミナルは54となり、ホールではセルフチェックインシステムが大幅拡充される。

■中古車販売は増加 Infobaeの記事
国内での中古車販売はこの2月、増加した。自動車工業会CCAが明らかにしたものだ。この月の販売台数は13万3805台で、前年同月の13万593台から、2.46%の増加となった。昨年、トルコの通貨安に引きずられ国内経済が悪化したことから、新車販売は落ち込んだが、中古車に需要がシフトしたとみられる。


【エクアドル】

■マナビ北部、また浸水 El Comercioの記事
マナビ県北部では、また大雨による浸水被害が生じた。新たな浸水が生じたのはペデルナレス、サンビセンテ、チョネといった地域だ。国内コスタ(海岸)では現在、大雨による被害が繰り返されており、県や国の防災機関が対応に追われている。県側のまとめで、今回は250世帯で浸水被害を受けたという。

■EU、新たに5100万ドル支援 El Comercioの記事
欧州連合(EU)は新たに、5100万ドルの支援を行なう。2016年4月、マナビ県とエスメラルダス県でM7.8の大地震による被害が生じた。EUはこれまでも復興復旧に向けた支援を続けているが、新たにこの規模の資金支援を行なうことを明らかにした。EUが関わる復興支援の「最終段階」にあたる支援だという。


【コロンビア】

■封鎖の損失、15億ペソ Caraco Radioの記事
カケタ県で続く道路封鎖による経済損失は、15億7千万ペソに達したという。地域のインディヘナ(先住民)コミュニティが、国内南部の幹線道路であるパンアメリカン道を封鎖しているものだ。政府行政への要求行動によるもので、この事態で地域産の農産物の輸送が停止し、被害が拡大している。

■アビアンカ、シャトル便運航 Aviacolの記事
アビアンカ航空は、国内南部での道路封鎖を受け、シャトル便の運航を開始した。カケタ県のインディヘナ(先住民)層による封鎖で交通が途絶えている。移動を円滑に行なうため同社は、ボゴタとポパヤンを結ぶシャトル便の運航を急遽、開始した。子会社のレヒオナル・エクスプレス・アメリカスがこの運航を担当する。

■オバマ氏がボゴタへ Caracol Radioの記事
米国の前大統領、バラク・オバマ氏がボゴタを訪れる。経済関連のフォーラムへの招待に応え、同氏は28日にボゴタ入りする予定だ。このイベントには、米国アップル社の元役員なども招待されている。主催側は、オバマ氏の来訪で人々の関心も高まり、活発な意見交換になると期待した。

■メトロ、最大限活用 Caracol Radioの記事
メデジン市は、市内のメトロ(電車)交通網を最大限活用する。現在市内では、大気汚染が深刻な問題となっている。窒素酸化物などの濃度を薄めるため自動車交通を減らす姿勢だが、この代替手段として、メトロの最大限の活用を打ち出した。運転時間延長や間隔を狭めるなどし、輸送力強化を図る。


【ベネズエラ】

■カラカス、また停電発生 Télamの記事
カラカス首都圏では18日、また停電が発生した。国内では7日夕方から13日にかけて大停電となったばかりだが、新たな停電が繰り返されたものだ。政府側は変電施設のトラブルによるものと今回の原因を説明している。カラカス市内から40キロほどのグアレナスとグアティレでは、市内よりも停電が長引いた。

■マドゥロ、内閣総辞職求める El Paísの記事
ニコラス・マドゥロ政権は17日、内閣総辞職を求めた。この理由について、「より深い改革を実現するため」としたが、7日夕方から13日にかけ続いた停電発生への批判をかわすためとみられる。総辞職を取りまとめた後、マドゥロ氏は新たな組閣を試みるとみられるが、同政権をめぐる環境への変化への期待は乏しい。

■グアイド、簒奪と批判 El Pitazoの記事
フアン・グアイド暫定大統領は、ニコラス・マドゥロ政権が内閣総辞職を求めたことを批判した。マドゥロ政権が改革深化のためこの通知をしたことについて、グアイド氏は「権力の簒奪の中で、機能をも簒奪する行為」と断じた。この上でグアイド氏は、マドゥロ政権の退陣と自由の回帰をあらためて訴えた。

■グアイド、チリには行けず El Mostradorの記事
フアン・グアイド暫定大統領は、チリには行けないという。同国のセバスティアン・ピニェラ政権は、南米諸国連合(Unasur)に変わる地域組織Prosur発足に向けた会合を開く。この場にベネズエラの大統領としてグアイド氏が招待されたが、国内情勢をふまえ参加できないと回答したことが明らかになった。

■ルビオ氏「近日中に変化」 El Paísの記事
米国共和党の上院議員、マルコ・ルビオ氏は近日中にベネズエラに「劇的変化が訪れる」と予告した。ニコラス・マドゥロ政権を批判する同氏は、ドナルド・トランプ大統領と面会しベネズエラ問題について意見交換したという。この中で、間もなくベネズエラに自由が戻り、米国大使館なども平常化するとの見方を示した。

■野党、新たな搬入作戦 Caracol Radioの記事
野党は、人道支援物資の新たな搬入作戦を計画している。2月23日、搬入を進めるフアン・グアイド暫定政権と、これを阻むニコラス・マドゥロ政権の間で、事実上の衝突が起きた。議会で多数を占める野党は、あらためて物資が必要とし、再度同様の搬入を行なう計画があることを明らかにした。

■停電による死者は26人 W Radioの記事
野党が多数を占める議会は、7日夕方から13日にかけての停電で、医療現場で26人が死亡したと発表した。電力停止で生命維持装置が必要な患者や人工透析が必要な人、さらに新生児の死亡が相次いだ。この発表によると国内の主な病院の55%が停電で機能停止に陥ったという。

■キトで新たなベネズエラ会合 El Universoの記事
エクアドルの首都キトで、ベネズエラに関する新たな会合が開かれる。ウルグアイ、メキシコといった「斡旋国」と欧州連合(EU)との間で、善後策を話し合う会合が28日にこの町で行なわれることになった。ベネズエラ側では、中国の外務省幹部が参加する予定となっている。

■キューバ医師、マドゥロのカードに Caracol Radioの記事
キューバから派遣されている医師らが、ニコラス・マドゥロ政権側の「カード」になっているという。米国のメディアが指摘したものだ。関係の深いキューバから、ベネズエラは医師らの派遣を受け入れ国内各地で医療活動が行われている。こうした医師らの医療行為が受けられなくなるとの不安を煽り、選挙運動に利用したという。

■造反兵、1000人超える Caracol Radioの記事
造反し、コロンビアに越境している軍人や兵は、1000人を超えたという。コロンビア政府側が明らかにしたものだ。軍はニコラス・マドゥロ政権への忠誠を誓うが、フアン・グアイド暫定政権はこうした軍人や兵個人に対し、暫定政権への積極的造反を呼びかけている。これに応えコロンビアに越境した兵らがこの数に達したという。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ボウソナロ、連携確認 El Paísの記事
ブラジルのジャイル・ボウソナロ大統領は、米国のドナルド・トランプ政権との連携を確認する。米国を訪れている同大統領は19日、ホワイトハウスでトランプ大統領と初の首脳会談に臨む。両首脳は両国関係だけでなく、ベネズエラ問題についても踏み込んだやりとりをする見通しだ。

■ニカラグア対話が頓挫 El Universoの記事
ニカラグアの与野党間対話が、頓挫した。昨年4月から反政府行動が続き、ダニエル・オルテガ政権による激しい弾圧も続く同国では、膠着した事態打開のためこの対話が行われていた。しかし先週末、新たなデモに対しオルテガ政権が新たな弾圧を行ない164人が逮捕された。野党はこの事態を見て、対話の席を降りることを発表した。

■パラグアイ、洪水被害広がる Paraguay.comの記事
パラグアイで、洪水被害が広がっている。大雨の影響で川が氾濫するなどし、コンセプシオンのパソ・バレトやチャコ地、グアイラ地方の町などで、この事態が生じているものだ。とくにパソ・バレトはこの浸水のため、町自体が孤立した状態となっている。消防などが身動きが取れなくなった市民の救助作業を続けている。

■ウルグアイも使用停止 El Paísの記事
ウルグアイも、ボーイング737MAX8の使用停止を命じた。10日、エチオピア航空の同型機が墜落する事故があり、157人が死亡した。この事故の原因が、同型機そのもののリスクである可能性が指摘され、世界各国が使用停止を命じ、多くの航空会社が使用を自粛している。ウルグアイの航空当局が同様判断を行なった。

■パラグアイ、カード偽造団摘発 ABC Colorの記事
パラグアイの警察は、組織的にカード偽造を行なっていたグループを摘発した。警察が拘束したのは9人のメンバーで、国内で発生した少なくとも20件の事件に関与したとみられるという。クレジットカードやデビットカードを偽造し、悪用していたとみられている。


【国際全般】

■サイクロン、ベイラ直撃 El Universoの記事
インド洋で発生し発達していたサイクロン「イダイ」がモザンビーク第二の都市ベイラを直撃した。同国のニュシ政権は、このサイクロン接近上陸ですでに1000人が死亡したと発表し、今後10万人に危険が及ぶおそれがあるとした。このサイクロンは同国やジンバブエ、マラウイなどに雨や風の被害をもたらしている。



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