2019.03.25

【ボリビア】

■エボ、極貧率5%以内 La Razónの記事
エボ・モラレス大統領はメディアの取材に対し、2025年には極貧率を5%以内とするとの目標を示した。この年はボリビアの独立200周年にあたり、また10月の選挙での新任期の期限でもある。2006年に誕生した同政権の集大成として、この数値目標を達成したいと意欲を示した。

■発電能力、2倍に El Díaの記事
エボ・モラレス大統領は、2025年までに国内の発電能力を倍にする計画を示した。2018年の国内の最大発電能力は3000メガワットで、これをこの年には6000メガワットにしたいという。政府は電力を新たな輸出品と位置づけ、アルゼンチンへの輸出を今年開始し、ブラジルへの供給体制整備も進めている。

■リチウム、41プラント La Razónの記事
エボ・モラレス大統領は、リチウム関連プラント41個所の国内立地を目指す姿勢を示した。ポトシ県のウユニ塩湖やオルーロ県のコイパサ塩原には、世界有数のリチウム資源がある。電池開発に欠かせないこの金属を活用し、国内でも新たな産業の立ち上げを図る姿勢を示したものだ。

■インドへのGLP輸出目指す La Razónの記事
エボ・モラレス大統領は、インドへの液化天然ガス(GLP)輸出を目指す姿勢を示した。国内産の天然ガスの多くはアルゼンチン、ブラジルに輸出されている。しかし両国でも資源開発が進み、今後この輸出は大きく落ち込む見通しだ。GLPを製造するプラントを増設し、インドなど新市場への供給を進めたいと語った。

■ラパス市、汚染の可能性否定 El Díaの記事
ラパス市は、水質汚染の可能性を否定した。1月にアルパコマのゴミ埋め立て地で大規模崩落があり、市側はパタパンパに新たな埋め立て地を設けることを明らかにした。しかし環境省が、川や地下水への汚染の可能性を指摘していた。市側はこの指摘に応え、川には遠く、地下水への影響軽減の措置をとると説明した。

■テレフェリコ、第三段階へ Página Sieteの記事
ラパスのテレフェリコ(ロープウェイ)は第三段階に入るという。エボ・モラレス大統領が明らかにしたものだ。赤線開業以来路線数が増え、今月初めには10路線めとなる銀色線が開業した。このテレフェリコ網のさらなる進化のため、第三段階の計画策定に入ることを同大統領は明らかにした。

■「フク」3人を逮捕 Página Sieteの記事
オルーロ県警は「フク」に関わった3人を新たに逮捕した。フクは鉱山からの産出物を横流しする組織的犯罪だ。この犯罪が横行する同県のワヌニ鉱山で、新たな摘発を行なったという。23~29歳のこの男3人は、この「フク」により荒稼ぎしていたとみられる。鉱山会社はこの「フク」により多額の損失を被っている。

■イロ港、進展せず Página Sieteの記事
ペルー南部のイロ港整備は、まったく進展していないという。内陸国のボリビアはチリ北部の港湾を外港とするが、国同士の関係悪化などからこの機能をイロに移す姿勢だ。ペルー側と数々の合意がなされているものの、イロ港の現場ではボリビア貨物を扱うための整備が、ほとんど進んでいない実態だという。

■パラペティ川、ヘリ救出 El Díaの記事
チャコ地方を流れるパラペティ川流域では、空軍ヘリコプターによる救出も行なわれている。この川の水量が増し、カミリなどで浸水被害が生じている。身動きがとれなくなった流域住民の救助などを、ヘリで行なっているという。カミリの行政によると、増水の影響を受けたのは2千世帯にのぼるという。

■闇民泊、1500個所 Correo del Surの記事
国内では1500個所もの「闇民泊」が存在するという。ホテル業の団体が告発し、行政に対し標準化などを求めたものだ。AirBNBを通じ、自宅を民泊向けに開放しているケースがこの数にのぼる。国内では民泊の規定がとくになく、違法ではないものの民業を圧迫している状態にあり、今後問題が大きくなるおそれがあると業界側は指摘する。


【ペルー】

■不明機発見、4人全員無事 El Comercioの記事
ロレト県で消息を絶った小型機を空軍が発見し、乗っていた4人全員の無事を確認した。飛行していたこの機はレーダーから消えたが、川沿いに不時着しているのが見つかったという。空軍は同県の1月20日のコミュニティ近くで、4人全員を保護したことを明らかにしている。

■シクロビア、延伸へ La Repúblicaの記事
リマ市は、市内のアレキパ通りに設けられているシクロビア(自転車道)を延伸する。この街路は中心部とミラフローレスを結ぶが、さらに中心部に向かうガルシラソ・デ・ラ・ベガ通りとタクナ通りに延伸する方針を示した。市内では、二酸化炭素や窒素酸化物を排出しない自転車の、交通機関としての活用が模索されている。


【チリ】

■バルディビア、医療ミス告発 BioBio Chileの記事
第14(ロス・ラゴス)州都バルディビアで、医療ミスが告発された。女性が、口腔癌の診断を受け、市内の医療機関で手術を受けた。しかしこの処置の不適切さなどから、女性は話す機能を失ったと家族が告発に踏み切ったものだ。とくに病状の進行にも関わらず、病院側が手術実施を遅らせたことを家族は問題視している。

■メトロ1号で事故 BioBio Chileの記事
サンティアゴのメトロ(地下鉄)1号線で24日、事故があった。ウニベルシダー・カトリカ駅で、線路内に人が侵入し、到着した編成に轢かれて死亡したものだ。この路線はしばらく一部で運転が見合されたが、平行する3号線に利用者らが回ったため混乱はなかった。


【アルゼンチン】

■クリスト・レデントールで事故 Télamの記事
チリとの主要国境道であるクリスト・レデントールで、トラックの事故が起きた。メンドサ州の国道7号上で、チリに向かっていたトラックが衝突事故を起こし、道路を塞いだものだ。このため一時同路線の通行が見合されたが、2時間後に再開されている。この国境道はメンドサと、チリのロス・アンデスを結ぶ。

■軍事クーデターから43年 Télamの記事
軍事クーデター発生からこの24日で、43年となった。1976年のこの日、軍事クーデターが発生し、軍政の独裁政権が誕生した。この軍事政権は国内へのさまざまな弾圧を続け、多くの人々が犠牲になった。ブエノスアイレスの5月広場では、犠牲者の顔写真などが並べられ、人々が追悼した。

■海産物輸出が増加 La Nacionの記事
アルゼンチンからの海産物の輸出が近年、増加しているという。農業水産局が明らかにしたもので、2017年の輸出は前年比で8.7%の増加となった国内では550隻の船が漁を行ない、このほか135個所に養殖施設がある。昨年時点では国内産の海産物の実に90%が、およそ100の国地域に輸出されているという。

■AR便、鳥で欠航 ABC Colorの記事
アルゼンチン航空の旅客便が、鳥がエンジンに飛び込む「バードストライク」の影響で欠航となった。この事態に陥ったのはパラグアイ、アスンシオンからブエノスアイレスに向かう便だ。シルビオ・ペティロッシ空港到着時、この機体でこのトラブルが生じたという。


【エクアドル】

■キト、投票30分待ち El Comercioの記事
キトでは24日、投票所で30分待ちの状態となった。この日国内の複数地域で、地方首長、議会議員選挙が行われた。キトでも市長、市議会議員選挙が行われ、学校などに設置された投票所は、投票を待つ有権者らで賑わった。投票終了後に即日開票となり、25日までに各地で大勢が判明するとみられる。

■ガラパゴスで船の火災 El Comercioの記事
ガラパゴス諸島、バケリソ・モレノ港で23日、個人所有の小型船から火が出た。諸島各地から船が出て、この火災の消火活動が行われた。この船はサンクリストーバル島からサンタクルス島に向かう途中で、乗っていた1人が火傷を負ったが、命に別状はない。国立公園は、海域への汚染もなかったとしている。

■羊毛、ウルグアイへ El Universoの記事
国産の羊毛が初めて、ウルグアイに輸出される。両国の動物検疫などの体制が整い、この輸出が実現したものだ。チンボラソ県内で飼われているヒツジの毛12トンが、同国に第一便としてグアヤキル港から今週にも積み出される。エクアドル側は、同国への安定供給体制を目指す。


【コロンビア】

■ナリーニョに医薬品空輸 La Repúbicaの記事
ボゴタから、国内南部のナリーニョに向け、医薬品10トンが空輸された。国内ではカケタ県でインディヘナ(先住民)層による社会闘争による道路封鎖が続いている。物資の陸路輸送が難しい状態で、医薬品の不足が生じたことからこの緊急空輸が実施されたものだ。

■航空利用、12年で3倍へ Portafolioの記事
国内での航空利用は、今後12年で3倍に増える見込みだという。2018年の航空便利用者総数は3785万人で、12年後には1億人を突破するとの見方が示された。国内市場は今の時点で、アビアンカが48.2%のシェアを占め、LATAMコロンビアが15.4%、EasyFlyが12.9%、サテナが8.3%、ビバ・エアが7.5%となっている。

■メデジン-モンテリア道で事故 Caracol Radioの記事
メデジンとモンテリアを結ぶ道路で、バス事故が起きた。カウカシア市街地の道路を走行していたこのバスが衝突事故を起こし、路上に横転したものだ。このバスには乗客、運転手と助手の40人が乗っていたが、12歳の少女を含む数人が軽傷を負っている。乗客はこのバスが突然、コントロールを失ったと証言している。

■マニサレス空港、雷の影響 RCNの記事
マニサレスのラ・ヌビア空港は、雷の影響を受けた。同空港の管理側によると、空港施設複数個所に落雷があり、、被害状況を確認するため一時、同空港は全面閉鎖したという。同空港には雷の影響を軽減する措置が、5月までに配備される予定となっていた。


【ベネズエラ】

■マドゥロ、グアイドはテロリスト El Paísの記事
ニコラス・マドゥロ氏は、フアン・グアイド暫定大統領を「テロリスト」と表した。マドゥロ政権の指示で21日、インテリジェンス機関がグアイド氏側近のロベルト・マレロ氏を拘束したが、マドゥロ政権側はさらなる逮捕拘束があると予告した。グアイド氏の属する党の指導者であるレオポルド・ロペス氏もこの対象になると断じた。

■カプリレス氏、マレロ氏拘束を非難 El Informadorの記事
前ミランダ州知事で、野党指導者のエンリケ・カプリレス氏は、ロベルト・マレロ氏拘束を非難した。ニコラス・マドゥロ「独裁」政権の差し金でこの事態が起きたとし、この拘束そのものが越権であり、無効であると断じた。同氏はフアン・グアイド暫定大統領とは党派は違うが、マドゥロ政権に対峙する立場は同じだ。

■中国、グアイド容認しがたい El Comercioの記事
中国政府は、フアン・グアイド暫定政権について「容認しがたい」との立場をあらためて示した。中国はニコラス・マドゥロ政権を承認している。グアイド暫定政権を承認する米州開発銀行(BID)の中国での会合が中止となった背景に、中国側のこの態度があったとみられる。グアイド氏側の接触について、中国政府は否定している。

■マイアミで対マドゥロデモ Infobaeの記事
多くのベネズエラ移民が居住する米国、マイアミでニコラス・マドゥロ政権に対するデモがこの週末、行なわれた。デモ隊は、マドゥロ政権が「必要ない」として拒絶する人道支援物資を早期に受けいるよう声を上げた。また同時に、市民からの医薬品や飲料水などの提供も、この場で受けつけられた。

■ロシア軍用機、カラカスへ Caracol Radioの記事
ロシアの軍用機が24日、カラカスのマイケティア国際空港に降り立った。ニコラス・マドゥロ政権は、同政権を承認するロシアから、医薬品の支援35トンが到着すると発表していた。この軍用機は、これらの医薬品などを輸送したとみられる。国内の情勢は、激しい米ロ対立の代理戦の様相を示している。

■コロンビア人「テロリスト」を逮捕 Caracol Radioの記事
ニコラス・マドゥロ政権は、カラボボ州内でコロンビア人の「テロリスト」を拘束したと発表した。逮捕されたのは「ロス・ラストロホス」ことウィルフレド・トーレス・ゴメス氏で、野党による国内での「テロ活動」に協力した容疑での拘束だという。同氏はフアン・グアイド暫定政権側と接触していた。

■マドゥロ、壊れた家電を補償 CDNの記事
ニコラス・マドゥロ政権は、壊れた家電を同政権が補償すると断じた。この7日夕方から13日まで、国内ではメガ停電が生じた。この停電で家電が壊れた場合、同政権が補うとしたものだ。同政権はこの停電が米国によるサイバー攻撃で起きたと主張し、責任をフアン・グアイド暫定政権に転嫁している。

■不明機、捜索続く El Pitazoの記事
スリア州で、不明となった小型機の捜索が続いている。マラカイボの南で23日16時13分、セスナ・エアクラフトA185F機が消息を絶った。現在トルヒーリョの部隊が、この機の捜索を空と陸から続けている。この機には操縦士1人が乗っており、安否が気遣われている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ブラジル、新たな決壊危機 El Universoの記事
ブラジル、ミナス・ジェライス州で、新たなダムの決壊危機が生じた。この1月25日、ブルマディーニョで決壊があり、200人を超える死者と100人近い不明者を出した。同様の事態が繰り返されるおそれがあるとして、資源開発のバレ社が住民らに避難を呼びかけたものだ。今の時点で442人が、避難している。

■ニカラグア、新たなデモ El Universoの記事
ニカラグアでは23日、新たなデモが行われた。昨年4月から反政府行動が続いた同国では、ダニエル・オルテガ政権がすべてのデモを「テロ」みなして弾圧を加えている。しかしこの日、野党の呼びかけで道路封鎖とデモが行われたものだ。デモ隊は拘束されたすべての「政治犯」の解放などを訴えた。

■ホンジュラス、エルサレム移転 Télamの記事
ホンジュラスのフアン・オルランド・エルナンデス大統領は、在イスラエルの大使館を現行のテルアビブから、エルサレムに移すと宣言した。米国やグアテマラがこの措置を取っており、これに追随した形だ。現在同国外務省が、エルサレム移転に向けた手続き、調整を続けているところだという。

■英国皇太子夫妻、キューバへ Infobaeの記事
英国のチャールズ皇太子とカミラ夫人が、キューバを訪れた。英国皇室のメンバーが、1959年のキューバ革命以降、この島を訪れるのは初めてだ。夫妻はグレナダ訪問に合わせて同国に立ち寄ったものだ。一方、米国がキューバに対する圧力を強めている中の訪問となり、賛否が分かれている。

■110人、依然身元分からず UNO TVの記事
グアテマラ、フエゴ火山噴火による犠牲者110人について、依然として身元が判明していないという。当局側が明らかにしたものだ。昨年6月3日、この火山の噴火で大泥流が発生し、202人もの死者と多くの不明者が出ている。現場で収容された遺体の身元確認が遅々として進んでいない状況にあると当局側が指摘した。

■アゼルバイジャンとビザ免除合意 AzerNewsの記事
パラグアイと西アジアのアゼルバイジャンは、相互にビザを免除することで合意した。パラグアイの外務省高官がバクーを訪れ、同国外務大臣と会談した。この場で合意がなされたもので、短期滞在の観光、商用ビザについて相互に免除するという。パラグアイはナゴルノ・カラバフ自治州問題で、同国側の立場を支持している。

■コスタリカ、80%接種満了 La Repúblicaの記事
コスタリカでは、80%のこどもの麻疹(はしか)への予防接種が満了したという。同国ではフランス人、米国人家族のこの感染症の発症例が相次いでいる。この事態を受け保健省は、未接種未感染のこどもに対する接種運動を全土で展開していた。同省は残る20%についても、早期に満了したいとした。

■アエロメヒコ機、緊急着陸 Infobaeの記事
アエロメヒコの旅客機が、緊急着陸した。24日、メキシコシティの空港を発ち、アルゼンチンのブエノスアイレスに向かっていたAM30便で機体トラブルが生じた。このためこの機は、ペルー、リマの空港に緊急着陸したという。乗客、乗務員260人に負傷などはないが、この便はブエノスアイレスへの飛行を断念したという。

■ニカラグア、M5.3の地震 RTの記事
ニカラグアで24日午前3時30分頃、やや強い地震が起きた。観測機関によると震源は中部ナガロテの北西27キロで、震源の強さはマグニチュード5.3、震源の深さは95キロだ。中部の町レオンなどではっきりとした揺れを感じたが、被害報告はない。環太平洋造山帯に位置する同国は、世界有数の地震国だ。


【国際全般】

■サイクロン死者、750人に The Guardianの記事
南東部アフリカでのサイクロン「イダイ」による死者は、750人に達した。ジンバブエの259人、マラウイの56人とこの2か国の死者数は変わらないが、もっとも大きな被害を受けたモザンビークの死者は446人に拡大した。同国では第二の都市ベイラが壊滅的被害を受けており、死者数が千人を超えているとみられる。


【サイエンス・統計】

■チャド湖は消えゆく El Universoの記事
サハラ沙漠にあるチャド湖は、消滅しかかっているという。22日の水の国際デーに合わせ、欧州の機関が指摘したものだ。1960年時点に比して現在のこの湖は、90%が沙漠に侵食され水がそこなわれている。この機関は人間の経済活動と気候変動がこの状況を引き起こした可能性が高いと指摘している。



最近の記事