2019.03.29

【ボリビア】

■インド大統領が来暮 Página Sieteの記事
インドのコビンド大統領が28日、来暮した。同大統領は専用機でサンタクルスのビルビル国際空港に降り立ち、エボ・モラレス大統領が出迎えた。両首脳による会談が行われ、経済通商関係の強化や、国産リチウムを使用した電池開発などについて、協議が行われる予定だ。

■使用機材はボーイング747 Página Sieteの記事
インドのコビンド大統領来暮に使用された機材は、いわゆる「ジャンボ機」と呼ばれるボーイング747型機だった。同機はサンタクルスのビルビル国際空港に降り立ったが、400~660人を一度に輸送できるこの機材の、国内及び同空港への飛来は珍しい。この機材の駐機には、通常スペースの4機分を使用するという。

■投票日、10月20日で決定見込み La Razónの記事
議会は、選挙法廷が示した総選挙の投票日を10月20日にとすることを、承認する見通しだ。大統領選や議会議員選などは当初、27日投票が有力とみられた。しかしアルゼンチン、ウルグアイでこの日、選挙が予定されており、在外投票の機会が失われるおそれがあるとして、一週間前倒しする日程が示されていた。

■海の問題に1480万ドル La Razónの記事
ボリビア政府は、海の問題に対し1480万ドルを投じたという。ディエゴ・パリー外相が明らかにした数字だ。チリに海岸線を求める問題をハーグの国際司法裁判所に持ち込んでいた。昨年10月、ボリビア側の実質敗訴となったが、この件で合わせてこの額を投入していたという。

■ボリビアのパスポート、最弱 Los Tiemposの記事
ボリビアのパスポートは、ラテンアメリカ各国間で「最弱」だという。ヘンリー&パートナーズが世界176のパスポートについて、ビザなしで入れる国などをランキングした。この結果ボリビアは78か国、76位となった。地域でもっとも上位なのはチリ(14位)で、アルゼンチンとブラジルが17位で続く。

■国内ベネズエラ人に不安感 El Díaの記事
国内に住むベネズエラ人の間で、不安感が広がっている。警察を管轄するカルロス・ロメロ大臣が、書類不備のベネズエラ国民の本国送還を進める姿勢を示した。同国からは経済失政による生活困窮で多くの国民が流出し、数は少ないものの国内にも身を寄せている。人権状況を顧みずこの送還が行われることへの不安が生じている。

■ワヌニ元労働者らが封鎖 El Díaの記事
ワヌニ鉱山の元労働者らが、オルーロ市中心部の2月10日広場を封鎖した。元労働者らは、同鉱山から馘首された面々で、雇用対策などを国や県などに求めている。この要求行動から、封鎖による圧力をかけたものだ。国内最大の錫鉱山ワヌニだが、現在は業績不振にあえいでいる。

■アチョカリャ、7日以内に結論 La Razónの記事
ラパス市が要請したアルパコマ埋立地の使用延長について、アチョカリャの行政は7日以内に結論を出す。この埋立地で1月、大規模崩落が発生し、ラパス市は別の埋め立て地を要する姿勢だが、確保できていない。このため急遽、2か月間の使用延長を要請したもので、アチョカリャ側も早急に手続きを行なうことを約束した。

■BoA、安全管理徹底へ La Razónの記事
国営ボリビアーナ航空(BoA)のロナルド・カッソ会長は、安全管理を徹底する方針を示した。先週以降、同社便の緊急着陸が2度発生するなど、同社の安全体制への不安が指摘されている。カッソ会長はこの事態を重く見て、同社全体として安全性確保に全力を挙げると約束した。

■菅沼氏、スクレで公演 Correo del Surの記事
日本のクラシックギター演奏者、菅沼聖隆氏がスクレでコンサートを実施する。ボリビアのチャランゴ奏者ウィリー・リオス氏と30日、ジョイントコンサートを行なうものだ。このコンサートは、リオス氏がSNSで菅沼氏側にコンタクトをとり、実現に至ったものだという。


【ペルー】

■フニン、また鉄砲水 El Comercioの記事
フニン県でまた鉄砲水被害が生じた。セルバ・セントラル(中央ジャングル)一帯で8時間にわたる大雨が降り、この地盤の緩みからヤナンギートで発生したものだ。この事態で1人が死亡し、2人が不明となっている。住宅地を含む広い範囲が泥流に覆われている状態だ。

■アレキパ県施設で火災 El Comercioの記事
アレキパ県の施設で、火災が起きた。28日午前0時頃、県都アレキパ市内にある施設から火が出て、建物が全焼した。この施設内にあった救急車や消防車輛、乗用車などが燃え、さらに保管していた書類なども焼失したという。現在県警が、出火原因などについて調べを進めている。


【チリ】

■日本人殺害容疑で聴取へ La Terceraの記事
フランスの警察は日本人女性、黒崎愛海さん殺害容疑で、チリのニコラス・セペダ・コントレラス容疑者に対する聴取を行なう。2016年12月に同容疑者が黒崎さんを殺害したとして、フランス側は国際手配していた。同警察は捜査官をチリに派遣し、4月初めにもこの聴取を行なう方針を示した。

■ソトマヨール広場「ひどい」 BioBio Chileの記事
バルパライソの顔というべきソトマヨール広場の状況は「ひどい」という。市議会の教育委員会で指摘されたものだ。広場全体の傷みが進み、また同時にとくに夜間、治安の悪化が止まらないという。この広場について大改修とともに、パトロール強化などが必要と指摘された。


【アルゼンチン】

■サンフアン、小型機不明 Perfilの記事
サンフアン州で、小型機が不明になっている。27日15時頃、農場での農薬散布のため飛行していた小型機が、消息を絶った。航空機を保有する企業によるとこの機には、操縦士1人のみが乗っていたという。農場から飛行場までの距離は70キロで、この区間に墜落または不時着した可能性があるとみられる。

■29日、航空ストの可能性 Perfilの記事
29日、国内では航空ストライキが行われる可能性がある。アルゼンチン航空とアウストラル航空の複数の労働組合が、実施を通告しているものだ。賃上げなどの要求のため行なうもので、現在経営側とのぎりぎりの折衝が続けられている。この日に続き、両社の組合は4月1日にもスト実施を示唆している。

■フライボンディ、トレレウへ El Chubutの記事
LCCのフライボンディは28日、チュブ州のトレレウに就航した。同社が新たに開設したのは、同社のハブであるブエノスアイレスのエル・パロマール空港とを結ぶ路線だ。国内ではLCCが急拡大しているが、トレレウへのLCC就航はこれが初めてとなる。同社はビジネス、観光需要の取り込みに期待を示している。

■貧困率、32%に上昇 Infobaeの記事
アルゼンチン国民に占める貧困層の割合は、再び上昇に転じた。国の統計機関Indecが明らかにしたもので、2018年の貧困率は32.0%と、2017年の25.7%から6.3ポイント上昇した。国内では昨年7月のトルコの通貨安に引きずられてペソが下落するなど、再び経済問題が表出している。


【エクアドル】

■サンガイ活発化、観光に影響 El Universoの記事
リオバンバ南西のサンガイ火山活発化で、地域の観光への影響は必至だ。地質機構は26日、同火山の内部の活動が活発になりつつあるとして注意情報を出した。観光地であるこの山周囲への入域について注意喚起がなされている。このため、地域観光業に翳を落とす可能性が出ている。


【コロンビア】

■ナリーニョ、エネルギー危機 Caracol TVの記事
ナリーニョ県は、エネルギー危機に見舞われている。インディヘナ(先住民)層の社会闘争が半月以上続き、道路封鎖のため同県は「兵糧攻め」の状態だ。ガソリンや家庭用のガスが涸渇した状態で、多くの県民が困難に直面している。また医薬品についても多くが不足している状況にある。

■ドゥケ、ナリーニョ訪問へ Publimetroの記事
イバン・ドゥケ大統領は急遽、ナリーニョ県を訪問する。インディヘナ(先住民)層の社会闘争で道路封鎖が長引き、同県では物資やエネルギーの不足が深刻化している。この現状を視察するため、同県を訪れることとなった。また闘争の現場となっているカウカ県についても、訪問する予定だ。

■対人地雷被害が急増 Caracol Radioの記事
国内で、対人地雷による被害が急増している。国際赤十字が年次報告の中で触れたものだ。2018年、国内では地雷による事故が2500件発生したが、これは前年比で300%もの増加だ。コロンビア革命軍(FARC)との和平合意後被害は減少していたが、民族解放軍(ELN)の活発化で増加に転じたとみられる。


【ベネズエラ】

■再発メガ停電、4日め Caracol Radioの記事
再発したメガ停電は、4日めとなった。25日午後から、国内では再び大規模停電が生じ、今回はすべての州で停電が起きている。ニコラス・マドゥロ政権は28日も経済活動停止と学校の休校を発表している。同政権は原因となったグリ水力発電所のシステムトラブルが、テロ攻撃によるものと主張している。

■停電、一日2億ドルの損失 El Universoの記事
国内で起きている停電により、一日あたり2億ドルの損失が生じているという。電力の専門家は、この事態が経済失政によるメンテナンス不足やシステムの陳腐化が原因と指摘している。この広域停電で経済を支える原油輸出にも影響が生じ、疲弊した国内経済がさらに悪化するという、悪循環に陥っている。

■カラカス、再び断水 El Comercioの記事
カラカス首都圏では、再び断水が起きている。高地にあるこの町では、家庭などに送られる水はポンプでくみ上げられているが、停電でこのくみ上げが不能となっている。7日午後から13日までのメガ停電時にも同様の断水が生じていた。多くの市民が、川などから水をくみ、生活用水にあてている状態だ。

■国内の91%、ネット不通 Alta Densidadの記事
再発したメガ停電の影響で、国内の91%の地域でインターネットが利用できない状態だ。携帯電話会社が明らかにしたもので、このネット停電地域では携帯電話を通じた通話も難しくなっている。電力が使用できないばかりか、多くの国民は対応に向けた情報を得ることも難しくなっている状況だ。

■マドゥロ「米国と野党のせい」 El Paísの記事
ニコラス・マドゥロ政権は、今回再発したメガ停電について、米国と野党のせいだと断じた。システムトラブルと施設火災によるこの停電が、米国や野党による「テロ攻撃」で生じたとあらためて主張したものだ。電力の専門家は、経済失政によるメンテナンス不足とシステム陳腐化が原因と指摘している。

■グアイドに15年停止を命じる ABC Colorの記事
会計検査院は、フアン・グアイド暫定大統領に、公職について15年の停止を命じた。エルビス・アモロソ氏が明らかにしたものだ。議会議長である同氏の国外訪問の資金使用について、重大な疑いがあると指摘したものだ。アモロソ検査官は、公金の流用の疑いがあるとして、告発を準備しているとした。

■グアイド「茶番だ」 Caracol Radioの記事
フアン・グアイド暫定大統領は、会計検査院の告発について、「茶番だ」と一蹴した。議会議員としての公金の使用の在り方について、私的流用の疑いが指摘されたものだ。しかしグアイド氏は、ニコラス・マドゥロ政権の差し金による「でっち上げだ」と断じ、この告発を無視する姿勢を示した。

■欧州議会、グアイド承認 El Nacionalの記事
欧州議会はあらためて、フアン・グアイド暫定政権を承認した。同議会では、ニコラス・マドゥロ政権がその立場を利用し、公金を私的に流用している事実などが報告された。この上で、マドゥロ政権関係者への制裁があらためて宣言され、グアイド暫定政権を「正当」と認めた。

■ロシア、軍は「一時滞在」 El Parísの記事
ロシア政府は、同国の軍機や兵らがカラカスにいるのは「必要に応じた一時滞在だ」とした。同軍機がマイケティア国際空港に飛来したことから、米国やコロンビアなどが「軍事的緊張を煽っている」と批判していた。ロシア政府側はこれに対し、「必要だから飛来したものだ」とし、批判にはあたらないと断じた。

■ニューヨークでデモ Univisiónの記事
米国、ニューヨークのマンハッタンで、在留ベネズエラ人らがデモを行なった。デモを行なった現場は、ロシア領事館の前だ。ニコラス・マドゥロ政権を承認し、軍機を派遣した同国を批判し、同政権への「肩入れ」をやめるよう訴えた動きだ。集まった人々は、「ベネズエラは物資支援が必要だ」とも声を上げた。

■難民受け入れ国への支援必要 El Universoの記事
国連難民高等弁務官事務所は、ベネズエラ難民を受け入れた国々への支援が必要との見方を示した。経済失政による生活困窮から、ベネズエラの総人口の1割に相当する340万人が昨年12月時点で国外に流出している。コロンビアを筆頭に、ペルー、チリ、エクアドル、アルゼンチン、ブラジルへの支援が必要と同機関が指摘した。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ハイチ、また社会闘争へ El Nuevo Heraldの記事
ハイチではまた、社会闘争が再燃しそうだ。同国の最大野党はこの29日から、モイーズ政権の退陣を求めるデモを行なう。国民に対しこのデモに参加するよう呼びかけている。同国では先月7日から数週間にわたりこの社会闘争が激化し、国内では合わせて40人が死亡している。再び経済停止状態に陥る可能性もある。

■ニカラグア、合意ならず El Diarioの記事
ニカラグアでは合意はならなかった。同国では昨年4月から社会闘争が激化し、これに対するダニエル・オルテガ政権による弾圧も続いた。膠着化した事態打開のため与野党間の協議が行われていたが、両者の隔たりは大きく、合意には至らなかった。しかし双方とも、対話継続については必要との認識で一致している。

■オルテガ、選挙前倒し受け入れず Télamの記事
ニカラグアの与野党間の対話で、もっとも大きな溝となったのは選挙の実施だ。国内混乱が膠着化したことを受け、野党は2021年の大統領選挙の前倒し実施を要求した。しかしダニエル・オルテガ政権は、前倒しは憲法違反だとの理由からこれを全面的に拒絶した。選挙前倒しによる解決は、国外からもその声が上がっている。

■ポポカテペトル、警戒引き上げ Caracol Radioの記事
メキシコ政府は、プエブラ州にあるポポカテペトル山に対する警戒を引き上げた。この火山活動が再び活発化していることを受け、上から3番めのランクの「黄色警報」に切り替えたものだ。この火山の火口からは噴煙が上がり、火山灰や上記の噴出が確認されている。標高5426メートルのこの火山は、国内でもっとも活発な活火山の一つだ。

■グアテマラ、大きな事故 20 Minutosの記事
グアテマラで大きな交通事故が起きた。南西部、ソロラ県のナワラで、重量トラックがこの町の入り口付近で人々の中に突っ込んだ。この事故で8歳女児を含む18人が死亡し、19人が負傷している。このトラックを運転していた28歳の男は現場から逃げようとしたが、地元の人々に取り押さえられ警察に引き渡された。

■キューバとGoogle、覚書 El Universoの記事
キューバ政府とGoogleが、覚書を交わした。キューバ国内のインターネット状況の改善について、Googleが協力するというものだ。長年にわたりインターネット接続が規制されていたキューバは、今もその普及が遅れている。Googleは高速での接続環境の整備などについて、全面的に協力する。


【国威全般】

■百万人、支援受けられず News24の記事
サイクロン「アイダイ」の甚大な被害を受けたモザンビークでは、100万人が支援を受けられていないという。国連が明らかにしたものだ。第二の都市ベイラが壊滅的被害を受けた同国だけで、170万人への支援が必要で、その総額は3億ドルにのぼると国連は指摘する。この災害で多くの農家はすべての農作物を失っている。



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