2019.04.05

【ボリビア】

■鉱山事故、5人死亡 El Deberの記事
ポトシ県の鉱山で事故があり、合わせて5人が死亡した。ポルコ、コルケチャカの2つの鉱山で起きた事故は、坑内に有毒なガスが充満したことによるものだ。両鉱山は国内有数の銀山として知られるが、作業の中途でこの事態が生じたという。ポトシ県内では1万2~5千人が鉱山で働くが、年間35~50人の死者を出している。

■COB、12%増要求 La Razónの記事
有力労働組合連合COBは政府に対し、最低賃金の10%、一般的な受取賃金の12%アップを要求した。エボ・モラレス政権は毎年、メーデーの5月1日に賃金改定を発表している。これに合わせ、大幅な賃上げを求めた形になる。財界側は政府に対し、この幅を2%にするよう求めている。

■モンテアグードにシャトル便 Correo del Surの記事
チュキサカ県のモンテアグードに向け、航空シャトル便の運航が始まった。この地では大雨の影響で川が氾濫し、市街地で浸水被害が生じるなど、混乱が続いている。交通網も影響受けていることから、スクレのアルカンタリ空港とこの町の空港を結ぶシャトル便を、空軍が運航し始めたものだ。

■カミリ、緊急事態 Página Sieteの記事
サンタクルス県チャコ地方のカミリの行政は、地域に緊急事態を発令した。大雨の影響でこの地を流れるパラペティ川が氾濫し、被害が拡大しているためだ。自宅に戻れない市民も多く、市側は市内に避難所を設け対応している。緊急事態を発令した上で、県や国に対し支援を要請した。

■偽造医薬品、リスト公表 Página Sieteの記事
保健省と警察は、偽造医薬品のリストを公表した。ペルー国境のデサグアデーロで、偽造医薬品と密輸のシンジケートが摘発された。このグループによる偽造医薬品が国内に流通しているおそれがあるとして、対象となった医薬品の銘柄などが公開されたものだ。今の時点で、偽造品による被害報告はない。

■ジェニファー港、運用開始 La Razónの記事
パラグアイ川に設けられた、ジェニファー港の運用が開始された。内陸国のボリビアはチリ北部の港湾を外港として使用してきたが、関係悪化から水路活用に軸足を移している。この新港湾から第一便となる貨物85トンが出航したものだ。中国向けの木材などを積んでいるという。

■スペイン社、地熱発電 Los Tiemposの記事
スペインのSacyr社が、ポトシ県のチリ国境、ラグーナ・コロラダでの地熱発電事業に乗り出す。政府は国内の新たな電源開発を急いでいるが、この地では地熱発電の有力性が指摘されている。この地ではすでに、日本のJICAなどがこの開発に動いている。

■「フク」抑止に全力を La Patríaの記事
オルーロ県の鉱山業の団体は、「フク」の抑止に全力を挙げるよう求めた。最大の錫鉱山ワヌニを筆頭に、鉱産物を抜き取り横流しするこの「フク」の横行が報告されている。鉱山業の団体は国や県などに対し、この対策を徹底するよう求めた。この「フク」のため、各鉱山会社は高くの損失を被っている。

■ラパス、衝突で2人負傷 Página Sieteの記事
ラパスで、対立する交通事業者間の衝突があり、2人が死亡した。アンディーナ5月1日連盟と、エドゥアルド・アバロア組合の間で4日早朝に起きたものだ。車輛の停車場所についての対立が原因でケンカが高じ、衝突に至ったという。双方で使用している車輛の一部にも損傷が及んだ。

■チキ・ティキが新登場 La Razónの記事
ラパスの交通システムにバス「チキ・ティキ」が登場する。市営のBRT、プマ・カタリを補完し、フィーダー路線を運行するため導入されるものだ。プマ・カタリよりは小型の車輛で、小回りの利くものとなっている。運賃支払いのシステムなどはプマ・カタリと共通化される。


【ペルー】

■マチュピチュ、停電中 Correo Perúの記事
マチュピチュ村一帯が、停電している。3日21時45分頃、地域で起きた鉄砲水で送電網が被害を受け、この村やサンタテレサ、水力発電所一帯で送電が途絶えている。遺跡公園の観光は可能な状態だが、これから遺跡を訪れる観光客に対し、携帯電話などの充電は事前に済ませるよう呼びかけられている。

■今年初のフリアヘ El Conmercioの記事
気象機関はこの週末から、国内に「フリアヘ」が吹くと予報した。フリアヘはアマゾンの地方風で、この風が吹くと地域では熱帯にも関わらず気温が急降下し、悪天候となる。リマの気象機関によると、7日から9日にかけ、この風が吹きやすい状態になるという。

■ターミナル、野放し状態 El Comercioの記事
国内のバスターミナルは、野放し状態だという。先週末、リマのフィオリバスターミナルで二階建てバスが炎上し、17人が死亡した。この事態はバスの安全管理の不備と、違法燃油の使用があったためとみられる。交通省によると国内には300のターミナルがあるが、いずれの場所でも同様事故が起きかねない状況だという。

■日本にみかん輸出 Gestionの記事
この5月から、国産みかんが日本市場に輸出される。柑橘類生産輸出の団体が明らかにしたものだ。国産のみかん「さつま」の輸出が開始される。これらのみかんは国内ではリマ県などで生産されている。国内産農産物の日本市場への新規輸出は、2015年のアボカド以来となる。


【チリ】

■交通相、鉄道計画を推進 BioBio Chileの記事
グロリア・ウット交通相は、サンティアゴとバルパライソを結ぶ高速鉄道計画を推進する姿勢を示した。この計画は中国企業が提言しているもので、すでに議会交通委員会なども審議に入っている。同大臣はこの計画が進めば、国内の交通、経済に大きく寄与すると評価し、推進する姿勢を示した。

■ペット登録、55万件 BioBio Chileの記事
国内でのペット登録件数は、55万8615件となったという。国内では家庭で飼われる犬などのペットについて、名前やその種類などの情報を登録することが義務づけられた。3月28日から登録が開始されているが、すでに55万件に達しているという。この総登録の圧倒的多数は犬が占めている。


【アルゼンチン】

■ミシオネス、麻疹警報 Minuto Unoの記事
ミシオネス州に、麻疹(はしか)への警戒警報が出された。国内とウルグアイを訪れたロシア人男性が、麻疹を発症した。この男性は国内ではブエノスアイレスとイグアス国立公園を訪れており、このウイルスが両地域で拡散した可能性があると保健省は指摘する。国内では昨年、18年ぶりにこの感染が発生している。

■ブエノスアイレスに嵐 Intransigenteの記事
ブエノスアイレスは4日、劇的な天候の変化に見舞われた。大西洋から活発な雨雲が市内北部地域に入り、大雨となったものだ。強風をともなった大雨が降り、冠水した街路地点もある。この嵐の通過後、一帯には冷たい空気が入り、気温が急降下している。

■サンティアゴ、200世帯避難 Télamの記事
サンティアゴ・デル・エステーロ州南部では、200世帯が避難した。この地域では局地的な大雨が降り、地域を流れる小川などの氾濫が相次いだ。浸水、冠水している地域などから多くの人が避難しているが、窃盗被害を恐れて危険を承知で自宅に残る人もいるという。

■ソンダで休校措置 Télamの記事
「ソンダ」の影響で、メンドサ州のマラルグエやトゥヌバン、トゥプンガトなどの地域で、学校が休校となった。ソンダはアンデス山脈から吹き降ろす強風で、通学途上の児童生徒に危害が及ぶおそれがあるとしてこの措置をとったものだ。この風は、季節の変わり目に吹くことが多い。


【エクアドル】

■アエロビア鉄塔、観光名所に El Universoの記事
グアヤキルの海岸近くにある、「アエロビア」の鉄塔が観光名所化している。市内とサンボロンドンを結ぶ都市交通型テレフェリコ(ロープウェイ)の整備工事が進んでいる。マレコン通りにある鉄塔が名所化しており、多くの人が自撮り写真をとるなどしているという。


【コロンビア】

■グアイド氏逮捕、容認しない El Terreitorioの記事
イバン・ドゥケ大統領は、ベネズエラのフアン・グアイド暫定大統領が逮捕されることは、政府として決して容認しないと断じた。ニコラス・マドゥロ政権の意向を反映する制憲議会が、不逮捕特権の剥奪を議決した。グアイド政権はコロンビアや米国など60か国が承認しており、簒奪政権による「クーデター」を認めないと同大統領は断じた。

■政府、ナリーニョ孤立で特使 Caracol Radioの記事
政府は、ナリーニョ県に特使を派遣した。インディヘナ(先住民)層の社会闘争で3週間以上にわたりパンアメリカン道が封鎖されている。同県は食料などの物資が不足し、ガソリンが涸渇している状態となっている。政府側はインディヘナ層との対話を進める一方、孤立した同県に特使を派遣し打開策を探っている。


【ベネズエラ】

■6日、67個所でデモ EVTV Miamiの記事
フアン・グアイド暫定政権が呼びかける6日のデモは、国内67個所で実施される。ニコラス・マドゥロ政権の退陣を求め、自由と民主主義を回復するため、無期限で行なうというものだ。グアイド暫定大統領は、このデモの圧力で簒奪政権を退陣に追い込もうと呼びかけ、とくに若い世代の参加に期待を示した。

■グアイド、チャベス派を批判 El Universalの記事
フアン・グアイド暫定大統領は、チャベス派を厳しく批判した。ニコラス・マドゥロ政権の言いなり状態の司法の要請を受け、制憲議会が不逮捕特権を含む、グアイド氏の議員特権剥奪を議決した。グアイド氏はこのチャベス派の動きを批判し、同時にマドゥロ政権が「焦りを見せている」と強調した。

■アサド氏との会談を批判 El Universoの記事
フアン・グアイド暫定大統領は、ニコラス・マドゥロ政権下の外務大臣の役割のホルヘ・アレアサ氏が、シリアのアサド大統領と会談したことを批判した。マドゥロ政権は米国と距離を置く国々からの支持言質を得るため、同氏を派遣している。グアイド氏は、世界的な分断を図るだけの行為と批判した。

■EU、特権剥奪は無効 Télamの記事
欧州連合(EU)は、制憲議会によるフアン・グアイド暫定大統領の不逮捕特権剥奪議決は、無効との認識を示した。EUを含む多くの国々は制憲議会には立法権はなく、ベネズエラ憲法上の議決効力はないとの見方を示している。この上で、この議決そのものが憲法違反であり、独裁政権の意向に沿うだけの未意味なものと結論づけた。

■米国、「ドル漬け」を企図 El Paísの記事
米国、ドナルド・トランプ政権は、ベネズエラを「ドル漬け」にする計画をすでに進めている。同政権が簒奪と位置づけるニコラス・マドゥロ政権の「その後」を見据えたものだ。混乱する経済を安定化させるため、十分な量のドルを流通させるというものだ。マドゥロ政権がほろんだ翌日には、この状態が可能になるという。

■マドゥロ、軍事侵攻を語る Caracol Radioの記事
ニコラス・マドゥロ政権は、米軍が国内への軍事侵攻を企図していると断じた。簒奪政権を退陣に追い込むため、ドナルド・トランプ政権は軍事オプションを使用することを否定していない。マドゥロ政権側は、軍事侵攻という主権を脅かす犯罪行為を米国側が狙っていると断じた。

■14か国、キトで会合 Informe21の記事
この8、9日の両日、エクアドルのキトに14か国が集まる。経済失政による生活困窮を受け、多くのベネズエラ国民が国外に流出し難民化している。この難民問題を話し合うため、14か国の代表がこの地に集まるものだ。このほか国連難民高等弁務官事務所や米州開発銀行なども、オブザーバー参加する。

■HRW「人道上の危機」 Caracol Radioの記事
ヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)は、国内が明らかに人道上の危機にあると断じた。経済失政による物資不足に加え、3月7日以降はメガ停電が相次いでいる。ニコラス・マドゥロ政権はこうした危機を否定しているが、HRWは国内全体に人道上の危機が蔓延していると断じ、早期の支援が必要との見方を示した。

■ララ州、ガソリン涸渇 La Prensa Laraの記事
ララ州では、再びガソリンが涸渇しているという。経済失政によるメンテナンス不足や職員の士気低下で、産油国でありながらガソリン不足が国内では頻発している。ララ州ではまた、ガソリンが涸渇し、スタンド前に給油を待つ車列ができている状態だ。国内の産油体制は、第二次大戦時のレベルまで低下している。

■カラカスの商業、制限中 El Pitazoの記事
送電が再開されているカラカスだが、商店などの営業体制はまだ、制限を受けている。3月7日以降、メガ停電が発生し、その都度国内各地で大きな混乱が生じている。カラカスでは送電は再開されたが、停電による断水がまだ各地で続いている状態だ。安全な水が得られないことから、一般商店の営業には今も影響が残っている。

■レケセンス氏、政治対立の犠牲者 El Pitazoの記事
拘束が続く野党議員、フアン・レケセンス氏は政治対立の犠牲者だ。同氏の父親が、初公判を前にメディアに語った。同氏は昨年8月に起きたとされるテロ未遂への関与を一方的に指摘され、拘束を受けた。フアン・グアイド暫定政権は、同氏の即時解放を訴えるが、実現には至っていない。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■パラグアイ、90日の緊急事態 El Espectadorの記事
パラグアイ政府は、90日の緊急事態を発令した。国内を流れる大河パラグアイ川が増水し、流域各地で氾濫、浸水被害が生じている。現時点で2万世帯が被害影響を受け、避難を強いられている地域もある。政府側は被災した人々向けの支援物資40万トンを調達した。

■ニカラグア、最終合意至らず France24の記事
ニカラグアの与野党間対話は、最終合意に至らなかった。同国では昨年4月から反政府行動が続き、これに対するダニエル・オルテガ政権による激しい弾圧も続いた。膠着化した事態打開のためこの対話が行われていたが、与野党間の折り合いはつかなかったという。それでもオルテガ政権側は、今後も対話が必要との見方を示している。

■ハイチ、ガソリン不足悪化 Hoyの記事
ハイチでのガソリン不足が、日に日に悪化している。同国内で消費される燃油を輸送するタンカーは、首都ポルトー・プランスの港湾内に停泊したまま、動いていない。新たな供給がないため、国内では不足感が広がり、今後涸渇に至るおそれがある。国内ではモイーズ政権退陣を求めるデモが激化するなど、政情が悪化している。

■バレラ、日本へ Criticaの記事
パナマのフアン・カルロス・バレラ大統領が4日、日本を訪れた。中国に続き同国を公式訪問したもので、安倍晋三首相と会談し国交樹立115年の関係の意義を強調した。また今月末で退位する今上天皇とも面会したが、今上天皇としては在位中最後に会談する外国首脳となったという。

■キューバ、新聞圧縮 Diario de Cubaの記事
キューバ国内で発行されている新聞は、ページ数を減らしているという。政府側から公式な発表はないが、共産党機関紙Granmaを含む各紙が一斉にこの措置をとっている。米国などからの経済的圧力が強まる中、新聞に必要な紙が不足し、この措置を取らざるを得なくなっているという。

■ウルグアイ、麻疹警報 Perfilの記事
ウルグアイ保健省は国内に対し、麻疹(はしか)に対する警報を出した。この3月、同国を訪れた39歳のロシア人男性が麻疹を発症した。同国内での麻疹感染例は実に20年ぶりだ。国内では広く、予防接種が行われているものの、生後6月から4歳までの乳幼児や未感染者、未接種者に、接種を早期に受けるよう呼びかけがなされている。

■インテルジェット、フェイクに注意 El Sol de Méxicoの記事
メキシコのLCC、インテルジェットがフェイクニュースに対する注意を呼びかけた。先週末から、同社では操縦士不足による便の欠航が相次ぎ、影響が広がった。この件を受け、休止予定ではない便が欠航となるとのフェイクニュースが、SNSなどで拡散しているという。

■サンパウロ、窃盗犯10人殺害 El Universoの記事
ブラジル、サンパウロの警察は、銀行の自動機(ATM)から現金を盗もうとした窃盗犯10人を殺害したという。市内2個所で、合わせて25人がこの窃盗行為に及んでいた。犯人グループは武器を用意するなど、警察側との応戦姿勢を示しており、現場はまさに銃撃戦となったという。



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