2019.04.10

【ボリビア】

■チリ議員、正常化求める La Razónの記事
チリの下院議会が、セバスティアン・ピニェラ大統領に対し、ボリビアとの関係正常化を求めた。両国は海の問題を通じ、関係がこじれた状態にある。同議会は関係正常化を求める議案を賛成65、反対24で可決した。両国は1978年に一時外交関係を持ったがすぐに破棄し、正規の外交関係を持たないままとなっている。

■副大統領、米国を批判 La Prensaの記事
アルバロ・ガルシア・リネーラ副大統領が、米国上院議会を批判した。共和党が多数を占める同議会は、エボ・モラレス大統領の次期選挙出馬が憲法に抵触する可能性の審議を開始した。副大統領はこの審議そのものが、ボリビアへの内政干渉にあたると批判した。野党などは、国際社会にこの抵触を訴えている。

■トルコ製武器購入に意欲 El Díaの記事
トルコの首都アンカラを訪れたエボ・モラレス大統領は、同国のエルドアン大統領と会談した。この場で、両国間の関係の深耕などを図ったが、モラレス大統領は密輸・薬物対策のためのトルコ製武器の購入に意欲を示した。またトルコからは、キヌア生産に必要な農機具が贈られることとなった。

■エボ、トルコのテレビドラマに言及 Correo del Surの記事
トルコのエルドアン大統領との会談に臨んだエボ・モラレス大統領は、同国のテレビドラマに言及した。トルコで制作されたドラマが、ボリビアのテレビで放送され人気を博している。モラレス大統領はエルドアン大統領に対し、こうしたドラマを通じてトルコの文化に関心を示すボリビア国民が増えていると表した。

■メサ氏を招待していない El Díaの記事
ラパス県ムリーリョ郡のジャガイモ農家らは、カルロス・メサ氏を招待してはいないと断じた。10月の大統領選に出馬する同氏は、この地で収穫に参加するパフォーマンスを見せた。この際、現地から招待されたとしたがその事実はないと農家らは断じ、政治活動に利用されたとして不快感を示している。

■偽造薬、新たに2人逮捕 La Razónの記事
偽造医薬品事件で、新たに2人が逮捕された。ペルー国境のデサグアデーロで、偽造医薬品のシンジケートが摘発され、この影響が全国に波及している。検察はサンタクルスで、この組織の活動に関わった容疑で新たに2人を逮捕した。国内で流通している医薬品の2割に、この偽造薬の影響が出ている。

■また密輸グループ摘発 Página Sieteの記事
エルアルトとオルーロを拠点としていた密輸グループが、新たに摘発された。とくにチリ国境で密輸団と警察、軍との衝突が相次いでいる。この組織は盗品をとくに流通させ、「ロンダリング」を図っていたとみられている。警察と軍は、国境地域での体制を強化し、摘発を進めている。

■ラパス、ミクロの事故 La Razónの記事
ラパス、クルセ・デ・ビジャスで、大型路線バス「ミクロ」の事故があった。「Q」のミクロの車輛が9日朝7時30分頃、エステバン・アルセ通りの建物に激突したものだ。この事故で乗客など数人が負傷しているが、命に別状はない。走行中にブレーキが利かなくなったことが原因とみられる。

■オルーロ、狂犬病2例め La Razónの記事
オルーロで、今年2例めとなる狂犬病が報告された。市内中心部でこの感染症の症状を示して死んだ犬から、ウイルスが検出されたものだ。オルーロはインディヘナ(先住民)の考え方から犬に対し寛容な土地で、狂犬病が発生しやすい土壌でもある。保健局は飼い犬に対する、接種運動を随時実施している。

■ILS、最終段階 Correo del Surの記事
スクレ、アルカンタリ空港での計器着陸装置(ILS)装備作業は、最終段階だという。悪天候時でも安定運航とするためのこの計器の装備作業が、続けられている。国内ではラパス、コチャバンバ、サンタクルスに続く、4個所めの装備となる。同空港は2016年5月、旧空港に代わりオープンした。


【ペルー】

■航空旅客、8.7%増 Gestionの記事
2018年、ペルーで旅客航空便を利用した人は2460万人と、前年比で8.7%増加した。民間航空局が明らかにした数字で、国内線が51.7%、国際線が48.3%だ。航空会社別ではLATAMペルーが58.2%を占め、ペルービアン航空が13.8%、アビアンカ・ペルーが9.8%で追う。

■フニン、240校休校 El Comercioの記事
フニン県内では、240の学校が休校となっている。同県のチャンチャマヨなどで、ペレネ川が増水、氾濫する事態が生じた。この流域の被害地域を中心に、学校が再開できない状態となっているものだ。多くの学校は今月1日から休校となっており、再開の目途はまったく立っていない。

■プーノ、交通ゼネスト El Comercioの記事
プーノ県では9日、24時間の交通ゼネストが行われている。県内の交通事業者らが行っているのもので、国の交通行政や県に対し、道路事情の改善を求めた動きだ。県都プーノや最大都市フリアカなどで、多くの運転手らがこの要求のためのデモ行進も実施している。

■アヤバカ、ダイナマイト事故 La Repúblicaの記事
ピウラ県のアヤバカで、ダイナマイトの事故が起きた。電気工の53歳の男性が、焼け焦げの状態で死亡しているのが発見されたものだ。ダイナマイトが誤爆したことによる死亡とみられている。このダイナマイトは、鉱山内で使用されているものとみられる。


【チリ】

■ラパ・ヌイ、船ブロック BioBio Chileの記事
ラパ・ヌイ(イースター島)で9日、船がブロック封鎖されたという。アンガ・ピコ埠頭が閉鎖され、本土からの物資などを積んだ船が接岸できなくなった。この事態は、投票を控える選挙が原因で起きたものとみられ、チリ政府側はこの島の自治政府のガバナンスの問題を指摘した。

■アンクー、悪臭問題 BioBio Chileの記事
第10(ロス・ラゴス)州チロエ島アンクーでの悪臭問題を受け、バルディビアから専門家が現地入りした。アンクーの市民から、悪臭の指摘、苦情が相次いだ。今の時点でこの原因などが分かっておらず、専門家を招くこととなった。検察とともに、この原因の追及にあたるという。


【アルゼンチン】

■IMF、厳しい評価 TNの記事
国際通貨基金(IMF)は、アルゼンチン経済について厳しい評価を加えた。同機関は今年、アルゼンチン経済は1.2%のマイナス成長と予想し、年末時点では失業率は9.9%に上昇するとの予測値を示した。年次報告書の中で示したもので、今年の年間インフレ率も30.5%予想している。

■5月1日、交通ゼネストか Diario26の記事
この5月1日、交通ゼネストが行われる可能性がある。交通業の労働組合が通知したものだ。交通分野労働者の賃上げと、職域年金の拡充、交通についての税制改革などを求め、このストを予定しているという。実施されれば、国内交通のさまざまな分野で影響が生じるとみられる。

■スブテ運賃、150%増 La Izquerdaの記事
ブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)運賃はこの1年で、150%上昇した。9日、新たな値上げが行われ、16.50ペソから19ペソに改定された。マウリシオ・マクリ政権は公共料金の適正化政策をとり、さらにインフレの影響も加味し上昇幅が大きくなっている。5月にはこの運賃は21ペソにさらに値上げ予定だ。

■自撮りで橋から転落 La Nacionの記事
コルドバ州で、自撮り写真を撮ろうとした男性が橋から転落した。サンロケ池にかかる新たな橋が竣工し、渡り初めが行われた。この場で52歳の男性が自撮りしようとし、誤って橋から転落したという。男性は軽傷を負い、病院に運ばれたが命に別状はない。


【エクアドル】

■観光ガイドも捜索参加 El Comercioの記事
ナポ県でスペイン人青年が不明になっている件で、地域の観光ガイドらも捜索活動に参加した。ハトゥンヤク川に31歳の男性が流され、行方が分からなくなっているものだ。連日、この川や周囲の池などで捜索が続けられているが、観光ガイドらも通常は観光用に要するカヤックなどを使用し、捜索に参加した。今の時点でこの男性の行方の手がかりは、見つかっていない。

■また紫外線への注意 El Comercioの記事
気象機関は、キトなどにまた紫外線への注意を呼びかけた。9日、市内では紫外線量がきわめて高いレベルとなり、日中の時間帯は注意が必要だという。肌の露出を控えたり、目を守るなどの措置を市民に呼びかけた。紫外線量が多い状態は、国内のアマゾン地方でもこの日、起きている。


【コロンビア】

■アビアンカ、メデジンとカリ増便 Caracol Radioの記事
アビアンカ航空は、ボゴタとメデジン、カリを結ぶ路線を増便する。150人乗りのエアバスA320型機を使用し、合わせて5便を増やすことを明らかにした。メデジン線の同社の座席供給は16%、カリ線は21%増える。国内競争が激化する中、高需要路線に資源を集中させる姿勢とみられる。

■インテルジェット、メデジンへ Caracol Radioの記事
メデジンに、メキシコのLCC、インテルジェットが乗り入れるという。同社が明らかにしたもので、メキシコシティ、カンクンとメデジンを結ぶ路線を開設する。メデジンには昨年末、アエロメヒコが乗り入れたばかりで、メキシコとの間の便が大きく拡大することになる。


【ベネズエラ】

■OEA、ターレ氏を承認 Infobaeの記事
米州機構(OEA)は、ベネズエラ側の代表としてグスタボ・ターレ氏を承認した。ターレ氏は、フアン・グアイド暫定政権が代表に選任したもので、OEA側が9日、これを審査したものだ。この選任で、OEAはニコラス・マドゥロ政権ではなく、グアイド暫定政権を正式に認めた形となる。

■ポンペオ氏、国境へ Caracol Radioの記事
米国のマイク・ポンペオ国務長官が、コロンビアのベネズエラ国境を訪れる。同氏は14日にククタ入りし、国境地域を視察する。米国は、フアン・グアイド暫定政権の求めに応じて人道支援物資を用意したが、この国境で搬入を拒まれたばかりだ。ポンペオ氏は同国のほかチリ、パラグアイ、ペルーも訪れる。

■10日、また反マドゥロデモ El Impulsoの記事
10日、国内ではまたニコラス・マドゥロ政権に対するデモが行われる。フアン・グアイド暫定政権の呼びかけによるもので、同政権退陣による秩序や民主主義、自由の回帰を訴えるものだ。このデモは6日にも行なわれ、グアイド政権側は継続を訴えるが、市民の間には「疲れ」の声もある。

■ベネズエラには時間がない ADN40の記事
フアン・グアイド暫定大統領は、「ベネズエラには時間がない」と断じた。外国メディアの取材に答え語ったものだ。ニコラス・マドゥロ政権の経済失政で、多くの国民が人道的危機に陥っていることは明白で、早急な打開を図る必要があると同暫定大統領は語った。3月7日からのメガ停電が、さらに事態を悪化させたとも語っている。

■公務員に脱マドゥロ呼びかけ Télamの記事
フアン・グアイド暫定大統領は、公務員の組合に対し「脱マドゥロ体制」を呼びかけた。公務員の大半は、今もなおマドゥロ政権の強い影響を受ける立場にある。マドゥロ政権と組合側との対話が実現し、事態打開のためには公務員も「自主的な造反」を図る必要性があると訴えた。

■マドゥロ、さらに金8トン持ち出し El Universoの記事
ニコラス・マドゥロ政権は、中央銀行の金8トンをさらに持ち出したとみられる。同政権は、同行の金をトルコやアラブ首長国連邦などに持ち出し、資金化していることが報じられている。新たな持ち出し疑惑を、野党議員のアンヘル・アルバラード氏が告発したものだ。

■CIDH委員長、ベネズエラ訪問希望 Télamの記事
米州機構(OEA)の人権機関CIDHのエスメラルダ・アロセメナ委員長が、ベネズエラ訪問を希望している。フアン・グアイド暫定政権や国際社会が指摘する、人道的危機の実態を視察するためだ。しかし同委員長は、人道的危機は存在しないとするニコラス・マドゥロ政権に、訪問を阻まれているとした。

■国連、難民の自由受入れを El Universoの記事
国連難民高等弁務官事務所は、ラテンアメリカ各国に、ベネズエラ難民の自由な受け入れを求めた。経済失政による生活困窮から多くのベネズエラ国民が国外に流出し、各国で難民化している。多くの国々が「過剰な受け入れ」を拒絶する中、同機関は難民の状況に憂慮を示し、自由な往来の機会を求めた。

■失業率、44.3%に El Espectaorの記事
国内の失業率が、44.3%に上昇しているという。国際通貨基金(IMF)が明らかにした数字だ。経済失政による混乱で、企業の廃業倒産や工場などの閉鎖が続く。同機関は来年には失業率が50%を超えるとの見方を示す。この水準は、内戦直後のボスニア・ヘルツェゴビナと同様だという。

■カラカス断水、非常に深刻 Caracol Radioの記事
カラカスで起きている大断水は、非常に深刻な事態だという。3月7のメガ停電発生で、市街の60%に水を供給するポンプが作動せず、大断水に発展した。1か月以上にわたり水道が使えない地域が多いが、停電でポンプのシステム上の大きなトラブルが発生し、早期回復の見通しが立たない状態にあるという。

■中央銀、停電で馘首か El Comercioの記事
中央銀行が、停電に便乗して一斉馘首を行なったとみられる。3月25日発生のメガ停電時、同行は2000人の職員のうち100人を自宅待機とした。その後、この100人は職務に復帰できない状態となっているという。明確な解雇の姿勢は示していないものの、実質的な馘首とみられる。

■マーハーン航空、カラカス就航へ El Comercioの記事
イランのマーハーン航空が、新たにカラカスに乗り入れる。イランの議員がカラカスを訪れ、この就航計画を示したものだ。テヘランとカラカスを結ぶ直行便を設けるという。両国は、米国と距離を置くスタンスの近さで関係を強めてきたが、米国からの圧力が増す中、さらなる連携強化を図ろうとしている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■IMF「ベネズエラが足かせ」 Caracol Radioの記事
国際通貨基金(IMF)は、ラテンアメリカ・カリブ経済においてベネズエラが「足かせ」になるとの見方を示した。世界的な景気減速感の中、この地域の経済はまだ活発な状態だ。とくに地域の経済大国であるブラジル、メキシコが元気である一方、ベネズエラは今年25%のマイナス成長見通しで、地域の「足を引っ張る」と分析した。

■ハイチ、新首相指名 El Diarioの記事
ハイチのモイーズ政権は、ラパン氏を新首相に指名した。同氏は先月から暫定首相で、そのまま首相に就くこととなった。同国では新たな汚職疑惑からこの2月初め以降、社会闘争が激化し、混沌とした局面となっている。モイーズ政権はこの首相交代で事態鎮静化を図る姿勢だが、国民からのモイーズ政権退陣を求める声は今もくすぶっている。

■ニカラグア、対話の扉は閉めず Noticias SINの記事
ニカラグアの野党は、与党との対話の扉は閉めない。同国では昨年4月以降、反政府行動が続き、これに対するダニエル・オルテガ政権の弾圧が続いた。膠着化した事態打開のため与野党間対話が行われていたが、物別れに終わっている。野党側はそれでも、与党との対話に向けた扉は閉めない、とした。

■パラグアイ川、ピーク脱したか ABC Colorの記事
大河パラグアイ川の水位上昇ピークは、脱したとみられるという。流域での大雨のため3月以降、この川の水位上昇が続き、パラグアイ国内の流域で氾濫が生じている。現時点で2万人が避難している状態だか、気象機関は新たな大雨が降っていないことなどから、今後水位は漸減するとの見方を示した。

■マドゥロ、オルテガ招待せず El Universoの記事
6月1日のエルサルバドル、ナジブ・ブケレ新大統領就任式に、ベネズエラのニコラス・マドゥロ氏、ニカラグアのダニエル・オルテガ大統領は招待されないという。ブケレ氏自身が明らかにしたものだ。同氏は両国が民主主義を損なっていると断じ、この点での意思疎通が図れないとした。またホンジュラス大統領も招待しないという。

■リオ、大雨で4人死亡 El Universoの記事
ブラジル、リオデジャネイロは9日、局地的な大雨に見舞われた。激しい雨のため車輛が水没する事態が生じるなどし、これまでに4人が死亡しているという。交通困難地域が生じるなどし、この日は学校も多くが休校となった。行政側もこの事態が「危機的状況にある」と発表している。

■ハイチ、交通事故多発 Prensa Latinaの記事
ハイチで、交通事故が急増しているという。同国の交通安全の団体によると、先週末だけで国内では事故で15人が死亡し、91人が負傷している。この最大の原因として、経済問題を抱える中道路事情が悪化していることがあるとした。事故の78%は、オートバイ関連が占めている。

■ウルグアイ、麻疹2例め El Paísの記事
ウルグアイ保健省は、国内2例めとなる麻疹(はしか)感染が確認されたと発表した。国内に住む42歳の女性の感染が明らかになったものだ。同国では今年、旅行で国内を訪れたロシア男性が発症し、20年ぶりの麻疹感染確認となった。この事態を受け保健省は、未感染者、未接種者へのワクチン投与運動を展開している。


【国際全般】

■モザンビーク、飢餓に直面 News24の記事
3月14日、サイクロン「アイダイ」の直撃を受けたモザンビーク中部は、飢餓に直面している。第二の都市ベイラが90%破壊されるなど大きな被害を受けた同国では、汚染水により広がるコレラの感染拡大が生じた。現在この事態に続き、被災地域の広い範囲が食料不足、涸渇に直面し、飢餓の広がりが懸念される。


【サイエンス・統計】

■気候変動で蚊のリスク News24の記事
気候変動、温暖化の影響で、世界的に蚊のリスクが高まるという。マラリアやデング、黄熱病、さらに近年流行したジカ熱やチクングニヤ熱など、蚊が媒介する感染症は多い。この気候変動で、これらの感染症に接する人は世界で10億人に達するとの見方が米国の大学機関により示された。



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