2019.04.13

【ボリビア】

■エボ、内政干渉と反発 La Razónの記事
エボ・モラレス大統領は、内政干渉だと反発した。米国上院議会が、同大統領の10月選挙再出馬について、憲法抵触の可能性が高いとの見方を示した。モラレス大統領は、この出馬は憲法法廷が認めており問題はないと訴え、その上で左派政権存続を阻むための、ドナルド・トランプ政権による干渉だと断じた。

■野党がトランプ氏に嘆願と指摘 La Razónの記事
与党MASは、野党が米国のドナルド・トランプ大統領に「嘆願」した結果、と指摘した。与党共和党が多数を占める上院議会が、エボ・モラレス大統領の再選出馬に意見の可能性を示した。この件についてMASは野党の画策によるものと断じ不快感を示した。モラレス大統領の再選出馬は、現行憲法の多選規定に抵触するとの指摘が続く。

■メサ氏側との合意に至らず Eju.tvの記事
「ボリビアはNoといった」のウラジミール・ペニャ氏は、次期大統領選に出馬するカルロス・メサ氏陣営との合意には至らなかったとした。野党一本化に向けた協議がなされたが、ペニャ氏はメサ氏の体制が「過去のボリビアに戻るだけだ」と判断したという。対モラレス政権の立場では一致しているものの、合意は難しいと判断した。

■対話はいつでも歓迎 Página Sieteの記事
ボリビア政府は、チリに対し「対話はいつでも歓迎」との立場を示した。同国の下院議会がピニェラ政権に対し、対話と関係正常化を呼びかけた。ディエゴ・パリー外相は、ボリビア側は同国との対話の扉を常に開いていると呼びかけた。両国は1978年の断交以来、正規の外交関係を持たない状態が続いている。

■新たな「フク」摘発 La Razónの記事
オルーロ県のワヌニ鉱山では、新たな「フク」が摘発された。フクは鉱山産出物を組織的に横流しする犯罪で、国内有数の錫鉱山であるこのワヌニで、とくに被害額が大きい。警察や軍はこの摘発を進めており、12日未明に新たな一団が摘発を受けたという。摘発の動きは、国内のほかの鉱山にも広がっている。

■偽造薬摘発、進む La Razónの記事
国内では偽造医薬品についての捜査、摘発が進んでいる。先週、ペルー国境のデサグアデーロで偽造医薬品のシンジケートが摘発された。この組織を通じた偽造薬が国内に蔓延している実態が明らかになり、新たな摘発、逮捕が相次いでいるものだ。政府はこの事態の早期収拾を図り、医薬品への不安を払拭したい考えだ。

■BRT反対、ミクロの行進 El Díaの記事
サンタクルスでは、ミクロと呼ばれる乗り合いバス車輛が、市街を行進した。市側は、専用軌道を通る高速バスBRTを市内に導入する計画を示した。しかしミクロの運営業者は、既得権が損なわれるとしてこれに反対している。ミクロを数珠つなぎに走らせ、これに反対するデモを行なったものだ。

■児童労働、80%減 La Razónの記事
国内での児童労働は、実に80%も減少したという。労働省が明らかにしたものだ。家計を助けるために仕事をする児童は2008年時点で74万6千人いたが、現在は15万4千人まで減ったという。国内の経済発展に合わせ、確実にこの数が減ったとした。同省は、2025年には児童労働根絶を目指すとしている。

■外貨準備、大きく減る El Deberの記事
ボリビアの外貨準備が、大きく減っている。中央銀行によると昨年12月時点の外貨準備高は89億4000万だったが、4月5日時点で79億2300万ドルまで減少した。4か月で10億ドル減る状態となったが、中央銀行側はこの程度の増減はよくあると説明している。

■ビアチャ道、工事着工 La Razónの記事
エルアルトとビアチャを結ぶ道路の、4車線化工事が着工された。オスカル・コカ公共事業相参列のもと着工式が行われたものだ。この工事は2700万ドルを投じて行なわれるもので、工期は15か月を予定している。政府は国内幹線道路の改善、4車線化工事を各地で進めている。


【ペルー】

■コカ葉をめぐる衝突、2人死亡 El Comercioの記事
プーノ県北部、カラバヤ郡のサンガバンで、コカ葉をめぐる衝突があり、2人が死亡した。違法作付コカ葉を掃討展開するため、軍の部隊が12日未明にこの地に到着した。これに抵抗したコカ葉農家との間で衝突に至ったものだ。死亡した一人は、コカ葉農家の35歳の男性と確認されている。

■ワンカベリカ、バス事故 El Comercioの記事
ワンカベリカ県で、バス事故が起きた。ワンカヨからアヤクチョに向かっていたバスの便が、マチャクアイ付近で衝突事故を起こし、横転した。この事故で25人が負傷し、このうち2人は重傷だという。警察が、事故原因などについての調べを進めている。


【チリ】

■メトロで爆竹 BioBio Chileの記事
サンティアゴのメトロ(地下鉄)駅で、爆竹が鳴らされた。12日昼頃、5号線のキンタ・ノルマル駅のチケット売り場付近で、この爆音が轟いた。この事態による損傷などはなく、メトロの運行にも支障はなかったという。警察は、悪質ないたずらとみている。

■サクランボ輸出が好調 BioBio Chileの記事
国産サクランボの輸出が、好調だという。第10(ロス・ラゴス)州オソルノの農産物輸出団体によると、今シーズンの輸出は18万718トンに達し、輸出額は10億ドルとなった。国内産サクランボは第9(ラ・アラウカニア)、第10(ロス・ラゴス)、第14(ロス・リオス)州に集中している。


【アルゼンチン】

■司法、キューバ訪問差し止め Télamの記事
司法は、前大統領のクリスティナ・フェルナンデス氏のキューバ訪問を差し止めた。同氏の長女がハバナで療養中で、これを見舞うための訪問が予定されていた。しかし同氏は、在任中の汚職などの容疑で捜査を受けており、司法は逃亡につながるおそれがあるとしてこれを差し止めた。

■Uber闘争、2日め Télamの記事
ブエノスアイレスでは12日、タクシー車輛によるUber封鎖が行われた。前日に引き続き、オベリスコ周辺などで行なわれたもので、配車アプリケーションによるタクシー運送業への圧迫を指摘し、行政に規制を求めた動きだ。この封鎖により、市内中心部の交通はこの日、大きく乱れた。

■バカ・ムエルタ、産出3倍に Télamの記事
ネウケン州バカ・ムエルタでの天然ガス産出は今年、昨年の3倍に増えるという。開発を進めるオイルメジャーの「シェル」が明らかにしたものだ。この増産を受け、この地での雇用数も年末にかけて倍に増やされる予定だという。この資源開発により、アルゼンチンのエネルギー構造の大転換が起きつつある。

■スブテ、30日にストか Filoの記事
ブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)はこの30日、全線でストライキを行なう可能性がある。有力労働組合が呼びかけを開始したものだ。賃上げや社会保障拡充などを求めた動きで、全路線とプレメトロでストライキを用意しているという。路線バスなどはメーデーの1日に、ストライキを予定している。

■エセイサ新ターミナル、9月竣工へ Para Buenos Airesの記事
ブエノスアイレス、エセイサ国際空港の新ターミナル「セペリン」は、9月下旬にも竣工する見通しだという。現行ターミナルの3倍の規模となる新ターミナルの建設が、85億ペソを投じて行なわれている。同空港の利用者は増加し続けており、この需要にこたえるため新たに建造されているものだ。

■62歳女性、犬に襲われ死亡 El Comercioの記事
ブエノスアイレスのインヘニエロ・ホワイトで、62歳の女性がピットブルに襲われ死亡した。この女性は自宅で飼われていたこの犬に、200個所以上を噛まれ、出血多量で死に至ったという。ピットブルは獰猛な性質で知られ、広く番犬として飼われる一方、人を襲う事故は後を絶たない。


【エクアドル】

■同性婚反対、1万7100件署名 El Comercioの記事
同性婚や、婚姻と同等の権利を認めるパートナーシップ制導入に反対する署名が、1万7100件集まった。ラテンアメリカでもこうした制度を導入する国々が増え、エクアドル政府内でも検討が進んでいる。しかし保守派やカトリックの敬虔な信者などはこの措置に反対し、積極的に署名集めをしているという。

■ランナー、強盗被害 El Comercioの記事
国内で高地トレーニング中のランナーが、強盗被害にあった。ペルーのエルナン・エノストロサさんはトゥングラワ県のバーニョスでトレーニングを積み、キトの大会に参加した。9日、このキトで強盗に遭遇し、金品を奪われたという。同氏は市内でも、比較的治安の悪いエリアに宿泊していた。


【コロンビア】

■難民対策、3150万ドル Caracol Radioの記事
コロンビアは、ベネズエラ難民対策として、世界銀行から3150万ドルの援助を受ける。ニコラス・マドゥロ政権の経済失政で生活が困窮し、多くの同国民が国内に逃れ難民化している。その数は110万人を超えており、コロンビア経済をも圧迫している。この対策として、同機関が支援を決めたものだ。

■国連、和平合意履行を求める El Universoの記事
国連は、コロンビア政府に対し和平合意の履行を強く求めた。政府と左翼ゲリラ組織コロンビア革命軍(FARC)は、歴史的な和平合意をなした。昨年就任したイバン・ドゥケ大統領はこの合意見直しに言及したが、国連側がこれに懸念を示し、当初の合意内容の履行を求めたものだ。

■アビアンカ、臨時28便 El Espectadorの記事
最大手のアビアンカ航空はこのセマナサンタ(聖週間)、臨時の28便を運航する。14日の枝の日曜日からの一週間はセマナサンタで、とくにこの後半から21日の復活祭にかけては旅行の繁忙期となる。同社は観光路線などの増強を発表した。この連休中、50万人が旅行で国際線の便を利用すると試算されている。

■自転車盗難、429%増 Caracol Radioの記事
ボゴタでは、自転車の盗難事件が、実に429%も増加しているという。ボゴタだけでなく国内では、新たな交通手段として自転車を利用する人が大きく増えている。この一方、自転車を盗んだり強奪したりする事件が、激増するに至っているという。国全体で、こうした事件を抑止する努力が必要との指摘がなされた。


【ベネズエラ】

■グアイド、ファベラを訪れる El Comercioの記事
フアン・グアイド暫定大統領は12日、ファベラと呼ばれるスラム街を訪れた。カラカスのペタレは国内有数のファベラで、治安の問題などから政治家などが姿を見せることも稀だ。グアイド氏はこの地を訪れ、経済問題が生活を直撃している貧困層のためにも、早期の人道援助物資国内搬入が必要と訴えた。

■ポンペオ氏「挑発だ」 Caracol Radioの記事
米国のマイク・ポンペオ国務長官は、ベネズエラへのロシア軍の出現は「明らかな挑発だ」と断じた。チリのセバスティアン・ピニェラ大統領との会談の場で語ったものだ。カラカスの空港にロシア空軍機が出現し、ロシア兵が派兵されている。外国軍の国内受け入れには議会承認が必要で、このロシア兵の出現は憲法違反との指摘がある。

■経済活動、想像以上の打撃 Red Unoの記事
メガ停電は、国内の経済活動に想像以上の打撃を与えている。3月7日以降、国内ではメガ停電が相次ぎ、その都度経済活動がストップした。この事態でとくに、工業生産などで致命的打撃が生じたことが報告された。ニコラス・マドゥロ政権の経済失政で疲弊した国内経済に、重大な追い討ちとなっているという。

■元インテリジェンストップを拘束 El Universoの記事
ウゴ・チャベス政権下で、インテリジェンス機関のトップを務めたウゴ・カルバハル容疑者が拘束された。スペイン、マドリードで拘束されたもので、麻薬取引に関与した容疑により米国からこの拘束が要請されたという。同容疑者は2017年7月、アルーバ島でも同様の拘束をうけたことがある。

■メトロ、停電で止まる Venezuela Unidaの記事
カラカスのメトロ(地下鉄)は12日、停電で運転が止まった。国内では3月7日以降、メガ停電が相次ぎ、その都度メトロは運転が止まった。この日はメガ停電は発生しておらず、パルケ・カラボボ駅の断線が原因で停電が生じたという。1号線はこの事態のため、朝からしばらくの間、運転が見合わせられた。

■コンビアサ、拒まれる Telesur TVの記事
国営航空会社、コンビアサがアルゼンチン国内への乗り入れを拒まれたという。ベネズエラ難民の帰還事業を進めるニコラス・マドゥロ政権は、帰国のための特別便をブエノスアイレスに飛行させる予定だった。しかし同国のマウリシオ・マクリ政権がこの乗り入れを拒み、頓挫したという。

■レケセンス氏裁判、また延期 Noticieroの記事
野党議員、フアン・レケセンス氏に対する裁判は、また延期となった。昨年8月に起きたとされるテロ未遂への関与を一方的に指摘され、同氏は拘束された。11日に裁判が予定されていたが、16日に延期となったものだ。野党や多くの国民は、同氏の拘束がニコラス・マドゥロ政権からの弾圧とみている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■リオ、建物崩落 Télamの記事
ブラジル、リオデジャネイロで12日、建物の崩落があった。市内西部ムゼマの、ファヴェラと呼ばれるスラム街で起きたもので、これまでに3人の死亡が確認され、17人が不明となっている。違法建築の6階建ての建物2棟が崩落したもので、現場は瓦礫が散乱した状態となっている。周囲の建物に崩落が広がる懸念がある。

■アスンシオン、水位上昇 ABC Colorの記事
大河パラグアイ川の水位上昇が、パラグアイの首都アスンシオンで続いている。大雨の影響でこの川は、この数年で水位がもっとも高い状態となっている。上流にあたる北部では水位低下が起きつつあるが、アスンシオンではさらに水位が増し、警戒が続いている。現時点で流域では、2万世帯が避難している。

■パラグアイ、デング2397件 EFEの記事
パラグアイでは、デング感染者が急増している。同国保健省によると、今期の感染は2397件まで増加した。国内を流れる大河パラグアイ川の水位上昇による氾濫が生じており、この感染症を媒介するネッタイシマカの増加が報告されている。来週のセマナサンタ(聖週間)に向け、さらなる拡大が懸念される。

■ブラジル、54%は軍事侵攻反対 Télamの記事
ブラジル国民の実に54%は、ベネズエラへの軍事侵攻に反対だ。サンパウロのメディアが行なった世論調査の結果だ。ニコラス・マドゥロ政権への圧力を強める米国は、この軍事侵攻の選択肢を否定していない。ドナルド・トランプ政権が軍事侵攻にふみきれば、関係を強めるジャイル・ボウソナロ政権も追随する可能性がある。

■ボウソナロ、燃油値上げ延期 Télamの記事
ブラジル、ジャイル・ボウソナロ政権は、予定していたガソリンなどの燃油の値上げを延期した。国営のペトロブラスが、価格適正化のための値上げを通告していた。しかし同政権側は、とくに運輸業者らからの反発が強まる可能性を鑑み、この値上げの延期を決めた。この判断でペトロブラスの株式は12日、5%下落した。

■ウルグアイ、感染3例め Infobaeの記事
ウルグアイ保健省は、麻疹(はしか)の3例めの感染例が確認されたことを明らかにした。3月、同国を訪れたロシア人男性の麻疹感染が明らかになり、国内では20年ぶりの再発となった。今回、51歳の国内居住男性の感染が明らかになったという。保健省は未感染者、未接種者に対する、ワクチン接種運動を展開している。

■アエロメヒコ機が事故 Informadorの記事
メキシコ最大手のアエロメヒコの旅客機が、事故を起こした。チワワの空港からモンテレイに向かった同社のエンブラエル170型機が、離陸時に左の翼が滑走路に接触したものだ。この事態を受け同機は、チワワの空港に引き返し、緊急着陸した。この事態による乗客、乗務員の負傷などはなかった。

■コパ機、爆弾騒ぎ Reporturの記事
パナマ、コパ航空の旅客機で、爆弾騒ぎが起きた。ガイアナの首都ジョージタウンの空港で、パナマシティに向かおうとしていた便に、爆発物を仕かけたとの電話があったものだ。この機材から乗客、乗務員全員が一時避難した。警察が機内をくまなく調べたが不審物は見つからず、悪質ないたずらとみられている。

■タバコ税引き上げ検討 ABC Colorの記事
パラグアイの保健省は、タバコ税の引き上げを働きかけている。同国のタバコ税は周辺国に比して低く、国内からアルゼンチンやブラジルなどへのタバコ密輸が後を絶たない。この密輸対策と、国民の健康面に配慮し、タバコ税を周辺国の水準まで引き上げることを同省が、議会などに求めている。



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