2019.04.28

【ボリビア】

■賃上げ、2.5%の方針 Correo del Surの記事
政府は、賃上げ幅を2.5%とする方針を示した。エボ・モラレス政権は毎年メーデーの5月1日に、最低賃金などの引き上げ幅を発表している。この件について有力労働組合連合COBとの協議の場で、この数字を示したものだ。昨年には5.5%の引き上げ幅で、近年ではもっとも低い数字となっている。

■COB、強烈な不満 El Díaの記事
有力労働組合連合COBは、政府が示した賃上げ幅に「強烈な不満」を表した。政府は2.5%とする姿勢を示したが、同連合は10~12%を要求していた。COBは政府に対し、この数字を再考するよう求めた。一方、国の経済の伸びが4%台前半で、このCOBの要求は「法外だ」として財界が強い反発をしめしている。

■エボ、態度を保留に Correo del Surの記事
エボ・モラレス大統領は、チリ訪問の是非について、態度を保留している。この12月にサンティアゴで、温暖化対策などを話し合うCOP25が開催される。同国のセバスティアン・ピニェラ大統領からこの参加の招待を受けたが、モラレス大統領は両国関係悪化などの背景から、この招待に応じるかどうか、慎重に検討しているという。

■選挙費用、3110万ドル La Razónの記事
この10月に行なわれる総選挙にかかる費用は、3110万ドルと試算されるという。選挙法廷が明らかにした数字だ。この数字は、5年前の選挙から680万ドル膨らんだことになる。同法廷は人件費や、セキュリティ関連費の増大が、この増加を招いたとした。選挙投票は10月20日の予定となっている。

■メサ氏、選挙法廷の透明化求める La Razónの記事
10月の大統領選に出馬するカルロス・メサ氏は、選挙法廷、選挙システムの透明化の必要を訴えた。同氏は選挙法廷が政治の影響を受けやすく、公正性に疑問があることを指摘した。現に、次期大統領選について、国民の6割は「エボ・モラレス大統領の再選がすでに決まっている」と感じている。

■オルーロ知事、野党に皮肉 Correo del Surの記事
オルーロ県のビクトル・ウゴ・バスケス知事が、野党に皮肉を言った。エボ・モラレス大統領の再選出馬が憲法に抵触する可能性を示し、米国大統領に書簡を送ったことが明らかになった。この件を受け同知事は、野党は結局、米国に頼るだけだと述べたものだ。

■中国社と労働者ら、合意 Correo del Surの記事
中国の中国鉄路総公司と国内労働者らが、合意した。この企業はベニ県内の道路建設工事を請け負い、ボリビア人労働者らを雇用している。しかし労働者らが差別的待遇や、賃金などの未払いを訴え、ストライキを行なっていた。この労使間の交渉が行われ、中国企業側が歩み寄る形で妥結したという

■スクレの血液銀行、停止 La Razónの記事
スクレにある血液銀行が、業務を停止した。チュキサカ県の保健局が、この停止を命じたものだ。輸血血液などを扱うこの機関だが、この地では血液を通じた感染症を予防するなどの措置が不十分で、血液銀行としての業務停止の判断を受けたものだ。今のところ、この機関を通じた血液で、感染症被害などの報告はない。

■ユンガス道でまた事故 La Razónの記事
ラパス県ユンガス地方の道路で、また事故が起きた。もっとも標高が高いクンブレに近い、ウルハラ付近でトラックが衝突事故を起こし横転したものだ。この事故で1人が死亡し、13人が負傷した。このトラックはミカンを輸送していたが、同時に多くの地域の人々も乗っていたという。

■森林破壊でペルー人ら逮捕 Los Tiemposの記事
森林破壊の容疑で、ペルー国籍の男女らを含む5人が逮捕された。警察によるとこの5人は、ベニ県の森林を無許可で違法伐採し、木材などを持ち出そうとしていたという。この犯行が行われた地域は、開発が抑止されているエリアだった。警察は組織的な犯罪である可能性があるとみて、調べを進めている。

■モトタクシー、禁止検討 Los Tiemposの記事
コチャバンバは、市内でのモトタクシーの走行を禁止することを検討し始めた。元タクシーは、アジアなどで「トゥクトゥク」と呼ばれる、オート三輪型のタクシーだ。自動車交通と自転車、歩行者交通の間に位置するこの形態は、交通法規上のペナンブラに陥っている。基準作りが難しく、全面禁止を検討している。

■近づくベネズエラ La Razónの記事
ベネズエラ国営航空会社コンビアサが、サンタクルスに乗り入れる。同社はサンタクルスとカラカス、観光地のマルガリータ島を結ぶ航空路線を開設する。ニコラス・マドゥロ政権への批判から経済的締めつけが厳しくなる中、関係が良好なボリビアからの観光客誘客を図る姿勢とみられる。


【ペルー】

■PPK、緊急手術へ Expresoの記事
前大統領のペドロ・パブロ・クチンスキー氏は27日夜、緊急手術を受ける。心疾患を起こし、この手術が必要になったという。同氏は汚職の容疑で追及を受けており、裁判所は36か月間の予備拘束を認めたばかりだ。同氏はこの汚職疑惑を受け、昨年3月に任期途中に辞任した。

■アレキパ、QRコード活用へ El Comercioの記事
アレキパ市は、QRコードを活用するという。市内にある建物などの文化財やモニュメントなどの案内板などに、このQRコードを提示する。携帯電話などで読み込むことにより、より詳しい説明などが表示される。市側は観光への対応だけでなく、こうした文化財などの保全のためにも、この措置をとるとした。


【チリ】

■ビジャリカ、観光客が事故 BioBio Chileの記事
第9(ラ・アラウカニア)州のビジャリカ火山で、観光客が事故を起こした。観光登山でこの地を訪れたイスラエル人男性が、標高2500メートル付近で滑落したという。現場には救助隊がヘリコプターで駆けつけ、この男性を救出し病院に搬送した。男性は負傷したものの、命に別状はない。

■エレベータ、高齢者無料に BioBio Chileの記事
バルパライソの「エレベータ」の一部は、高齢者は無料になるという。高台に住宅があるこの町では、多くのケーブルカーが交通手段となっている。この観光開発を図るため、9つのエレベータについて、60歳以上は無料となるという。この措置は週明けから適用となる。


【アルゼンチン】

■アビアンカ、20日のリミット Reporturの記事
アビアンカ・アルゼンチンのタイムリミットは、あと20日だ。同社はLCC型の国内線を展開しているが、競争の激化で収益が悪化し、機材リース料などの延滞が生じかねないという。同社は全運航の停止、市場からの撤退の検討に入っている。同社はマックエアを買収し参入したが、市場内で存在感を示せずにいた。

■パロマール、霧の影響 El Intransigenteの記事
首都圏第三空港、エル・パロマール空港が霧の影響を受けた。27日朝の時間帯、視界不良で滑走路が閉鎖され、LCCのフライボンディの複数の便に影響が生じた。旅客用に転用されたばかりの同空港のターミナル規模は小さく、溢れだした利用客らは周辺街路で再開を待つ状態となった。

■AR、欠航発表 Diario Velozの記事
アルゼンチン航空は、この30日の全便の欠航を発表した。この日、交通など各方面の労働組合が、マウリシオ・マクリ政権の経済政策に抗議するゼネストを予定している。運航などの影響を分析し、国内線、国際線のすべての便についてキャンセルを発表したものだ。利用客に対し、便変更や払い戻しなどに応じるという。

■ロサリオ-サンティアゴ線、休止へ Aviacionlineの記事
LATAM航空は、ロサリオとチリのサンティアゴを結ぶ路線を休止する。同社が明らかにしたもので、この路線の運航は9月いっぱいとなるという。昨年以降、通貨ペソの下落などにより国外に向かうアルゼンチン国民が減り、この路線の利用者も低迷していた。同社はロサリオ-サンパウロ線も7月19日で休止する。

■バリロチェ、雇用の47%は観光 Río Negroの記事
リオ・ネグロ州サンカルロス・デ・バリロチェの雇用の、実に47%は、直接または間接的に観光に関わるという。市側が明らかにした数字だ。この町は夏、冬ともに観光業が活発で、国内外から多くの人を集める。市側は、市内の経済そのものが、観光に深く依存していることをあらためて示した。

■コルドバ-ロサリオ道で事故 El Periódicoの記事
コルドバとロサリオを結ぶ高速道で、事故が起きた。26日23時過ぎ、フネス付近で走行中の乗用車が、停車中のトラックに追突したものだ。この事故で、乗用車に乗っていた5人全員が死亡している。警察は当時、乗用車がスピードを出しすぎていたとみている。


【エクアドル】

■オレジャナ、ダンサーらが死亡 El Comercioの記事
オレジャナ県のロレトのピングヨ橋付近で27日朝、ミニバスが谷に転落する事故が起きた。このミニバスには、イベント参加のため移動していたモロナ・サンティアゴ県のダンスグループの若者らが乗っており、この事故で6人が死亡、3人が負傷した。

■アンバト、壁の倒壊危機 El Universoの記事
トゥングラワ県都アンバトの、住宅地の防護壁が、倒壊の危機にあるという。フィコア地区にあるコンクリート製の壁の一部が27日午前、崩れた。調べたところ、この壁全体に劣化が生じており、今後大規模崩落につながるおそれがあるという。市側はこれを避けるための対応に入った。


【コロンビア】

■ラ・エストレージャ、緊急事態 Caracol Radioの記事
アンティオキア県のラ・エストレージャは、緊急事態となっている。アブラ谷の南部にあるこの町では27日朝、大雨の影響で川が暴れ、流域一帯の住宅地が被害を受けているものだ。地域行政によると現時点で2棟が倒壊し、このほか26棟の住民が避難している。今の時点で、負傷者などは出ていない。

■カリブ海岸、天候悪化のおそれ Caracol Radioの記事
気象機関は、カリブ海岸地方が今後、悪天候に見舞われる可能性があると警報を出した。とくにセサル県北部やグアヒラ県南部、サンタマルタなどで、雷や強風をともなった強い雨が降るおそれがあるとした。27日夜から28日にかけて、警戒が必要とし、所によっては避難の準備の必要があるとしている。

■ビジャビセンシオ、ゴミ回収休止 Caracol Radioの記事
メタ県都のビジャビセンシオでは、家庭ゴミなどの回収が休止となっている。ゴミ回収業者の団体によると、26日朝に作業員が襲撃を受ける事件が市内で発生したという。作業員が負傷し、車輛が損傷を受けたことから、こうした事業者の安全担保を行政に要求し、現在回収業務を中断しているとした。


【ベネズエラ】

■マドゥロ、最低賃金引き上げ La Repúblicaの記事
ニコラス・マドゥロ政権は27日、最低賃金の引き上げを発表した。これまでの最低賃金は1万8千ボリバール・ソベルノ(3.76ドル相当)だったが、新たな額は4万Bs(7.6ドル相当)となる。国内ではハイパーインフレが続き、通貨暴落が続いているため、最低賃金の引き上げが相次いでいる状況だ。

■グアイド、再度造反呼びかけ El Comercioの記事
フアン・グアイド暫定大統領は、国軍の軍人や兵に再度、造反を呼びかけた。軍はニコラス・マドゥロ政権への忠誠を誓うが、暫定政権は自主的な造反を呼びかけている。グアイド氏は、「マドゥロ政権が永続することはない」と断じ、積極的な造反を歓迎するとの立場をあらためて示した。

■カラカス、二つの行進 Télamの記事
首都カラカスでは27日、フアン・グアイド暫定政権、ニコラス・マドゥロ政権を支持する人々のそれぞれのデモ行進が行われた。1月10日にマドゥロ政権が失効し、23日に暫定政権が樹立されてから、国内は二重政権状態にある。これらのデモは交わることはなく、大きな衝突などはなかった。

■難破、定員オーバーと高波が原因か El Paísの記事
スクレ州の沖で難民船が難破し、多くの死者と不明者が出ている件は、定員オーバーと高波が原因とみられる。トリニダード・トバゴに逃れようとした人々を乗せた船が、消息を絶ったものだ。海洋救助機関によると、この船には30人ほどが乗っており、現時点で11人は無事救助されているという。

■レケセンス氏裁判、また延期 2001の記事
野党議員、フアン・レケセンス氏に対する裁判は、また延期となった。同氏は、昨年8月に起きたとされるテロ未遂への関与を一方的に指摘され、インテリジェンス機関に拘束された。裁判が始まったが、十分な審議もなされぬまま延期が続いているものだ。野党や多くの国民は、この拘束を弾圧と見なしている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■アビアンカ大量キャンセル、750万人に影響 Campo Grande Newsの記事
ブラジル4位の航空会社、アビアンカ・ブラジルの大量キャンセルで、750万人に影響が出ている。同社は昨年末、再建を前提に破産法適用を申請した。以後、経済的事情から機材のやりくりに窮し、多くの便のキャンセルを招いているものだ。同社について大手3社とジェットスマートによる、分割継承の可能性が浮上している。

■ニカラグア、解放要求デモ EFEの記事
ニカラグアでは市民が、解放を要求するデモを行なった。同国では昨年4月から反政府デモが続き、ダニエル・オルテガ政権はすべてのデモを「テロ」と見なして弾圧を加えている。市民らはデモ参加で政治犯として捕えられたすべての拘束者の即時解放を求めたが、このデモ参加者らがさらに拘束される可能性もある。

■移民脱走、扱いへの不満 El Universoの記事
メキシコ南部チアパス州タパチュラで、1300人もの移民が脱走した件の背後には、厳しすぎる扱いがあったという。北米を目指していたとみられる多くの移民が、収容先から一斉に脱走したものだ。25日夜にキューバ人らが騒ぎを起こし、これに乗じる形でこの一斉逃亡が起きた。キューバ、ベネズエラ人が多くを占める。

■ボウソナロ、郵便民営化 El Paísの記事
ブラジルのジャイル・ボウソナロ大統領は、郵便事業を民営化する方針を示した。財務相、経済相らと協議し、現在は公営となっているこの事業の民営化の是非の検討に入ったことを明らかにした。この1月に就任した同大統領は、国営公営事業の民営化方針を示しており、郵便がこの先行事業となった。

■キューバ、行列が増える Infobaeの記事
キューバ国内各地では今、行列が頻繁にみられるようになっている。米国からの経済締めつけを受け、国内では再び食料を含む物資の不足が目立ち始めている。さらに公共交通機関もガソリン不足で動けなくなるケースも起き始めている。国民間では、第二のベネズエラになることへの懸念が広がっている。

■ブルマディーニョからモザンビークへ O Tempoの記事
ブラジル、ミナス・ジェライス州のブルマディーニョから、消防士らがモザンビークに向かっている。1月25日、この地ではダム決壊が生じ、これまでに230人以上が死亡した。3月以降、サイクロン被害が続くモザンビークに、支援のため消防士らが向かっているものだ。両国はともに、公用語がポルトガル語だ。

■ハイチ政府、銃撃戦に言及 Al Momentoの記事
ハイチ、モイーズ政権は、首都ポルトー・プランスで起きた銃撃戦について「遺憾である」との見解を示した。カルフール・フィーユ地区で起きたこの事件で、8人が死亡している。国内では2月以降、モイーズ政権の汚職疑惑をきっかけに社会闘争が激化し、これにともない治安情勢が悪化していることが伝えられている。

■サンサルバドルで火災 El Salvadorの記事
エルサルバドルの首都サンサルバドル中心部で、火災があった。家具店から火が出て燃え広がったもので、駆けつけた消防が鎮火したが、この建物は全焼している。調べによると、建物内で起きた断線が出火原因とみられるという。この火災による人的な被害はなかった。

■テグシガルパ空港、一時閉鎖 Noticias24の記事
ホンジュラスの首都テグシガルパの空港は27日、一時閉鎖された。この町近郊では、森林火災が続いており、この煙で視界不良が生じたためだ。この火災ではすでに3万3千ヘクタールを焼いている。この空港の規模は小さく、国際線の多くの便はサンペドロ・スーラに就航している。

■ウルグアイ、麻疹5例に El Paísの記事
ウルグアイ国内での麻疹感染例は、5件となった。同国保健省が27日、明らかにしたものだ。この3月、国内を訪れたロシア人観光客の発症が確認され、国内では20年ぶりの感染例となった。以後、新たな感染確認が増えているもので、同省は接種運動を展開している。

■パラグアイ、肥満で2600人死亡 Ñandutiの記事
パラグアイは肥満が原因で、年に2600人が命を落としているという。保健省が27日、明らかにしたものだ。同省によると現在、パラグアイ国民の3人に2人は肥満、体重過多の状態で、この肥満を原因とする疾患などでこの数の人が死亡しているという。肥満の割合は、年々高まっていると同省は警告した。


【国際全般】

■モザンビーク、死者4人に News24の記事
モザンビークでは、サイクロン「ケニス」による死者は4人となった。3月に「アイダイ」の直撃を受け、第二の都市ベイラが壊滅した同国だが、こんどは北部がこのサイクロンに見舞われた。港町ペンバなどで死者が出ているもので、この雨風による川の氾濫や土砂災害などに、今後も注意が必要だという。



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