2019.04.29

【ボリビア】

■エボ34%、メサ28% Página Sieteの記事
10月の大統領選に向けた世論調査で、エボ・モラレス大統領への支持が34%、カルロス・メサ氏が28%となった。メルカド社とパヒナ・シエテが行なった調査の結果だ。前回調査ではメサ氏が32%、モラレス大統領が31%だったが、両者が逆転したことになる。3位以下候補は横ばい状態だ。

■メサ氏に大逆風 El Paísの記事
10月の大統領選に向け、元大統領のカルロス・メサ氏に大逆風が吹いている。メルカド社の世論調査で、ほかの候補者が支持を伸ばす中、同氏のみが下落したものだ。ピーク時から、実に10ポイントも下がっていることになる。同氏の政治姿勢、さらに政権時代の記憶が逆風につながっているとみられる。

■エボを信用しない、44% Página Sieteの記事
10月の選挙で再選を目指すエボ・モラレス大統領も、順風とは言えない。メルカド社とパヒナ・シエテが行なった調査で、同大統領の支持がトップとなった。しかし同大統領を「信用しない」と答えた国民が実に44%にのぼる。同大統領の再選出馬は、オルーロで採択された現行憲法に抵触するとの見方が今でも根強い。

■エボ、サンチェス氏を祝う El Deberの記事
エボ・モラレス大統領は、スペインの総選挙で勝利したペドロ・サンチェス首相を祝った。ツイッターを通じ、28日の選挙結果を祝うコメントを出したものだ。サンチェス首相は昨年8月に初めてボリビアを訪れるなど、モラレス政権との結びつきを強めている。モラレス大統領はこの勝利を歓迎した。

■アルセ大臣、2.5%とコメント La Razónの記事
ルイス・アルセ経済相は、最低賃金の引き上げが2.5%になるとコメントした。毎年、メーデーである5月1日にエボ・モラレス政権は、この賃上げ幅を発表している。10~12%の引き上げを主張した有力労働組合連合COBとの会合の場でも、政府側は2.5%になるとの見方を示していた。

■COB、あらためて批判 El Díaの記事
有力労働組合連合(COB)は、政府側が賃上げを2.5%したことに強い抗議を示した。同連合は今回の引き上げ幅を10~12%とするよう求めていた。しかし2.0%と主張していた財界側は、COBの要求の引き上げとなったばあい、国内では解雇、馘首が繰り広げられると警告していた。それでもCOBはさらなる引き上げを求めた。

■ATM、新紙幣対応せず Los Tiemposの記事
国内の少なからぬ銀行自動機(ATM)が、新紙幣に対応していないという。中央銀行は先週、新たな200ボリビアーノ紙幣を発行した。これを受け現行紙幣はすべて、新紙幣に切り替わる見通しとなっている。しかし銀行側の対応が追いつかず、未だに旧紙幣しか扱えない自動機が少なくないと指摘された。

■オルーロ、妨害の2人を拘束 La Razónの記事
オルーロでは、密輸品押収手続きの妨害をした2人が拘束された。現在チリ国境では、さまざまな物品の密輸の横行が問題となり、税関と警察、軍がその抑止を強めているこうした中、新たな密輸品押収の現場で、密輸組織関連とみられるこの2人が、妨害行為に及んだという。

■コチャバンバ、自主的献血33% Los Tiemposの記事
コチャバンバでは、必要とされる輸血血液のうち、市民の自主的な献血でカバーされる割合は33%にとどまるという。血液銀行が明らかにしたものだ。国内でも売血は廃止され、輸血血液は献血に頼る。しかし自主的に献血する人は少なく、必要な場合の3分の2は、周囲の人への協力呼びかけで血液が確保できる状態だ。

■雨への備え、不十分 El Díaの記事
サンタクルス市では、雨への備えが不十分だという。すでに県内では雨季を過ぎているが、今年はこの時期にも各地で大雨が続き、水害が起きている。市内でも局地的豪雨が繰り返され、各地で被害を出している状態だ。この状況について専門家は、大雨への行政による備えが不足していると指摘した。


【ペルー】

■観光客、2.1%増 América Economíaの記事
ペルーをこの1~3月に訪れた外国人観光客は110万2608人と、前年同期比で2.1%の増加だった。通商観光省が明らかにした数字だ。とくにエクアドルからは45%、ボリビアからは43%など、近隣国からの増加が目立つ。ペルー政府は観光業を国の主幹産業の一つと位置づけており、さらなる誘客を目指す。

■プーノ熱帯地方、デング3件 Correo Perúの記事
プーノ県北部の熱帯地方では、デング感染が3件、確認された。県保健局が明らかにしたもので、サンガバンのレチェマヨで感染が生じたという。ネッタイシマカが媒介するこの感染症は、国内では標高の高い地域を除き、各地で感染リスクがある。


【チリ】

■ピニェラ、韓国へ Télamの記事
セバスティアン・ピニェラ大統領は28日、韓国を訪れた。2日間にわたる公式訪問で、同国大統領との会談、昼食会出席などが予定されている。チリにとって韓国は5番めの通商相手国で、ピニェラ大統領はこの訪問を通し、通商や経済の関係の強化などを図りたい考えだ。

■オソルノ、野犬掃討で論議 BioBio Chileの記事
第10(ロス・ラゴス)州オソルノでは、行政が進めようとしている野犬掃討が論議を呼んでいる。市内や近郊では野犬が増えすぎ、自然の生態系にも影響を及ぼしている。この影響を緩和するため、野犬を捕獲し殺処分する計画を市側が示した。しかし動物愛護団体などが異議を唱え、議論となっている。


【アルゼンチン】

■航空5社、全便を欠航 Los Andesの記事
アルゼンチン航空、LATAMアルゼンチン、ジェットスマート、アビアンカ、コパ航空の5社は、この30日に国内空港を発着するすべての便をキャンセルした。この日、マウリシオ・マクリ政権の経済政策を批判するゼネストが全土で行なわれる。混乱を避けるためとられた措置で、各社は便変更や払い戻しに応じている。

■スブテも全便停止へ Nueva Ciudadの記事
ゼネストとなる30日、ブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)全線も、運休となる。交通分野の労働組合連合が参加するため、この措置がとられるものだ。また市内を走行するコレクティーボ(路線バス)も、便数が大幅に間引きされる。近郊鉄道ではサルミエント線のオンセ-モレノ間のみが運休となる。

■中小企業生産、8.4%減 Télamの記事
この3月の、国内の中小企業の生産は8.4%もの減少となった。中小企業団体CAMEが明らかにしたもので、加盟中小企業のうち54.4%は生産が減少、37.0%は増加、19.3%は増減なしだった。国内では経済の大幅な減速が指摘され、昨年7月のトルコの通貨安に引きずられる形でペソの下落も続いている。

■MDMA、消費が急増 Télamの記事
俗に「エクスタシー」と呼ばれる合成麻薬MDMAの消費が、とくに若者の間で増えている。薬物使用に関する調査で明らかになったものだ。とくに12歳から17歳の世代では、このMDMAの消費が200%増え、マリファナ(大麻草)の2倍となったという。MDMAは性交渉時などに興奮を高めることなどで知られる。


【エクアドル】

■ルク・ピチンチャ、16人救助 El Comercioの記事
キトに近いルク・ピチンチャ山では、学生ら16人が救助された。27日、山歩きで入ったこのグループが道に迷い、遭難したものだ。28日、通報を受けた消防がこのグループを発見し、全員を救助した。またメヒア郡のセロ・コラソンでも同様の遭難があり、3人が救助されている。

■ファクトリー火災から11年 El Universoの記事
キトのナイトクラブ「ファクトリー」で起きた火災から、11年となった。2008年4月27日、ライブ中の火災で19人が死亡したもので、犠牲者家族や関係者が参列するミサが市内で行われ、また追悼のコンサートも開催された。このナイトクラブの跡地は、記念公園となっている。


【コロンビア】

■サラベナ、またELNのテロ Caracol Radioの記事
アラウカ県のサラベナで、また左翼ゲリラ組織民族解放軍(ELN)によるテロが起きた。この地にある軍施設で車輛が爆発し、施設が破壊されたものだ。この事態による死者は出なかったが、イバン・ドゥケ大統領は声明を出し、ELNの犯行と断じて非難した。ELNはこの1月17日、ボゴタで22人が死亡するテロを起こしている。

■ボヤカ県知事、ELNとの対話望む Canal1の記事
ボヤカ県のカルロス・アンドレス・アマヤ知事は、イバン・ドゥケ政権に対して民族解放軍(ELN)との対話を求めた。ドゥケ政権は1月17日にボゴタで起きたテロ事件を受け、ELNとの和平交渉を打ち切り、対決姿勢を強めている。ELNの脅威にさらされているボヤカ県知事として、対話による解決の選択肢をあらためて強調したものだ。

■自転車通勤、6.5% Caracol Radioの記事
ボゴタ市民の通勤時、自転車を使用する人は全体の6.5%だという。市側が明らかにした数字だ。自転車通勤者はまだ数の上では小さいが、近年急速に増えているとした。今も自動車交通依存度が高い市内では大気汚染が繰り返し問題となっており、二酸化炭素、窒素酸化物の排出などがない自転車の活用を市側は勧めている。

■ベネズエラ人の犯罪、急増 Pulzoの記事
ボゴタ首都圏では、ベネズエラ国民による犯罪件数が急増しているという。警察のリポートによると、検挙された犯罪者の実に36%を同国民が占めた。とくに強盗、窃盗犯罪が多い傾向にある。同国の経済問題から国内に流入し難民化する人が増え、国内には110万人が身を寄せている。


【ベネズエラ】

■マドゥロ、OEA脱退表明 El Paísの記事
ニコラス・マドゥロ政権は27日、米州機構(OEA)から正式に脱退すると表明した。同政権はこの機関が、米国の意向を強く受けることを非難し、米国によるベネズエラへの経済制裁に舵を切っていることをも非難した。この声明を受け、マドゥロ政権を支えるチャベス派の人々が、カラカスで祝賀の声を上げた。

■グアイド、OEA残留宣言 El Carabobeñoの記事
フアン・グアイド暫定政権は、米州機構(OEA)にとどまると断じた。ニコラス・マドゥロ政権が脱退表明したが、世界50か国以上が承認する暫定政権はこれを認めないとした。国内の経済再建、民主主義回復の上で、OEAと協調する姿勢を示したものだ。OEAに強い影響力を持つ米国は、暫定政権を承認している。

■グアイド、バルキシメト入り阻まれる Venezuela al Díaの記事
フアン・グアイド暫定大統領は28日、バルキシメト入りを阻まれた。同暫定大統領は国内各地を回り、暫定政権への支持を訴えてきた。この日、ララ州都入りが伝えられていたが、ニコラス・マドゥロ政権の指示を受けた部隊が、これを阻んだという。グアイド氏来訪を待っていた市民からは、落胆の声が上がった。

■アレアサ氏、ドゥケに回答 Caracol Radioの記事
ニコラス・マドゥロ政権下で外相の立場のホルヘ・アレアサ氏は、コロンビアのイバン・ドゥケ大統領に回答した。新たなテロ事件を起こした左翼ゲリラ組織、民族解放軍(ELN)の背後にマドゥロ政権があるとの観測が広がっている。このことを問うたドゥケ大統領に対しアレアサ氏は、マドゥロ政権の関与を全否定した。

■民族浄化の始まりか Infobaeの記事
国内での、民族浄化が始まっているとの指摘がある。ニコラス・マドゥロ政権の経済失政で、国内では物資不足の蔓延などが起きている。国内ではとくにアマゾンを中心に、少数民族が多くあるが、こうした混乱の中で死に絶えるおそれがある部族が続出しているという。

■死にゆく腎臓病患者 La Vanguardiaの記事
腎臓疾患を抱える人の死が今、急速に増えているという。国内では経済失政による物資不足から、医薬品の不足が蔓延し、多くの闘病者が死に瀕している。腎臓病患者はこれだけでなく、この3月以降続くメガ停電で人工透析が受けられず、死に至る者が増えていることが指摘された。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ニカラグア、779人拘束中 Infobaeの記事
ニカラグアでは依然として、779人が拘束中だ。同国では昨年4月以降、反政府行動が続き、ダニエル・オルテガ政権はすべてのデモを「テロ」とみなして弾圧を加えている。この数のデモ参加者らが今も拘束されたままだという。野党などはオルテガ政権に全員の即時解放を求めるが、政権側は応じていない。

■中米経済、ニカラグアの影響 Panamá Américaの記事
中米経済は、ニカラグア情勢の影響を受けているという。中米各国の工業会の団体Istmoが指摘し、憂慮を示したものだ。昨年4月から社会闘争が続くニカラグアでは、政権の弾圧姿勢も続き、経済がマイナス成長に陥っている。この影響は周辺国にも波及し、とくに物流が阻害されるなど中米全体に及んでいるという。

■キューバ進出企業にも影響 El Paísの記事
米国によるキューバへの経済締めつけで、同国に進出している外国企業にも、影響が及んでいるという。ハバナなどでホテルを展開する複数のスペイン企業が明らかにしたものだ。今の時点で同国内での営業体制は通常のままだが、制裁強化の影響は免れないとした。

■アビアンカ、さらに366便欠航 Exameの記事
ブラジル4位の航空会社アビアンカ・ブラジルはこの週末、さらに366便をキャンセルした。12月に破産申請した同社だが、機材やりくりの関係で現在、広範囲での欠航が起きているものだ。サンパウロのグアルーリョス空港では、同社便の欠航を受け行き場を失う利用客が、続出している。

■メキシコ、ゼノフォビア増える Jornadaの記事
メキシコ国内では、とくに中米各国出身者に対するゼノフォビア(外国人憎悪)感情が高まっているという。北米を目指す移民の通り道となっている同国だが、米国が移民を阻むため多くが国内に滞留している。この滞留で、国内の治安が悪化しているなどとし、ゼノフォビア感情につながっているとみられる。

■ドミニカ共和国で事故 Procesoの記事
ドミニカ共和国南部のネイバで、事故があった。ハイチに向かっていた家族を乗せた車輛と、トラックが衝突したものだ。この事故で、この家族4人が死亡している。この4人はプロテスタント信者で、宗教行事のため移動していたとみられ、この車輛側の原因で事故が起きたと推定されている。

■男性モデル、ランウェイで死去 El Universoの記事
ブラジル、サンパウロのファッションイベントで、ランウェイ上で男性モデルが死亡した。亡くなったのは26歳のタレス・ソアレスさんで、ランウェイ上で倒れ、医師の手当を受けたが死亡が確認されたものだ。ソアレスさんはイベント最中から体調不良を訴えていた。死因などは明らかにされていない。

■メキシコ、銃撃戦で9人死亡 El Universoの記事
メキシコ北部、コアウイラ州で警官隊と犯罪グループ間での銃撃戦があった。州都サルティーリョの町中で起きた事態で、犯罪グループが移動中の車輛と、警官隊との間で起きたものだ。この事態で犯罪グループの9人が死亡し、警官2人が負傷したという。

■メトロ2号、早くも延伸計画 Panamá Américaの記事
パナマのメトロ(電車)2号線の延伸計画が、早くも示された。この25日、ヌエボ・トクメンとサンミゲリートを結ぶ21キロ区間が開業したばかりだ。当局側は「2号線A」としてシウダー・オスピタラリアまで延伸する計画を新たに示した。市内では3号線の建設が進められている。

■2社、コスタリカ線増強 Tico Timesの記事
オランダのKLMとエア・カナダが、コスタリカ線を増強する。KLMは新たに、アムステルダムと国内西部のリベリアを結ぶ路線を開設する。この10月から、ボーイング787型機を使用し運航することを明らかにした。またエア・カナダは今年後半までにサンホセ線を増便し、座先供給数を大幅に増やすことを明らかにした。

■ホンジュラス、M5.1の地震 La Prensaの記事
ホンジュラスのカリブ海で28日午前1時43分頃、地震があった。観測機関によると震源はトルヒーリョ港の北90キロで、震源の強さはマグニチュード5.1だ。この地震の揺れは国内のほかベリーズやグアテマラでも感じたが、人や建物への被害はなく、また津波の発生もなかった。


【国際全般】

■モザンビーク北部で洪水 News24の記事
モザンビーク北部は28日、洪水に見舞われた。サイクロン「ケネス」により大雨となり、河川のはんらんなどによりこの事態となっているものだ。同国中部はこの3月、「アイダイ」の直撃を受け第二の都市ベイラが壊滅的被害を受けたばかりだ。国連は相次ぐハリケーン被害で、同国で70万人が、危機にあると分析している。



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