2014.04.22

【ボリビア】

■エボ、最低賃金10%上げ Página Sieteの記事
エボ・モラレス大統領は、最低賃金を10%上げることを発表した。最低賃金の見直しは例年、前年のインフレ率をもとにこの時季に行なわれるが、今年は有力労働組合連合COBとの間で直接協議が行なわれ、この上げ幅で合意したという。この賃上げで労働者の生活改善が期待できる一方、さらなるインフレ進行の可能性もある。

■オルーロ-ポトシ県境、警戒強化 La Patríaの記事
衝突発生が懸念されるオルーロ-ポトシ県境について、警察と軍は警備を強化した。オルーロ県のロデオとポトシのコロマのコミュニティの間で小規模の衝突が発生した。この両コミュニティの間では、県境の線引きについて対立が続いている。この対立は、世界的に注目されるキヌア畑をめぐる綱引きでもある。

■ウルグアイ、ロチャ港を提案 Los Tiemposの記事
ウルグアイ政府はボリビアに対し、ロチャ港を外港として使用することをあらためて提案した。在ラパスのウルグアイ大使が明らかにしたもので、6月にエボ・モラレス大統領がウルグアイを訪れる際、この件がテーマとなるという。同国のホセ・ムヒカ大統領も、この外港化と両国関係の強化に、強い関心を持っているという。

■サンタクルス、医療ストへ El Deberの記事
サンタクルスの医療機関は22日午前0時から、ストライキに突入する。このストにより一般診療は中止され、緊急医療のみの対応となる。労働組合によるこのストは複数の要求のため行なわれるが、この最大の目的は、医療労働者の法定労働時間の厳守だという。ストは24時間、行なわれる予定だ。

■テレフェリコ、人気集める El Deberの記事
ラパスのテレフェリコ(ロープウェイ)赤線は、人気を集めている。ラパスとエルアルトを結ぶテレフェリコ3路線が建設中で、赤線は5月の開業に向け、試験運転が始まっている。標高4千メートル近い地点を通る都市型のテレフェリコは世界初で、このパノラマを多くの市民が惹きつけているという。

■チュキサカ、29%がシャーガス病 Correo del Surの記事
チュキサカ県民の実に29%が、シャーガス(チャガス)病に罹患しているという。保健局がデータから試算した数字を示したもので、とくに南東部のチャコ地方では、地域によっては罹患率が80%に達する。この感染症は家屋の土壁に住むサシガメに刺されることで罹患するもので、潜伏期間が長く、多くの人は罹患に気づかない。

■パンド、太陽光発電 Página Sieteの記事
国営電力会社ENDEは、パンド県内で太陽光発電を行なう計画を示した。人口が少ない同県は、電力需要が10~12メガワットだが、このうちの5メガワットを太陽光発電で賄いたいという。ENDEは県側と協力し、1100万ボリビアーノを投じて、発電用パネルを同県に広く設置したいとした。

■エルアルトで停電 Página Sieteの記事
ラパスに隣接するエルアルトでは20日夜、停電が発生したという。電力会社によると、19時14分頃、アルパコマ、ビジャ・エクサルタシオンなど周辺部8地域で、電力供給が絶たれた。地域に電力を送る高圧電線のトラブルによるものだったが、停電そのものは最大で30分ぼどで解消した。


【ペルー】

■ウビナス、4万6千人に影響 La Repúblicaの記事
モケグア県のウビナス火山の影響を、4万6千人が受けている。この火山は昨年9月から新たな噴火周期に入り、3月以降活動が高まっている。県側によると、この火山灰とガスにより多くの人が呼吸器疾患に罹り、さらに地域で飼われる牛やアルパカなどの家畜への影響も拡大しているという。火山一帯には、上から2番めのランクの警報が出されている。

■ウビナス、学校は休校 Correo Perúの記事
モケグア県は、ウビナス火山周辺地域の学校について、一時休校する措置をとった。対象となるのは火口から半径10キロにあるすべての学校で、当面はこの1週間この措置がとられる。火口から4キロのケラピなど、周辺集落からの住民の一時避難も始まっており、火山周辺部への影響は確実に広がっている。

■メトロ3号、2016年までに具体化へ La Repúblicaの記事
リマで計画されるメトロ3号について、政策投資機関Proinversiónは、2015年末か2016年初めまでに、具体化させる方針を示した。この鉄道は中心部とミラフローレスを結ぶもので、全線が地下鉄として建設される。同機関は現在、着工準備がなされるメトロ2号に続き、この3号も実現に向け、具体的な計画づくりを進める方針だ。

■チクラヨ、ペンギン不審死 Correo Perúの記事
ランバエケ県チクラヨのペンギンの保護施設で、ヒナ3羽が不審死した。プエルト・エテンにあるこの施設は、この海岸に棲息するフンボルトペンギンを保護する施設だ。生まれたばかりのヒナが死んでいるのが発見されたが、今のところ原因は分かっていない。

■プーノ-フリアカ高速、年内着工 Andinaの記事
プーノ県の県都と、県下最大都市フリアカを結ぶ高速道路は、12月末までに着工されるという。マウリシオ・ロドリゲス県知事が明らかにしたもので、この6月までに計画がまとまり、以後入札を経て着工すると説明した。建設される道路は幅7.2メートルで、総工費は2億5千万ソルとなる。

■ペルー、バックパッカー天国 La Repúblicaの記事
ペルーは米国のバックパッカーにとって、天国だという。同国のバックパッカーが利用するポータルサイトは、「バックパッカーが安く滞在できる国」をランキングし、ペルーは7位となった。価格だけでなく、豊富な観光資源も評価に加えられている。トップはネパールで、ラテンアメリカでは10位以内にコスタリカ、ニカラグアも入っている。


【チリ】

■火災避難者、感染症はなし BioBio Chileの記事
バルパライソの火災避難者の間で、感染症の流行は起きていないという。保健省が明らかにしたもので、12、13日の大火災の被災者が避難している避難所9個所について、調べを行なったという。同省は破傷風やインフルエンザなどの予防接種を実施するなど、感染症の抑止に努めている。

■避難テントからの盗難 BioBio Chileの記事
バルパライソの火災被災地で、避難者が生活するテントからの、盗難事件の報告が相次いでいる。防災局によると、住宅があった場所にテントを張り、生活している人が多い中、このテントを狙った盗難が30件、報告されているという。被災面積が広く、テントも点在している状態で、警察などのパトロール強化にも限界があるとみられる。

■不明機、半年ぶりに発見か BioBio Chileの記事
昨年10月に消息を絶ったセスナ機の残骸が、発見されたとみられる。第8(ビオビオ)州のモチャ島付近で、底引き網の回収のためこの場所を訪れた漁船が、残骸とみられるものを見つけたものだ。この5人が乗ったセスナ172型機は、消息を絶ち、この一帯で捜索が行なわれたが、手がかりも発見されなかった。

■サンティアゴ、魚介71トン押収 BioBio Chileの記事
サンティアゴ都市圏ではこのセマナサンタ(聖週間)に、71トンの魚介類が押収されたという。セマナサンタには赤身肉の消費を控え、魚介類を食べる習慣がある。このためサンティアゴの市場でも魚介類の販売が増えるが、一方で品質の悪いものの販売も増える傾向だ。保健当局が市場などに立ち入りし、摘発を行なった結果だ。


【アルゼンチン】

■イグアス、40%減 Clarín.comの記事
このセマナサンタ(聖週間)連休に、イグアス国立公園を訪れた人は、昨年の同じ連休時期に比べ、40%減ったという。聖金曜日の入園者は8000人と、前年聖金曜日に比して27%減だった。聖木曜日、聖土曜日はさらに入園者が落ち込んだ。一方、プエルト・イグアス市内の主な宿については、客室稼働率は100%近く、ブラジルやパラグアイから訪れる人が減少したとみられている。

■セマナサンタ、航空は順調 Télamの記事
このセマナサンタ(聖週間)連休期間中、航空便はきわめて安定的だったという。ブエノスアイレスのホルヘ・ニューベリー空港(アエロパルケ)をではこの期間、96%が定時発着で、キャンセルとなった便はまったくなかったという。航空会社別で定時発着率は、アルゼンチン航空が99%、LANアルゼンチンが90%だった。

■ドック下のトンネル計画、進む La Nacionの記事
ブエノスアイレス、プエルト・マデーロのドック(船渠)下にトンネルを建設する計画が、具体化している。市側が示したこの計画は、ドック下12メートルにトンネルを設け、高速道路を通し、鉄道を集約するというものだ。一帯の交通改善のほか、隣接する鉄道用地の新たな都市開発を可能とする。総工費は20億ドルと巨額で、完成までには20年を要するとみられる。

■ブエノスアイレス、集中摘発 La Nacionの記事
ブエノスアイレスでは警察による、集中摘発展開がなされた。対象となったのは市内西部、ラ・マタンサやメルロ、モロンといった地域だ。銃器、薬物などの違法所持の摘発を行ない、合わせて250人が逮捕されたという。押収された銃器は47丁で、このほかコカインやマリファナ(大麻)などの薬物も押収されている。


【エクアドル】

■鉱山火災、66人が一時足止め El Universoの記事
エル・オーロ県で起きた鉱山火災で、労働者66人が一時、鉱山内に足止めされた。火が出たのはポルトベロのエリペ鉱山で、入り口付近の電源施設で爆発があり、大量の煙が出た。鉱山内では100人が作業していたが、このうち66人は脱出できず、送風設備のある場所に5時間、待機した。その後救出され、12人が体調を崩し、病院に運ばれている。

■キト空港、キューバの7人「送還」 El Universoの記事
キトのマリスカル・スクレ空港では、キューバ国籍の7人が実質、送還された。この7人は今月初めに同空港に到着したが、入国の許可を得られず、判断を待ち続けたという。先週ようやく帰国したが、空港内で2週間近くにわたり、足止めされたことになる。エクアドルでは観光ビザが原則廃止されたが、一方で第三国に向かうキューバ人の来訪が増加している。


【コロンビア】

■アビアンカ、操縦士の圧力 Caracol Radioの記事
アビアンカ航空に対し、操縦士の労働組合が圧力を増している。組合側は経営に対し、賃金や待遇改善などの要求を行なっているが、組合はこの件に対し、本社が誠実な対応を見せていないとの不満を表明した。「現状の待遇では、操縦士はそろって退職し、他社に移る可能性がある」と圧力をかけている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ワールドカップ・インフレ El Universoの記事
ワールドカップ開催を控えたブラジルでは、インフレが進んでいるという。6月中旬から1か月にわたり開催されるこのスポーツイベントの際には、60万人の外国人が同国を訪れる。宿泊、交通、飲食などの需要増加が、同国のインフレ率をさらに高め、ジルマ・ルセフ政権へのさらなる批判が起きるおそれがあるという。10月には大統領選挙も予定されており、インフレが政権の評価に、直接影響を与える可能性もある。