2019.05.02

【ボリビア】

■土砂災害、66棟倒壊 La Raz&oacue;nの記事
ラパス、ソポカチ・バホで起きた大規模土砂災害で、合わせて66棟の建物が倒壊した。コンセプシオンで30日午前2時頃に起きたこの事態では、現時点で3人が不明で、合わせて380人が避難している。市内やエルアルトの消防士や警察官らが、不明者の捜索活動を続けている状況だ。

■ラパス市、緊急事態 La Razónの記事
ラパスのルイス・レビジャ市長は、土砂災害を受け緊急事態を発令した。30日、ソポカチ・バホで大規模土砂災害が発生し、住宅66棟が倒壊したものだ。今回被害を受けたコンセプシオンと、先週末に小規模地滑りが起きたカントゥタニに、この宣言が出された。

■黄色線、運転再開 La Razónの記事
ラパスのテレフェリコ(ロープウェイ)黄色線は1日、運転を再開した。30日にバホ・ソポカチで大規模土砂災害があり、隣接地を通るこの路線の運転が見合されていた。運営するミ・テレフェリコによると安全上の問題はないと判断されたという。黄色線はインデペンデンシアと7月16日駅を結び、緑線、空色線、銀色線と接続する。

■競技場に仮設キャンプ Página Sieteの記事
政府とラパス市は、同市内のフィガロ競技場に、仮設キャンプを設置した。ソポカチ・バホで起きた土砂災害の被災者らが一時、身を寄せる場となるものだ。寝起きをするための仮設キャンプのほか、調理場、トイレ、浴室なども置かれている。現時点で32世帯が、このキャンプ場に入っている。

■ボランティア、犬を救出 Pág;ina Sieteの記事
ラパス、ソポカチ・バホの土砂災害現場では、ボランティアらが犬などのペットの救助を行なっている。66棟が倒壊し多くの人が避難を強いられているが、消防の手は人の救助支援に向けられているため、犬などは放置された状態だ。集まったボランティアらがこれらの犬を救助し、一時飼育などを行なうという。

■賃上げ、4%と発表 Página Sieteの記事
エボ・モラレス大統領は、今年の賃上げ幅を4%と発表した。政府は毎年メーデーの1日に、賃上げ幅を明らかにしている。事前に2.5%となる姿勢が伝えられたが、10~12%を主張する組合側とぎりぎりの調整が行われた。一方、財界は2%が限界との見方を示しており、雇用削減が起きる可能性も否定できない。

■13年で賃金348%上昇 El Dísの記事
今年の賃上げ発表を受け、エボ・モラレス政権下の13年で賃金は、実に348%も上昇したことになる。2006年時点で最低賃金は440ボリビアーノだったが、この日の発表では2122ボリビアーノに引き上げられた。この引き上げで、貧富の差の改善につながったとの評価の一方、財界側は反発している。

■賃上げ、閣僚らは据え置き La Razónの記事
1日、4%の賃上げが発表されたが、大統領や副大統領、閣僚らの報酬は据え置きとなるという。また公務員の大部分についても、引き上げの措置はとられない。政府側はこの日の引き上げ幅を2.5%とする方針だったが、組合への配慮と10月の総選挙を見据え、この数字を示したとみられる。

■「フク」の台頭、雇用問題が背景に La Patríaの記事
国内の鉱山で「フク」が台頭する背景に、雇用問題があるという。オルーロ県のワヌニ鉱山などで、産出鉱産物を横流しするこの犯罪が頻発している。鉱山労働者の雇用の脆弱性などが背景にあり、この犯罪に手を染めざるを得ない元労働者が多い実態があると、報告がなされた。

■メキシコ企業、浄化に乗り出す El Díaの記事
ボリビア、ペルー国境にあるティティカカ湖の浄化に、メキシコの企業体が乗り出すという。この湖には鉱山廃水や生活排水の流入で、汚染が進んでいることが指摘される。この浄化事業について、メキシコのFypasa社を中心とする企業体が受注したものだ。ティティカカ湖は、船が航行する世界でもっとも高所の湖だ。


【ペルー】

■クスコ発便、再開 La Repúblicaの記事
クスコからマチュピチュに向かう鉄道便が1日、再開された。ペルーレイルはサンペドロ駅初のローカル列車と、ポロイ駅初の観光列車の運転をこの日、再開した。土砂災害の影響などで、すべての列車の始発がオリャンタイタンボとなっていたが、この再開で観光客、地元客の利便性が高まる。

■航空管制官、不足の見込み Andinaの記事
国内では、航空管制官の数が絶対的に不足する見込みだという。商業航空分野の団体が明らかにしたもので、2022年までの3年間で、200人を増員する必要があるとした。国内ではLCCの参入が相次ぐなど、航空便そのものの数が激増しており、新たな専門職員を早急に育てる必要があるという。


【チリ】

■ロス・ラゴス、雨の被害 BioBio Chileの記事
第10(ロス・ラゴス)州で、局地的な雨の被害が生じた。州都プエルト・モントを含む各地で大雨が降ったもので、州側の把握では1人が死亡し、住宅25棟に被害が及んでいるという。また国の防災機関によると、プエルト・モントのビジャ・ライェンは道路や橋が損傷を受け、地域全体が孤立している。

■LATAM、シドニー直行便 Australia Aviationの記事
LATAM航空は年内に、サンティアゴとオーストラリアのシドニーを結ぶ直行便を開設するという。同社はサンティアゴ-オークランド-シドニー線を運航しており、これを直行便に切り替える。オーストラリアへの直行便は、メルボルン線に続き2路線めだ。使用機材はボーイング787型機となる見通しだ。


【アルゼンチン】

■AR、突然のスト Minuto Unoの記事
アルゼンチン航空の労働組合の一つが1日、突然のストを行なった。国内では30日、ゼネストがあり同社は全便の運航を停止した。この日から通常体制に戻るはずだったが、このストでブエノスアイレスからコリエンテス、マル・デル・プラタに向かう便などが影響を受けたという。

■ゼネスト、8万人に影響 25 Digitalの記事
30日に行なわれたゼネストで、航空便利用者8万人に影響が及んだ。マウリシオ・マクリ政権の経済政策に反対する動きで、アルゼンチン航空やLATAMなど5社が全便を停止した。アルゼンチン航空だけでこの日に影響を受けた人は2万2千人にのぼり、この日一日で2千万ドルの損失を被ったという。

■トゥクマン「川開き」が話題に La Nacionの記事
トゥクマンで行なわれた「川開き」が、ネット上で話題になっている。大雨で街路が浸水し、川のような状態になった。人の男性が、街路が川になったとして「川開き」を行なう動画を、SNSに投稿したものだ。浸水した街路の名前から、「アレム川が誕生した」と紹介している。

■ロサリオ空港で危機感 El Ciudadanoの記事
ロサリオの空港では、危機感が強まっている。LATAM航空が、ロサリオとチリのサンティアゴを結ぶ路線の休止を発表した。この路線は、運航していたスカイ航空も撤退したばかりで、ロサリオとチリ国内を結ぶ路線がなくなることになる。国内第三の都市ながら、国際航空網から取り残されるとの危機感が強まっている。


【エクアドル】

■アエロメヒコ、グアヤキル就航 El Universoの記事
メキシコ最大手のアエロメヒコが、グアヤキルに就航した。同社が1日、開設したのはメキシコシティとを結ぶ直行便だ。到着した、160座席のボーイング737-800型機は、放水による歓迎を受けた。初便の利用者は60人と、多いとは言えない状態だったが、同社はこの路線の利用増に期待を示している。

■2ドル札、流通開始 El Comercioの記事
国内では30日から、2ドル札の流通が開始された。ペソの大暴落を受け、国内では20年前に通貨スクレが廃止され、米ドルが流通している。これまで公式に2ドル札は流通していなかったが、中央銀行か米国からこの紙幣を大量調達し、流通開始となったものだ。


【コロンビア】

■アンホ爆薬を摘発 La Opiniónの記事
ククタでは、600キロにものぼるアンホ爆薬が摘発された。警察が明らかにしたもので、左翼ゲリラ組織民族解放軍(ELN)が調達したものだという。ELNは1月17日に、ボゴタで22人が死亡するテロ事件を起こすなど、活動が活発化している。この組織の背後に、ベネズエラのニコラス・マドゥロ政権があることが指摘されている。

■レセプション女性、殺害される Caracol Radioの記事
メデジン中心部のホテルのレセプションで働く女性が、殺害された。このホテルに強盗が押し入ったが、この48歳の女性は金を出すことを拒んだ。強盗はこの女性の複数個所を刃物で刺し、逃亡した。女性は市内の病院に搬送されたが、死亡が確認されたという。


【ベネズエラ】

■マドゥロ、制圧宣言 El Paísの記事
ニコラス・マドゥロ政権は1日、「クーデターの動き」を制圧したと宣言した。30日、軍の一部がフアン・グアイド暫定政権を支持し、基地の一部を配下としたことが伝えられたが、マドゥロ氏はすでに奪還し制圧したと断じた。一方、この事態を受け、インテリジェンス機関のトップを更迭したことも明らかにした。

■背後に米国とコロンビア Caracol Radioの記事
ニコラス・マドゥロ政権は、30日に起きた「クーデターの動き」では背後で、米国とコロンビアが糸を引いたと断じた。放送を通じた演説で指摘したものだ。フアン・グアイド暫定政権を承認するこの両国が、クーデターを企図したとし両国を非難した。この上で国内の「極右勢力」と対峙する姿勢をあらためて示した。

■トランプ氏「望むなら軍事行動」 El Paísの記事
米国のドナルド・トランプ大政権は、ベネズエラに対する軍事行動は「望むなら」行なわれうるとの見方を示した。同政権は軍事行動の可能性をこれまでも否定していないが、マイク・ポンペオ長官がこの選択肢が「ありうる状況」であることを示したものだ。同政府はフアン・グアイド暫定政権を承認している。

■ロペス氏ら、スペイン公邸へ ABC Colorの記事
野党指導者のレオポルド・ロペス氏とその家族は、スペイン大使公邸に移ったという。30日の「クーデターの動き」の際、自宅軟禁中だった同氏は救出され、チリ大使公邸に身を寄せていた。ロペス氏の弁護士が、この移動を明らかにしたものだ。ロペス氏は2014年のデモの責任を問われ、7年の刑を受け、昨年から自宅軟禁の状態となっていた。

■ロペス氏、スペインに亡命申請 Caracol Radioの記事
スペイン政府は、野党指導者レオポルド・ロペス氏一家から、政治亡命の申請を受けたことを明らかにした。妻の活動家、リリアン・ティントリ氏と15か月の娘とともに、同氏はカラカスのスペイン大使公邸に身を寄せている。スペイン政府側もこの件について「適切な判断を速やかに行なう」とした。

■パドリノ氏家族らが「造反」 Caracol Radioの記事
ニコラス・マドゥロ政権下で国防相の立場の、ウラジミール・パドリノ氏の家族らが「造反」した。SNSを通じて動画を投稿し、軍人や兵らに対し「国民の立場に立つ」よう求めたものだ。ベネズエラが「希望を持てる国」に回帰できるよう、パドリノ氏の母親らが呼びかける内容となっている。

■グアイド、戦い抜く Caracol Radioの記事
フアン・グアイド暫定大統領は1日、戦い抜くと宣言した。この日、同暫定政権は国民全員に「街路に出る」ことを求めている。ニコラス・マドゥロ簒奪政権の退陣を求める、史上最大のデモを呼びかけたものだ。簒奪政権からの政権奪取を実現するまで、同氏は戦い抜くと宣言した。

■国内各地でデモ El Paísの記事
国内各地で1日、市民による大規模デモが繰り広げられている。カラカスでは朝6時から、街路に多くの人々が現れて行進した。フアン・グアイド暫定政権が、ニコラス・マドゥロ政権の「終焉」に向けた声を上げるよう呼びかけ、人々が応じたものだ。

■デモ隊にガス弾使用 El Universalの記事
1日、国内で行なわれている大規模デモに対して、警官隊はガス弾を使用している。対ニコラス・マドゥロ政権のこのデモは国内全土で行なわれているが、カラカスなどで警官隊が、制圧のためガス弾を使用しているという。一方市内では、マドゥロ政権支持者らによるデモ行進も行われた。

■カラカスでのデモは15個所 El Comercioの記事
首都カラカスでは1日、15個所でデモが行われているという。フアン・グアイド暫定政権の呼びかけで行なわれている、対ニコラス・マドゥロ政権のデモだ。グアイド暫定政権側は、「史上最大規模のデモにしよう」との呼びかけをしているが、一方で国民間ではデモ疲れの声も上がっている。

■30日のデモ、死者は1人 Infobaeの記事
30日の「クーデターの動き」を受けたデモでは、1人が死亡し、100人以上が負傷したという。軍の一部がフアン・グアイド暫定政権支持を表明したことから、カラカスなどで激しいデモが行われたものだ。軍は装甲車を群衆に突っ込ませるなど暴力的展開を行ない、死傷者を出し、また119人が逮捕されたという。

■インターネット、断線中 El Universoの記事
国内での「インターネット断線」は続いているという。ネットブロックが告発したものだ。30日、国内で「クーデターの動き」があったことから、ニコラス・マドゥロ政権がインターネット接続を妨害したとみられる。SNSなどを通した、この動きの拡大の阻止に動いたものと推定される。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■パナマでもベネズエラ人ら行進 Prensaの記事
パナマでも、ベネズエラ人らが行進した。30日、同国で「クーデターの動き」があったことが伝えられた。これを受け、ニコラス・マドゥロ政権の終焉を訴え、フアン・グアイド暫定政権への支持を表するデモがパナマシティ中心部で行なわれたものだ。人々はベネズエラの自由と民主主義回帰を望んだ。

■キューバ、対米国のデモ Reutersの記事
キューバでは、米国に対するデモがメーデーの1日、行なわれた。ドナルド・トランプ政権によるキューバに対する経済締めつけが強まり、国内では経済面の混乱も生じ始めている。さらに盟友国ベネズエラに対する米国の圧力への抗議の声も上がった。このデモには、ラウル・カストロ前議長も姿を見せた。

■ニカラグア、旱魃危機 Radio La Primerisimaの記事
ニカラグアでは渇水が続き、旱魃に発展するおそれがある。少雨のため、国内を流れるココ川、セゴビア川、ワンキ川の水量が激減し、途絶える可能性が生じている。この流域では、これらの川から取水する行政地域の水道が使用できなくなり、また農業に打撃が生じる可能性が高まっているという。

■ユナイテッド、アビアンカを「傘下」に La Repúblicaの記事
米国のユナイテッド航空が、アビアンカ本社を傘下に入れる可能性が高まっている。同社はエフロモビッチ会長側からアビアンカの株式を買い入れ、株式の82%を握る可能性がある。両社はともにスターアライアンスのメンバーで、関係は強い状況にある。経営危機にあるアビアンカ・ブラジルとこの買収について、関係はない。

■ターキッシュ、パラグアイに関心 Ultima Horaの記事
トルコのターキッシュ・エアラインズが、パラグアイ乗り入れに関心を示している。同社は南米ではブラジル、アルゼンチン、コロンビア、ベネズエラに乗り入れている。新たな就航地として先日、ボリビアの可能性が示されたが、同じくアスンシオンへの就航の可能性もあるとした。

■インテルジェット、AAとの関係強化 Jornadaの記事
メキシコのLCC、インテルジェットは米国の大手、アメリカン航空との関係を強めようとしている。両社はすでにコードシェアを行なうなどし関係を強めているが、インテルジェット側はこの範囲の拡大を含め、さらなる関係強化を図ろうとしている。インテルジェットには、経営上の脆弱性があることが指摘されている。



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