2019.05.10

【ボリビア】

■エボ、メサ氏に「告白」促す La Razónの記事
エボ・モラレス大統領はカルロス・メサ氏に対し、「告白」を促した。次期大統領選に
出馬するメサ氏だが、その資金の不正性などが指摘されている。モラレス大統領はメサ氏にこの説明責任があると断じ、メサ氏とその家族はすべてを「告白する必要がある」と述べた。

■メサ氏「告白するようなことはない」 La Razónの記事
カルロス・メサ氏は、エボ・モラレス大統領の「告白要請」に対し、告白するようなことはないと応じた。同氏は、資金の不透明性などの問題は、同大統領が率いる与党MASが一方的に指摘しているもので、選挙戦の道具にされているだけだと断じた。選挙資金に不明な部分などはなく、公正であると語っている。

■アルマグロ氏、来暮へ La Razónの記事
米州機構(OEA)のルイス・アルマグロ総裁が、来暮する。同総裁は今月17日、コチャバンバ県のチャパレ地方を訪れるという。この地は国内に2個所ある、コカ葉の合法生産地で、ボリビアのコカインなどの違法薬物対策の現場を視察するという。エボ・モラレス大統領も、このアルマグロ氏訪問を「興味深い」とした。

■エボ「チリからの回答はない」 La Razónの記事
エボ・モラレス大統領は、「チリからの回答はない」と述べた。ボリビアとチリは1978年の断交以来、正規の外交関係がない状態だ。モラレス政権は、チリのセバスティアン・ピニェラ政権に関係正常化に向けた対話を呼びかけたが、この件についての返答がないと述べた。

■ラモス氏、サンペドロへ La Razónの記事
ラパス県ティティカカ湖畔の町、アチャカチの首長、エドガル・ラモス氏は、ラパス市内のサンペドロ刑務所内に拘置された。同氏の汚職など5つの容疑を受け、身柄が拘束された。司法は、検察が申請した同氏の予備拘束を認め、この拘置を命じたものだ。同首長に対しては、アチャカチ市民からの辞任要求が長期化していた。

■不明者捜索、10日まで La Razónの記事
ラパス市内のカントゥタニでの不明者捜索は、10日まで続けられるという。この地では大規模土砂災害が発生し、65棟の住宅などが全半壊した。この事態で依然として、4人の行方が分からない状態で、警察や消防などによる捜索が続いている。この地はもともと埋め立て地で、宅地に転用された経緯などについて、捜査機関も調べを進めている。

■移民、ボリバールを売る Página Sieteの記事
国内に流れ着いたベネズエラ移民らは、同国の通貨ボリバール紙幣を路上で売っている。ニコラス・マドゥロ政権の経済失政で多くの国民が国外に流出し「難民化」している。エボ・モラレス政権はマドゥロ政権と同様、難民とは認めていない。こうしたベネズエラ国民は、ラパスなどの都市部の路上で、こうした商売で生計を立てている。

■医療、圧力続く Página Sieteの記事
国内の医療業界からの、医療行政への圧力は続いている。医師や看護師などが、公立病院を中心に各地でストを続けているものだ。政府は、この1日から国民皆保険制度(SUS)を導入したが、医療現場側が準備がないままの導入で混乱が生じるとして反発しているものだ。ガブリエラ・モンタニョ保健相は、医師らに対話を求めた。

■オルーロ、墓所の限界 La Patríaの記事
オルーロでは、墓所が限界を迎えているという。国内では壁龕(へきがん)と呼ばれる壁のくぼみに棺を埋葬するが、管理側によると中央墓所では年間800の壁龕が必要で、この整備が追いつかないという。新たな壁を設ける工事は続けられているが、スペースにもすでに、限界が生じつつある。

■偽医薬品工場摘発 La Razónの記事
ラパスで、偽の医薬品を組織的に作っていた工場が、摘発された。警察が情報を受け、チョロルケ通りにある民家に踏み込み、摘発したものだ。この工場でつくられた医薬品は、市内の医薬品街であるタブラダ通りで、正規品を装い、実際に販売されていたとみられる。

■密輸車輛、485台阻止 Página Sieteの記事
チリ国境ではこの1~4月、485台の密輸車輛が摘発されたという。この国境ではとくに盗難車が偽造書類とともに国内に持ち込まれる「カー・ロンダリング」が横行している。警察と軍、税関はラパス、オルーロ、ポトシ県の国境地域での展開を強化し、こうした車輛の摘発と持ち込み阻止を図っている。

■博物館の夜、200個所 Página Sieteの記事
この18日にラパスで実施される「博物館の夜」には200の施設が参加する見通しだ。年に一度、博物館や文化施設などが夜間に開館し、無料公開されるイベントだ。年々その数は増えているが、今回は200の施設が参加予定であるという。この中には、普段は公開されていない大統領府や、中央銀行なども含まれる。


【ペルー】

■マチュピチュ、制限へ Página Sieteの記事
文化省は、マチュピチュ遺跡公園についてアクセス制限を実施する。山間にあるこの遺跡は、地盤の脆弱性などが指摘されており、過剰な観光客の来訪がこの環境を悪化させる可能性が指摘される。この指摘を受け、太陽の神殿、コンドルの神殿、インティワタナピラミッドなどへのアクセス時間の制限が実施される。


【チリ】

■チリ政府、開放要求 La Patríaの記事
チリ政府はベネズエラのニコラス・マドゥロ政権に対し、エドガル・サンブラノ副議長の解放を要求した。外務省が明らかにしたコメントだ。セバスティアン・ピニェラ政権は、フアン・グアイド暫定政権を承認しており、今回のサンブラノ氏拘束について、マドゥロ政権による弾圧だと断じている。


【アルゼンチン】

■クリスティナ、著書でアピール BioBio Chileの記事
前大統領のクリスティナ・フェルナンデス氏は、自身の著書「誠実に」でアピールを図った。同氏はさまざまな嫌疑をかけられているが、右派の現政権からの圧力だと訴えている。この10月には大統領選挙が予定されており、現政権から同氏ら左派が政権を奪還したいと、この著書を通じ訴えている。


【エクアドル】

■コレア氏、告発される Página Sieteの記事
前大統領のラファエル・コレア氏が、汚職の容疑で告発された。ブラジルの建設会社Odebrechtを舞台とする疑獄事件の解明の中で、同氏サイドにも裏金が渡っていた可能性が指摘されたものだ。その額は1160万ドルにのぼり、同氏の大統領選での選挙費用に流用された可能性があるという。

■貧困高齢者層救済へ La Patríaの記事
レニン・モレノ政権は、貧困高齢者層の救済方針を示した。高齢者のうちおよそ10万人が今も貧困の中にあり、これを脱出できない状況にある。この救済のため、政府は5千万ドルを投じる方針を示した。首都キトの歴史景観地区である旧市街でも、こうした高齢者層の姿がみられると、モレノ大統領は語った。


【コロンビア】

■ELNの半数はベネズエラに La Patríaの記事
国軍は、左翼ゲリラ組織民族解放軍(ELN)の戦闘員の半数は、隣国ベネズエラにいると警告した。この組織は今年1月、ボゴタで大規模テロを起こし、イバン・ドゥケ大統領は和平交渉を凍結している。このELNに対し、ベネズエラのニコラス・マドゥロ政権が支援を行なっているとの指摘がある。

■映画監督、殺害される BioBio Chileの記事
映画監督のマウリシオ・レサマ氏が、殺害されたという。住まいのあるアラウカ県アラウキータで銃弾に倒れたことが、地域行政により発表された。同監督はこれまで、とくに国内北東部での、暴力の連鎖やその犠牲者についてのドキュメント作品を多く手がけた。とくにコロンビア革命軍(FARC)の活動などを多く捉えていたという。


【ベネズエラ】

■サンブラノ副議長拘束 Página Sieteの記事
議会のエドガル・サンブラノ副議長が、拘束された。野党議員らの呼びかけで行われたデモについて、ニコラス・マドゥロ政権側が「テロ」と指摘し、司法が拘束を指示したものだ。同氏のほか、野党議員6人に対しても逮捕状が出ていることが報告されている。インテリジェンス機関が、同氏を拘束したことが、周囲により明らかにされた。

■グアイド「野党議員は恐れない」 Página Sieteの記事
フアン・グアイド暫定大統領は、野党議員は「恐れない」と断じた。野党によるデモがテロとみなされ、
ニコラス・マドゥロ政権側の指示で議員らに逮捕状が出ている。しかしグアイド氏は野党議員は、ベネズエラの民主主義回復のために戦っていると断じ、マドゥロ政権側の強硬的態度にはひるまないとした。

■さらに3議員に逮捕状 La Patríaの記事
司法は、さらに3議員に対し逮捕状を請求したという。ニコラス・マドゥロ政権が、テロを企図したとして野党議員に対する「弾圧」姿勢を強めている。同政権の言いなり状態にある司法は、マドゥロ政権からの指示を受けた検察の申請を受け、逮捕状を次々と認めている状態だ。

■米国「ただの拉致だ」 BioBio Chileの記事
米国ワシントン政府は、議会の副議長、エドガル・サンブラノ氏が拘束されたことについて、「ニコラス・マドゥロ政権により拉致された」との見方を示した。同国政府は、サンブラノ氏拘束や野党議員らに対する逮捕状は、マドゥロ政権からの弾圧に他ならないとし、同政権の態度を批判した。

■EU、サンブラノ氏拘束を批判 Página Sieteの記事
欧州連合(EU)は、議会副議長のエドガル・サンブラノ氏が拘束されたことを批判した。EU側はこの動きについて、ニコラス・マドゥロ政権側がフアン・グアイド暫定政権を脅かすために行なっただけのことと断じ、不当な人権侵害行為であり、即時に解放することを要求した。

■リマ・グループも非難 La Razónの記事
ニコラス・マドゥロ政権に批判的な国々によるリマ・グループも、議会副議長のエドガル・サンブラノ氏が拘束されたことを批判した。同グループの12ヵ国は連名で、この事態が人権の侵害行為であることを指摘し、サンブラノ氏の即時解放を求める文書を出した。同グループ各国は、フアン・グアイド暫定政権を承認している。

■コロンビア国境に最高度の警戒 La Patríaの記事
ニコラス・マドゥロ氏は、コロンビア国境地域に最高度の警戒を呼びかけた。コロンビア側から、同国や同国を支援する米国などが、国内に軍事侵攻を図る可能性があるとしたものだ。マドゥロ氏はこの侵攻に備え、軍にすでに対処を指示しているとした。同氏は以前から、コロンビアからの侵攻の可能性を語り、国内を煽っている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■テメル氏、警察に出頭 BioBio Chileの記事
ブラジルの前大統領、ミシェル・テメル氏が警察に出頭した。同氏については建設会社を舞台とする汚職疑獄事件で、サンパウロの司法が同氏の拘束を支持した。これを受け同氏は、サンパウロの警察署に自ら赴いたという。現在78歳の同氏は、ジルマ・ルセフ氏辞任にともない副大統領から昇格し、昨年末まで大統領を務めた。

■ボウソナロ「ラシスモは変」 Página Sieteの記事
ブラジルのジャイル・ボウソナロ大統領は、ラシスモ(民族主義)について「変なことだ」と語った。ホモフォビア(同性愛憎悪)やマチスモ(男性優位主義)とみられる発言で物議をかもす極右の同大統領だが、ラシスモについてはその考え方自体が分からないと、メディアのインタビューに答えた。

■ブラジルにNATO連携呼びかけ La Patríaの記事
米国のドナルド・トランプ大統領は、ブラジルのジャイル・ボウソナロ大統領に、北大西洋条約機構(NATO)の連携を求めた。現在南米ではコロンビアがNATOとの間でグローバルパートナーシップを締結しているが、トランプ氏はブラジルとの軍事的協調を求め、この締結を働きかける姿勢を示した。

■オルテガ家族の除外要求 Página Sieteの記事
ニカラグア、ダニエル・オルテガ政権は、米国に対しオルテガ氏の家族の制裁対象からの除外を求めた。米国はベネズエラのニコラス・マドゥロ独裁簒奪政権への支援を理由に、オルテガ政権関係者を制裁リストに入れ、入国禁止や資産凍結などの措置をとっている。しかしオルテガ氏は、家族は関係ないと断じた。

■こどもの殺人に警鐘 La Patríaの記事
ユネスコは、メキシコでのこどもが犠牲になる殺人の増加に、警鐘を鳴らした。同機関によると2017年から2019年にかけ、1万547人のこどもや年少者が、殺人の犠牲になったという。こどもが置かれた各国の状況についての年次報告で触れられたもので、メキシコのこの状況を異常と指摘した。

■メキシコシティ、プラスチック規制 BioBio Chileの記事
メキシコシティでは、新たにプラスチック規制が敷かれる。市議会がこの規制法案を可決したものだ。レジ袋やプラスチック製ストローなどの使い捨て製品について、2021年1月から、市内での使用、販売などを禁じるという。ラテンアメリカ・カリブ海地域では、排出されるゴミの10%が、プラスチックと分析されている。



最近の記事