2019.05.23

【ボリビア】

■マドゥロ氏と同じではない Página Sieteの記事
米州機構(OEA)のルイス・アルマグロ総裁は、ボリビアのエボ・モラレス政権とベネズエラのニコラス・マドゥロ氏は同じではないとした。来暮した同氏は、憲法違反の声があるモラレス大統領の再選出馬を実質容認した。この件について問われた際、ボリビアとベネズエラの状況は異なると語った。

■HRW、アルマグロ氏を問題視 La Patríaの記事
人権団体ヒューマン・ライツ・ウォッチは、米州機構のルイス・アルマグロ総裁の姿勢を問題視した。エボ・モラレス大統領の再選出馬を容認したことについて、同団体側は「明確な憲法違反を認めたことになり、ボリビアの民主主義に対する冒涜にあたる」と断じた。同機関は、モラレス大統領の再選出馬を認めるべきではないとした。

■司法システムは脆弱 La Patríaの記事
ボリビアの司法システムの脆弱性が指摘された。各国の司法システムについての調査が行なわれた結果だ。ボリビアについては司法が、行政および立法から独立していないと判断された。いわば三権分立が実現していない状態と判断されたことになり、司法システムの早期の改革が必要と指摘された。

■カマチョ氏、ドゥケ氏と面会 La Razónの記事
サンタクルス市議のルイス・フェルナンド・カマチョ氏が、コロンビアのイバン・ドゥケ大統領と面会した。同氏はこの10月の選挙を踏まえ、エボ・モラレス大統領の再選出馬が憲法に抵触すると同大統領に説明したという。憲法改正が国民投票で否決されたことも合わせ説明し、民主主義の危機にあることを訴えた。

■メサ氏「即時の一本化は難しい」 La Razónの記事
カルロス・メサ氏は、右派候補の即時一本化は難しいとの見方を示した。10月の選挙について、与党MASに対峙する野党、右派候補の乱立が今回も起きている。この右派候補間での意見交換が行なわれたが、メサ氏はこのまますんなりと、一本化が実現するとは思わないと語った。

■公費運動を告発 La Razónの記事
公費による選挙運動が告発された。エボ・モラレス大統領、アルバロ・ガルシア・リネーラ副大統領が公務にかこつけて、事実上の選挙運動をしていることについて、検察に告発がなされたものだ。政府と与党は、とくに選挙前のこうした時期、公共工事着工などの公務を、完全なる選挙運動に位置づける姿勢をとっている。

■オルティス氏、ディベートに意欲 Página Sieteの記事
「ボリビアはNoと言った」のオスカル・オルティス氏は、候補者のディベートに意欲を示した。10月の大統領選に向け、候補者らが一堂に会しディベートをするべきと述べたものだ。野党候補などは積極的だが、エボ・モラレス大統領の陣営がなぜか、難色を示し続けている。

■アルパコマ、水汚染はなし Página Sieteの記事
ラパスのルイス・レビジャ市長は、アルパコマ崩落による水質汚染は起きていないとした。ラパス市から排出されるゴミの埋め立て地でこの1月に大規模崩落があり、環境汚染の懸念があった。しかし同市長によると、この事態による地下水などへの影響はなかったとみられるという。

■ガスと鉄道がテーマ La Razónの記事
エボ・モラレス大統領は、ガス輸出と大陸横断鉄道がテーマになると断じた。この26日、同大統領とペルーのマルティン・ビスカラ大統領の首脳会談が予定されている。この場で、国内からのガス輸出の今後と、ボリビア国内の鉄道網を活用するこの鉄道計画が、大きなテーマになるとした。

■イシボロ・セクレ、謝罪求める Página Sieteの記事
ベニ県のイシボロ・セクレ国立公園内で伝統的生活を踏襲するインディヘナ(先住民)層は、エボ・モラレス政権に謝罪を求めている。政権はこの地に大陸横断道の一部となる道路建設を進めているが、インディヘナ法廷はこれを「違法」と判断した。インディヘナ層は同政権に計画撤回と謝罪を求める姿勢だ。

■リャマ肉、標準化せず La Patríaの記事
リャマ肉の輸出に向けた標準化が、進んでいない。オルーロ県にはリャマの屠畜場が設けられ、食肉の国内流通だけでなく、輸出に向けた準備が進む。しかしこのリャマ肉を輸出するための枠組みがなく、また肉そのものの流通に向けた標準化がなされていない状態だ。ボリビアは世界最大の、リャマ飼育頭数を誇る。


【アルゼンチン】

■ホームレスに火が放たれる BioBio Chileの記事
ホームレスに火が放たれる動画が拡散している。ブエノスアイレスのヘネラル・パスの高架下で撮影されたとみられるこの動画は、男が路上で眠るホームレスの男性に火を投げるものだ。男が車で逃げる様子までが映されている。動画の報告を受けた警察が、この男の行方を追っている。


【コロンビア】

■FARC、ドゥケに不満 La Patríaの記事
左派政党コロンビア革命軍(FARC)は、イバン・ドゥケ政権への不満を表した。FARCはサントス前政権との和平に合意し、今はそのプロセスの途上にあるとともに、合法政党となった。しかしこのプロセス進展にともない、FARCの元戦闘員らの現ドゥケ政権の扱いに、重大な不満があるとした。


【ベネズエラ】

■マドゥロ、さらに圧力 BioBio Chileの記事
ニコラス・マドゥロ氏は、野党にさらなる圧力をかけた。4月30日のデモを受け、同政権の言いなり状態の司法は、野党議員に対する逮捕状を次々と請求した。マドゥロ氏は、軍の「邪魔」をする者については、すべて逮捕するとの姿勢を示した。この事態で議会副議長が拘束され、一部の議員は国外に亡命している。

■EU、公正選挙求める La Patríaの記事
欧州連合(EU)はベネズエラに対し、あらためて公正選挙の実施を求めた。昨年行なわれた大統領選挙について、公正性自由性が否定され、議会が承認を拒んだことからニコラス・マドゥロ氏は大統領としての効力を失った。フアン・グアイド暫定政権が立ち上がったが、いまだに公正選挙実施に向けた動きがないことに懸念を示した。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ハイチ、医師らのスト BioBio Chileの記事
ハイチの医師らが、ストライキに入った。首都ポルトー・プランスなどの緊急医療に携わる医師らがストを行なっているものだ。医師らは現在、100ドル程度の賃金の引き上げを国などに求めている。医師らはこの引き上げを6か月前から要求していたが、具体的な動きがないまま今に至るという。

■14州の知事、武器自由化反対 La Patríaの記事
ブラジル27州のうち、14州の知事は武器保持の自由化に反対だという。メディアが各知事に調査を行なったものだ。ジャイル・ボウソナロ大統領は選挙戦時からこの自由化を掲げており、その公約を実行に移そうとしている。この措置に賛成なのは、実質的にボウソナロ大統領に近い立場の知事が中心だ。

■オルテガ、解放に含み BioBio Chileの記事
ニカラグア、ダニエル・オルテガ政権は、「政治犯」の解放に含みを見せている。昨年4月からの反政府行動を受け同政権はすべてのデモを「テロ」と見なし、参加者らを政治犯として拘束した。米州機構が期限を区切りこの全員の解放を要求しているが、この件について前向きに検討する姿勢を示した。

■キューバ国民に危機感 BioBio Chileの記事
キューバ国民の間で、危機感が広がっているという。昨年暮れ、国民の食生活を支えるパンの品薄感が広がったが、ここにきてガソリンなどさまざまな物資に、同様の傾向が表れている。米国のドナルド・トランプ政権がキューバへの圧力を再び増す中、かつてのような物資不足、涸渇が再び起きるのでは、と国民が危機感を持っている。

■ブラジルの人権に警告 Página Sieteの記事
アムネスティ・インターナショナルは、ブラジルの人権状況に警告を発した。この1月に極右のジャイル・ボウソナロ大統領が就任して以降、国内では明らかな人権侵害などが報告されているという。とくにそのターゲットとなっているのは、インディヘナ(先住民)層だ。同政権が積極的な開発の名のもとに、こうした層の生活が脅かされているとした。



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