2019.05.29

【ボリビア】

■メサ氏「独裁の世紀に入った」 Página Sieteの記事
大統領選に出馬するカルロス・メサ氏は、21世紀が「独裁の世紀」であると語った。訪問先のポルトガルで述べたものだ。国内ではエボ・モラレス大統領が、憲法を無視して10月の選挙に出馬を強行しようとしている。さらにラテンアメリカではニカラグア、ベネズエラの政権が独裁化していると断じた。

■オルティス氏、今後について協議 Página Sieteの記事
「ボリビアはNoと言った」のオスカル・オルティス氏は、今後についてエドウィン・ロドリゲス氏と協議する。10月の総選挙にこの党が出馬するが、オルティス氏とこのロドリゲス氏との間の、意見の隔たりが大きくなっているという。ロドリゲス氏が、副大統領候補を取りやめる可能性もある。

■選挙結果、11月3日までに La Razónの記事
選管に相当する選挙法廷は、10月20日の選挙結果を11月3日までに報告するとした。投票終了後、ただちに開票が始まるが、この結果の確定には一定の時間が必要だ。しかし随時発表される途中経過で、選挙結果の大勢については公表されることになる。同法廷は、開票事務にかかる期間を2週間と設定した。

■MASに1094万Bs La Razónの記事
選管に相当する選挙法廷は、与党への選挙運動資金の分配額を1094万ボリビアーノとした。各党が抱える議員数などからこの配分を決めたものだ。「ボリビアはNoと言った」は573万Bs、PDCは360万Bsなどとなっている。この運動資金額として用意された総額は、3560万Bsだ。

■イロ使用、今後2年について合意 La Razónの記事
今後2年間のイロ港使用について、ボリビアとペルーが合意した。内陸国のボリビアは外港として使用しているチリ北部から、このイロ港に機能を移転集約する姿勢だ。ペルー政府側もこの移転を支持しており、今後の2年間の扱いなどについて合意がなされたという。ボリビアとチリの関係は、悪化している。

■9月には電力輸出可能に Página Sieteの記事
国の電力機関ENDEは、この9月にはアルゼンチンへの電力輸出が可能になるとした。政府は電力を新たな輸出品と位置づけ、まずアルゼンチンへの送電網整備を進めている。タリハ県とアルゼンチンのサルタ州を結ぶこの送電網が、9月にも整うという。一方、輸出の見通しについてENDEは具体的言及は避けた。

■アポロ線、差し止め Página Sieteの記事
ボリビア空軍航空(TAM)が就航する予定だったラパス-アポロ-イクシアマス線は、差し止められた。民間航空局がこの措置をとったものだ。アポロ、イクシアマスの飛行場について、旅客定期便が就航する環境が担保できないと判断したためだ。これら2つの町はラパス県北部の、交通困難地にある。

■ワヌニ、近代的煙突 La Patríaの記事
オルーロ県のワヌニ鉱山では、近代的な「煙突」が完成したという。地下にあるこの鉱山内と外界を結ぶ、新たな気道が確保されたものだ。単に、鉱山内のガスなどを排出するだけでなく、環境に配慮した処理も可能になるという。この鉱山は国内最大の錫鉱山で、1980年代にはモノカルチャー経済を支えた。

■テレフェリコで拉致未遂 Página Sieteの記事
ラパスのテレフェリコ(ロープウェイ)で、連れ去り未遂事件が起きたという。緑線を利用した女性が告発したものだ。この27日、娘と利用した際、同じキャビンに乗り合わせた男女が、娘を拉致しようとしたという。騒ぎになり、大柄な男と、インディヘナ伝統衣装のポジェラ姿の女は、アルト・オブラヘス駅で逃走した。

■Eスポーツリーグが誕生 La Patríaの記事
国内でも、Eスポーツのリーグが誕生した。通信会社Vivaの協賛により、新たなリーグが立ち上げられたものだ。国内でも「ゲーマー」は多く存在し、この腕を競う場が整備されたことになる。今後Eスポーツは国際舞台でも注目されることが予想されており、Viva側も「強い選手」が育つことに期待を示している。


【ペルー】

■ロレト地震、隣国でも負傷者 Página Sieteの記事
ロレト県で26日未明に起きた地震では、隣国エクアドルでも負傷者が出た。マグニチュード8.0(米国機関ではM7.5)の地震が起きたもので、これまでに死者が2人出ている。国内とエクアドルを合わせ、30人が負傷したことが明らかになった。ペルー政府はこの事態を受け、同県とカハマルカ県に60日間の非常事態を宣言している。

■難民流入で犯罪増加 La Patríaの記事
警察を管轄するカルロス・モラン内務相が、「ベネズエラ難民の増加で、国内では犯罪が激増している」と語った。ニコラス・マドゥロ政権の経済失政による生活困窮を逃れ、多くの国民が国外に流出し難民化している。同大臣は、73万人もの難民が国内に入り、組織犯罪化しているとした。しかしこの発言に、ゼノフォビア(外国人憎悪)ではないかとの批判もある。


【アルゼンチン】

■中絶合法化法案、議会へ BioBio Chileの記事
中絶を合法化する法案が、議会に提出される。カトリックの社会的影響力が強いアルゼンチンでは、今もなお中絶はタブー視されている。中絶が難しい事実が女性の立場をさらに悪化させ、または危険なモグリでの中絶手術の横行などの事態が起きている。合法化を求める声が高まる中、一定条件下で中絶を認める新たな法案が準備されたものだ。


【ベネズエラ】

■米国、マドゥロ退陣が前提 BioBio Chileの記事
米国は、ニコラス・マドゥロ氏の退陣が前提との見方を示した。ノルウェー政府斡旋のもとで、フアン・グアイド暫定政権とニコラス・マドゥロ政権側との間の対話が呼びかけられている。この件について米国側は、対話の前提条件としてマドゥロ氏の退陣が含まれるべきとの見方を示したものだ。

■リマ・グループ、グアテマラで会合 Página Sieteの記事
ニコラス・マドゥロ政権に批判的な国々で構成されるリマ・グループが、グアテマラで会合を開く。6月6日、各国の外相が同国の首都に集まり、今後についての協議を行なうものだ。参加する15か国はいずれも、マドゥロ政権を批判し、フアン・グアイド暫定政権を承認している。

■こども4人の死で抗議 La Patríaの記事
こども4人の死を受け、抗議デモが行なわれた。カラカスの公立病院で、治療を受けていたこども4人が相次いで死亡したものだ。その家族や関係者、呼びかけに賛同した者らが、こうした医療の状態を放置していることに、抗議した。ニコラス・マドゥロ政権の経済失政で、国内の医療はすでに崩壊状態となっている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ロシアとキューバ、さらに接近 La Patríaの記事
ロシアとキューバが、さらに接近した。両国の外相が会談し、両国関係のさらなる進展と強化について合意したものだ。米国、ドナルド・トランプ政権はベネズエラのニコラス・マドゥロ独裁簒奪政権と近いキューバへの制裁を強めている。こうした中、もともとキューバと関係が強いロシアが、さらに存在感を示そうとしている。

■55人死亡事件、9人は刑務所へ Página Sieteの記事
アマソナス州の施設で、拘置中の55人が死亡した事件で、事件を主導した9人らが刑務所に送られた。集団脱走を企図した際、衝突が発生し多くの拘置中の者が死亡し、警察官ら15人が負傷したものだ。警察は、9人を刑務所に送った事実を明らかにしたものの、この9人の身元などは明らかにしていない。

■ニカラグア、謝罪法 Página Sieteの記事
ニカラグア議会では「謝罪法」が可決された。同国では昨年4月以降、反政府デモが激化し、ダニエル・オルテガ政権による弾圧により多くの死傷者が出て、さらに多くが拘束された。政府は「こうした事態を二度と繰り返さない」との目的のためこの法案を準備したが、一方でオルテガ政権による弾圧は今も続いている。

■ボウソナロを殴った男、無罪に BioBio Chileの記事
ブラジル、ジャイル・ボウソナロ大統領を殴った男は、無罪となった。昨年の選挙戦の期間中にミナス・ジェライス州で、選挙運動を行なっていたボウソナロ氏が、作家の男に殴られたものだ。この男は拘束され追及を受けていたが、心神耗弱の状態と判断され、逮捕を免れたという。



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