2019.06.07

【ボリビア】

■サンタクルス-ベニ道封鎖 La Razónの記事
サンタクルス、ベニ両県を結ぶ幹線道路が封鎖された。地域の大豆生産業者らが、取扱い価格の見直しなどを求めて行なった社会闘争だ。大豆の主要輸送路でもあるこのルート4個所で封鎖が行われ、あらゆる交通、物流が滞った。この事態を受けセサル・コカリコ農村開発相が、対応にあたっている。

■メサ氏、イシボロ・セクレ見直し提言 La Razónの記事
10月の大統領選に出馬するカルロス・メサ氏は、イシボロ・セクレ国立公園内を通る道路建設の見直しを提言した。ベニ県都トリニダを訪れ、語ったものだ。エボ・モラレス政権は、将来的に大陸横断道の一部となるこの道路をこの公園内に通す姿勢だが、地域のインディヘナ(先住民)層はこの計画に今も反発している。

■アルト・カラコト、住宅崩落 Página Sieteの記事
ラパス、アルト・カラコトで住宅が崩落する事態が生じた。この建物はゴミの埋め立て地跡に行政の許可を受けずに建設されていたもので、地域を流れるワイニャハウィラ川の侵食を受けこの事態に至ったと推定されている。市内ではこの4月末、アルト・ソポカチのリョヘタで、やはりゴミ埋め立て地が大規模崩落する事態が生じたばかりだ。

■観光、年13%増 El Díaの記事
ボリビアの観光業は、年13%という高い成長を記録しているという。国営旅行会社Bolturが明らかにした数字だ。2007年から2016年にかけての平均成長率を示したもので、とくに2016年は南米スペイン語圏9か国で、もっとも高い成長率を記録したという。とくに成長著しいのはウユニ塩湖で、オルーロのカルナバルがこれに次ぐ。

■バラル氏、拘束へ La Razónの記事
司法は、野党所属のアミルカル・バラル下院議員と側近の1名を、拘束することを判断した。エルアルト前市長をめぐる組織犯罪への捜査の過程で、両氏の関与が濃厚となったものだ。同氏については在宅逮捕とされていたが、ラパス郊外のチョンチョコロ刑務所の施設に移されることになる。

■ソナ・スール、多重衝突 La Razónの記事
ラパスのソナ・スールで、車輛3台がからむ事故が起きた。5日午後、ザ・ストロンゲ通りを走行していた重量トラックが暴走し、ほかの車輛を巻き込んだものだ。この事故で60代の男性1人が死亡し、少なくとも8人が負傷している。このトラックは、突然ブレーキが利かなくなったという。

■スペイン人登山客が死亡 El Díaの記事
ラパス県の山で事故が起こり、スペインの40歳の男性登山客が死亡した。事故が起きたのはトゥニ・コンドリリのアルカマヨで、山歩き中の登山隊が200メートル滑落したものだ。同時に滑落した数名は、重傷を負っている。このメンバーらの救出のため、山岳救助隊が組織され活動した。

■ラパス北部、デング注意 Página Sieteの記事
ラパス県北部では、デングについての注意が必要だ。熱帯地方に位置する同地域では、ネッタイシマカが媒介するこの感染症のリスクが、年間を通して存在する。こうした中県保健局によると、チュンキニで女性教師がこの感染症にかかり死亡したことが明らかになった。同局は蚊抑止のための薬剤散布を進めている。

■レジ袋規制、実効せず La Razónの記事
オルーロの市会議員が、レジ袋規制が実効化しないことを強く嘆いた。同市議会では、レジ袋を原則禁止する法案の審議が進んでいたが、突然停滞し今も成立していない。この禁止は世界的な流れだが、市内では商業店主などを中心に反対の声も高く、決議はおろか審議も十分に尽くされていない状況だという。

■グラン・ポデール、12歳以下禁止 El Díaの記事
ラパスでこの15日に開催されるフォルクローレダンスの祭典「グラン・ポデール」で、ダンス隊への12歳以下のこどもの参加は禁止される。5日、主催側が判断したもので、このパレードへの参加は身体などへの負担が大きく、こどもの心身に影響を及ぼすおそれがあると判断したためだ。12日のプレイベント、こどものダンス大会は予定通り行われる。


【ペルー】

■ベネズエラ人にビザ請求へ Caracol Radioの記事
マルティン・ビスカラ政権は、この6月15日から、入国するベネズエラ人にビザの事前取得を義務づけることを決めた。大量のベネズエラ難民が国内に押し寄せ、現時点でコロンビアに次ぐ在留数となっている。政府はIDだけで入国できた措置を新ため、パスポート提示を義務づけたが、この措置をさらに厳格化することになる。

■マチュピチュ列車、運休に El Comercioの記事
クスコとマチュピチュを結ぶペルーレイルの鉄道便は6日、一部運休となった。クスコではこの日、社会闘争による24時間のゼネストが行われた。ペルーレイルは、乗客と職員の安全性担保のため、ポロイ、ウルバンバとオリャンタイタンボを結ぶ区間を全休とした。オリャンタイタンボ-マチュピチュ区間は観光、ローカル列車とも運行されている。

■ワイナ・ピチュで事故 Correo Perúの記事
マチュピチュ訪問者に人気のワイナ・ピチュ山で5日、事故が起きた。観光で訪れたスウェーデン国籍の女性観光客が、この山を下りる際に滑落し、頭などに重傷を負ったものだ。女性はクスコ市内に搬送され手当てを受け、命に別状はない。


【チリ】

■司法、ピニェラの違法性指摘 Télamの記事
司法が、セバスティアン・ピニェラ大統領の「違法性」を指摘した。第9(ラ・アラウカニア)州プコンでの土地所有についての問題を指摘したもので、これを受け同大統領はカサ・モネーダでこの件について、明らかにすると断じた。この指摘について、法的手続きに従う姿勢も示した。

■デモで2人、燃やされる BioBio Chileの記事
サンティアゴ、アラメダで行なわれたデモの際、2人が燃やされる事態となった。現場の防犯カメラ映像によると、このデモで投げられた火炎瓶の影響で、2人が重い火傷を負ったという。このデモは教員らが、制度改革に異議を唱えたもので、デモそのものは比較的平穏に行われていた。


【アルゼンチン】

■「これ以上のベネズエラはいらない」 El Paísの記事
マウリシオ・マクリ大統領と会談したブラジルのジャイル・ボウソナロ大統領は、「これ以上のベネズエラはいらない」と断じた。極右で、左派を極端に嫌う同大統領は「南米に新たなベネズエラが現れることをすべての国が懸念している」と断じた。また10月の選挙で、マクリ大統領が左派候補を抑え当選することに期待を示した。

■ブラジルと電力融通合意 Télamの記事
アルゼンチン、ブラジル両国は新たな電力融通の枠組みに合意し、覚書を交わした。両国のエネルギー担当相らが、ジャイル・ボウソナロ大統領の来亜の機会に会談したものだ。電力、天然ガスの融通などについて両国が関係を強める内容で、インフラ整備なども協力関係を強めることになる。


■クリスティナ、さらなる追及 El Universoの記事
前大統領のクリスティナ・フェルナンデス氏が、さらな法的追求を受ける。同氏については、在任中の汚職などの疑惑が浮上し、追及が続いている。司法は、同政権時代の道路インフラ整備などにからみ、建設会社からの収賄があった疑惑について、新たな追及を行なう方針を固めた。

■航空国外渡航、23.6%減 La Nacionの記事
アルゼンチン国民の航空便を通じた国外渡航は2018年、前年比で23.6%のマイナスとなったという。国の統計機関Indecが明らかにしたものだ。昨年中盤以降、アルゼンチンの通貨ペソの大幅下落が続き、ドル価格が上昇したことから旅行などの渡航を控える動きが広がった。一方国外から国内への外国人渡航はこの年、12%の増加となった。

■フライボンディ、機材調達 Télamの記事
LCCのフライボンディが、機材調達、刷新を行なう。この17日から7月3日にかけ、エア・バヌアツで使用されていたボーイング737-800NG型機を4機調達するという。現行保有機との交換を進め、安定運航を図る方針を示した。同社は昨年1月、国内市場に参入した。


【エクアドル】

■マカス、住宅浸水 El Universoの記事
モロナ・サンティアゴ県の県都マカスで、住宅浸水の被害が生じている。大雨の影響で地域を流れる複数河川が増水し、一部で氾濫が生じたためだ。現時点で12棟が浸水被害を受け、70人が避難を強いられている。さらに飛行場もこの水の影響を受け、各地とを結ぶ空の交通も現在、途絶えている。

■TAME便、犬が変死 El Comercioの記事
公営航空会社TAMEの便で、犬が変死したとの告発がなされた。5日、SNSを通じて明らかにされたものだ。グアヤキルからキトに向かう国内線で輸送されたアメリカン・ブルが、到着時に死んでいたという。動物愛護団体が調べたところ、TAMEの対応に重大な瑕疵があった可能性があるとの見方が示された。


【コロンビア】

■ボゴタ-ビジャビセンシオ道不通 Caracol Radioの記事
ボゴタと、ビジャビセンシオを結ぶ道路が、土砂災害のため不通となっている。この事態は、土砂災害によるもので、現在復旧作業がつづいている。一方、イバン・ドゥケ大統領は、将来発生が予想される地震などでこの道路は、同様の土砂災害が多くの個所で発生する可能性があり、根本的対策に莫大な費用がかかるとの見方を示した。

■EU、600万ユーロ支援 Caracol Radioの記事
欧州連合(EU)は、コロンビアに600万ユーロ規模の支援を行なう。国内では再び武装ゲリラの活動が活発化し、一部地域では台頭がみられる。事態を憂慮したEUは、この対策のためこの規模の資金支援を行なうことを決めた。左翼組織民族解放軍(ELN)については、ベネズエラのニコラス・マドゥロ政権からの支援がある可能性が指摘されている。


【ベネズエラ】

■マドゥロ、新エネルギー相指名 El Paísの記事
ニコラス・マドゥロ政権は、新しいエネルギー担当相を指名した。同国ではこの3月、長期間にわたるメガ停電が発生し、国内の経済が麻痺する事態が生じている。この事態の再発を避けることを目的に、マドゥロ政権はエンジニア出身でセントラル・デ・ベネズエラ大学(UCV)講師のフレディ・ブリト・マエストレ氏を指名した。

■国内、ガソリン不足1か月 Caracol Radioの記事
国内ではこの1か月にわたり、再びガソリン不足が続いているという。5日、国営オイル会社PDVSAの職員らの団体が明らかにしたものだ。国内に供給されるすべてのガソリンが不足し、一部では涸渇が続いているという。現時点で23州のうち16州では「危機的状況」にあるとした。

■プーチン氏、基地創設は否定 Caracol Radioの記事
ロシアのウラジミール・プーチン大統領は、ベネズエラ国内へのロシア軍基地創設を否定した。ニコラス・マドゥロ政権を承認する同国は、軍の一部を国内に派遣していることが伝えられている。プーチン氏は基地創設や派兵規模の拡大については否定したが、マドゥロ政権の体制維持の必要性を強調した。

■野党乱立はジレンマ Caracol Radioの記事
ニコラス・マドゥロ政権に対する、野党の乱立は米国にとってもジレンマだという。マイク・ポンペオ国務長官が語ったものだ。マドゥロ政権の早期の退陣を求める同政権だが、野党の足並みがそろわず、次期選挙に40人もの候補が乱立しかねない状況にあるとした。支援を固めたい米国政府だが、この乱立こそがジレンマとなっているとした。

■プーチン氏、グアイド支持はクレイジー El Universoの記事
ロシアのウラジミール・プーチン大統領は、フアン・グアイド暫定政権を支持承認する動きについて、「クレイジー」と断じた。ニコラス・マドゥロ政権を承認する同政権などに対し、米国などはグアイド暫定政権側を承認している。プーチン氏は、カラカスのマドゥロ現政権は正常に機能しており、これを変えようとする動きそのものをクレージーとした。

■リマ・グループ、中露に呼びかけ El Universoの記事
ニコラス・マドゥロ政権に批判的なリマ・グループ12か国は、中国とロシアに、マドゥロ政権支持を撤回するよう要求した。同グループは会合を開き、この両国がマドゥロ政権を支持承認している事実が、ベネズエラ情勢をめぐる混乱に拍車をかけていると断じた。このほかキューバ、トルコなどにも同様の呼びかけを行なっている。

■国際社会からの保護が必要 El Comercioの記事
ベネズエラ国民の多くが、国内において国際社会からの保護、擁護が必要と考えている。国連難民高等弁務官事務所のケリー・クレメンツ氏がエクアドルを訪れ、明らかにしたものだ。マドゥロ政権による経済失政による生活困窮から、同国からは多くの国民が国外に逃れ、難民化している。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ボウソナロ、ネイマール氏「支持」 El Paísの記事
ブラジル、ジャイル・ボウソナロ大統領は、同国の代表選手ネイマール氏への「支持」を表した。ネイマール氏については、女性暴行疑惑が浮上しているが、ボウソナロ大統領はネイマール氏への「支援」を表し、この上でブラジリアの病院に入院している同氏の病室を訪問した。

■ルラ氏に新たな告発 Télamの記事
ブラジルの元大統領、ルイス・イナシオ・ルラ・ダ・シルヴァ氏が新たな告発を受けた。汚職などで12年の刑を受け、昨年4月から収監されている同氏だが、建設会社Odebrechtから賄賂を受け取ったとの新たな疑惑が浮上し、告発されたものだ。ルラ政権時の閣僚複数についても、同様の告発を受けている。

■ブラジル最高裁、国営企業売却認める Télamの記事
ブラジルの最高裁は、ジャイル・ボウソナロ政権が進める国営企業の一部売却を認める判断を下した。この売却については現時点で、議会側が承認していないが、88の国営企業やその部門について、最高裁が事実上のゴーサインを出す形となった。この売却や民営化について、各国営企業と関連の深い議員らの反発が続いている。



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