2019.06.09

【ボリビア】

■イロで共同閣議実施へ Los Tiemposの記事
ボリビア、ペルー両国政府は、ペルー南部のイロで24、25日の両日、共同閣議を実施する。両国は両国間のさまざまなテーマを話し合うこの共同閣議を随時実施している。今回、ボリビアが外港拠点を移す姿勢を示すイロで実施されることになり、両国の「強い関係」を内外に示すことになる。

■エボ、プーチン氏と会談 La Razónの記事
エボ・モラレス大統領は7月11日、ロシアの首都モスクワを訪れ、ウラジミール・プーチン大統領と会談する。在ラパスのロシア大使が明らかにしたものだ。この会談では、両国間の経済関係の強化などについて、意見が交わされる見通しだという。ボリビア側からは、国産農産品などの輸出機会を模索する動きがある。

■MAS、メサ氏提言を批判 Página Sieteの記事
与党MASは、10月の大統領選に出馬するカルロス・メサ氏の提言を批判した。ベニ県イシボロ・セクレ国立公園内を通る予定の大陸横断道について、ルート変更を提言したが、MASはこの公園内通過は2003年のメサ政権時代に計画されたものだ、と断じた。同公園内のインディヘナ(先住民)層は、この建設計画に今も反発している。

■BoA機内でパニック Página Sieteの記事
国営ボリビアーナ航空(BoA)の旅客機内で、パニックが起きたという。スペイン、マドリードからサンタクルスに向かった777便で離陸直後、片側エンジンにトラブルが生じた。機長は緊急着陸しようとしたが、着陸許可が下りずおよそ2時間、上空を飛行し続けたという。この事態に不安を高めた乗客らが、パニックに一時陥った。

■エボ「海なしでは生きられない」 La Razónの記事
エボ・モラレス大統領は国際海洋デーの8日、「すべての人は海なしでは生きられない」と語った。内陸国のボリビアは、海がない状態は「一時的なもの」としているが、一方で昨年10月のハーグの国際司法裁判所の判断では厳しい内容に直面した。モラレス大統領はそれでも、国として国民のため海を希求する姿勢を示した。

■ブラジルに塩化カリウム輸出 El Díaの記事
ボリビアリチウム公社(YLB)は、新たにブラジルに国産塩化カリウムを輸出することを明らかにした。YLBはポトシ県のウユニ塩湖産のリチウムの事業化を進めているが、この副産物の同国への輸出が行われることになったものだ。国内ではオルーロ県のコイパサ塩原にも、多くのリチウム資源があることが分かっている。

■観光、平均を上回る成長 Página Sieteの記事
ボリビアの観光は、世界平均を上回る成長を示しているという。世界観光機関が明らかにした数字と、国の統計機関の示した数字を比較したものだ。2008年から2017年にかけ世界平均では7%、米州では3%の観光業の伸びがあった。一方ボリビアはこの期間中、9.9%という高い伸びを記録しているという。

■大豆価格、合意至らず Página Sieteの記事
国内東部の大豆生産者らと、政府側との間でその価格の合意には至っていない。生産者らは買い付け価格の改善などを求め、サンタクルス、ベニ両県を結ぶ幹線道路の封鎖を行なった。農村開発相が斡旋にあたり協議の場が設けられたが、最終的な合意は見送られたという。

■暴走トラックは老朽車体 Página Sieteの記事
先週、ラパスのソナ・スールで暴走したトラックは、極度の老朽車体だったという。このトラックは複数の車輛を巻き込み、身障者の女性1人を死なせている。警察による調べの結果このトラックは使用開始から40年以上が経過しており、一方でこの間、車検などを十分に受けていなかったことが明らかになった。

■インフルエンザ、サンタクルス集中 La Patríaの記事
国内でのインフルエンザ感染は、サンタクルス県に集中している。保健省のデータで明らかになったものだ。冬が近づき、国内ではインフルエンザの感染者が増加している。この感染確認者の実に80%が、サンタクルス県に集中している状況だ。寒さが同県よりも厳しいオルーロ県では、今期の感染はゼロとなっている。


【ペルー】

■サクサイワマン、馬を禁止 El Comercioの記事
クスコのサクサイワマン要塞遺跡への、馬の乗り入れが禁じられた。地域観光局がこの措置を発動したものだ。馬に乗って観光地を巡るツアーなどが催行されているが、一方でこの乗馬に関する事故が相次ぎ、また遺跡公園内への馬による環境面への影響が懸念されることから、この禁止が通達されることとなった。

■ギラン・バレー、4県に警報 La Repúblicaの記事
炎症性多発神経障害であるギラン・バレー症候群(GBS)について保健省は、ピウラ、ランバエケ、ラ・リベルタ、フニンの4県に警報を出した。国内でこの難病の発症者が急激に増加したことが伝えられ、警報に至ったものだ。蚊が媒介する感染症や、対蚊の薬物散布がこの事態を引き起こした可能性があるとされるが、原因は不明となっている。

■ロレト、緊急事態発令 El Comercioの記事
政府はロレト、サンマルティン両県の一部に、緊急事態を発令した。5月26日、ユリマグアスの東64キロを震源とするM8.0の大地震が発生し、この地域では甚大な被害が出ている。この事態対応と復興に向けた動きとして、60日間の緊急事態を発令したものだ。

■ビザ持ちベネズエラ人、就労可能に El Comercioの記事
ビザを受け国内に入国するベネズエラ国民は、合法的に就労可能となるという。外務省がこの措置を明らかにした。難民の国内流入を受けマルティン・ビスカラ政権は、この15日から入国ベネズエラ国民にビザ取得を義務づける。一方で正規の取得手続きを経てビザを得た同国民は、国内で就労することが可能となるという。


【チリ】

■SNSねずみ講への注意 BioBio Chileの記事
国内に、SNSを通じたねずみ講への注意が呼びかけられた。国内では2008年以来、こうしたねずみ講の手口の発生が相次ぐが、現在インスタグラムなどを通じ「ラ・マンダラ」と呼ばれるねずみ講が急速に広がっているという。少ない掛け金で多額の報酬を狙えると紹介されているもので、仏教語の「曼荼羅」が語源とみられる。

■移植制度の限界指摘 BioBio Chileの記事
第10(ロス・ラゴス)州都のプエルト・モント病院の医師らが、臓器移植制度の限界を指摘した。国内では臓器売買は禁じられ、コーディネート機関を通じた移植が制度化されている。しかし同市内では、需要の高い腎臓移植を待つ人が106人もおり、一方で今年行なわれた腎臓移植件数は3件にとどまり、制度そのものが機能していないと指摘したものだ。


【アルゼンチン】

■AR機が緊急着陸 RCN Radioの記事
アルゼンチン航空の旅客機がコロンビア、ボゴタのエルドラード空港に緊急着陸した。この事態を起こしたのは7日にブエノスアイレス、エセイサ国際空港を発ち、マイアミに向かった便だ。機内で煙が発生したことによるもので、着陸当時機内は緊迫したという。290人の乗客に、負傷などはなかった。

■牛肉価格、21か月ぶり下落 La Nacionの記事
牛肉の国内価格が、21か月ぶりに下落した。食肉の業界団体Ciccraが明らかにしたものだ。この5月の販売価格の平均が、前の月に比して0.6%のマイナスとなった。国内では昨年中盤以降、再び経済問題が再燃し、牛肉の消費控えが起きており、この事態が価格下落の要因になったと同団体は分析している。

■新車販売プロモ展開へ Télamの記事
自動車工業会Accraは、間もなく新車販売のプロモーションを全国で展開する。経済の先行き見通し悪化から新車販売の減少が続いているが、マウリシオ・マクリ政権による助成によるテコ入れが実現する見通しとなった。Accraはこれを機会に、国民に新車購入を呼びかけるプロモを大々的に行なう姿勢だ。

■ジェットスマート、イグアス2路線 Misiones Onlineの記事
チリのLCC、ジェットスマートはプエルト・イグアスからの2路線を今月、相次いで開設する。同社は18日からこの町とブエノスアイレスのエル・パロマール空港、20日からはサルタを結ぶ路線を設ける。同社はこの4月、アルゼンチン国内線に参入したばかりで、イグアス路線の観光需要の掘り起こしに期待している。

■LASA、ポルト・アレグレへ La Mañana Neuquénの記事
ネウケンをベースとするリージョナル航空会社LASAが、ブラジル南部のポルト・アレグレに乗り入れる。同社が明らかにしたもので、この町とネウケンが直行便で結ばれるのは初めてだ。同社はさらに、ネウケンとパタゴニア各地を結ぶ国内線の拡充姿勢も示している。


【エクアドル】

■メトロ出店詐欺に注意 El Comercioの記事
キト市はメトロ(地下鉄)にからむ詐欺投資話への注意を呼びかけた。全長22キロのメトロ建設が進み、この年末か来年初めには開業の見通しだ。このメトロ駅の商業スペースの運用などについて、架空の投資話が持ち込まれ、詐欺被害にあう人がすでに出ているという。

■アエロビア工事で道路封鎖 El Universoの記事
グアヤキルでは、アエロビア(ロープウェイ)工事のため幹線道路の封鎖が行われた。市内と近郊のサンボロンドンを結ぶアエロビアの建設工事が本格化している。この工事のため、7日22時から、市内のキト通りが一部、閉鎖されたものだ。市側は工事の関係で、こうした措置が断続的にとられると市民に呼びかけを行なっている。


【コロンビア】

■ドゥケ、ジョリー氏と会談 Caracol Radioの記事
イバン・ドゥケ大統領はカルタヘナで、女優のアンジェリーナ・ジョリー氏と会談した。ジョリー氏は国連のミッションで国内を訪れ、ベネズエラ難民の実態などを視察した。同氏はとくに医療や教育の現場で、難民急増の影響が出ていると強く感じたとの見解を示している。同氏はとくに難民のこどもへの支援が必要とも述べた。

■アンティオキア、集団中毒 Caracol Radioの記事
アンティオキア県のサバナラルガで、集団中毒が発生した。エル・クラベルで行なわれた祝賀イベントの場で提供された食べ物が原因でおきたもので、現時点で135人が医療機関の手当を受けた。このうち重症となった10代の2人については、メデジンの高度医療機関に移されている。原因物質などはまだ特定されていない。


【ベネズエラ】

■コロンビア国境を再開 ABC Colorの記事
ニコラス・マドゥロ政権は7日、コロンビア国境の再開を発表した。人道支援物資の国内搬入阻止を図るため、同政権はこの陸路国境を閉鎖する措置をとっていた。タチラ州の国境について8日、運用を再開することをツイッターを通じ発表したものだ。現在陸路国境は、徒歩による往来のみとなっている。

■ペルー人、ビザ義務づけへ Caracol Radioの記事
ニコラス・マドゥロ政権は、入国するペルー国民にこの15日以降、事前のビザ取得を義務づけることを明らかにした。マルティン・ビスカラ政権は難民流入が続くことから、この日以降入国するベネズエラ国民にビザ取得を義務づけることを発表していた。マドゥロ政権はこの対抗措置として、同様の措置をとることを決めたとみられる。

■グアイド「反マドゥロでは一致」 El Nacionalの記事
フアン・グアイド暫定大統領は、野党は「反マドゥロ」では一致していると反論した。同暫定政権を承認する米国のポンペオ長官が、国内野党の足並みがそろわないことを嘆く発言をした。グアイド氏は野党間で意見の隔たりが大きいことを認めたが、一方でマドゥロ政権の早期退陣を目指す姿勢は一致ているとした。

■米国、パスポート期限読み替え Caracol Radioの記事
米国政府は、期限が過ぎたベネズエラ国民のパスポートについて、最大5年延長読み替えを認めた。同国政府が承認するフアン・グアイド暫定政権側の要望に応えたものだ。多くの国民が国外に流出し難民化しているが、期限が過ぎたパスポートが難民の足かせになっている事実を受け、米国政府側がこの読み替えを容認したものだ。

■国民、一日3千人流出 El Imparcialの記事
ベネズエラ国民は毎日3千人、国外に流出している計算になる。国連と世界移住機関は現時点で国民の10%に相当する330万人が国外に流出し、この数が年末には400万人に至るとの見方を示した。移民難民はコロンビアの130万人を筆頭に、ペルー76万8千人、チリ28万8千人、エクアドル26万3千人、ブラジル16万8千人となっている。

■アエロポスタル、難民チャーター Analiticaの記事
国内の航空会社アエロポスタルは、「難民」の帰還事業のため定期チャーター便を運航する。同社が運航するのはコロンビアの国境の町ククタと、カラカスを結ぶ便だ。ニコラス・マドゥロ政権は「移民」の帰還事業を進めており、これに基づく運航となる。すでに6月にかけ、数便の運航が予定されている。

■1ドル、6千Bs突破 Venezuela al Díaの記事
1ドルは、6000ボリバール・ソベルノを突破した。ハイパーインフレと通貨暴落が同時進行する中、昨年8月に実質デノミが行われる形でこの新通貨が導入された。中央銀行が定める公定レートで8日、1ドルは6033.75Bsとなり、初めて6000Bsのラインを突破した。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ウルグアイ、脱プラスチック El Observadorの記事
ウルグアイも、脱プラスチックに取り組もうとしている。マイクロプラスチックによる海洋汚染が深刻さを増していると報じられ、世界各国がこの取り組みを本格化させている。こうした中、ウルグアイでもプラスチック類の消費を減らし、同時に海岸などのプラスチックゴミの除去を進める取り組みが具体化しつつある。

■エア・ヨーロッパ、パナマ注力 Expresoの記事
スペインのエア・ヨーロッパは、パナマ路線に注力している。同社はこの3日、マドリードとパナマシティを結ぶ直行便を開設した。欧州などとパナマを結ぶ路線は競争が激化しているが、同社はパナマ最大手のコパ航空と組み、乗り継ぎ利便性向上などを図る取り組みをスタートさせている。

■インテルジェット、また休止 El Sol de Tampicoの記事
メキシコのLCC、インテルジェットの便休止に、不安が高まっている。この8日、同社はハブであるメキシコシティ発着の国内線の一部の便を、急遽キャンセルした。同社便については、操縦士など人員やりくりの問題から大量キャンセルが発生した記憶が新しく、同様事態が起きるのではとの不安が起きているものだ。

■エア・トランザット、コスタリカへ Tico Timesの記事
カナダ、ケベック州をベースとするエア・トランザットが、新たにコスタリカのサンホセに乗り入れる。同社が明らかにしたもので、この12月からバンクーバーとを結ぶ直行便を、週2往復の体制で就航するという。使用機材はエアバスA321ネオとなる予定だ。

■ウルグアイ、失業率上昇 Infobaeの記事
ウルグアイでは、失業率の上昇に対する不安感が高まっている。国の統計機関が発表した直近の失業率は8.8%、失業者総数は15万7千人となった。この水準は近年では高く、とくに25歳以下の若者の失業率は31%という高水準に至っている。この10月に大統領選を控える同国民の間で、この件がテーマとなる可能性がある。

■パラグアイ、毎日1人が自殺 La Nacioónの記事
パラグアイでは、毎日国内で1件の自殺が起きている計算になる。ラテンアメリカは概して自殺が少ないとされるが、近年はこの増加が地域全体で起きており、パラグアイも例外ではない。保健省によるととくに国内では、若年層が自殺を図るケースが増加しているとして、社会的な抑止の必要性があるとの見解を示した。

■メキシコでシクロヌディスタ Télamの記事
メキシコシティでは8日「シクロヌディスタ」が行われた。全裸または半裸で自転車に乗り、町を疾走するイベントだ。今回で14回めとなる国際的イベントで、温室効果ガスを排出しない自転車の活用や、行政に対する安全性担保などを訴えた。


【国際全般】

■東部アフリカ、旱魃に直面 Caracol Radioの記事
東部アフリカでは、合わせて1100万人が旱魃に直面しているという。国連が明らかにしたものでケニア、エチオピア、ソマリア、ウガンダの4か国で渇水が深刻化し、旱魃に至りつつある。国連はユニセフや国連食糧農業計画(FAO)と協力し、この対策に乗り出す姿勢だ。これら地域の4月の降雨は、1981年以来の少なさだった。



最近の記事