2019.06.13

【ボリビア】

■パラグアイと22項目合意 La Razónの記事
ボリビア、パラグアイは22項目について合意した。両国の閣僚らによる多角的交渉が行われ、12日にはマリオ・アブド・ベニテス大統領が来暮し、エボ・モラレス大統領と会談を行なった。この中で両国はチャコ戦争終結後の平和条約をさらに発展させ、経済協力などを強化することなどで合意に至った。

■パイプライン敷設ルート決定 La Razónの記事
ボリビアとパラグアイを結ぶガスパイプラインのルートが決定した。両国閣僚間交渉で合意され、最終的に両国大統領が覚書に調印したものだ。天然ガス輸出の新たなルートとなるこのパイプラインは、チャコ地方のビジャ・モンテスと、パラグアイの首都アスンシオンを結ぶことになる。2024年竣工、運用開始を目指す。

■メサ氏、CIDHに呼びかけ La Razónの記事
10月の選挙に出馬するカルロス・メサ氏は、米州機構の人権機関CIDHに穏やかに呼びかけた。この選挙へのエボ・モラレス大統領の再出馬が、現行憲法に抵触すると同氏は指摘している。CIDHはこの内容を静観しているが、人権を守る根幹である憲法に明らかに触れる状態にあると指摘し、CIDHに対応を求めた。

■ワルネス、林野火災 Los Tiemposの記事
サンタクルス近郊のワルネスで、林野火災が起きている。12日午後、この地の森林で火災が起きたもので、少なくとも10ヘクタールを焼いている。大量の煙が発生し視界が悪くなっており、この現場に比較的近い位置にあるビルビル国際空港の運用に、影響が及ぶおそれがあるという。

■ボリビアはNoと言った、盛り返す Página Sieteの記事
政治活動を行なう「ボリビアはNoと言った」が、勢いを盛り返している。10月の選挙へのエボ・モラレス大統領の再出馬が憲法に抵触するとして、無効化などを求めている動きだ。代表のオスカル・オルティス氏の活動の場に、モラレス政権と対峙するサンタクルス県のルベン・コスタス知事も参加する一幕があった。

■コイパサ、事業化には5年 La Patríaの記事
オルーロ県のコイパサ塩原のリチウム産出の事業化には、5年を要するという。この塩原には、国内ではウユニ塩湖に次ぐ規模のリチウム資源があるとみられる。このリチウム資源活用の事業化には、少なくとも5年の歳月が必要と、調査にあたった中国企業が報告したものだ。

■サンフリアン、強制解除 El Díaの記事
サンタクルスとベニ県を結ぶ道路のサンフリアンでは、警察がブロック封鎖の強制解除に踏み切った。地域の大豆生産者らが買い取り価格の改定などを求め、社会闘争を行なっている。すでに一週間にわたる封鎖が行われているが、警察はこの地での封鎖を強制的に解除した。

■サンタクルスで大断水 El Deberの記事
サンタクルスでは13日、8時間に渡る断水が広い範囲で゛行われる。主要水道管の交換作業のため、市街地のおよそ半分にあたる地域でこの日の22時30分から、14日朝6時30分にかけ、水道水が利用できなくなる。市側は対象地域の市民に対し、水道水を汲み置くなどの対応を呼びかけている。

■ティワナク、400人が警備 La Patríaの記事
ラパス県にあるアイマラの聖地、ティワナクには400人の兵、警官らが警備のため配備される。6月21日は「アイマラの新年」で、この日の日出を迎える大きな催しが開催される。この場での観光客らの安全確保のため、多くの兵や警察官が派遣されることになったものだ。今年のこの新年には、エボ・モラレス大統領も参加予定だ。

■冬は犬にも注意 Correo del Surの記事
チュキサカ県の保健局動物検疫が、「犬に注意」との呼びかけを開始した。国内は現在、冬を迎えているが、県内では冬の時季にとくに、犬に人が襲われる事故が多い傾向だという。とくに街路などで、野犬に人が噛まれる事故がもっとも多く、注意が必要だとした。


【ペルー】

■ギラン・バレー、未だ説明つかず Perú21の記事
国内で発症者が激増しているギラン・バレー症候群だが、その原因は未だ不明だ。保健省は国内での発症者数が263件と、さらに増えたことを明らかにした。この炎症性多発神経障害は一般的には稀な症状で、これほどの数の発症が報告されたことは世界的にも珍しいとみられる。ジカ熱などの感染症の影響を指摘する声がある。

■コスタ・ベルデ危機 El Comercioの記事
リマ、ミラフローレスのコスタ・ベルデは危機に陥っている。高波の影響で海岸が浸食を受けたものだ。リマでは7月下旬から、パンアメリカン大会が開催されるが、この被害地域はビーチバレーやスケートボード、BMXなどの競技会場となっており、あと44日で復旧させる必要があるという。

■ビザ要求は必要な措置 Per&uacite;21の記事
メルセデス・アラオス副大統領は、ベネズエラ国民へのビザ要求が「必要な措置」であると強調した。15日から入国する同国民にビザが要求されるが、同副大統領はこの措置について「大量の難民流入で、ペルー国内の労働市場が脅かされているため」で、市場を守るためにも必要な措置だと語った。

■航空各社、Indecopiに不信感 RPPの記事
航空各社は、消費者保護行政のIndecopiに対し、不信感を広げつつある。Indecopiは各社の便の遅れなどが消費者の不利益になったとして、各社に制裁金を科している。しかしこの遅れが天候や社会的要因であったことも考慮には入れられず、Indecopiは「制裁金要求を目的化させている」と各社がとらえ始めているものだ。


【チリ】

■コンセプシオン大荒れ BioBio Chileの記事
国内第二の都市圏コンセプシオンは12日、嵐に見舞われた。局地的な大雨の影響で市街路が冠水、浸水する被害が相次ぎ、所によっては歩行が困難な場所も現れた。同様の天候は国内中南部の広い範囲で発生し、タルカワノなどでも被害が報告されている。気象機関は引き続き同地域に、警戒を呼びかけている。

■コンセプシオン、路線バス値上げ BioBio Chileの記事
第8(ビオビオ)州都コンセプシオンでは、この15日から路線バス運賃が値上げとなる。市内を走行するバス運賃は現在、510ペソだが、この日から10ペソ引き上げられ、520ペソとなる。この値上げについてバス会社は、オイル価格や人件費の上昇分と説明している。


【アルゼンチン】

■アエロパルケで遅れ Cronistaの記事
ブエノスアイレスのホルヘ・ニューベリー空港(アエロパルケ)では12日朝の時間帯、多くの便に遅れが生じた。この空港の管制塔によると、同システムにトラブルが生じたことから、連鎖的に遅れが広がったという。とくにレシステンシアやイグアス、バリロチェ便に影響が大きく残った。

■コルドバ空港では霧の影響 Télamの記事
コルドバの空港では12日朝、濃霧の影響が発生した。早朝の時間帯から空港一帯は霧に覆われ、影響が広がり、7時30分には視界不良で完全閉鎖される事態となった。このためブエノスアイレス行きやリマ行きなどの便に、大きな遅れが生じた。以後、空港は再開され、今は正常化に向かいつつある。

■クリスティナ、キューバへ Télamの記事
前大統領のクリスティナ・フェルナンデス氏のキューバ訪問が、司法により認められた。同氏の長女フロレンシア氏が、病のため同国から動けなくなっており、これを見舞うための訪問だ。同氏は汚職などの容疑で訴追を受けている身で、この訪問には裁判所からの認可が必要となっている。

■地方でも交通費上昇 Télamの記事
地方都市でも、交通運賃が上昇している。サンフアン州では、州内の都市などを走行するコレクティーボ(路線バス)の運賃がこの7月、30%引き上げられる。国内では交通費などは政府助成などで安く抑えられているが、マウリシオ・マクリ政権はこの適正化を図ろうとしている。ブエノスアイレス首都圏だけでなく、地方でも値上げが本格化している。


【エクアドル】

■ベネズエラ人道輸送バス El Universoの記事
ベネズエラ難民を対象とした人道輸送バスが運行されている。コロンビア国境のルミチャカから、ペルー国境に直接、難民を輸送する取り組みだ。この15日から、ペルーは入国ベネズエラ国民にビザ取得を義務づける。これを前に同国に向かおうとするベネズエラ難民が急増しており、この輸送を支援団体などが行っているものだ。

■キト、ワクチン強化 El Comercioの記事
キトでは、ワクチンの接種体制が強化されている。保健局は麻疹(はしか)、風疹、おたふくかぜの混合ワクチンを大量供給した。キト市内を含むピチンチャ県内の学校で、とくに現在おたふくかぜの感染拡大が起きている。この流行を抑止するため、このワクチンの接種を広く呼びかけている。


【コロンビア】

■ポンペオ氏、不十分と指摘 Caracol Radioの記事
米国のマイク・ポンペオ国務長官は、コロンビアの取り組みが不十分と指摘した。イバン・ドゥケ政権は、コカインの原料となるコカ葉の掃討、削減に向けた努力を続けているとしている。しかしポンペオ氏はこの取り組みが不十分で、今もなおコロンビア産のコカインの脅威にさらされていると断じた。

■バルコニーが崩落 Caracol Radioの記事
国内最大の観光都市、カルタヘナで建物のバルコニーが崩落する事故が起きた。市内の6番街に面する16階建ての建物の1階(日本の2階)の一室で起きた事態だ。屋内にも影響が生じ、家具やテレビなどが被害にあったが、人的な被害は出ていない。原因を含めた調べが進められている。

■メデジン-ウラバ、土砂災害 Caracol Radioの記事
メデジンとウラバを結ぶ道路が、土砂災害の影響を受けている。アンティオキア県西部のカティボで、大雨による地盤の緩みで大規模土砂災害が発生し、道路が塞がれた。現在県側が復旧作業を続けており、一車線再開による交互通行が間もなく始まるという。完全復旧には時間を要する可能性もある。

■ボゴタ空港、抑止の必要 Portafolioの記事
ボゴタのエルドラード空港について、「抑止」の必要があるとの指摘がなされた。同空港は航空需要の急増を受け、2017年の総利用は3100万人、翌年は3270万人と急激に増えている。しかしインフラ整備が追いつかず、就航便や利用者の抑止を政策的に図る必要があるとの報告書が出されたものだ。

■チーズ、一人1.5キロ Caracol Radioの記事
コロンビア国民の年間一人当たりチーズ消費量は、1.5キロだという。業界団体が明らかにしたもので、2018年の国内のチーズ総消費量は5万3082キロ、消費額は8900億ペソだった。国内ではおよそ300種類のチーズが販売されており、チーズの半数はチェーンスーパーで販売されている。


【ベネズエラ】

■軍人と兵17人を拘束 Caracol Radioの記事
検察は、軍人と兵17人を拘束したことを12日、発表した。国軍はニコラス・マドゥロ政権への忠誠を誓うが、これら17人はフアン・グアイド暫定政権側に「造反」しようとしていたという。現時点で、武装蜂起などの動きがあったかどうかは不明だ。グアイド暫定政権側は軍人や兵らに、積極的造反を呼びかけている。

■中央銀、新紙幣発行へ La Vozの記事
中央銀行は、新たに1万、2万、5万ボリバール・ソベルノの新紙幣を発行する。国内ではハイパーインフレが続き、高額紙幣の必要性が増したことからとられる措置だ。昨年8月20日に現行通貨に置き換えられたが、10か月で新紙幣を発行せざるを得なくなった。5万ボリバール紙幣は、現時点で8.14ドルほどの価値となる。

■グアイド「マドゥロには無理」 Infobaeの記事
フアン・グアイド暫定大統領は、ニコラス・マドゥロ政権による「カルネ」(身分証明)発行は無理と断じた。マドゥロ政権は国内に入国するコロンビア人に、移民カルネを発給する姿勢を示したが、グアイド氏はマドゥロ政権にはこうした事務手続きをとる余力はないと断じた。

■マドゥロ、グアイド批判 Ejuの記事
ニコラス・マドゥロ政権側が、フアン・グアイド暫定政権を厳しく批判した。マドゥロ氏は、グアイド暫定政権が軍などに働きかけを強め、武装蜂起やクーデターを狙っていると断じた。同氏はこうした行為が「秩序を逸脱するものだ」として批判し、グアイド氏が国内をコントロールすることはできない、と断じた。

■オルテガ氏、野党協調呼びかけ NTN24の記事
元検察長官のルイサ・オルテガ氏は、野党に協調関係を呼びかけた。ニコラス・マドゥロ政権に対し野党が協力する必要がある一方、この協調関係に綻びが見えつつある。同氏はこの事態に危機感を示し、マドゥロ政権打倒で一致するべきと断じた。同氏はマドゥロ政権への追及を続けたことから弾圧を受け、コロンビアに亡命している。

■野党、独自エネルギー開発検討 Télamの記事
野党は独自に、国内のエネルギー資源開発を行なうことを検討している。原油などのエネルギーは、ニコラス・マドゥロ政権側に握られている状況だ。この事態打開のため、民間資本の積極的誘致で独自にエネルギー開発を行なうことを計画しているものだ。マドゥロ政権から、エネルギーについての主導権も奪いたい姿勢だ。

■キュラソーへの移民船が不明 Universoの記事
キュラソーへの移民希望者を乗せた船が、カリブ海で不明となっている。この船はファルコン州の漁村を出て、この島に向かっていたとみられ、30~35人が乗っていたとみられる。この船は海上で難破した可能性があり、乗っていた人々の安否は不明だ。ニコラス・マドゥロ政権の経済失政から、多くの国民が国外に流出している。

■ガソリン、ドル払い Infobaeの記事
国内では、ガソリンスタンドが米ドルのみで支払を受けつけるようになりつつある。スリア州でこの動きがあり、これが広がりつつあるものだ。産油国であるベネズエラだが、経済失政により産油体制が維持できず、この1か月にわたり不足、涸渇が蔓延している。こうした中、通貨ボリバールではなく、外貨による支払を求める動きが起きた。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ハイチ、デモ続く El Universoの記事
ハイチでは激しいデモが続いている。同国では汚職疑惑浮上をきっかけに、モイーズ政権の退陣を求めるデモが、首都ポルトー・プランスなどで行なわれている。同国は経済的に疲弊しており、この汚職報道が多くの国民の怒りに火をつけた。警官隊などとの対峙で死傷者も出ている状況だ。

■ホンジュラスでも闘争続く La Prensaの記事
ホンジュラスでも社会闘争が続いている。政府が保健、教育両分野の一部民営化などの方針を示したことに、教員や医師など医療関係者らが強い反発を示しているものだ。テグシガルパやサンペドロ・スーラなどで、激しいデモが繰り広げられている。政府側はこの事態を受け、対話の実施を呼びかけ始めた。

■マルティネリ氏、在宅逮捕へ El Universoの記事
パナマの元大統領、リカルド・マルティネリ氏は「在宅逮捕」の措置がとられる。同氏は在任中の手適切な財政対応や違法な通信妨害などの容疑で起訴され、昨年米国のマイアミから国内に、身柄が映された。司法が同氏について、在宅逮捕とすることを判断したものだ。

■ボラリス、エルサルバドルへ Aviación21の記事
メキシコのLCC、ボラリスがエルサルバドルを拠点化する。同社は新たに、サンサルバドルをベースに国際線などを展開するため、同国航空行政からの認可を受けた。同社は同国を中米のハブとする方針で、メキシコ国内のほか米国や中米各国などへの路線展開を視野に入れている。

■ブラジル、3社参入の動き MercoPressの記事
ブラジル航空市場には、3つの外国航空会社が参入の動きを見せている。国内はLATAM、GOL、アズールの3社が90%のシェアを占める寡占状態だが、ジャイル・ボウソナロ政権は競争を誘うため外国航空会社の参入を容認する姿勢だ。スペインのエア・ヨーロッパが、年内にも国内線の運航を開始する見通しだという。



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