2019.06.14

【ボリビア】

■サモラ氏、出馬断念 La Razónの記事
元大統領のハイメ・パス・サモラ氏は、10月の大統領選出馬を断念した。12日、サンタクルスで会見に臨み出馬を取りやめることを明らかにしたものだ。同氏は民主主義に訴えかけた手応えを語った一方、支持が伸び悩んだことから撤収を決めたとみられる。ほかの候補者のだれを支持するかは、明らかにしなかった。

■イロ港集約、進展への期待 La Razónの記事
イロ港集約議論の進展に、期待が集まる。この25日、ボリビアとペルーの共同閣議が、同国南部のイロで開催される。内陸国のボリビアは、外港機能をこのイロの港に集約する計画を進めており、この協議でこの件が大きく進展する可能性がある。両国の全閣僚が参加するこうした協議は、今回で5回めだ。

■大豆生産者ら、態度先鋭化 Página Sieteの記事
大豆生産者らが、態度を先鋭化させている。先週から生産者らは、大豆の買い取り価格の改定を求め社会闘争に入り、サンタクルス、ベニ両県を結ぶ道路の封鎖を行なっている。政府側との交渉が遅々として進まない中、生産者らはサンフリアンのコミュニティ全体に、この闘争への参加を呼びかけ始めた。

■オルーロ-ポトシ道封鎖 El Díaの記事
オルーロとポトシを結ぶ道路が、封鎖されている。国内随一の観光地となったウユニの交通事業者らが13日、突然開始したものだ。物流をめぐるウユニの行政担当者がコロコロと変わり、一貫した政策がとられないことにしびれを切らしたものだ。封鎖は24時間時限で、大規模なデモなどは行われていない。

■「フク」の一人が死亡 El Díaの記事
オルーロ県のワヌニ鉱山で、「フク」メンバーと警官隊との間で銃撃となり、フクの1人が死亡した。フクは鉱産物を横流しする犯罪で、この鉱山ではこのフクの横行が続いている。警察や軍による取り締まりが強化され、この鉱山内で両者間の銃撃に至ったものだ。死亡したのは16歳の少年とみられている。

■ワルネス火災、事故7件 Página Sieteの記事
サンタクルス近郊のワルネスで起きた林野火災で、連鎖的に事故が起きたという。大量の煙が発生したため視界不良となり、道路を走行していた車輛の事故が合わせて7件起きたものだ。しかしこの事故による死者や、重傷者は出ていない。この火災と煙のため、ビルビル国際空港の運用にも一時、支障が生じた。

■オルーロ、都市鉄道求める La Patríaの記事
オルーロの商工会が、都市鉄道計画の推進を求めた。国内ではコチャバンバとサンタクルスで、既存鉄道網を活用した、都市輸送鉄道の整備計画が進んでいる。市内に鉄道網があるオルーロでも、同様計画を推進しようと、同商工会が働きかけを始めたものだ。

■偽造ナンバー、密輸で横行 La Razónの記事
車輛密輸の際、偽造ナンバープレートの使用が横行しているという。ハビエル・サバレタ大臣がメディアの取材に答え語ったものだ。とくにチリから、盗難車が「カー・ロンダリング」の手口で国内に密輸されるケースが多い。この際、偽造したチリのナンバープレートをつけ、正規流通を装うケースが少なくないという。

■パラグアイ、薬物組織摘発 El Díaの記事
パラグアイの警察が、ボリビアの薬物組織を摘発した。小型機を使用し両国間で薬物輸送を組織的に行なっていたとみられる組織だという。この組織は、ブラジルやコロンビアなどの組織と連携し、この犯罪に携わっていた可能性が高いという。南米では薬物問題は、国境を越えた重大問題となっている。

■15日、グラン・ポデール開催 Ejuの記事
ラパスでは15日、市内最大のフォルクローレの祭典「グラン・ポデール2019」が開催される。カトリック行事と、フォルクローレ音楽、ダンスの催しが融合したもので、早朝から深夜にかけてパレードが開催されるものだ。この規模は、国内ではオルーロのカルナバルに次ぐものとなっている。


【ペルー】

■ギラン・バレー、死者6人に La Repúblicaの記事
炎症性多発神経障害のギラン・バレー症候群発症による死者は今年、6人となったという。保健省が明らかにした数字だ。国内ではこの難病発症者が全国的に増え、その数が446人となった。この原因について、ジカ熱など蚊が媒介する感染症の可能性が指摘されるが、未だに特定されていない。

■ルブレラス氏、チンチェロ計画擁護 La Repúblicaの記事
建築家のルイス・ギジェルモ・ルブレラス氏は、チンチェロ新空港計画を擁護した。クスコの現行空港に代わる新空港計画があるが、現在批判が高まっている。ルブレラス氏はこの批判に対し、新空港は地域の環境などに大きな影響は与えないと、空港計画を支持する姿勢を示した。この新空港は着工されたものの、汚職疑惑などで工事が中断している。

■トゥンベス、ベネズエラ人殺到 El Comercioの記事
コスタ(海岸)北端のトゥンベスに、ベネズエラ人が殺到中だ。政府はこの15日から、入国するベネズエラ国民にビザ取得を義務づける。これを前に、国内に入ろうとするベネズエラ国民が急増しているものだ。コロンビア、エクアドルを通じたメインルートの国境には、多くのベネズエラ国民が長い列をつくっている。

■パンアメリカン道、橋梁制限 El Comercioの記事
パンアメリカン道にかかる橋梁の使用が制限される。チクラヨと北部を結ぶレケ橋について、メンテナンス工事を行なうため一時、通行できなくなるという。このためこの道路を通る車輛などは、別の橋に迂回する必要が生じる。工事は15日程度で、今月末には完全再開となる予定だ。


【チリ】

■スカイ機、緊急着陸 BioBio Chileの記事
第10(ロス・ラゴス)州のオソルノからサンティアゴに向かっていたスカイ航空機がバルパライソ、コンコンの空港に緊急着陸した。同社はこの理由について、天候上の問題があったと説明している。この便はその後、サンティアゴに向かったが、一部の乗客はここで降り、それぞれの目的地に陸路で向かった。

■ワクチン、届き始める BioBio Chileの記事
インフルエンザのワクチンが、各地に再び届き始めている。冬を迎えてインフルエンザの流行が生じ、これまでに高齢者ら19人が死亡した。ワクチン接種の需要が高まったが、一方で希望者の急増でワクチンの不足が各地で起きている。保健省は急遽、再調達を行ない、現場に新たなワクチンが届き始めているという。


【アルゼンチン】

■マクリ、日本へ Télamの記事
マウリシオ・マクリ大統領は今月末、日本に向かう。大阪で開催されるG20サミット参加のためで、子日程を外務省が公表した。27日に訪日し29日まで滞在するという。日本の安倍晋三首相のほか、多くの首脳との個別会談を予定している。またこの訪問の前にはインドネシア、後にはフランスも訪れる。

■5月のインフレ、3.1% Télamの記事
国内のこの5月の物価上昇は、3.1%だった。国の統計機関Indecが明らかにした数字だ。この数字は3月の4.7%、4月の3.4%より低い。1~5月のインフレは19.2%、直近12か月のインフレは57.3%となっている。5月の物価上昇は分野別では保健が5.1%、交通が4.0%などとなっている。

■鉄道、高速化インフラ整備 Télamの記事
政府は国内鉄道網の高速化に向け、インフラ整備を行なう。貨物需要の高いベルグラノ線を対象に、平均時速を80キロまであげられるよう、必要な工事を行なうという。区間によっては走行速度を時速120キロとすることを想定する。鉄道輸送は一時斜陽化したが、現在は貨物を中心に再興している。

■拳銃暴発で強盗が死亡 Perfilの記事
トゥクマンで、店舗で強盗をはたらこうとした男が、保持していた拳銃が暴発し、死亡した。12日夜、ヘルメットをかぶった男が店舗に押し入り、店員を脅して金を奪おうとした。しかしこの際、銃弾が誤って発射され、この男の鼠蹊部にあたったという。男は病院に運ばれたが、出血多量で死亡した。


【エクアドル】

■LGBTQ、司法判断を歓迎 El Comercioの記事
国内のLGBTQ団体は、憲法法廷の判断を歓迎した。同法廷は同性婚の制度化を判断した。1997年、同性愛の初めての合法化判断がなされ、象徴的場所となったキトのラ・マリスカルではLGBTQの人々や支援者が、この「勝利」を祝った。近隣国ではアルゼンチンやウルグアイなどで、同性婚が制度化されている。

■Unasur脱退、20日以内に判断 El Comercioの記事
政府は南米諸国連合(Unasur)の脱退の是非を、20日に以内に判断する。欧州連合型の統合を目指し南米12か国で結成されたこの機関だが、イデオロギー対立などで空中分解しつつある。エクアドルも脱退の方針を示しており、この是非について結論を出す。Unasurの本部は、キト市内にある。

■ルミチャカの混雑はピークに El Universoの記事
コロンビアとの陸路国境、ルミチャカの混雑はピークを迎えている。この15日から、ペルーに入国するベネズエラ国民はビザが必要となる。この前に同国に入国しようとするベネズエラ国民が、国内を通過するため、この国境に殺到しているものだ。これら移民をダイレクトにペルー国境に輸送する、人道支援バスの運行も行なわれている。

■プラス・ウルトラ、国内に El Comercioの記事
スペインのLCC、プラス・ウルトラが12日、国内に就航した。同社はマドリードのバラハス国際空港とキト、グアヤキルを結ぶ三角運航路線をこの日に開設した。使用機材はエアバスA340-400型機で、就航記念として利用者の荷物を3つまで無料とする措置をとっている。


【コロンビア】

■若年層の失業率、18.5% Caracol Radioの記事
14歳から28歳の、若年層の失業率が18.5%まで上昇しているという。国の統計機関DANEが明らかにしたものだ。2~4月の数字で、この直前の3か月間の17.0%から、1.5ポイント上昇したことになる。国内ではとくに若年層の雇用確保が難しく、雇用のしわ寄せがこの世代に集中していることが数字上も表れた。

■経口避妊薬、激増 Caracol Radioの記事
国内では経口避妊薬の使用が、激増しているという。アンデス大学の調査で明らかになったものだ。今年、この医薬品の利用は前年比で倍に増えている。この背景には、国の医薬品政策の変更で、経口避妊薬が助成の対象となったことがある。薬局などで気軽にこの医薬品を買い求める人が、急増したという。


【ベネズエラ】

■ノルウェー対話中止求める Caracol Radioの記事
野党は、フアン・グアイド暫定大統領に対し、ノルウェーでの対話に参加しないよう求めた。二十政権状態で膠着化する中、ノルウェー政府がこの交渉の斡旋を図ろうとしているものだ。しかし野党は、軍を通じて国内に圧力を加え、さらに民主選挙を否定するニコラス・マドゥロ政権側との交渉は必要ないと断じている。

■マドゥロ退陣こそ最良 El Pitazoの記事
フアン・グアイド暫定大統領は、ニコラス・マドゥロ政権の退陣こそが最良の選択肢だと断じた。ツイッターを通じ国民に対し呼びかけたもので、同政権に忠誠を誓う軍に対しても、軍人や兵の個人レベルでの造反を呼びかけている。グアイド氏はこの中で、マドゥロ体制の存続は国を沈没させる、と断じた。

■新紙幣、やむを得ない判断 El Comercioの記事
経済アナリストらは、新紙幣発行を「やむを得ない判断だった」との見方を示す。中央銀行は新たに1万、2万、5万ボリバール・ソベルノ紙幣発行を発表した。昨年8月に実質5桁切り下げを行なったばかりだが、ハイパーインフレで既存紙幣の価値が損なわれ、この発行に踏み切るものだ。5万Bs紙幣は現在価値は、7.9ドルほどだ。

■国民の47%、移民を検討 Versión Finalの記事
現在、ベネズエラ国民の実に47%が、国外への移民を検討しているという。コンサルタント会社が行なった世論調査の結果が示されたものだ。経済失政による生活困窮から、国外に流出する国民が多い中、さらなる国民が移民を検討しているという。移民先としては29%がコロンビアを挙げ、チリが21%、ペルーが20%となっている。

■キャッシュレス化進める El Universalの記事
国内の銀行の団体は、キャッシュレス化を進展させようとしている。Sudebanで報告されたもので、電子マネー決済やQRコードによる決済などを今後、政府、民間企業などと共同で進めていきたいとした。この背景には、ハイパーインフレの進行で紙幣そのものの不足が生じていることがある。

■国境、3人拉致 El Colombianoの記事
コロンビア国境で、3人拉致されたという。サンクリストーバルとウラニャを結ぶ国境道を移動していた3人が、突然現れた武装集団に連れ去られたものだ。営利誘拐の可能性があるが、現時点で身代金要求などの連絡はない。3人の家族は、身柄を早期に戻すよう訴えている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ハイチ、闘争続く Prensa Latinaの記事
ハイチの首都ポルトー・プランスでは13日も、社会闘争による激しいデモが続いた。汚職疑惑報道を受けモイーズ政権の退陣を求めた動きが続いている。同国では経済が疲弊しており、こうした中に起きたこの疑惑に、国民の怒りが沸点に達している。この町とほかの町を結ぶ国道1号線は、封鎖状態が続いている。

■モイーズ、疑惑を否定 Kaos en la Redの記事
ハイチのジョブネル・モイーズ大統領は、自身にかけられた汚職疑惑を否定した。疲弊した経済に追い討ちをかけるようにこの疑惑が浮上し、首都ポルトー・プランスなどでは同政権の退陣を求める、激しいデモが続いている。こうした中同大統領は12日、裏金受取などの事実はなく、自身は潔白であると強調した。

■米国、オルテガ批判 Télamの記事
米国ワシントン政府は、ニカラグアのダニエル・オルテガ政権を批判した。同政権は新たに恩赦法を通じ、56人の政治犯らを解放したばかりだ。しかし米国は、解放されたこれら56人にはもともと拘束理由がなかったとして、オルテガ政権の強権的手法を非難した。解放されたのは一連の反政府デモに対する弾圧で拘束された人々だった。

■ホンジュラスでも闘争続く El Comercioの記事
ホンジュラスでも闘争が続いている。テグシガルパやサンペドロ・スーラでデモを行なっているのは、教員や医師など医療関係者らだ。政府が教育、医療についての民営化方針を示したことに対し、反発しているものだ。政府側は両分野に対し対話を呼びかけているが、現時点で前向きな回答はなされていない。

■ホンジュラス、デング注意 La Prensaの記事
ホンジュラス国内に対し、デングへの注意報が出された。同国保健省によると、今年この感染症により死亡した人の数が34件に達したという。とくに経済都市サンペドロ・スーラが、国内感染のおよそ4割を占めている状態だ。デングはネッタイシマカが媒介する感染症で、中米各国で感染リスクが年間を通じて存在する。

■メキシコ人、ロシアビザ免除へ Infobaeの記事
メキシコ国民は、ロシアにビザなしで渡航できるようになる。メキシコ、ロシア間での協議で合意がなされたものだ。観光やビジネスなどの渡航について、30日までの滞在ではビザ取得の必要がなくなるという。ただしビザなしで入国してから6か月以内に再入国する場合は、ビザが必要となるという。

■貿易摩擦、パナマに影響 La Estrellaの記事
パナマ経済が、米国と中国の間の貿易摩擦の影響を受け始めている。格付け機関ムーディーズが指摘したものだ。国際通貨基金(IMF)などは今年のパナマ経済の成長について、5%との予測を示している。しかしこの貿易摩擦の余波で、この成長が鈍化する可能性が高いという。

■WINGO、サンホセ-ボゴタ線 Naciónの記事
コパ航空傘下のLCC、WINGOが新たに、コスタリカの首都サンホセと、コロンビアの首都ボゴタを結ぶ直行便を開設する。同社が明らかにしたもので、火、土曜の週2往復の体制で9月3日からこの路線を設けるという。同社はパナマのほか、ボゴタも拠点となっており、往復の最低運賃は130ドルと発表された。



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